43


百合漫画を色々買ってきたので少しずつ(個人的な)感想を投下していこうと思います。

今回は『死神アリス』の感想です。








44


死神アリスは、暗殺者の少女『ひなげし』と普通の女子高生『真崎』の織り成すバトル百合漫画です。
元は百合姫S連載(廃刊までの途中まで)。
単行本は2巻で完結しています。もちろん百合姫コミック。

私は掲載分の百合姫Sは持っているので単行本の2巻のみ購入しました。

作者さん曰く『NOIR』テイストの作品をくださいと言われて始まった作品だそうです。



55

~1巻のあらすじ~
真崎を暴漢から救ってくれたのは、人形のように可憐な少女だった…。
少女の名前はひなげし、『人形』と称する暗殺者を擁す闇の組織『操り糸』の最上位に立つ“暗殺者”だった。
この2人の出会いが示すものは-



56

~2巻のあらすじ~
女子高生、真崎と可憐な殺し屋少女、ひなげしは、
真崎の部屋で平穏なひとときを共にしていた・・・。
だが、突然ひなげしが姿を消し、彼女を探す真崎に凶刃が襲い掛かる-。
ふたつの孤独な魂が静かに結びつき、血の雫が零れる夜。
彼女達に訪れるのは、幸せな朝か、それとも・・・?



どこにでもいる普通の(?)女子高生、真崎。
温和な学生生活を過ごしていましたが、友人との付き合いで帰りが遅くなった夜、
偶然ひなげしの『お仕事』の現場に出くわしてしまいます。


40

最上位の暗殺者、ひなげし。武器はハサミ。
お仕事現場を見られたからにはあなたも抹殺よ!と普通はなるのですが、
真崎に何かを感じたひなげしは彼女を見逃し、立ち去ります。


41


お互いに妙な余韻が残ったあの夜から数週間後、
不思議な出会いを果たした二人はある出来事をきっかけに再会。
同棲することになります。





42

43

53


ポンコツ暗殺者では無いひなげしは、その気になればいつでも真崎の首を掻くことは容易。
しかし真崎と共に過ごしている時間は心地よく、なかなか実行に移しません。
ひなげし自身は『気まぐれです』なんて言ってますが。

そんな甘々な時間がいつまでも続くはずもなく、追っ手が放たれます。
真崎を守るために、ひなげしは立ちはだかる追っ手暗殺者を退けていきます。



45

かつて自分が属していた世界から放たれた追っ手達との対峙の中で、
ひなげしは自分の犯してきたことと、真崎への想いの間で葛藤します。
真崎のことは大好き。しかし自分は真崎の隣にいても良い人間なのか・・・。
染み付いた腐った海の臭いは今更払うことなど出来ません。

そして最後の宿敵を倒したとき、二人に審判のときが訪れます。


47

・ひなげし
『終われないんです
私たちが生を求める限り
殺しても殺しても、殺されるまで続く堂々巡り』



48

『だから、私の終わりが貴女の終わりと言うのなら
今ここで、真崎を選びます。私の最期の相手に。
ひとりには・・・しませんから』



・真崎
『ひなげしは・・・生きたい?
あたしは生きたい。
ひなげしと一緒に生きていきたい。
ひなげしが闇の中でしか生きられないならあたしがそっちに行けばいい
ひなげしの居場所が私の居場所だから』


『何を言っているか・・・解っているんですか
私はきっとこれからも真崎の前で人を殺します』



49

『あたしが受け止める
ひなげしのことを
全部』



『真崎は馬鹿ですね』


『今更だね』


『正直普通じゃありません』



『あははっ、自分でもそう思う』


50

『全く・・・恋は盲目とは、よく言ったものです』
『同意・・・かな』






51

『世界の深淵でも、奈落の底でも・・・真崎と一緒ならどこへでも』


真崎は平穏な日常を捨て、ひなげしと共に生きていくことに決めます。
二人一緒なら、血みどろの闇の世界でも怖くない。
陽だまり側が日陰側に歩み寄るラストは、
この手のお話にしては斬新かもしれませんね。




・作品の雰囲気


暗殺者と共に過ごす日常。
イチャイチャかシリアスかと言われれば・・・両方です。


・ぶっちゃけどこまでいくのよ?


キスまでありますよ。


・男キャラ出る?

質より量の雑魚キャラ要員で少し出てきます。
しかし扱いがとにかく酷く、出てきたと思ったら次のコマには肉の塊になってます・・・。


3段階評価なら
ひなげしが暗殺業から足を洗って普通の女の子に・・・と言う終わり方だったら甲にしてたかも。
けれどこれはこれで良いですね。君とならどこまでも堕ちていける、って感じで。

なお『闇の世界で・・・』とは言ってますが、
書下ろしではカフェの帰りにイチャイチャ、プールに遊びに行こうなんて提案する二人の姿が。
案外ヌルいのかもしれない・・・。

お互いに一目惚れ、同棲、キス、君と一緒ならどこまでもエンドと、百合的にはおいしいシチュが多いです。

46

ちなみにこの感想では端折ってしまいましたが、敵暗殺者の子たちも百合っ子です。

正直、物語運びがだな・・・と思うシーンは結構あります。
ぶっちゃけバトル描写も雑。
しかし終わりよければ全て良しです。うん。
全体としてはしっかりまとまっています。全く暗殺者百合は最高ですわっ!


52




【人気記事】





    【新着記事】


    【TOPに戻る】