ヲタ充 1(柚木涼太)

百合度★★★★☆(4.0)

今一番私がハマってると言っても過言ではない作家さん、柚木涼太先生のオタク女子同士の百合百合な絡みのあるお話!実は実話系の漫画だったことがあとがきで明かされてさらにびっくり!な漫画でした(笑)。

こちらに試し読みページが。

柚木涼太先生、特に今年になってか百合漫画をたくさん描かれていて百合だしエロいし頭おかしいしでハマりまくってる作家さんなんですが、その柚木涼太先生の作品の中でも特に好きなのがこの作品なんですよね。

amazonの紹介によりますと…
高校に入学した下山要はヲタ友を欲する腐女子。着信音がエロゲだったクラスメイト・武石蓮に勇気を出して話しかけたところ、とある部活を紹介された。その部とはイケメン間宮が部長を務めるヲタ友作りのための部活で
で…どうしたー!
内容紹介の続きが気になるという方のために私はレビューを書くのです(笑)。

腐女子なヒロイン要はヲタ友の女子を見つけるため、同じヲタクがいるらしい部活「僕たちはヲタク友が少ない部」略して「ヲな部」に訪れることになることに。そこで出会った先輩陸はいきなり「僕と契約しないか」などと言ってきて言動は変だけど、イケメンで格好良いと思っていたところ、スカートを履いて女装しても可愛くて要はときめくのですが、実は陸は普通に女の子だったのでした。

要の隣の席だった女の子根岸はBL好きだったのですが、陸が女の子だと気づかないために、陸をしきりに意識してしまうことに。
そんな根岸もヲな部に入部するものの、蓮に教室で緊縛されてしまってエロい。そして一緒にしたいと自分から申し出る要も良いですね。


要は陸にキスしてもらえて良かったですね。めがねにですが(笑)。
ヲな部の女子達はロケに行かねばと公園へ出かけ、そこでコスプレをすることになるのですが、絡み合ってる絵が必要だと女子同士あれこれ体位を試すことに。

挿入してるような格好もしてて激しい。女子同士だから実際はつっこむものなんてないんですが(笑)。
一見攻な陸は最初こそ女子相手に攻める格好をしようとしたものの、結局は他の女子に攻められまくり。何か胸に異変を感じてこそこそトイレに行こうとして何か怪しい雰囲気だったのは、胸に巻いていたさらしがほどけてしまったんですね。

そこを見逃さず、隠していたけど実は大きかったおっぱいをさらけだされ揉んでしまう蓮が激しい(笑)。
ビラを配りに行くヲな部はコスプレして気合入れようと陸部長がせっせと手作り衣装を作ることに。
セクシーな衣装を着せられた根岸は、自分のおっぱいを陸が見たいのかとドキドキしてるのが良いですね。

そして蓮はご褒美にと情熱的なキス(唇同士…多分!)を陸にしてあげ、陸も昇天してしまいます。気絶した陸を女子達は写真でパシャパシャ。相変わらず女子に人気がある陸なのでした(笑)。

良いものを持ってるから見せればいいのにと陸のおっぱいを露出させようとしたり、オタショップで会った生徒会の女子を落として「レン…さま」と呼ばせてしまう蓮がすごい(笑)。

真っ赤になりながら根岸が陸とラブホから出てきたのをみて要はドキドキ♪
あれやおれやしていたのだろうと妄想する要が可愛いですね♪陸は根岸をナンパ男から守ってあげてたんですけど(笑)。

髪型を変えてみたもののやっぱり盛りすぎな根岸は蓮の家に行くことになるのですがなぜか陸の家に辿り着いてしまった…と思ったら、なんと蓮と陸は同棲していたのでした。
陸の男っぽい部屋のベッドの下には大量のエロ本があってますます男っぽい、さらにそのエロ本に映ってる女の子はみんな蓮っぽい容姿で、陸が蓮に気があるのかと心配してしまう根岸ですが、これは蓮自身が仕込んだものだったのでした。自分そっくりの顔を思い浮かべながら欲情する陸の姿が見たかったという蓮もすごい(笑)。

