コミック百合姫 7月号

百合度★★★★★(5.5)

リニューアルして4号目のコミック百合姫 7月号がいよいよ発売!
表紙絵、抱きついてる左の少女は全裸ですね。レジ持ってくのが恥かしい感じですが、中身の折り返しも女子同士全裸でセックスしてる絵で、買った後は嬉しい内容になっていますよ♪

冒頭はゆるゆり特集。放送局情報や特典情報など詳しく載っています。特集記事によるとオープニングのタイトルは「ゆりゆららららゆるゆり大事件」、エンディングのタイトルは「マイペースでいきましょう」、歌はともに七森中☆ごらく部(メインの声優さん4人)が担当するそうです。発売は7月20日ということでこれは楽しみですね。
アニメのピンナップなども載っていますね。

なもり先生の絵柄が超絶に上手いので比べてどうのこうの言おうとするとどんな絵もけなさなきゃいけなくなるんでそういうことはしないとして、アニメの絵もかなり綺麗ですよね。

・「私の世界を構成する塵のような何か」(天野しゅにんた)
本誌に登場するのは久しぶりな気が!再登場嬉しいです!
普段は控え目な風に見える彼女だけど実は夜は恋人の女の子とセックスをしたいという欲望を持っていて、それが我慢できなくて恋人以外の女の子の元へ行ってしまう…一方ヒロインは食事もセックスも貪欲ではない淡白な性質で…というお話。
うわーこれはいいですよ!しゅにんた先生の作品の中でも最高傑作なんじゃないでしょうか!これはしゅにんた先生の新たな代表作になりそうな予感…!

・「レンアイ女子課」(森島明子)

同居することになった鐘古さんとハトちゃん、キスをしたり暗闇の中顔が近づいてドキッとしたりしてしまう描写が萌える♪
城王さんは鐘古さんと結局結ばれそうな予感も漂ってますが、ハトちゃんとどこまでいってしまうのか気になる。
森島明子先生といえば新刊「星学院工科大学 夜間部」が5月25日に発売!森島先生にしては珍しく基本へテロ(編集者さんに熱烈にアタックされて執筆することになったそうですね)ですがこちらにもガチ百合な女性が登場しますし、描き下ろしも百合なエピソード(そのガチ百合女性のお話かな?)が収録されそうなので要チェック!

・「むげんのみなもに」(高崎ゆうき)
やっぱり2話冒頭で仲よくしてた幼女2人はみなもとキィちゃんじゃなくて○○と○○でしたね。で、あれがこうなってこれがそーなって…結末は実際に読んで確認してもらいましょうか。
予想以上に早く最終回になったのでちょっと心配していたんですが、見事にまとめられていました。良い作品になりましたね。
1巻では明らかになってない部分が多すぎてまだピンと来ないところもあったんですが、最終回まで読んでかなりの良作だと分かりました。
単行本2巻(最終巻)が6月18日発売!

・「ツインケイク」(青井はな)
6月18日に発売される百合姫コミックスに収録される第1話と2話が掲載されていますね。やはり良い感じ。今回収録の話はあとで書く予定の先行レビューで書きましょうか。この作品はかなり楽しみです。

・「アオハル・ラニングス」(再田ニカ)
本誌では初登場。描き下ろし百合コミックス「ローブリッター」や「百合姫Wildrose」の方ではお馴染み、ぷにぷにした柔らかそうな女の子の肌を描くのが上手い方ですね。しかし今回は陸上少女の締まった腹筋描写なども見れます。でもやっぱりくっつけあう胸はぷにぷにです♪
やらしい顔をしてえっちなことを考えてしまうすずが良いですね。

最後のコマでは、その後記録更新するたびにあげてるご褒美がエスカレートして女子同士あれこれしてしまっているように見える2人の様子なんじゃないかと想像してしまいます。
記録つけてる女の子は「百合姫Wildrose」6に登場したサカエちゃんかな?

・「茶の間の花」(タカハシマコ)
お茶の間で親戚もいる中での「男の子じゃなくて女の子が好きみたいなのよ」という娘のカミングアウトから、次々に明らかになる展開。上手いな〜。今回も絶品。

・「ふ~ふ」(源久也
第8話。冒頭同衾してるすぅちゃんときななが良いですね。でれんでれんしてるかなな姉ちゃんが可愛い♪「ちいちゃいのちゃん」もですが「おおきいのちゃん」という呼び方はさらにどうかと思う(笑)。単行本1巻が今夏発売!

