おーがちゃん(1) コンノトヒロ
百合度★★★★★(4.5)
「ぷあぷあ」などで百合好きにもそろそろお馴染みになってきたコンノトヒロ先生の新作4コマです。
今回も冒頭から百合度高いですね。
ある日ヒロインのももえが下校途中に鬼っ娘おーがちゃんに、自分の今はいている虎縞パンツをあげるからまんじゅうをくれと下半身丸出しで申し出られたのが2人の出会い。
ファーストキスも交わしてしまい、トイレの仕方が分からないから目の前で見せてくれとせがむおーがちゃんに、ももえはあられもない姿を見せてしまいそうに。
そしてももえのことがすぐ気に入ったおーがちゃんは嫁にしてもらえることに。
さらに子供まで作ろうと言い出し、赤くなってしまうももえですが、その気充分。なにしろおーがちゃんの可愛いパンツを洗濯することに幸せを感じてしまうくらいですから(笑)。
おーがちゃんを追いかけてきたもう一人の鬼っ娘ジャキーはおーがちゃんの事が好きで結婚したいと思ってしまっているくらいなのですが、ももえがすでにおーがちゃんの嫁になってることを知ってショックを。しかしジャッキーは蕎麦屋の娘いぬきと同棲するようになって、こちらでくっつきそうな雰囲気ですね。
涼しくなったら抱き合えると嬉しそうなおーがちゃんが良いですが、節電でいつまでもそうしていられないのが切ないですね。でも偉い!
七夕の日はももえと2人で、ひこぼしと織り姫になりたいというおーがちゃんですが、第二織り姫にジャッキーを指名してるのが生々しい(笑)。
海で溺れた際はもちろんマウスツーマウスを…って相手が違う!しかも鼻から空気入れてるし色々間違ってる!(笑)しかしおーがちゃんとは口で人工呼吸してて良かったです♪
風邪を引いたおーがちゃんは「楽しかったぞ、わしが死んでも忘れんからな」と真面目に言ってるのに「頭が良くなったから風邪を…」と思ったり頭の熱でナポリタンを焼いたりするするももえが意外とひどい(笑)。ももえの尻にネギを刺そうとするいぬきも(笑)。
ジャキはウイルスをストローで吸い取ってあげるとおーがちゃんの唾液を吸ってるのがエロい(笑)。
終盤出てくるはーちゃんもジャキのことが好きで、再会していきなりキスをねだってきたりいぬきのノーブラの胸が気になる百合っ子のようで、彼女が今後どう女子達に関わってくるのかも気になりますね。
登場する男はももえの兄くらい。彼は鬼っ子に語尾を「だっちゃ」にしてくれなどと言ってきたりするオタクですが誰か女子キャラと結ばれる気配も全くなく雑誌掲載時の「ゆるゆり」第1回で出てきた兄貴程度の存在ですね。
意外と鬼ネタとかちゃんと考えてネタを作ってますね。「ぷあぷあ」に比べるとやけくそさ加減が控え目?個人的にはもっと乱暴な感じでやってもOKだったんだけど(笑)。
ただメインヒロイン2人が百合な関係なこの作品は、ヒロインより他のキャラの方が百合娘だった「ぷあぷあ」より百合度が高いです。
「ぷあぷあ」1巻(コンノトヒロ)の紹介はこちら。
2巻の紹介はこちら。
3巻の紹介はこちら。
おーがちゃん(1) コンノトヒロ