CANAANコミックアンソロジー

百合度★★★★☆(4.5)

百合的、作品的にも素晴らしいクオリティで終わったアニメ「CANAAN」のアンソロジーです。アンソロジーも百合な作品が多いですね〜。大半が百合要素ありです。
特に、ますやまけい先生のリャンチー→アルファルド百合が読めるとは感涙ものです!

以下敬称・タイトル略で各話紹介を。

カラーイラストはCHAN×CO、高原由先生がカナン×マリア、乃花タツ先生がアルファルド×リャンチーを描いているのですが、特に乃花タツ先生のイラストは、薄い服の上からお互いの胸を密着させていて、得意げなアルファルドと赤くなってるリャンチーがめちゃくちゃ良いですね。
扉絵でマリアとカナンが見詰め合ってる山本京先生のイラストもたまらないです。
表紙↑のマリア×カナンを描いているのは御心椎先生。これも雰囲気出てます。

・高原由 百合度★★★★☆
マリアがカナンにゴスロリ服を買ってあげるお話。途中で任務が入っても、マリアに貰った服を汚さないようにがんばるカナンに、マリアも抱きついて喜んでしまいます。

・森 百合度★★★★★
カナンとマリアが出会ってすぐの頃のお話ですね。2人でするあやとりに夢中になるカナン。あやとりの糸には色がついてないから好きだと言うカナンですが、マリアはキラキラして暖かい、優しい色だと言ってあげて、真っ赤になるマリアが可愛いですね。何気ない話ですが、単調なあやとりを2人でなら延々やっていても飽きないカナンとマリアがすごい良いなあ。多分このあやとりはセックスの暗喩なんだ(笑)。

・天空すふぃあ 百合度★★★★★
自分の全てを捧げると誓うリャンチーに「今ここで死ねと言えば、私のために死ねるか!」と押し倒して詰問するアルファルドですが、「喜んで死にます。姉さま」と死すらも喜んで受け入れようとするリャンに降参して「お前はたいした奴だよ」と言ってリャンも「姉さまの傍にいるためなら当然ですわ!」と嬉しそうです。

・凪庵 百合度★★★★☆
カナンにかわいい服を着させてあげることになり、着飾った可愛い姿にマリアとユンユンは興奮してしまいます。
そこへやってきたリャンはなぜかそこでメイド姿の姉さまをみつけ、一時迷うものの結局自分へのご褒美だと解釈して抱きつこうとするのですが、実はこれはかつらをかぶったカナンだったのでした。自分を間違えたことで本物の姉さまに怒られてしまうリャンは哀れですが、気にかけているアルファルドはちょっと良いですね。
凪庵先生はこのサイトでも何度か紹介しましたが、いつものまるっこいキャラクターではなく大人っぽい「CANAAN」の作風にあわせているのでいつもと作風が違いますが、これはこれで良いですね。作品も面白かったです。

・黄鶏 百合度★★★★★
マリアのおっぱいが肉まんのように豊満ではなくとも、「マリアのは形がいい!きっとすごくキレイで、すごくカワイイよ。マリアの肉まんは私のだからな」と言ってあげるカナンにマリアは照れてしまいますが、カナンはマリアの体の事を良く分かっていますね(笑)。

・うめ 百合度★★★★☆
カナンとマリアがデートしてる姿にはなんの興味も示さないリャンチーですが、アルファルドに関しては良い角度の写真を集めたり、デートをしてぐちゃぐちゃにかきまわされてしまうような危ないプレイを楽しむことを夢想したりして、夢中ですね。

奈春 百合度★★★★★
カバンを盗まれたマリアのため、泥棒を追うカナン。ついてきたマリアが腕を怪我をしているのを見て、消毒のためためらわずマリアの腕を吸ってあげ、マリアも真っ赤になってしまい、「かっこよくてどきどきする。カナンは王子様みたい、大好き」と言ってあげて、カナンも嬉しそうです。

ホネ 百合度★★☆☆☆
多忙なアルファルドのために、息抜きのため一緒に食事に誘ってあげるリャンが良いですね。カミングスはなんか勘違いしてますが(笑)。

安藤ひさ 百合度★★★★☆
部屋番号を教えたホテルから移動するはめになって寂しがるマリアですが、カナンはちゃんとやってきて、デートに付き合ってくれた時のお話。風邪で調子が出ないものの、せめともと小骨がつかえているマリアのため、後ろから首をたたいて骨を出してあげるカナンが良いですね。小骨がユンユンの口に入ってしまうのは濃いプレイかも?

ますやまけい百合度★★★★★
姉さまとパーティに行くということで自分もめかしこんで、姉さまのドレス姿もみて、「これこそ私の姉さま。リャンは一生ついていきます」とうっとりしたり、カナンに気を取られている姉さまを見て嫉妬し、「いくら私が想っていても姉さまの心の中はカナンでいっぱい。いっそ私がカナンを殺っちまうかぁっ!!ああん!?」と突如ぶち切れて怒りつかれたまま眠ってしまうリャンが可愛いですね。
そんなリャンの寝顔に触れながら「少し言い過ぎたか」とベッドまで運んであげる姉さまも良いです。この辺の描写は、作者さんのりゃんへの愛を感じますね。
妄想の中で姉さまとキスをしそうになるリャンがいじらしいですがさすがにこれは夢。しかし「私の腹を裂きその骨に刻まれた文字をお読みください。そこのはこう書かれているハズです。姉さまは私のすべてを」と宣言するリャンに、姉さまも「好きにしろ」と観念したようで「姉さま、愛してますっ」と誓いながら後をついていくリャンが良いですね。
ますやまけい先生は[es]にも参加されていた作家さんですね。うちのサイトでは「彼のお気に入り」という作品をとりあげたことがありますが、百合なのはもっと描いている人です。

・KAY 百合度★★☆☆☆
リャンチーが「姉さま以外に興味ないんだよ!」と言い放つシーンがあります。アルファルドが、「かわいいネコか……。まさに子猫のようなやつだよあいつは……。私の極楽浄土がどこにあるのかおかげでわかった」と言ってるのはカナンのことでしょうかね。かなり入れ込んでいるような様子です。

・ぴすとん☆☆☆☆☆
これは特に百合なし。

・麻璃音百合度☆☆☆☆☆
ハッコーさんの話で特に百合ではないですがこれはしんみりする良い話です。

・二階堂ぽち 百合度★★★☆☆
スティックシュガーでカナンを手なずける夏目が、せっかく紙袋いっぱい持ってきたのに他のメーカーので満足してしまったカナンに、少し寂しさを感じるものの、カナンは夏目からもらうスティックシュガーは「あなたの色」がついているからいつもより甘い、と言われ、嬉しくなってしまうお話でした。

アニメ「CANAAN」の紹介はこちら

掲載作品全部紹介しましたが、見て分かるとおり百合作品の割合は非常に多いです!やっぱりメインのキャラクターに百合属性を持っている女の子が多かった「CANAAN」のアンソロジーということで、百合度は自然と高くなりましたね。
リャンチーの一途な思いも良かったですし、マリアとカナンの関係を描いた作品も良かったです。カナン×マリアは肉まんを絡めた百合ネタが妙に多かったですが、確かに妄想心をくすぐるネタですね。「マリアの肉まんは私のだからな」これは名台詞かもしれない(笑)。