お願い神サマ! 2(守姫武士)

百合度★★★★★(5.5)

「マリア様がみてる」ならぬ「アリマさんが見つめてる」に感化されてロザリオを授受して可愛い女の子同士、相思相愛になった…んだけどなんだか残念で楽しい展開が続いてるこの漫画も2巻がいよいよ最終巻!

今回もTMシチュエーションが満載!描き下ろしでは2人がついにキスを…って、ん?(笑)
この漫画は今回で最終巻ですが、男キャラ投入どころか2人以外女子キャラもメインキャラに登場させず、展開もいつもTMシチュエーションでドキドキさせつつしどろもどろになりつつ、残念展開を含みつつ最後はちょっと良い雰囲気で終わるという定型パターンで締めて、それでも毎回面白かったという神業の作品でした!むしろ神サマなのはこの作品のほうだ!(笑)これだけの素材でよく2巻まで続けられたと褒めてあげたい!堂々の最終巻です!

熱を出して急に大胆に迫るようになった柚梨子ですが、花占いなんかやりだしてやっぱり残念な方向に(笑)。

パーティではしゃいだ末胸の中で眠ってしまって思わず愛の言葉を囁いてしまった2人、あとから恥かしくなって会話もできないでいるのが初々しくて萌えますね♪

「アリみて」の映画にデートに行く2人。雑誌掲載時ちょうど「マリみて」の映画も公開されていたんですよね。柚梨子は真剣に観てる…と思ったらこれは実優の顔の方を魅入ってしまっていたのでした(笑)。一方実優は映画に真剣に観てるんですが、ジュースを飲もうとして間違えて隣にいる柚梨子の指をちゅぱちゅぱ吸ってしまうのがエロい(笑)。
鑑賞券はお互い買ってしまったので2枚あったのですが、2回行くよりも鑑賞券を記念にとっておいて、映画はBlu-ray disk待ちにすることにする2人。ブルーレイは私も買いましたよ♪あれは良いものだったのでした♪
実優の手料理を拾い食いしてしまい、実優からお嬢様の特訓を受けることになってしまった柚梨子は笑顔の練習をしてみせるのですが、ドキドキしすぎて苦しくなってしまう実優が可愛いですね。その後倒れこんでもつれてしまうのもTMシチュエーションです♪
柚梨子の髪の毛が実優のボタンに絡まってしまい、切らなきゃと言い出す柚梨子に泣き出してしまう実優ですが、裁縫道具を取り出してぱぱっとボタンを付け直してあげる柚梨子はお姉さまの面目躍如…と思いきや上着をシャツと一緒に縫いこんでしまいやっぱり少し残念なところは相変わらずなのでした(笑)。

親睦会でダンスパーティをすることになる2人…この辺も映画「マリア様がみてる」の影響っぽいですね。映画版はダンスのシーンがクライマックスでしたし。
姿勢を維持するためだとポッキーをお互いくわえて踊る妄想をする柚梨子は謎ですがエロい(笑)。実際に踊るシーンはドキドキしますね〜。まさにTMときめきシチュエーション♪

クリスマスの夜は、自分の恥じらいを捧げようとする実優がエロい。その後確かに恥じらいは捧げることに(笑)。お互い、クリスマスプレゼントには自分を捧げたい、相手がほしいと考えているところが良いですね。

実優と一緒に行く事になったカラオケの練習ということなんですが、コンサート会場を使う柚梨子のお嬢様っぷりがすごい。柚梨子は「アリマさんがみつめている」の挿入歌を歌うことに。
カラオケボックスに入ったものの、柚梨子は「向かい合わせなんて恥かしい」と思い、一方実優は隣り合わせなんて恥かしいと思い、椅子をぐるぐる回ってしまって可愛いですね(笑)。実優の歌う歌の世界に浸ってる柚梨子が亀になってる(笑)。
「ラブラブリーンヌ!今日の貴女を思い出してTMトキメキトゥナイト」と恥かしい歌詞を実優の前で歌って「だ…だ…大好きです!」とついに告白…したはずなのにハウリングで聞こえないのが悲しい(笑)。
聞き終わってお互い褒めあう二人。「なな夏目さん素敵だったわ!」「だ、だからそれは柚梨子さんなんです!」などと言い合うものの「でも嬉しいです!」と言ってくれて柚梨子は「もう夏目さん可愛すぎて…どうしていいのかわからないよ…」と顔を覆い、キューンとしてしまいます。

