李下に冠を正さず記憶の扉が開くとき 〜シナプスがつながった瞬間〜

2008年11月27日

「落語教育委員会」@にぎわい座とコティベーカリーのパン

柳家喜多八・柳家喬太郎・三遊亭歌武蔵の三人会「落語教育委員会」を観て来ました。
どこの会場でも完売必至の人気の落語会です。
   
演目: 入船亭遊一「干物箱」(前座)
    歌武蔵  「鹿政談」
    喜多八  「猫の災難」
    喬太郎  「初音の鼓」

落語が始まる前に三人による寸劇がありました。
お客に携帯電話の電源を切るように促す内容なんだけど、打ち合わせ不足のためか、ぐずぐずな進行で、三者でアドリブの応酬。それが逆におかしいのだけど。
しかし、まさかあの喜多八師匠がコントやるとは・・・いいもの見せてもらいました。

元関取の歌武蔵さんは、座布団に座るなり、「ただいまの協議についてご説明いたします」と第一声。これで笑いがとれるんだからすごい。
今回のネタ「鹿政談」は、犬公方綱吉の時代に、奈良のお豆腐やさんがうっかり、神の使いであるという鹿を殺してしまい、奉行のお裁きを待つお話です。
実直なお豆腐やさんを罪人にしたくないお奉行様、有罪にしたい連中(与力だったかな?)のやりとりに笑いました。特に腹黒い連中は時代劇の悪役そのものでした。歌武蔵さん、役者やのう。

喜多八師匠の「猫の災難」初めて聴きました。友が買ってきてくれた酒をひとりで飲み干してしまい、それを隣の猫のせいにするってお話なんだけど、酔っ払いをやらせるとほんとお上手。やっぱり役者やのう。

トリをつとめる喬太郎師匠目当てのお客さんが多いようです。
笑いも拍手もひときわ大きかった。
前の喜多八さんが「マクラは短い方がいいんだ」と言っていた(釘をさしていたのかね)にも係わらず、まあ、長い長い。東海道線の品川駅でのアナウンスが笑ったな。
あ、もちろんネタにも大笑いしました。やはり勢いがありますね。面白かった。

今年はこれで落語見納めかな〜。


始まる前に、途中で買ってきた「コティベーカリー」のパンを食べました。
コティベーカリーシベリア・ハムカツサンド・卵サンド
ここのパン初めて食べたけど、なんか懐かしい味がした。サンドイッチの食パンがほのかに甘くておいしかったわ。
シベリアは次の日のお昼に。見たときは「でかっ、一人じゃムリ」と思ったけれど、
真ん中の水ようかんが甘さ控えめだったので、なんてことなく一気に食べてしまいました、てへ


今度はクッキーも買ってみよっと。

yurikamome38 at 21:30│Comments(2)TrackBack(0) 落語・舞台・映画・コンサート | 横浜 パン

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この記事へのコメント

1. Posted by すいか   2008年11月28日 08:52
喬太郎師匠、一度聞いてみたいって思ってるんです。
品川駅のアナウンス聞いてみたいです〜
ぐずぐずの寸劇もある意味楽しそうですね(笑)
シベリア、気になりつつもあの厚みにひいてしまってたんです。
以前そごうに催事で来られてた時に、ショーケースにシベリアだけがずらっと並んでたのを見たのですが、ある意味すごかったです。
2. Posted by さんぱち   2008年11月28日 22:51
>すいかさん、

  私は今まで古典しか聞いたことありませんが、喬太郎師匠は創作落語がこれまた面白いらしいです。1月もにぎわい座に出演されますよ!!一日前には喜多八師匠が出演されるので、どっちを見に行こうかと悩んでいます。乙女心がゆれております。

コティベーカリーのシベリアですが、甘い物好きの私でもあの厚さには驚きました。それにしてもカステラと水羊羹の組み合わせってビミョ〜(^^;

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