新世界より1及川徹 貴志祐介

百合度★★★★☆(4.0)

表紙にもなってるヒロイン早季が、幼なじみで友情以上の気持ちを持っている女の子、真理亜と女子同士セックスをしてしまうところまでが収録されている単行本です。

幼なじみで、小学校の頃から一緒だった早季と真理亜。早季がなかなか呪力に目覚ず、卒業できなかったことからしばらく離ればなれになってしまいますが、ようやく呪力に目覚めて再会した際は抱き合って喜び合います。

再会してすぐ、一緒にお風呂に入ることになり、後ろから愛おしそうに早季のおっぱいを洗う真理亜が大胆ですが、前に回り込んで股間まで洗う麗子がさらに大胆です(笑)。
そんな麗子に早季もおっぱいを洗ってあげ、呪力が足りなさそうだから一緒にいられないかもと弱い気持ちを持っていることに気づいた早季は、自分が守らなきゃと、麗子を後ろからぎゅっと抱きしめてあげるのでした。

その後麗子がいなくなった後、早季と一緒にお風呂に入る真理亜は、男と浮気してないか聞いて迫ってくるのですが「ないない」と否定する早季は、「ねぇ早季…私のこと好き…?愛してる…?ちゅーしてもいい?」と聞かれ、「うん、いいよ」と答える早季が良いですね。

そして外来種のバケネズミから逃れるため敵か味方かよくわからない国内のネズミの住む怪しげな地下コロニーで一夜を明かすことになった早季ですが、夜中に真理亜に「色々あって神経が苛ついてるでしょ。だから…」と迫られることに。

どーしたの急にと思いつつもちゅーをされると気持ちよくて拒否することが出来ず「ちゅーは反則だよ…」と思いつつも真理亜に身を委ねてしまう早季。「舌を出してごらん?そしたらも〜っと良くしたげるよ」と聞く真理亜に、最初は唇をきゅっと閉じつつも、結局欲望に勝てず、舌を出して真理亜と舌を絡めてセックスを続けてしまう早季が良いですね。


「早季…私のこと好き?ねえ好き?」と聞く真理亜に「うん!うんっ…」と答えつつ早季はイってしまうのでした。

1ラウンド終わってピロートークをする仲で、早妃は真理亜が強がっていても本当は弱い自分が嫌われてしまうのではないかと不安な気持ちになっていたことを知ることに。
そんな真理亜に早季は「大好きだよ。真理亜のきれいな赤い髪が好き。意地になっちゃうところも好き。本当は誰よりも優しいところも好き。これからもずっと一緒にいよ?真理亜が弱いなら私が強くなるから。ずっと大好きだからね」と愛の言葉をかけた後、「…それに誰がエッチな女の子だって!?今夜は寝かさないからね!?」と自分からも反撃。

第2ラウンドは早季の方から攻めてあげることになるのでした♪

自分の指を色っぽく舐めた後、物欲しそうな表情をしていた真理亜を激しく喘がせて…って指を挿入しちゃったシーンなんでしょうか?(笑)道具…はその場にないから使わないのは当たり前として、プレイが貝合わせとかになったりもせず、少年漫画にしては意外とリアル寄りなのもポイント高い(笑)。

感動した!猛烈に感動した!何に感動したかって、単行本に収録されたのがちょうど、幼い頃から仲良しだった女子2人がセックスしちゃうこの4話まで収録されてることに!本当に素晴らしい百合漫画でしたありがとう!

1巻では早季が男のことを見て頬を染めるシーンなどはありますが、男とのキスなどの接触は1巻ではないです。女子同士の絡みは上記を見ての通り(笑)。
ちなみに5話以降は百合的に雲行きが怪しくなってきますが、全1巻の百合漫画として楽しめば良いでしょう(笑)。

原作にも百合展開はあるようですが、この漫画版ほどの濃い描写ではないらしく、私も未読です。原作を知らない百合好きから感想を言わせてもらうと、男3人が早くバケネズミに食われて消えて、2人だけ生き残った早季と真理亜が熱く結ばれてほしいと思わざるを得ません(笑)。

小説が原作ということで設定はたくさんあるようで、時々シーンの切り替わりですごい時間が過ぎてたり、場所が急に変わったりするところがあって、原作の展開を端折ってるっぽいなぁと感じることはありますが、まあでも最低限のことはわかります。アニメより漫画の方が分かりやすいという感想が多いですね。

アニメも今のところはそれほど百合要素の強い展開ではないようで、もちろん百合セックスのシーンもまだ放送されていないようです。しかし漫画版のように濃い百合展開があるようなら見てみたいですね。

原作を読んだ人の感想をちらほら聞く限り、この作品は百合メインのお話というより百合要素もあるお話なようで、先の展開にはそれほど期待していないし、1巻を買うのは予定通りでも正直2巻以降は今のところ買う予定もないんですが、もし雑誌で百合要素がたくさん入ってくるようになったら、2巻以降も買いたいですね。なにしろ単行本も定価440円と、すごく安いことですし(笑)。