くっつきぼし(前編)
公式)百合度★★★★★

トレーラーでも少しだけ観れた通り、「くっつきぼし」は女子同士のHな絡みがいっぱいのOVAでした!
女子高生のキーコとアーヤが、夏休みでひとけもない校舎の中で濃厚にキスを交わしたり、胸を触ったり股間に手を差し入れてHをしたり、お互いの部屋のベッドの中でHを続けたり、女子同士の絡みがめちゃくちゃ良いOVAでしたね〜。思わず何度も繰り返しみてしまいました(笑)。

百合ニュースさんあみもね☆にっきさん白百合の杜さんそれでも僕は生きてゐるさんのところの感想も参考にしてください。


「今日もいっぱいいやらしいことしたから疲れちゃった」「明日また、いっぱいしよう」トレーラーのこういうシーンももちろんじっくり収録されています。
キスも激しいし、喫茶店で相手の足の間に自分の足を入れる羞恥プレイもHです(笑)。成人指定のアニメではないですが、色っぽい雰囲気が出るよう、表現をよく工夫していますね。


成人指定はないですが、キスが糸を引いていたりスカートの中に手を差し入れるシーンなどもあり、アダルティな絡みもあります。それにしても雰囲気良いなー。

メインの女の子2人の声優さんは今井麻美さんと、一色みくさん。
今井麻美さんは「アイマス」の如月千早役の方ですね。ラジオとか聞いてましたよ(笑)。元気な方でしたよね。この方が女子同士の濃厚なシーンを演じられています。最初の喘ぎはちょっとオチがついてますが(笑)、机の下で股間を足で刺激されて喘いでいるシーンは本物ですね。トレーラーでは声がついてませんが本編ではついてます。色っぽい♪

エンディングを歌っているのもキーコ役の今井麻美さん。このEDなどを収録した「くっつきぼし オリジナルサウンドトラック」がamazonなど一部のチャネルで8月28日に発売されるようですね。ちょっと憂いを含んだ感じですが、この歌も良いですよ。

まだ予約開始してないので価格が出てないですが、こちらの商品紹介によると価格は1000円になりそう?ジャケットが良い感じですよね。

さて、早速視聴してみたんですが、女子同士の絡みシーンがめちゃくちゃ良かったです!雰囲気も良かったです!
……が、ひとつ断っておかなければいけないことが。
一般的にはネタバレは好ましいことではないので私も正直あまり気が進まないんですが、やはり百合物件を紹介する際にはこれは最初に断っておいた方が良いですね。
ラストで「少女革命ウテナ」のアンシーライクな男との絡みシーンがあって、前編はそこで引きになっています。いわゆる「レイニー止め」

しかしこれで百合エンドにならないわけはないと思うし、女子同士の絡みシーンはホントに良かったんですよ。

引きが怖いと言う人は、(機種によっては表示するよう設定して)経過時間にちょっと注意して、18分前後辺りから視聴を打ち切って(この後EDがありますから、全21分のうち男が絡むシーンは1分にも満たないんです)、女子同士のラブラブエロエロな絡みだけを楽しみつつ、百合エンドが確定(って言ってもほぼ確定だと私は思いますけど)する後編まで待つ……というのも良いかもしれませんね(笑)。
動画まで一人で作っている個人制作という制作形態上、後編が出るのは1年後ということで随分先の話になってしまうのはやむを得ないと思うんですが、それまで我慢して前編のラストシーンだけ見ないというのはすごいかも(もちろん単に買わない人は全然すごくないですが)。誰か挑戦してみません?私もそういう挑戦をする人がもしいるなら応援しちゃいますよ(笑)。

キーコは一年前の交通事故以来、超能力が使えるようになったようですね。そしてキーコは転校してきたアーヤにだけは力のことを打ち明け、以後アーヤ言われるがまま「実験」と称して超能力を目の前で見せてあげることになる日々を送るようになったようです。
超能力のことは打ち明けたものの、自分の恋心はまだ打ち明けていなかったキーコですが、寝ているアーヤにキスしようとしたところ見つかって、しかし引き寄せられて逆にアーヤの方からキスしてもらい、晴れて両想いに。

その後は夏休みでひとけもない校舎の中で濃厚にキスを交わしたり、胸を触ったり股間に手を差し入れてHをしたり、お互いの部屋のベッドの中でHを続けたり、この辺はめちゃくちゃ良いですね〜。思わず何度も繰り返しみてしまいました(笑)。
電車の音でかき消され気味ですが、買ってきて欲しいアイスの味を聞かれるアーヤは、「キーちゃんの、おっぱいの味」と、キーコにだけ聞こえるよう小さな声で、悩ましげな表情でアーヤを悩殺してしまいます。
「キーちゃんの太ももの味」と言ってペロリと舐めてるアーヤは、キーコの太ももも舐めてしまったようですね。

「私、キーちゃんのこと好きすぎて惹かれちゃったっぽいの」と答える表情は曇っていて、何か事情があることはうかがえますが、その言葉は嘘をついているようには見えず、やはり本心なんでしょうね。

ラストはうーん、引きを作ろうとしたんでしょうね。この流れでほんとに男とくっついてアーヤとキーコが離れ離れになるはずはないでしょう。「くっつきぼし」が「くっつかないぼし」になってしまう(笑)。

