彼とは交際3年になってからお互いの両親に挨拶もして正式に婚約して、
お互いの職場に近い所に家を借り同棲を始めた。

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ある日、彼が急遽残業しなければならなくなり帰りが若干日付け変わるくらいになるかもとの事だった。
この日は私達の交際記念日で家で軽くお祝いをする予定だったのですこーし不機嫌になった私はロングブレスダイエットでストレス発散しつつ彼を待つ事に。
1人TVに向かってフーッ!フーッ!とやっていると寝室でカタッとちっちゃな音がした気がした。
まぁ気のせいか。とさらにフーッ!フーッ!とやっていると今度はガタガタッと音が。
「なんだよこえーよここってもしかして出ちゃう家だったのかよ不動産や屋まじぶっ飛ばす。」とビビりつつリモコンを装備の上恐る恐る寝室へ。
幸い、髪の長いびっちゃびちゃな女の人とか全身真っ白な男の子は不在だった。
ドアとかが軋んだだけかwと部屋を出ようとするとクローゼットからカタッと聞こえた。
「幽霊トカイル訳ナイジャンハハハー。」とドッキンドッキンしながらクローゼットをガッと開けた。
幽霊はいなかったよ。幽霊は。
代わりに薔薇の花束抱えた服を着てない見知らぬおっさんがしゃがんでた。
「あ。見つかっちったwへへw」と言いながら立ち上がるおっさん。
人間怖すぎるとドラマみたいにキャーなんて言えなくなるんだねw
腰抜けちゃって這いずる感じで部屋から逃げるので精一杯w

「私ちゃんどーしたの?w妻がやっとサインしたからこうして迎えに来てあげたんだよ?
あ、嬉しすぎて驚いちゃったのかーw可愛いね私ちゃんw」
とゆっくりゆっくり近付いてきておっさんがサワッて足を触った。
「私殺されるんだなー。せめて結婚ぐらいしときたかったぜこんちきしょう。」
と死ぬ覚悟を決めた所でまさかの彼ご帰宅!!!
「じゃーん!驚いたー!?サプライズで友達...も呼んだ...んだけ...ど。」と言ったきり固まる彼&友人達。
まぁ服着てないで私の足をペロッとしてるおっさんと(必死に逃げたため)衣服が乱れてる私の姿見れば固まりもするだろうけどさw

「お、おま、まさか、まさか浮気か!?!?誰だよそいつ!」
と完全に誤解してる彼と友人達に私は
「だずげでぇぇ!ごろざれるぅぅ!おっさんになんか殺されるのはいやなのぉぉ!」
と必死で訴えるととりあえずおっさんを引き剥がしてくれた。

まだ私を疑ってる感じだったけど、おっさんの言ってる事が支離死滅過ぎてなんとか信じてもらえた。
おっさんは友人達が呼んでくれた警察に連れてからてった。
みんなも1人で家にいる時は寝室のクローゼットを確認した方がいいよ。



おっさんの正体は私の会社に営業でやってきた人だったらしい。
私受付嬢なんだが、おっさんに会社の宣伝用ポケットティッシュを手渡した事があったみたいで、「こんなに優しくしてくれるのは俺を愛しているからだ。結婚しなきゃ。」ていうよくわけのわからない理論だそうです。

私のあとをつけて自宅を特定して、我が家の下の階に越してきてたらしく、それにゾッとした。