える・えるシスター (4)
邪武丸
百合度★★★★★(5.5)

ガチ百合姉妹と、周りの百合カップルが織りなすドタバタコメディの第4巻です。
表紙、3巻までは女子2人の絵でしたが今回はやたらエロいふたがば1人いるだけで、ちょっと不思議な感じがしたんですが、カバー下を見たら納得。お姉ちゃんがストッキングのかたっぽを持っていっちゃったんですね。1人しかいない表紙でも、百合要素はちゃんと隠れているのでした。

今回の帯には「百合姫S」でこの作品のことを「現在最強のキャッキャウフフ。百合の剛速球。マジヤバい」と評していた倉田英之先生がコメントを寄せられていますね。
「アニメ化の際にはぜひお声を」と仰っていて、アニメの脚本を手がける気満々ですが、実現したらかなり面白いものが出来そうです。

巻末には「これっくす」収録の海の話が。珍しく一菜とふたばが一緒になって、ねね子を海に連れて行くお話が。海で裸足の感触が気持ち悪いふたばのために作ったねね子の靴はえらい重そうなので、これ履きながら海に入ると浮いてこれそうもないですね(笑)。

今回は険悪化していたふたばと姫宮もようやく仲直り……いややっぱり気は許せてないのかもしれませんが(笑)。
お姉ちゃんの(女の子との)浮気癖に嫉妬したふたばがねね子にいちゃいちゃしてしまったりするエピソードもおすすめですよ。
「ねね子お姉ちゃん……」とねね子先生の傍にはべっていちゃいちゃしたり、スカートを捲られ中身を見られたりするのをなすがままになっているふたばですが、これは装置でねね子に操られているからなのでした。ねね子先生は妹付きのお姉ちゃんライフを満喫していますね。
一菜は当然我慢出来ず、装置を奪い返そうとしますが操られている妹の怪力で跳ね飛ばされてしまいます。
ねね子がなかなか凶悪……に見えますが、実はこれはいつも他の女の子といちゃいちゃしているお姉ちゃんへに嫉妬したふたば本人がねね子に頼んだことだったのでした。
しかしお姉ちゃんの浮気癖は結構根が深いようで、妹の気苦労は絶えませんね。

学校でバレーをやることになり、ふたばと姫宮が再対決。お互いを狙ってのアタック攻勢が激しい(笑)。やっぱり溝は埋まってなかったんですね。
クラス対抗の際、「この機会にふたばさんとお近づきに」と張り切る同じクラスの地学部の川口さんにふたばは「うれしい『ふたば』って呼んで…ほしいっ」と顔を赤らめハートマークを飛ばし手を握り、本人に不埒な気持ちはないようですが、やはりジゴロ体質はお姉ちゃんと共通する部分があるようです。この件に関しては実はしっかりチェックしていた一菜に後ほど咎められることに(笑)。

部長と一緒にいるようになった洋のことを心配する和泉は、同じ姉として信用することを一菜に説かれるのですが、その際押し倒されて胸までぷにっとくっつけていて何気にエロい(笑)。
漫研部を手伝っていた洋を部長さんは「ほら……正式に部員になれば私もみっちり指導できるし」と顔を赤らめながら勧誘していて、恋心まであったかどうかは分かりませんが、洋に気があったようですね。しかし洋はやっぱり心配して見に来てくれた和泉と一緒にいることを選び、漫研部には入ることにならず、部長さんはちょっと残念でしたね。その代わり今いる女子部員たちをみっちり可愛がることにしたようですが(笑)。

第25話の扉絵では濡れ透け姿のふたばが色っぽいですね。この回は雑誌では巻頭カラーだったのですが、単行本にあたってはちっちゃいですが帯の後ろにその色っぽい姿がちゃんとカラーで収録されました。
お姉ちゃんに、朝一番に手作りのお弁当を食べさせようと早い電車に乗るふたばですが、電車の中で姫宮に出会い、いがみあっているうちに電車を乗り過ごして、2時間後にしか次の電車が来ないような駅まで着いてしまいます。そこで時間を潰す2人ですが、川で水をかけあったり、濡れたところを姫宮がタオルを差し出したりして、結構良い雰囲気(笑)。
結局お姉ちゃんが助けに来て、2人が仲良さそうに見えたものの、やっぱり気を許すことは出来ないと言い張る二人。しかし同じ台詞をシンクロして言ってしまったりして、やはり結構気はあっているようですね(笑)。

生徒会の制服を新しくしようという話が出た際は、洋と和泉がまたお互いに似合う服を見繕っていちゃいちゃしてますが、「イチャコラしてんじゃねー!」と飛び掛った桂たちが洋の服を脱がせていき、ドキドキする和泉ですが、洋の恥かしい姿が見たいので止めないんですね(笑)。
しかしそれをしっかり気にしていた洋によって後ほど自分もエロ恥かしいコスチュームを着せられてしまう展開に(笑)。
皆の前では恥かしくて出来なかったものの、実は興味があった桂は皆が帰った後でひとりで試着して鏡に決めポーズまで取ってしまいますが、羽生にはしっかりと見られてしまいます。
しかし「凛々しくて…素敵だもの……」と言ってもらえて、お互い真っ赤になってしまって初々しいですね♪

第27話は扉絵で幼い時のふたばのお尻に触っている母親に、邪な気持ちがありそうで妖しい(笑)。
お姉ちゃんにデートのお誘いをするふたばが大胆……かと思いきや、デート先は実家だったのでした。しかも母親の差し金でお姉ちゃんは母親に押し倒され責められる羽目に。


「これから百合オマエのことをジョジョって呼んでやるぜーぇ!」ってう〜んそれはどうだろう?(笑)しかし「アニメ化の際にはぜひお声を」とも仰っていて、アニメの脚本を手がける気満々ですね。この作品、すごく漫画的なコマ割りでストーリーが展開していくので、そのままではまずアニメになりそうもないと思うし、やるなら大きく手を加える必要があると思うんですが、逆に新鮮なものが出来そうですね。倉田英之先生がノリノリなこともありますし、実現したらかなり面白いものが出来そうです。


周りの女子たちの関係も完全に百合に見えるカップリングもいれば、完全にそうではないにしろそう見えるカップリングは多いですよね。今回もその辺も妄想しつつ、堪能すると面白いと思いますよ♪

1巻の紹介はこちら
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