咲−Saki− 10 小林 立


「咲-Saki-」原作ももう10巻目。今回は愛宕姉妹の姉妹愛…そして意外な規制解除が楽しめました(笑)。


こちらは雑誌掲載時のはっちゃんがゴッと何か(?)を放出しているところ。
これに単行本では加筆修正が入っています。よ〜く見るとものすごい加筆修正があるんです。この辺は単行本を買ってじっくり確かめてください(笑)。
…上半身に規制解除が入るんじゃないかという予想はしていたんだけど、まさか下の方に加筆修正が入るとは予想外すぎたw

姫松の愛宕絹恵は憧れていた姉と一緒のメンバーに入ることができたのが嬉しかった時の様子が良いですね。
なので試合が出来ることになっても大量得点で目立とうというという野心もなく、おねーちゃんが取ってくれた点を守ることが優先なのですが、その通りにリードを守ることが出来て偉いですね。

扉絵で一緒にいる様子も良い感じ。そして絹恵は、いずれお姉ちゃんに期待をかけられるようになりたいと思うのでした。

宮守の塞は熊倉先生がお風呂に入ってる時になにげにユニットバスのトイレに腰掛けて一緒に話ししてるのがすごい。便座は上がってないようですが…(笑)。
塞がかけてるロイド眼鏡は先生のもの…?熊倉先生は阿知賀編にも登場していましたね。

塞に穴を塞がれちゃうはっちゃんがエロい。というかはっちゃんはなにもされなくてもエロい(笑)。
9巻では表紙もつとめて、白望と明らかになにか深い関係があるだろうと思わせつつも9巻ではあっさり描かれてあまり活躍が見られなかったエイスリンですが、9巻の白望の回想シーンにはちゃんと出てきてますね。

席が近くなったことから、エイスリンがパンをあげたりして白望を餌付けしつつ、仲良くなっていったんですね。9巻の試合では良い結果を残せなかったエイスリンですが、そもそも彼女は麻雀をやったことがなく、大会に出たいみんなのために最初から覚えて大会に出ることになったんですね。健気です。
エイスリンはニュージーランドから来た女の子ですが、同じ岩手から来たはずの豊音はさらに遠くの異世界からやってきた生物のように見える(笑)。しかしそんな彼女も以前は友達がいなくて寂しかったところを、先生に呼んでもらって一緒に麻雀を打つことが楽しくて、涙まで流して喜んで可愛いところがあったのでした。
だから得意技(?)の裸単騎をやる際「ぼっちじゃないよー」と宣言して、自分が宮守の女子たちと一緒であることを確認してるんですね…ってこの行動も強烈だなー(笑)。

相変わらず小林立先生はキャラクター作りが上手い。

今回はいよいよ和と咲が登場!……なんですが、あんまし目立った活躍してなくてわりとステルスしてます。(^^;咲×和の百合カップルファンには物足りないかもしれませんが、まあ咲や和が他の相手に惚れてしまう展開はないんでそれは安心ですね。
最近の「咲-saki-」は次々出てくる強烈な個性を持つ女子キャラが次々百合ってるのが楽しいことが多いです。


今回注目なのはやっぱり愛宕姉妹でしょうか。表紙にも出ている妹の絹恵が楽しそうなのは、やはり隣…つまりカバー折り返しの部分に姉の洋榎がいるからというのがまた良いですね。

「咲-saki-」原作もいよいよ10巻ということで2桁ですね。麻雀ブームなんか全然来てない上、麻雀漫画としては酷評されることが多いこの漫画がここまで来れたのもひとえに百合ブームがあったからと言っても過言ではないでしょう。そしてこの漫画は強烈な女子キャラの個性に対するツッコミどころも用意してあるし、あざといっちゃあざといんですが、百合妄想を誘発させるのが上手いんですね。まるで檻の中にチーズがしかけてあるネズミ取りのように読者を確実に百合妄想に導いてしまう引力がすごいです(笑)。

9巻の紹介はこちら