中学校時代散々苛められ不登校になり掛けた。 
クラスに一人はいる気の強い意地悪タイプの女で、悔しいと思いつつも何もできずに中学校を卒業。 
相手も反撃できないタイプの私を選んだんだろうなと今なら思う。 

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イジメの内容は体育の着替えの時にスカート取られて捨てられて、ジャージで授業受けさせられたとかそんな感じ。 
女子としては結構屈辱的な嫌がらせもされ、当時はかなり恨んでいた。 




でもその後高校では進学校に進んだこともあって(向こうは頭はよくなかった) 
友達も出来て比較的平和に過ごし、大学も地元の国立を卒業し、東京で就職してOLをやっていた。 
そしてある年帰省した夏に母からとんでもない話を聞いた。 
何とその元イジメっ子婦人系のガンで余命間もないんだって。 
もう医者にも見放されて(と言うか治療手段が無い)家で死を待つばかり。 

それを聞いてせっかくなので、その女んちに様子を見に行った。 
立って歩いてもいるけど、確かに死相が出ている。 
そいつがふらりと近場の公園に立ち寄り、ぼーっと木を眺めているところに突撃してみた。 
「久し振り♪」と言ってもしばらくは私が誰か分からなかったみたい。 
まあ、何年も過ぎているし、私も外見が若干派手目になりメイクもしていたし、それより前に 
向こうは忘れていたんだろうと思う。でも、名乗るとすぐ思い出したみたい。



「久し振り」って言った後で思いっ切り当たり前みたいに私の近況を話した。 
仕事がようやく楽しくなって来たこと、 
会社の先輩に告白されて一年前から付き合い出したこと 
最近友達とマンションをシェアし始めて生活が楽しいこと 
仕事は「一か月後には」念願の部署に移れるだろうってこと 
彼氏とは「年末には」実家に挨拶に行こうと言っていること 
子供は二人欲しいと思っていること 
その友達と「来年には」二人で海外旅行に行こうと言っていること 
ごく普通の幸せな未来を思いっ切り語って来た。 
天罰だともざまみろとも言わなかったけど、多分こっちの意図理解したんだろうな。 
向こうは蒼ざめていた。 

まあ、別に悪く言われても何も怖くないので、一応その女の家に連絡を入れて、 
(体調悪そうだったので、迎えに来てあげてくださいみたいに)お礼言われて帰って来た。 
あれから若くても死病にかかるんだなと病気の検査に気を付けるようになった。 
ちょっと感謝しているかも。 
彼女はその後当たり前だけど亡くなったそうです。 
正直復讐になっていたのかどうか分からないけど、気が済んだからいいや。