トランスGALS(1)
たべ・こーじ
百合度★★★★☆(4.0)

まずは公式の紹介を引用しますと…。
箱入り娘で、男の人とも知り合わないまま30歳を迎えたお嬢様が、朝起きたら突然ピチピチのギャルになっていた!! 同じ境遇の元ヤンキー女・アヤとも運命的に知り合い、ドキドキワクワクのギャル×2ライフが始まった!! 2人は激変した人生にとまどってるけど、エンジョイしなきゃ始まらないでしょ!!
タイトルに「トランス」とあるので元男の作品じゃないかと思われるかもしれませんが、これは「トランスジェンダー」の略ではないのでそういうわけではありません。30歳になった女性が若くて綺麗な女の子になって、同じく若くなった女の子と出会ってアレコレするお話で、どちらも元から女、今も女なんですね。

というわけでお嬢様育ちで遊びもほとんどせず処女のまま30を過ぎてしまったヒロインが、ある日起きたら若いギャルになっていた、という話。
変身したヒロイン友里は自分の裸を見てひとりHをしてしまい、よっぽどカワイイギャルに憧れていたんですね。
彼女はフェロモンを出しまくっているらしく、服を買いに行ってもセクシーな服を勧められ、さらに欲情した女性店員に試着室まで押しかけられディープキスをされたりして襲われてしまいます。「ファーストキスが女の子……」と戸惑う友里ですがこの女店員は舌は入れるわ乳首は吸うわ股間も舐めるわで激しいですね(笑)。
友里はその場から逃げ出すのですがそこで出会った少女アヤは、女として生まれたものの心残りな少女時代を過ごしてしまって、なぜか若返ってしまったという友里と同じ境遇の女の子だったのでした。若くてカワイイ女の子の体に興味がある2人はお互いの体を見せ合いっこすることになり、胸をくっつけたりもんだり、さらには股間までクチュクチュしてしまいます。「ダメぇ…」と言いつつも途中でやめられて「やんもう…かなり気持ちよかったのに…」と名残惜しそうな友里は女性同士でもそういう行為をすることにすっかりハマっていましたね。
クラブに行って男に襲われた友里も助けに入り、容姿が挑発していたから相手をしてやったとほざく男にも「人を見た目で判断すんじゃねえ!」と飛び蹴りを食らわすアヤに、友里も涙を流して感謝して良い雰囲気。
マネージャー役になることになった女性まひろは、元々2人も憧れていたモデルで、2人もはしゃぐのですが、彼女は女性に性的に興奮するがちな女性。着替えもガン見、胸や腰を触りながら鼻血を出したり、撮影した写真も股間やおっぱいのアップばかりでアブない感じ。しかしそれでも「私、まひろさんならいいかも」とドキドキしてしまう友里が良いですね。


巻末に本編とは違う、別の作品や別の女の子のグラビアが収録されていてそれが百合ではないのでちょっと単行本の百合度は下げましたが、本編は良い感じですよ。


QRコードから携帯で試し読みが出来るらしいんだけど、上のから飛べるのかな…?実際に確かめられないので分かりませんが。

セクハラなどをしてくる男はたくさん登場してくるんだけど、逆にそういう行為が仇になって、ヒロインたちは返って男への嫌悪感を募らせて、男と結ばれる展開からはどんどん遠ざかっているように感じますね。今のところ誰か結ばれる様子のある男は全くいません。

雑誌掲載時読んでいた時も、女子同士の妖しい絡みがあるなぁと思って読んでいたんですが、単行本になったものを改めて読んでみると、絡み以外の精神的な絆のつながりのシーンも意外にしっかり描かれていますね。

巻末に予告があるとおり、2巻以降ではエステで女性同士エロいことをする展開もあるんですよね。

ギャルって自分でなりたいと思うことはあっても、特に漫画だと清純派が好まれる傾向があるんでそんなに好んで描く人はいないような気がするんですが、この作品の作者さんはめちゃくちゃギャルが好きそうなことが、読んでいても伝わってきますね〜。
ギャルで百合…なかなか見かけない作風が貴重でした!