・「あまいゆびさき」(小説:宮木あや子 挿絵:ロクロイチ)

今回もロクロイチ先生の挿絵が美しくてうっとり。
万里江と一緒の女子高に行くことになった真淳が照乃ちゃんと出会うことになるのか…という展開が来るのかと思いきやなんと今回はなんと照乃ちゃん視点のお話!
予想はしていたけど改めて描かれるとヘヴィーで生々しい環境ですね。カリンちゃんという少女に手を差し伸べられ、本当に好きだった女の子は真淳ちゃんだったもののお礼にキスを返したところカリンちゃんは立ち去ってしまって…カリンちゃんの気持ちが気になりますね。

・「hime cafe」
今回担当するのは竹宮ジン先生!竹宮ジン先生の言葉は共感したり深く響いたりすることが多いですね。ところで普段のブログやツイッターでのしゃべり方と違って関西弁丸出しなのは実際に会話してるのを後で文字起こしでもしたからなんでしょうかね?だとするとなかなか大変そうな気が…。読者投稿にうちのサイトでもお馴染み、おーらんどーさんのはがきが採用されていますね。おーらんどーさんおめでとうございます♪

・「sweet temptation」(竹宮ジン)
最初に告白しておいて意識させるかけひきとか、ご自身の体験談が生かされているような…(笑)。
田中さんが美味しそうに見えるようになってしまったリサが、更衣室で思わず手を伸ばしてしまって、チカから「ソレ欲情してんじゃん」と言われて戸惑うシーンも良いですね。

単行本「ラブフリッカー」の中で一番のお気に入りキャラだったチカちゃんが登場してるのは嬉しい♪
2冊目の百合姫コミックス「キラキラ」も6月18日に発売!

・COVER STORY「GIRLS UPRISING」(文=深見真 絵=カズアキ)

今回は戦場で出会った女性樹生と、幸美が激しくセックスをするシーンもあってエロい。織雅さまに協力して双子ちゃんを捕まえることになってしまった樹生ですが果たして…?面白い展開になってきましたね。

恋愛遺伝子XXドラマCDキャストインタビュー
竹達彩奈、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子さん4人の対談も掲載されているんですが、初対面で浮いてるメンバーなど誰もおらず、まるで皆数年来の仕事仲間、あるいは友人のような会話ですね…って当たり前ですけど(笑)。

・「ゆるゆり」(なもり)
52話。押入れから出られなくなるドラえもんちなつが可愛いなぁ。私ゆるゆりの中でちなつが一番好きかも。前やったキャラクター人気投票では最下位でしたけどね(笑)。今やってもあんな結果なんでしょうか?

傑作選、櫻子が向日葵にスイカの種を吐きかける濃いプレイしてる水着回のお話ですね。

直筆イラスト色紙100名プレゼント企画もあります。今回もゆるゆり特集があるから、雑誌は売切れてしまうところが出て来てしまうかもしれませんね。
単行本5巻が5月18日に今月の百合姫と同日発売!
6巻が6月18日に発売!
7巻限定版が7月16日に発売!…って激しいなおい(笑)。

・「りせっと」(なもり)
Febriに掲載されていた第1話。懐かしいですね。うちでもレビューしたので探せば過去ログのどこかにあるはず…。読みたい人は記事探してみてください(笑)。前髪長すぎて暗そうなこの頃のひろが可愛い♪

・「ゆりゆり CASE1」(なもり)
こちらも再録。レビューは過去ログ(以下略)
なもり先生大変そうですし、連続刊行の単行本にこれらの作品を収録してもいいんじゃないかと私は思うんですけどねえ…。
・「春待ちメランコリィ」(黒霧操)
新人さんの中で個人的に好みな作風だった方ですね。
表面は上京するいち子のことを祝福してあげてるように見えて、実は行ってほしくなくて春なんか来なければ良いと思っていち子の好きな花(それはヒロインに似ているから好きだったのですが)を踏み潰してしまうようなドロドロした感情もヒロインは持っていた、というお話。
一途に相手のことを愛する純粋な気持ちと、「どうかいち子が祝福する私だけを覚えていますように」と自分の都合の良い面だけを覚えていてもらえるよう願ったりする調子の良い気持ちが混在する少女の二面性を上手く描いていましたね。
前回の作品も可愛い作風ではあったんだけど、今回はさらに深みのある良い作品になりました。

