すもも★あんみつ (2) (完)
神堂あらし
百合度★★★★☆

1巻の紹介はこちら

ヒロインの李は残念ながら百合エンド……とはいかなかったんですが(男、鶯も含めてグダグダエンド)、ガチ百合のキャラ、木蘭の行動が強烈で面白かったし、結局意中の相手、撫子ちゃんも木蘭に触られることを次第に慣れてきて、最後のほうでデートをして手を繋ぐところまでは許す仲になりました。さすがに木蘭が強烈に求める、身体の関係まではまだ遠いようですが、撫子ちゃんは男っ気も全くないし、将来的には……と期待は抱かせるエンドでした。
メイドもメイド長に叱ってもらわないと気がすまないし、メイド長もメイドを叱らないと気がすまないSとMな関係で、脇ですがこちらも百合カップルが成立していましたね。

メインキャラが百合エンドとは言い切れないのになぜ百合度を★4も入れたのかというと、4コマの半分くらいを百合ネタが占めていたからなんですが、これがなかなか強烈で面白かったです。

描き下ろしの巻頭カラー漫画では、女子校でモテモテの撫子ちゃんが落したらしいブルマーに女生徒たちが我先にと群がってハァハァしていたり、学校から帰ってきた撫子ちゃんに李がベタベタ触って無事である事を安心する話が収録されていました。

自分のボロアパートを間違って爆破(←!)されてしまった撫子ちゃんは成り行きから木蘭の甘味屋に泊めて貰うことになりますが、一緒に寝るとかお風呂とか下着は共有とか制服は布面積が極端に少ないものとか、木蘭が言う前に自分で言い出してしまって逆に「撫子ちゃんのエッチー」と言われてしまいます。結局仕事を手伝うことになって「別に……その、あなたのためじゃありませんから」とツンデレ具合を見せてしまって木蘭も取り乱して興奮してしまいます。
そして木蘭の家に泊めてもらった翌朝、いきなり裸の木蘭が隣で寝ていて気だるげに「お・は・よ」と言われてしまうのですが、これは撫子ちゃんの夢だったのでした。しかし何気にいってらっしゃいのちゅーを迫る木蘭はやっぱり隙あらば、と考えているようですね。
撫子ちゃんの制服だけシースルーにしてもらうようリクエストする木蘭に、「私なんかの貧相なカラダ見て何が楽しいんだか……」と自分の身体にコンプレックスを持っている撫子ちゃんの胸をむぎゅっと触って、4ミリ大きくなったことを教えてあげる木蘭は優しいですね。撫子ちゃんも大喜びです(笑)。

龍の家のメイドも偵察に甘味屋にやってきますが、渋々ながらも「あーん」してあんみつを食べさせてあげる撫子ちゃんは優しいですね。
李と一緒に暮らしている間も「他の人にはナイショですわよ〜」と言いつつ、子守唄を唄って寝かしつけてあげたり、一緒にお風呂に入って頭も洗ってあげたりしてあげていたようです。撫子ちゃんと離れて暮らすようになって寂しくなった李が「き、きちゃった……」と意味深にやってきたり「撫子と一緒に暮らせないなら、楽しくないのだ!」と言う李に、やっぱり撫子ちゃんも李と一緒でないと落ち着かないようで、結局壁を取り壊して一緒の空間で暮らすことになります。

えー、上に書き出したのでまだ最初の4分の1くらいまでです。百合ネタはまだまだ続いてかなり多いです!続きは後日時間があったら!
主に木蘭の行動である場合が多いんですが、暴走系の百合ネタが、他の百合作品にはない強烈さがあって面白いですね。清楚な百合娘の登場する作品を求める人には合わないかもしれませんが、キャラクターの造詣自体は非常に可愛くて、暴走百合ネタとのギャップが映えてます。