なにげに蓮にパイタッチする根岸に、要がうらやましいから自分もさせてとお願いしてるのが良いですね♪

帰り際部屋で、大きなブラジャーを見つけ、陸が女だと知らない根岸さんは陸の部屋にはブラジャーを脱ぐような女がいるのかけしからんと思い、思わずそのブラジャーを持ってかえってしまい、匂いでそのブラジャーの持ち主を嗅ぎ分けて見つけだして懲らしめてやろうと考えるのですが、持ち主は陸。くんかくんかしても陸の匂いしかしないのでした(笑)。
コミケに行きたいと言いだした要に、自分にはまだはやいだろうとはり倒す根岸。親密になったからうっかりひっぱたいてしまったと後ほど謝る根岸ですが、要はそんな風に親密な相手にぶたれることに快感を覚えるようになってしまったのでした(笑)。
コミケはまだ早いからと、代わりに中規模の同人即売会に行くことになった要たちですが、女子ばっかりのそのイベントでもやはり陸は女の子たちにモテモテ。
一方蓮はなにやら女の子に自分の憧れていたBL作家だと声をかけられてしまうのですが「私は女の子が好きなのよ?ホモとか気持ちわるい。死ねばいいのに」と必死で否定。しかし実は中学生の頃右も左もわからなかった頃、BL同人を描いたことは事実で、でも今は百合で女の子が好きと、自分の手ではだけさせた陸の胸に顔を埋めながら泣いて悔いて、陸たちも許して(?)あげる蓮がいじらしい(笑)。

感動した要は調子に乗ったため蓮にお尻に薔薇の枝を刺されてしまうのですが、これも嬉しいという要がどんどんどM化しています(笑)。

■と、1巻はここまで。もうちょい収録されるとさらに百合的にも面白いところがあったんですけどね〜。2巻に乞うご期待!

帯で、「3年2組呪い屋さん」と一緒に買うと当たるという懸賞やってるんですが、景品は百合百合なイラストですね。百合要素どっちもあるんで百合好きは応募もしやすい!

基本4コマですが、nanoエースの漫画の多くがそうであるように、非4コマのショートパートが非常に多く、見せるところは見せてくれて、メリハリもある作風ですね。4コマが苦手という人でも気軽に楽しめる作品ですよ♪

ヒロインが誰かと結ばれる展開がメインなお話ではないので、ほぼ同時発売の柚木涼太先生の作品、「3年2組の呪い屋さん」が百合度(5.5)の★5つなのに比べればそれよりは低いですが、この作品、ヒロインの影が薄いのと対照的に、なんか密かにデキてる雰囲気もある陸と蓮(それは2巻以降さらに明らかになります)は存在感強いし、他のキャラクターも百合属性たっぷりなんで、意外に百合度は高く感じられるかも。
「3年2組の呪い屋さん」は最初からあまりに百合度が高すぎて、キスして結婚まで申し込んでしまったんでお話が全1巻で完結したのもやむなし、という感じでしたが、この作品はまだまだお話が続いていく余地があるのも良いですね。いえ、陸と蓮はキスやそれ以上のこともあれこれしてはいるんですが(笑)。

登場キャラは皆オタク女子ということで、わりと身近にいる感じの子が多いのも良いですね。萌え絵でフィクション要素はあちこちにあるんだけど、なんかそれでも女子同士のやりとりが生々しくて、妙に萌えてしまいます。特に根岸というキャラクターなんて…ってこの先はひょっとして言ってはいけないことなのか?
…とか先行レビューで気を使って書いてたら、単行本のあとがきで蓮、根岸、陸にはそれぞれモデルがいて、ノンフィクションと言って良いか分からないほどほぼエッセイ漫画だという衝撃の事実が語られててえええ!?…と思うのと同時に、やっぱり…とも思ってしまいました(笑)。ただの萌え漫画にしては、やりとりが妙に生々しかったですしね。これを知ってから読み返したら、作品の見え方が全然違ってきました(笑)。ナマモノ百合は好みが別れるかもしれませんが…個人的にはこういう風に漫画にしちゃう表現方法って大好きです(笑)。
柚木涼太先生の周りにいて、楽しいネタを提供してくれるお友達たちにも感謝v

個人的に好きなキャラクターはずばり陸ですね。
こういうボーイッシュだけど実は女の子というキャラクターは柚木涼太先生の作風の中では異色のキャラクターだと思うし、私自身も別にボーイッシュなキャラクターが特別好みというわけではないんですが……初めて陸を見た瞬間、なんかびびっときちゃったんですよね。一目惚れと言っていいかも(笑)。それ以来柚木涼太先生の漫画が気になって仕方なくなって読みあさるようになったから、陸は私と柚木涼太先生を引き合わせてくれたような存在ですね。
ナルシストでおっぱいも大きいけどそれを隠してる陸って、ボーイッシュなんだけど、逆に女性が魅かれるような魅力を持った女の子だと思います。
エロいしキャラクターは全体的に萌え寄りの絵なんで男性でも楽しめると思うんですが、女性も楽しめる…というか意外に女性的な作風ですね。個人的にも超おすすめです♪

「3年2組の呪い屋さん」(柚木涼太)の紹介はこちら
「アイドルは××××なんてしませんッ!」(柚木涼太)の紹介はこちら