フィギュ☆モ1
(中平凱)
百合度★★★☆☆

さりなをモデルにしたがって希うみらいと、モデルをやることに満更でもない気分になってしまうさりなの関係が面白い作品です。それにりんも時々気がある素振りをするのが良いですね。気軽に楽しめる4コマで、フィギュアやオタクネタに興味のある人は特に楽しめるでしょう。

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冒頭の描き下ろしカラー漫画では、本編でさりなに出会う前のみらいが、「どこかに私の運命の人居ないかなー?」と思い、理想の子を探していたところ、廊下の角でぶつかったさりなに運命を感じ、「明日告白してくる!」と決意を固めるプロローグが描かれていました。そして立ち読みページにもある通り、本編では「えっと……その……わ、私と付き合ってくださいッ!」と告白。いきなり告白されて赤くなるさりな。ここまでは普通ですが、その後相手がフィギュアを見せ「コレになってください!」と言い出したことからヤバイ系の人だと感じ、逃げ出すもののついに掴まり「一目惚れなのー」と押し倒されます。
「ファーストキスもまだなのに、こんなの……」と戸惑うさりなですがフィギュアのモデルになってくれと言われて少しほっとしたのもつかの間、「もちろんヌードになってポーズ取って貰ったり。嫌ならニプレスつけても……」などと言い出されやっぱり辞退しようとするものの、結局入部することに。

さりなはスクール水着を着させられそうになり一度は拒むものの、みらいの泣き顔を見て「い、一度だけだからね」と引き受けてしまいます。「さりな大好きー」とみらいは嬉しそうですね。
まずは手で感触を確かめるということで、さっそく胸やお尻など触りまくるみらいに、さりなもビクっと感じてしまいます。
その現場を他の女生徒に見られて、その子をなんとかしなければ、と探しに行くさりなですが、その子が落としたフィギュアを拾って渡してあげたところ、その少女りんには「ありがとう!お礼に私の事すきにしていい……」と伝えられてしまいます。りんんはさりなとみらいの仲が気になるようで、「2人は付き合っているのか?」などと聞き、「さりなをモデルにしてフィギュアを作りたい」と伝えます。

クラスメートもさりなに気があるようですが名前すら覚えてもらってない事にショックを受け、みらいに「はっはっは、キミとさりなの関係はその程度のようだね」と挑発され、「わ、私とさりなの方が付き合い長いんだからね!さりなは渡さないんだからーっ!」と抱き寄せみらいを牽制したり、ストラップなど自作するようになったさりなを「キケンな兆候ね。みらいさんには渡さない!」と守ろうとしたりします。

家のお風呂が壊れたみらいは、さっそくさりなの家のお風呂に入ろうとしますがこれは却下。女子部員皆で一緒に銭湯に行く事に。「さりなの生まれたままの姿が見れる!」と聞いて速攻でついてくることになったりんは、髪を下ろしたさりなの姿を見ただけでドキドキしてしまいます。裸になったところでさっそくさりなの胸を揉むみらいもすごいですね。
スク水の代わりに体操服を着てモデルをやることになったさりなのお尻も当然のように触るみらいに、部屋にやってきた人もまた誤解してしまいます。「今日初めてです!」と言い訳するさりなですがもちろんこれはウソ。触りたい時にいつでも触ってるんですね。

1巻ラストでは5人目の女子部員が入ってきそうで、この子も関わってきて今後どうなる……というところで終わっていました。

男はみらいの兄がフィギュア部顧問ということで登場しますが今のところ誰とも絡む気配なし。さりなの弟はみらいに気があるような展開がありましたが、みらいのほうは全くなびく様子もなく弟の登場も少なくそれっきり。女子部員の1人、りかはイケメンを見ると誰でも見境なく反応する性質ですが、気が多すぎて誰とも結ばれる気配がありません。しかしりんからの電話に告白されるんじゃないかとドキッとするシーンは良かったですね。

巻末によると、みらいが初期設定に比べてどんどんリリィな方向になってしまったことからこういう展開になってしまったようですが、どんどんこの方向で進んで欲しいですね(笑)。
さりながモデルのMIKOという女性に憧れていて、フィギュアを自分で一体作ったら会わせてあげるという話もあり、今後の展開も楽しみです。

同じ作者さんの作品、「えむの王国」の紹介はこちら