ラストも兄と絡んでいたのを見られてしまって「キーちゃん、待って!」と必死に呼び止めていて(キーコは振り切って走っていってしまうのですが)、アーヤにとってキーコとの付き合いが、単なる遊びではなかったことをうかがわせますし、百合的にバッドエンドで終わらせようという風には全く見えないです。

兄と絡んでいた理由の予想としては、兄が何か精神的な病を抱えていて、アーヤがそれを癒してあげてるとか?分かりませんがそんな感じなんでしょうかねえ。絡んでいたアーヤも楽しそうには見えなかった(頬が赤いのは全女子キャラの全シーン共通)ですし、何か理由はありそうです。
「少女革命ウテナ」の場合もそんなシーンはありましたよね。

女子同士の愛といえば悲劇が定番だった80年代以前とは状況が随分変わって、ここ最近は例えシリーズの途中でも、男と絡ませる引きを作ると一部の人たちから猛烈な不評を買うという法則があるんですが、今回の作品もそれにあてはまってしまったようです。多分今回も……。
「マリア様がみてる」もレイニーブルーの時のあまりの不評ぶりのせいか、あれ以来そういう引きは全くなくなったんですが、その代わり少し刺激が足りない展開になってしまったようにも感じました。
男が絡む百合が嫌いだという人の気持ちも分かるんですが、スタッフは頑張って作ってるし、そういうスタッフが作ったものを楽しんでいる人もいるんで、攻撃の矛先をそっちには向けないでほしいなぁとちょっとお願い。どうしてもという人はプリマステアさん石川プロさんもtwitterをやっておられるようなのでそちらから要望を出してはいかがでしょうか。

繰り返しますが、これで終りじゃないんですよね。続きもあるわけで、それは百合エンドになる可能性が高いわけです。
個人的にはこれだけ安い個人制作のOVAでそれくらいも許されないようだと、百合アニメが全部環境アニメになってしまうと思うんですが……。

このアニメは石川直哉さんという方が監督、脚本、アニメ制作など音楽以外のパートを全部1人で手がけられているという(!)個人制作アニメだそうです。
サイトの方を拝見しても「ストロベリーパニック」(特に玉青を…笑)を高評価されており、百合についてもかなり思い入れのあることがうかがえますね。

なにせ個人制作なんで、百合ジャンルの売れ線、売れない線の商業リサーチなんてものは出来なかったんでしょうね。もったいない話です。

個人制作アニメということで制作には1年もかけたということですが、動画まで含めて一人で描いているようで、大変だったことでしょうね。
今頃一部の人たちからの猛烈な批判が届いてスタッフも青くなっているんじゃないかと想像するんですが、気持ちが折れることのないよう、頑張って後編もクオリティを保ったまま、キーコとアーヤのハッピー百合エンドを作りきって欲しいですね。

(追記:う〜ん、少し男絡みの話をしすぎたかな。シーンとしては1分もないのに。不安をあおりすぎた気がするので、後で削ったり付け加えたりする予定です)

個人制作故のコストパフォーマンスでしょうか。DVDはかなり安いです。

こういう個人制作のアニメがレンタルに入荷するのかどうか私は知りませんが、レンタルしても値段はあまり変わらないような気がします。むしろ探す時間の方がもったいないですね。


個人的には、90年前後に一部ではすごく盛り上がっていた、OVAというメディアにも百合と同様思い入れがあるのでこの作品には頑張ってほしいですね。

OVAは90年中盤から深夜アニメが台頭してきたり、主要な宣伝媒体だった「アニメV」が休刊になったりしてブームは完全に消滅してしまいましたが、深夜アニメも結局テレビアニメの延長上にあるし、OVA最盛期に盛り上がっていた「戦え!イクサー1」とか「ガルフォース」、「吸血姫美夕(OVA版)」、そして「エスカレーション」……ああいう作品の持つ独特の雰囲気というのは、テレビで放送されていたアニメとは雰囲気が全然違いましたよね。
OVAには、独特の世界に一瞬で視聴者を惹きこんでしまう魅力があります。

そしてアダルト描写。これは決定的に違いますね。テレビアニメで規制してDVDで規制解除してお色気アップしたものと、「その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ」や「エスカレーション」のようにアダルト描写メインで作った作品とでは、全然違うじゃないですか。目的か息抜きか、それくらいの違いはあります。
やっぱりOVAにはOVAでしか出来ないことがいっぱいあるんですよ。

「その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ」も作画は坂井久太さんがひとりでこなされていましたが、この作品も同じように一人の方がアニメ制作を全部こなしていて、やはり超少人数による制作作品のようです。
どちらも個人アニメーターの熱意なしでは制作出来なかった作品でしょう。
百合アニメが観れることはファンとしてはありがたい話なんですが、しかしやはりこれはOVAの制作環境の悪さも感じられてしまいます。

熱意溢れる百合好きのアニメーターがいてくれるのは本当に嬉しいことなんですが、個人の熱意だけでは限界がある思うし、これはいつまでも続かない話だと思います。
もうちょっと環境が改善されないと、継続的にこういう百合アニメが発売されることは難しいはず。
個人アニメーターの熱意にいつまでも頼ってばかりいてはいけませんね。
うちのブログの宣伝もたかがしれてるし、一視聴者としては買うことぐらいしか応援する方法がないのはもどかしいんですが、なんとかこれを足がかりにして、百合OVAを作る環境が少しでも良くなると良いですね。私も心から祈っております。