青百合 Story Of Club Activities

百合度★★★★★(5.5)

百合アンソロジーもいくつか刊行されるようになりましたが、それでもエッチありな百合アンソロジーはほとんどない…そんな中で唯一成人指定でエッチ描写もがっつりある百合アンソロジーがこちら!
サブタイトルが「Story Of Club Activities」となっていることからも分かるとおり、今回のテーマは「部活」!「あなたは体育会系?〜それとも文科系?部活動で織り成す、女の子同士の恋愛模様!」と紹介されています。
青百合は6月10日発売…ですがamazonからは発売日前にもう届いています(笑)。
amazonで注文しても、付録のしおり2枚はちゃんとついてきました。ちょっと嬉しいですね♪

「恋する戦略」(aoko
陸上部&料理部百合。
陸上の部活で汗をかいているゆうなに、料理部のさくら先輩にお菓子を差し入れしてしてもらうのが習慣になりつつあった2人だったけど、ゆうなが先輩のことを意識しすぎるようになったことや自分が汗くさいのを気にしていることから一時疎遠になってしまい…というお話。

しかし久しぶりに再会した際にはキスもしてくれて、汗くさいのも気にしないとアソコも舐めてあげるほど先輩はゆうなのことが好きなのが良いですね〜v
入っちゃ行けない芝生の上でダウンしてるゆいなや自分とゆうなの服を縫ってくっつけちゃうお茶目さんなさくら先輩も可愛い♪

「放課後オーバーフロー」(北尾タキ
元テニス部&美術部百合。事故でダブルスを組めなくなって、寂しくて後輩ちゃんのいる美術部に通ってる先輩ちゃんが可愛い♪見上げた際、内股の怪我が見えて思わず触っちゃうシーンとかもエロい♪
そんな先輩ちゃんが彼シャツみたな格好してるのがエロ可愛くてたまらなくなった後輩ちゃんは、有無を言わせず先輩ちゃんを押し倒してエッチをしてしまうのですが、先輩ちゃんは嫌などころか、自分も「好き」だと言いたかったと拗ねてるのがまた可愛いですねv


「秘密のシェイクスピア」(うめ丸&櫻井ミナミ)
演劇部でロミオとジュリエット百合!
作家さんサイトにもちょっと紹介されていますが、演劇部でロミオとジュリエットを演じている2人が美しい♪
ロミオとジュリエットを演じる女子二人ですが、お互い相手の演技がまぶしくて釣り合わない自分に嫉妬してすれ違ってしまうものの、部長の粋な計らいで体育館に2人きりにされた2人は心の中を打ち明けあいお互いに好きあっていることを確認。

本当に好きだということを劇の台詞を演じつつ証明、2人きりになったついでに身体も結ばれちゃうのでした♪

「ナイショの漢字レッスン」(みとうかな
漢字検定同好会百合…はさすがに予想外の部活だった(笑)。
背中に書いた漢字を当てるゲームがそもそもエロい!

背中だけじゃなくて胸やおへそやパンツの中までいじってしまってなおエロい!そんな行為をしているうちに体に何かを刻みつけられているように感じてしまうのも、何か普通のセックス以上の深い繋がりを作っているようで良いですね〜♪

「again −アゲイン−」(くろば・U
教師×生徒百合…というかフォレラブ支部百合?最後は自分たちで部活作っちゃいました…というお話。けーちゃんに何気なく迫っているクラスメートは前回「桃百合」で登場した、女の子をみんな食べちゃうおねーちゃんだw気をつけろけーちゃん!(笑)。
内気で友達の作れないけーちゃんと一緒に部活ごっこをして遊んであげてたせんせいですが、自身も教師は向いてなかった、実家からも逃げていて意外に孤独だったことがわかり、最後の「ありがとう、私といてくれて」がどちらの台詞ともとれるようになっているところも上手い。最後やや悲恋気味ですが、しっとりとして印象に残るお話でした。


☆キラキラ☆ファイター」(りーるー
バレー百合…というか作者さん曰くブルマ百合とのこと(笑)。
そういえば弓道で胸が大きいと弦が当たって痛いという話はよく聞くけど、バレーで胸が大きい女性選手はオリンピックでも結構見かけますもんね。胸が大きい子は弓道よりバレーが向いてるというのはあながち間違ってない話かも(笑)。
セッターの女の子純を奪いたい元エースで他校に転校した由希の取り合いに巻き込まれて勝負することになったヒロインのももかが由希によってあらかじめブラを取られていて恥ずかしくて勝負が出来ないのも面白いですが、言われ続けて切れたももいかがそれまでコンプレックスだったおっぱいをもはや隠さず丸だしで勝負して、由希がおっぱいに魅入ってしまって負けてしまう展開も楽しい♪

