うらバン!浦和泉高等学校吹奏楽部
都桜和)
百合度★★★★☆

「らき☆すた」のキャラクターが登場し、こなたがつかさを可愛がったりみさおちゃんとみゆきさんが良い雰囲気だったりする……ように時々見えますがそういう話ではなく、可愛い女の子が楽器を演奏しつついちゃついてる漫画です。

公式サイトの立ち読みページ、これだけだと特に面白くないのに単行本で巻頭カラーの導入部と続けて読むとめちゃくちゃ笑える(笑)。

吹奏楽部の唯一の先輩部員の「ひとりフルート」(冒頭や後に出てくる顧問のつつじにほんとに「ひとり」と呼ばれていて笑った…笑)こと千夏は小さい女の子が持ってると可愛いということででっかいチューバを持たせ、ゆみのことがすっかり気に入ってしまったようですね。以後、手取り足取り教える……ということを口実に、後ろから抱きついてくるようになります。
普通に吹くのも大変なチューバにバレーボールを入れてからかって、完全に遊んでますね。
吹奏楽部員には必須!ということでさせている腹筋の最中もゆみの水玉パンツもばっちり確認して「ふふ」っと含み笑いをしています。
ゆみたちの入部祝いにと歌いながら鼻でフルートを演奏する千夏の技術はすごい。
デジカメを買ったのも実はゆみを撮るためだったらしい。撮った写真を見せられたゆみは激しく恥かしがっていますが、どんな姿を激写されたんでしょうね?
入部希望の他の女子が来ても、ちっちゃくなってるゆみを楽しみたいからと入部させることを渋ったりもします。
何でも1人で覚えてしまうゆみに教えられなくてしょんぼりする千夏ですが、気を使ってくれたゆみが「分かりません」と言ってくれて教えてあげる事になり、猫耳を立てて喜んで手取り足取り教えてあげることになります。
緊張すると小さくなるゆみが可愛くてわざと怖がらせ、手乗りサイズにしてますが、これが可愛いんですね。
演奏会ではいつの間にかゆみの座ってる背後に瞬間移動し、膝の上でだっこして歌にあわせてゴロゴロ甘えてしまいます。

コハルは吹き方が分からず、千夏に吹いてるところを正面から見てもらおうとしますが、唾をかけることになることは分かってないようですね。千夏自身はコハルに唾をかけることは厭わないらしいですが。
手本を見せるため自分の楽器を吹いてくれた千夏にコハルは「きゃー!先パイと間接キッスしちゃった〜」とはしゃいでますが、千夏によるとそれは(コハルが朝食べた)ギョーザ味だったということで濃いスキンシップですね。
コハルは好みではなかったのか、千夏にはあまり可愛がられないのですが、自分が連れてきたあさみんという女子には押さえられないトランペットのピストンを代わりに押してもらって「あさみん愛してる!」と抱きついて良い感じ。

後半登場する顧問のつつじ先生は千夏と似た性質があるのか、一目みてゆみを気に入ってしまい、自分のマウスピース(注:楽器が違う)を貸そうとしたり、座っているゆみの側から離れられなくなってしまったり、チューバを吹く姿に千夏と一緒に見惚れてしまったりします。


■冒頭の「らき☆すた」云々は、まぁそんな楽しみ方もありますよということだけですので不愉快に感じられた方がいたら忘れてください。私自身は全然気にならなかったし、この作品は既存の作品とは全然違う独自の面白さが感じられて非常に面白かったです。
百合とは関係ないですが、音楽を文字通り本当に楽しんでいる雰囲気が伝わってきて、その辺も良かったですね。