・「欠け落ちて盗めるこころ」(大北紘子
この方は初登場ですね。携帯の方で掲載されてるらしいんで私は読んだことがない(と思う)んですが、ティーンズラブを描いている方らしくて絵柄も可愛いですね。意外とハードなお話でしたが本編のクライマックスのキスシーンを扉に持ってくるのが上手い。

・「チキンガール」(ねこ太)
二人とも頭が可哀相なのが愛くるしい感じ(笑)。
冒頭のキスしそうな2人はいいデスね。百合姫なんだから自重せんでもええよ(笑)。

・「きものなでしこ」(八色

やっぱり絵柄はかなり上手い。ただ編集部の意向でキャラクターを増やしたのが上手くいってないような気がする。無理にキャラクターを増やさなくても良かったと私は思うんですけどねえ…。
ちなみに前回掲載された同名タイトルの作品と似てますがメインの2人の名前(前回はあかね&莉子だった)も違ってますし、続いてるわけじゃないんですね。

百合姫コミック大賞
慎結先生が百合姫でデビューに至るまでの道のりを漫画にしたのが、言えないような話もいろいろぶっちゃけてて興味深いお話でした(笑)。女の子可愛く描くように指摘されたのは良かったですね。確かにこっちでデビューしてから女の子が断然可愛くなったと思いますよ。「ROSE MEETS ROSE」、確かに表紙カラーがイマイチなのは惜しいんですよね。損してると思う。中身はめちゃくちゃ良いのに。

・「あめ玉1ツ」(田仲みのる)
都会の煌びやかな生活をする真希より、田舎で飴玉なめてる姿の方が好きだと言ってあげる花撫と、それに赤くなる真希が良いですね。確かに雑多な都会に埋もれるより、田舎の方が女の子が可愛く見えるということはあるでしょう。

「午前6時の情事」(及川ジェンマ)
耽美で官能的で良い!楽しませてもらいました。
選評で読者からの厳しい意見をもらって云々書いてありますがそれはむしろ編集長の方にあげたいので以下文章はアンケートに続く(笑)。

・「百合男子」(倉田嘘
第3話。一読した時、かな×ひろみが濃い絡みをしていてもなぜか萌えなかったのは私の百合アンテナ(笑)の精度が高かったからか…ってそんなはずはないですね(笑)。
「百合道とは死ぬことと見つけたり!!!」このセリフ、この百合ブログを始めて以来何度心の中で呟いたことやら(笑)。改めて言うまでもなくその通りですよ(笑)。
女装っ子に言いがかりをつけてつっかかってくる啓介がやっぱり気ぃ違ってる感じで怖い(笑)。

こっちより「いつか王子さまが」の単行本の方が早く欲しいぞ…と思ってるのはナイショにしつつ百合男子単行本第1巻が今夏発売決定!倉田嘘先生の圧倒的ハイクオリティな才能の無駄遣いを見逃すな!

今回は個人的に、天野しゅにんた、青井はな、タカハシマコ、高崎ゆうき、再田ニカ、黒霧操、双川ジュンマ、深見真各先生の作品が面白かったですね。

今回も作家さんラインナップがだいぶ入れ替わっていて、新人さんの作品が面白かったですね。
ただ、昔から描いていた作家さんが少なくなってきて、まるで地元のサッカーチームが選手の移籍が多すぎてスタメンがガラッと変わってしまって、応援して良いのやら放出した選手に対する未練を経営陣にぶつけたら良いのやら迷ってしまうファンのような気持ちにもなってしまいました…。なんかドタバタしてる感じもありますよね。これはやっぱり今回辺りが震災の影響を(印刷面ではなく内容的に)一番大きく出ている号だと思うし、変則的なのは目をつぶりましょう。原稿を落とした、あるいはページ数が足らなかった作家さんも何人かいるような気もするんですが以下同文。
これからも編集部の方には頑張って欲しいものです。

今のところまだ在庫がある百合姫5月号の紹介はこちら
先々月号以前のバックナンバーは品切れになっています。欲しい人は品切れになる前にどうぞ〜。