勝負も終わって由希と純は元鞘に収まってラブラブエッチ♪
影でその様子を見ていたももかも2人のエッチな様子にキュンとして、ひとりエッチをして涙まで流してしまうのは祝福の涙か快感の涙か…(笑)。
りーるー先生の作品にしては意外に一途な関係になりましたね(笑)。

「Catch☆Love」(みら(peachpulsar))
ソフトボール百合。バッテリーを組むピッチャー少女とキャッチャー少女が身体も結ばれてよりバッテリーに磨きをかけるお話。グラウンドで堂々と明日香にキスをしてしまう美はねも良いですが、部室でエッチしててもお咎めするどころか、より良いバッテリーになってもらうため女子同士のエッチのお膳立てをしてあげる女子部員たちが理解ありすぎて良いですね(笑)。

明日香のために女子同士のエッチの仕方を調べてくる美羽に、明日香も自然と濡れてしまい、バッテリーの相性もばっちりですね(笑)。

「ミューズ」(ウルツ
ずっとロックをやりたいと思っていたくせになぜか胡弓のお稽古をしてしまっていたとんちんかんな娘に、先輩がキーボードを教えてくれ、結局ロックバンドの一員としてでなく、お互いの楽器で一緒に演奏するのが理想だと気づきつつ、一緒に練習していた間に芽生えた愛を確かめるお話。私は趣味でギターとベースとキーボードをやってた(というか遊んでた)ことがありますけど、漫画とかだとそういうベーシックな楽器以外を題材にしたほうが面白いと感じてしまいますね。

あとがきにあるタイトルの由来がうまい(笑)。

「shoot!」(かんづめ
百合専門誌初登場のかんづめ先生が描くのはバスケ百合。女子から憧れられていた優先輩は失恋のショックから女の子とお遊び回っているという噂を聞いたヒロイン。まさか、と思っていたものの実際に部室で女子同士キスをしているところを見られ、つい「そんなのフケツ」と言ってしまったことから優先輩に絡まれエッチもされイッてしまうものの、自分にもして、と指示する先輩の言葉になぜか逆らうことができず、一生懸命ご奉仕したところ、先輩もそんな姿にきゅんと来て最後は一緒にHしあって、翌日「昨日は優先輩とあんなこと…もう恥ずかしくて部活に行けない…」と悩んでしまうヒロインですが、涼しげな顔で現れた優先輩は「確かに失恋のショックで自分を見失ってたけどもう遊びはやめる、好きな子見つけたから」とヒロインの頭を撫でてくれ、かなわないなぁと思うのでした。

最後ヒロインの嬉し恥ずかしそうな表情が良いですね〜。

■余談ですが私はソフトボール部とバレー部とサッカー部と卓球部と園芸部と…あとなんだっけ忘れた…に入っていたことがあります。…あちこち手を出すから何一つ身につかないという良い例。なので今回収録されてる部活についても、描写が正確かどうかなどレビューすることも出来ない(笑)。利き手がいきなり逆になってるりーるー先生のバレー漫画はさすがに最初おや?と思ったけどよく見たら両ききという設定がちゃんとあって、そういう設定があるからこそ最後のオチも決まってるのを見てさすが、と思いました(笑)。

■「白百合」は先輩×後輩、「桃百合」は姉妹、とテーマをきっちり決めて出しているこの色百合シリーズですが、これは意外に良い試みだなぁと改めて実感。百合専門誌は今や一つだけではないですし、これからもいろいろ出ることになると思うんですけど、出る度に「○○は○○より劣っている」等の主観で優劣をつけるコメントを聞くのもそろそろみなさん飽きてきたんじゃないでしょうか?いえ、私もレビューする文章が思いつかなくなってネタ切れになってくるとついやってしまってる話なんですが(笑)、そういうコメントははっきりいってつまんないですよね。
その点、このアンソロジーみたいに毎回テーマを作ってくれれば「○○百合」が好きな人にはあの本、「○○百合」が好きな人はこの本、というように、人に百合専門誌をおすすめする時説明しやすいですし、好みで本を選べるのは良いですよね。
テーマごとに百合アンソロジーを作るという試みは、ネット社会になって好みの細分化が進んでいるこの時代には即しているな、と感じました。

第1弾「紅百合 Girls Love H」の紹介はこちら
第2弾「白百合 Girls Love Paradise」の紹介はこちら
第3弾「桃百合 Forbidden Sisters」の紹介はこちら