夏は別荘で2人きりで水着を着て、キャッキャウフフ…な妄想をすることに。

花火も妄想で実際には騒いだ分暑くなってるだけなんですが、それでも楽しそうな2人が良いですね♪

別荘まで車で一緒に行く2人ですが、柚梨子お嬢様を強引に押し込んで密着させ、右へ左への荒い運転でさらに2人をぎゅうぎゅうくっつけさせてあげる運転手さんは顔も名前もないですが女性のようです。気が利いてますね。

怖いから一緒に包丁を一緒に握ってほしいと実優が言い出すんじゃないかと期待する柚梨子の妄想は危なっかしいし謎ではあるんですが確かにTMシチュになっとる(笑)。

出会って1年になることに感慨に耽る2人ですが、大切なロザリオを投げ出しちゃったりしてドジなところは相変わらずです(笑)。
しかしそのロザリオを見つめていた柚梨子はなんと突然「こここれ返して!」と言い出してしまうんですが、これは卒業したら何も手に残らないのが寂しいからだったのでした。ここことかそそそとか、毎回2人がどもるのもこの作品の可愛いところ♪にしてもせっかく渡したロザリオを返してもらってどうする(笑)。
お互いロザリオは一生大切にするからと自分が持つと言い出し譲らないんですが、柚梨子はキャッチしたロザリオを持ったまま逃走。そのまましばらく顔を合わせられなくなってしまう2人ですが、その間も実優がいっそ自分がロザリオになって首にぶらさがると言い出してくれるんじゃないかと妄想してる柚梨子がお馬鹿で可愛い♪

一方後に残された実優は柚梨子さんが卒業することを寂しく思っていたものの、顔を合わせなくても手紙は毎日送って、受験の応援をしていたんですね。物や形に拘らなくても、自分たちの絆はこの1年で強く育っていたことを実感する2人。

最終回。思い詰めて言い出した告白とは、ロザリオはなくても絆が繋がっていることは確信しているからお互いにロザリオはもういらないという話だったのでした。毎日目が覚める姿をみたいとか、毎日あーんをしたいとか、最後は恥かしいセリフの連続…と言っているような直接は言っていないような(笑)。下の名前で呼び捨てもやっているようなやっていないような(笑)。学校が違っても思い出の場所のベンチにはいつでも来れるし、実優も大学は柚梨子と同じところを目指すということでまた2人一緒になれそうですね。
そして思い出のベンチにお互いの名前を書き、そこに雪が被らないよう傘を立て、一緒に歩いていくのでした…。このエンドも上手い!

これは相合傘を表しているんですね。ベンチの名前も、自分たちも相合傘にして、お互いが離れずいつまでも一緒にいられるようにしたいという祈りが表されていました。

最後まで読んでから冒頭の描き下ろしの後日談読んでたらなんか泣けてきちゃいましたね…。2人の思い出のベンチはジンクスとなって、女子同士結ばれる伝説になったんですね。大胆にも唇同士でキスを交わす女子カップルを見ながらも、それを影から見てる柚梨子と実優の方はまだ奥手なようで、キスやあれこれなどのエッチな進展はあまりないようですが、希望通り同じ大学に進むことも出来て、幸せに結ばれ続けているようです。

「マリア様がみてる」を読んで結ばれた女子カップルって実際いるのでしょうか?…と考えてしまった作品でした。いるとすれば多分オタクな女の子だと思うし、可愛い感じで残念な部分も多いと思うんですが、それでもこの作品みたいにいつまでも一緒にいることができて幸せに暮らしてるとしたら、こっちまで嬉しくなってしまいますね〜。

1巻の紹介はこちら

それにしてもロザリオを一緒にかけてしまっているこの表紙イラストはTMシチュすぎる!(笑)


お願い神サマ! 2(守姫武士)