ふたり(大朋めがね)

百合度★★★★★(5.5)

本誌が休刊してしまったから、つぼみコミックスは単行本発売の告知するところがあまりないんですよね。でも単行本が発売されるんですよ!皆さんにも知って欲しい!というわけで大朋めがね先生の百合なつぼみコミックスです♪

ちょっとエッチで良作連作百合短編集だった「ふたり」に加えて、ちょっと不思議な感じの女子寮百合漫画「桜色コンプレックス」も収録されてます。(=^・^=)
投げっぱなしかと思われた「桜色コンプレックス」ですが、描き下ろしでオチがちゃんとついていてびっくりしました。すごい(笑)。

表紙、いちゃいちゃしてるふたりが良い感じですがこれはめがねにキスしてるんですね。
さらに扉絵も別のカップルで…これはエロい!眼鏡にキスしてるだけなのにこのエロさはなんなんでしょう?(笑)

カバー裏に若葉マークばっかり書いてあるのが面白いですね。恋愛初心者な百合カップルのお話を集めた単行本という内容をうまく表してします(笑)。

つぼみ本誌には3話だけ掲載されていました。他は紙媒体では初めてです。Webだと消えてしまって読めないですし、やはりおちついて繰り返し読める紙媒体は良いですね♪

・「ふたり」

皆がいる前で股間に足先を入れてしまう恋人がエロい(笑)。こういうプレイ、男性向けはどうだか知りませんが、意外にティーンズラブにも多いんですよね。直接的描写というよりシチュエーションでエロティックにする手法が上手いですね。大朋めがね先生は。いえ、直接的描写も描ける人ではあるんですが(笑)。
その後自然に家に遊びにくるものの、着てる服がダサいからダメだしって…しかし確かにダサい(笑)。しかしダサい服描くのも上手い(笑)。
そして最後は着替え中の相手の子を押し倒して、ドキドキしながらキスも誘って…。

格好良くて後輩から憧れられてるみさには実は3年付き合ってる彼女もいたのですが、まだエッチもしてなくて、もうしたと言ってる周りの友達を見て意識してしまい、ますますエッチがしたいという気持ちが募ります。恋人の体を意識してそういう目で見てしまうみさが純真ですね。

そんなみさを可愛く思う恋人のあかりは、まだエッチは早いとなだめつつも、あまがみもしてしまうエッチなキスは受け入れてあげて優しいのでした♪

ティーバッグのやりとりなど喫茶店で前回までのカップルもちらっと登場してますがまた新しい百合カップルのお話ですね。
彩ちゃんが友達と打ち解けないのを見て、自分は彩ちゃんだけいればいいけどちょっと心配な美夕ですが、意外に言う時ははっきり言う彩が、逆に自分のことの方を心配しているのを知るのでした。
ちょっとぎくしゃくしてしまうふたりですが、埋まらない気持ちをぶつけるように情熱的にキスをして仲直り。

相手を求めるように激しくキスしてるせいで唾液が糸引いちゃってる表現がエロい♪

それ以来積極的にエッチを求めてくるようになった恋人の美夕に、戸惑いつつも自分も気持ちよくなってしまう彩ちゃんに、それを喜ぶ美夕が良いですね♪

素子と景子はあかりとみさと遭遇し、お互い女子同士で恋人同士なことを打ち明けあってしまいますが、恥ずかしがってるみさが可愛い♪
皆でアドレス交換もして、女子同士恋人も出来、話相手も出来たカップルたちは今後もますます幸せな生活を送れそうですね♪

・「桜色コンプレックス」
同じ女子寮で住んでる3人を描いた作品です。気難しくて真面目っぽい眼鏡っ子なのに、チャラい如月さんに比べても成績は悪くてお馬鹿な真田さんのキャラが新鮮です(笑)。

焼けた前髪をごまかすためにヘアバンドもらったり髪をまとめてくれた如月さんにときめきつつも、三枝さんのことを熱い視線で見ている真田さんは、元々三枝さんに惚れていたっぽい?

如月さんが男子に絡まれてるのを見た三枝さんが助けに来てあげたことを、如月さんは大切な思い出として覚えているんですね。

新キャラの武田さんは柴ちゃんに求愛してるみたい。寮への新入生の振り分けは、女の先生2人が好みで選んでるんですね(笑)。そうしながらも寝ている相手にこっそりキスをしてたりして、先生は先生同士で恋愛してるのでした。
だらしないことを注意した真由ですが、自分はパンツもはきわすれたままシャツだけでうろうろしていて大事なところがちらちら雪乃やみちるに見られてしまっているのにも気付かないのがぬけてて可愛い♪

図書室の本もちゃんと返却日に返さない如月さんを怪訝に思いつつ影から覗いてる真理、しかしドジな自分は授業のバスケでボールを頭で受けちゃってるのが可愛い♪
保健室で休む如月さんのことは変な意味じゃなく好きだという真理ですが本当はそれを聞いた三枝さんのことは変な意味で好きそう(笑)。
お菓子をあげて何かと優しくしてあげてる如月さんに真理も何かと意識してしまっていて如月さんのことの方を真理は本当に好きになってしまいそうな予感は相変わらず漂っていますね。

そして描き下ろしの後日談ではようやく真田さんが3浪を回避して(笑)大学合格、お祝いしてあげる如月さんと三枝さんが優しい…と思ったら如月さんは寝ている真田さんになんとキス!

やっぱり如月さんは真田さんのことが好きだったんですね。
さらにそれだけでなく、三枝さんまで…!
あー、3人の関係はこういうことだったのか!
こうかな〜こうかな〜と連載中はあれこれ想像を巡らせていたんですが、単行本の描き下ろしの最後で、なるほど〜と思わせる展開が秀逸でした!
ドジで頭も悪い真田さん、意外に皆から愛されていたというオチが心温まりました♪

大朋めがね先生の作風は相変わらずあっちいったりこっちいったり、少女漫画ちっくにゆらゆら不安定に進行してるのがたまらないですねー。好みは別れそうですが私は大好きです(笑)。
あと大朋めがね先生の作品はドジッ子描写が秀逸ですね。ちょっと抜けてるんだけど、そこがますます可愛いというか、見ていてほっと癒される愛すべきキャラクターを描いていると思います。
そして意外に少女漫画的で、ティーンズラブ的エッチなところもめっちゃ私好みですね(笑)。
これからも大朋めがね先生の百合作品は是非読んでいきたいです。そんな機会をお願いだからください神さま!!(切実)

ひみつ(大朋めがね)の紹介はこちら
Green(大朋めがね)の紹介はこちら