1: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:12:20.18 ID:znyZ5QXzo
・ヤマ無しオチ無しちはまみスレです


2: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:12:49.07 ID:znyZ5QXzo
真美「流石に夜は肌寒いねぇ」

千早「そうね……場所も場所だから、余計にそう感じるのかも」

真美「折角七夕なんだから、山登んないとね!」

千早「七夕と山に関連性は全くないと思うのだけど?」



3: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:14:50.28 ID:znyZ5QXzo
真美「分かってないなー千早お姉ちゃんはー」

千早「なにか、関連性でもあるの?」

真美「その二つには無いけどね、山登ったら天の川が見やすくなるんだってさ!」

千早「そうなの、それは知らなかったわ……」



4: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:15:47.63 ID:znyZ5QXzo
真美「ふふーん、真美、ちゃんと下調べしてきたかんね?」

千早「真美が周到な用意をしてくるって事は、明日は雨かしらね?」

真美「ぶーっ、真美だっていつまでもおこちゃまじゃないんだよ!」

千早「頑張ってるのは知ってるわよ、ただ何となく、普通に褒めると図に乗るかなって思っただけで」



5: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:17:13.02 ID:znyZ5QXzo
真美「うっ……それ言われちゃ何も言い返せねぇぜ……」

千早「はいはい、お芝居は後にして、天の川を探すんじゃないの?」

真美「あ、そうだった。千早お姉ちゃん先に望遠鏡見る?」

千早「いえ、私は暖かい飲み物を用意してくるから、先に見てて」

真美「ほーい」



6: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:19:29.31 ID:znyZ5QXzo






千早「お待たせ真美。ココアで良かった?」

真美「うん、あんがと千早お姉ちゃん」

千早「……さて、どれが天の川かしら」

真美「えーっと……確か、あ、あった、これこれ。川っぽいっしょ?」



7: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:22:17.16 ID:znyZ5QXzo
千早「あ、本当だ……確かに川っぽいわね」

真美「千早お姉ちゃんは天の川見た事無いの?」

千早「そうね……見た事無いわね、よく考えたら」

真美「ありゃ、そーなんだ」



8: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:24:28.78 ID:znyZ5QXzo
千早「空を眺める習慣が無かったというのもあるけど……、ずっと東京住まいだったから」

真美「へぇ……真美は田舎のおばあちゃん家に行った時に見たよ」

千早「そうなの」

真美「一面星空でさぁ、手伸ばしたら星に届きそうな感じだった!」



9: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:25:29.80 ID:znyZ5QXzo
千早「それは……見てみたい気もするわね」

真美「でしょでしょ?その内一緒に行こうよ!みんな誘ってさー!」

千早「いい考えね」

真美「みんなでキャンプとか、バーベキューとか、楽しそうだしさ」



10: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:25:58.24 ID:znyZ5QXzo
千早「食材は沢山持って行かないとダメね。沢山食べる人は意外と居るし」

真美「お姫ちんはお腹ブラックホールだし、意外と律っちゃんも食べるし、まこちんも結構食べるよね」

千早「……実は私も」

真美「千早お姉ちゃんも!?」



11: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:27:42.74 ID:znyZ5QXzo
千早「嘘よ、そんなに食べないわよ」

真美「なんだ嘘かー、ビックリしたよー」

千早「ふふふ。……あ、流れ星」

真美「え、どこどこ?」



12: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:29:54.82 ID:znyZ5QXzo
千早「もう消えちゃったわよ」

真美「ちぇー、見たかったな」

千早「きっとまたすぐ見れるわよ」

真美「そうだといい……あ、ホントだ流れてきた!」



13: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:31:45.43 ID:znyZ5QXzo
千早「何かお願いした?」

真美「三回もお願いできないから眺めるだけ」

千早「そっか、でも、三回もお願いしている間に消えちゃうわよね」

真美「まー、見えないだけで沢山流れてるし、今ゆっくりお願いしてもいいっしょー」



14: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:32:12.21 ID:znyZ5QXzo
千早「そう言う考えもあるのね、じゃあ私も……」

真美「真美はもうお願いしたよー」

千早「私も、したわ」

真美「何お願いしたの?」



15: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:32:42.04 ID:znyZ5QXzo
千早「私は……みんなでもっと大きな舞台に立ちたい、と願ったわ」

真美「あ、真美も!同じ!みんなでぶどーかん!ってお願いしたよー!」

千早「武道館、良いわね。みんなで頑張ったら、行けるのかしら」

真美「きっと行けるっしょー!」



16: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:34:41.82 ID:znyZ5QXzo
千早「そうね、お互い頑張りましょう」

真美「うん!」

千早「……そろそろ、帰りましょうか」

真美「もうそんな時間?」



17: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:35:15.28 ID:znyZ5QXzo
千早「そろそろ寝る時間よ」

真美「真美、お子ちゃまじゃないって!」

千早「中1は子どもよ、まだまだ」

真美「ぶーっ、せくちーな大人の魅力が真美にはあるというのにぃ」



18: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:38:25.24 ID:znyZ5QXzo
千早「そう言う所がまだまだお子様よ」

真美「うあうあ~!」

千早「馬鹿やってないで、早く帰るわよ」

真美「はーい」



19: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:39:27.94 ID:znyZ5QXzo
千早「まぁ、また来ましょう。今度は七夕じゃなくても」

真美「そだねー、意外と面白いね」

千早「二人だけの秘密基地、みたいな」

真美「あ!それ面白そうだね」



20: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:39:53.86 ID:znyZ5QXzo
千早「ふふ、真美とユニット組んでて良かったわ」

真美「どうして?」

千早「こうやって、新しい発見があるからよ」

真美「なるほどねぃ、んじゃ千早お姉ちゃんを退屈させないように色々教えたげる!」



21: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:40:29.61 ID:znyZ5QXzo
千早「楽しみにしてるわ」

真美「んっふっふ~。真美に任せとけーい!」

千早「ふふ、これからもよろしくね、真美」

真美「あ、改めて言われるとなんか恥ずかしいね……」



22: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:41:15.45 ID:znyZ5QXzo
千早「そうかしら?」

真美「うん。……千早お姉ちゃんこそ、これからもよろしく。真美、置いてかれないように頑張るよ」

千早「……確かに恥ずかしいかも。まぁ、でも。本心だから」

真美「うん、真美もそうだよ」



23: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:41:42.14 ID:znyZ5QXzo
千早「……よし!じゃあ、真美。今日は私の家でお泊まり会ね」

真美「おっ、賛成!」

千早「そうと決まれば、買い出ししなくちゃ、行きましょう」

真美「よーっし!千早お姉ちゃん、今日は寝かせないぜ……」



24: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:42:35.71 ID:znyZ5QXzo
千早「どっちが長く起きられるか勝負ね」

真美「受けてたーつ!んじゃ早くいこー!」


おわり



25: ◆RY6L0rQza2:2014/07/07(月) 21:45:27.79 ID:znyZ5QXzo
良く見たらsageだった件 割と反省しています

七夕と言う事で、またほのぼのしたちはまみを目指して書いてみました。

本日はどうにも天気が悪いみたいなのでこのSSみたいには、見れないかも知れませんが、
近くに少し高い山でもあったら登って見てみるといいかもしれない。きっと見えるはず

見てくれてありがとう



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/07(月) 21:47:08.68 ID:L0iSTX0o0
乙乙

最近まみちは多くて大満足


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/07/07(月) 22:01:39.09 ID:BzvWd45m0


ちはまみわっほい!!