やまンこ! 1
井冬良 雑破業
百合度★★★★★(5.0)

ネコミミの生えてしまう少女ネネが、触ると落ち着く相手マコトと良い雰囲気になる作品です。帯の文句によると
何かに驚くと耳と尻尾が出てしまう山猫やまンこ憑きの少女・音々子。彼女を元に戻せるのは、いつもおっとりした眞琴に抱きしめてもらうことだけだった。
電撃黒魔王で大好評連載中のガールズラブストーリーついに登場!!

こちらにある立ち読みページではネタバレ対策になっているんですが、美少女2人に挟まれてる前髪で顔がよく見えないキャラが女子キャラで、登場するのはほとんど女子ばかりの作品なんです。

カバー下の絵の方が分かりやすいですね。

自分に自信がないマコトですが、自分を必要としてくれるネネに次第に心も惹かれていき、気丈に振舞っているものの田舎育ちなためか携帯も知らず勉強も出来ず都会で心元ない生活を送っているネネコも次第にマコトに惹かれていき、2人が相思相愛に近い関係になっていくほのぼの漫画です。
設定が設定なので当然ながら、女子同士のスキンシップも多い作品ですね。ネネのデレっぷりがたまらない……この作品は待ってました!3月の要注目百合作品ですね。
街中でしっぽを見られてしまった音々子(ネネコ)は千実(ちみ)から逃げているうちに眞琴(まこと)という子と会うことになります。木の枝の上立っていたネネコですが、下からパンツが丸見えになっていることに気付き、あわてて隠したところでバランスを崩して落下。やまンコならぬお○ンこをマコトの鼻先に押し付けてしまうことになります。
一見見ると男の子に見えるこのマコトが実は女の子。背が高いわりには運動神経が鈍く落ち込んでいるところを、ふとした拍子にネネコと抱き合った際、ネネコの耳やしっぽを消せることを知ります。ネネコの親戚の女性はマコトに抱きついて胸などをすりすり触って、マコトが憑き物を鎮める体質だから、ネネコが外で耳が出てもマコトにスリスリしてもらえば引っ込むことを教えてあげ、ネネコは以後耳が出るたびにマコトと抱き合ってスリスリしあうことに♪
カアアアと赤くなりながらも「えと…その…アンタはわたしにとってすっごい役に立つってゆーか、学校とかでなるべく一緒にいてもらえると助かるってゆーか…」と赤くなりながら言ってあげるネネコが可愛いですね♪

さっそくネコミミの生えてしまったネネコは朝からマコトを呼び出して「待ってたわよ〜」とネコミミパジャマ姿のまま、ガバっとネネコに抱きつくことに♪
役に立ってマコトも「えへへ」と嬉しそうですね。
学校でもしっぽを出してしまったネネコはマコトを女子トイレにつれていき、ぎゅーっと抱き合って妖しい雰囲気(笑)。
そんな姿をちらっとみてしまったクラスメートの女子、幾(いく…♀)はネネコのしっぽが気になりアクシデントを装ってネネコのパンツを脱がせようと親友の香倫(かのり…♀)と企んだりしますが、実際短パンを脱がされたのは幾本人だったのでした(笑)。しかし慰めて宥めてあげる香倫はほんとに幾と仲良さそうですね。

一方携帯の番号をマコトに教えてもらったネネコは、特に用もないのにマコトに電話をかけて「迷惑……だったかな?」「ううん……全然!」などとやりとりして2人で楽しそうに話し込んでいて良い雰囲気♪

追試が危ないネネコは「お願い助けて!」とマコトを自分の家に呼ぶことに。「ねねちゃんちにお泊りか……」と喜びをほわっと噛みしめたり、玉ねぎを切っているネネコの泣き顔にもドキドキしてしまうマコトが良いですね♪

お風呂に入ったネネコですが千実に乱入され、しっぽ……ではなく下の毛の生え具合を確かめ合うことになってしまうのが面白い(笑)。

夜は1人でトイレに行けないからと自分でついてきてもらっておきながら、ばっちりさせてしまったおしっこの音(このシーン長くて笑えます…笑)をネネコに聞かれてしまったと恥かしがるマコトですが、ちゃんとついてきてあげるネネコが優しい♪

マコトが、自分が小さくなってしまった夢を見た際はやっぱりネネコを頼って、服や下着まで見繕ってもらい、さらに「わたしが……一生面倒見てあげるわよ」と顔をすりすりしてもらって優しくしてもらう夢を見て嬉しがるマコトも良いですね。

単行本収録の本編はここまでですが、この後も雑誌掲載分では他の女の子がマコトに口をぬぐってもらってるのを見てネネコが自分も拭ってもらおうと口元をクリームだらけにしてしまったり、歯医者の診察室までマコトについてきてもらって、治療中も手を繋いでもらう甘えてマコトがそんなネネも可愛く思ってしまったり、泳げないのにマコトに誘われたのが嬉しかったからとプールまでやってきたり、生えてしまったネネの耳としっぽを隠すためマコトがプールサイドでいきなりネネを押し倒したり、帰る車中で、疲れて眠ってしまい顔を自分の元にもたせかけてしまうマコトに「しょうがないんだから……」とネネコが微笑んだりと、2人がさらに良い雰囲気になっていました♪

細かいことをつっこむとすれば、最初から扉絵などにも登場していて3人メインのお話になるのかな……と思っていたうちの1人の千実が、役割が弱かったせいで途中から影が薄くなっていて(よく見るとお泊りの際もネネコが呼んだのはマコトだけで千実は勝手についてきてるだけなのが泣ける…笑)、3人の女子のお話……というよりはネネコ×マコトの百合カップルのお話になっているのが作品的には欠点と言えば欠点と言えるかもしれませんが、百合的にはなんら問題なく大変結構なことですね(笑)。
この原作者さんの作品は、サイドストーリーだった女子2人の関係がメインになってしまう……というパターンがちょいちょいあるような気がします(笑)。

井冬良先生のサイトの2008年9月18日の日記によると
原作:雑破業先生!
作画:井冬良

の超片側強力9:1のパワーバランスタッグがお送りするマンガ
『やまンこ!』

が連載開始されます。是非お手にとって読んでいただけると嬉しいです。今までの僕の同人とか捨てて良いんでこれだけお願いします。むしろ同人は恥ずかしいの多いんで捨ててください。ちなみに44Pあります。あと4コママンガではないです。
まあ、当然今の僕の実力では未熟な面が多々あると思いますが、ここはその未熟なやつが成長していく様も含めてニヤニヤと見守ってやろうじゃありませんか。本人から言う発言ではありませんが!
いやー、すごい自然な流れで宣伝できましたね。自然すぎて一瞬宣伝とは気づきませんでした。宣伝です!よろしくお願いします!!
そんな謙遜なさらなくても(笑)。すごく面白いのはやっぱり絵が可愛いからでしょう♪私からも是非おすすめさせていただきます♪