303



1:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:17:34.67ID:pV4qI/yLn


ーー学校ーー

キーンコーン

ガヴ「ふう、やっとお昼か」

ヴィーネ「ね、ガヴ。今日はお昼ごはんどうする?」

ガヴ「え?ああ、私は来るときにコンビニで買ったから。さっさと食べちゃってゲーム進めたいし」

ヴィーネ「あんた、さすがに授業中はやめた方がいいわよ……」

ガヴ「何言ってんのヴィーネ!魔王に侵略された世界は私を待ってるんだよ!?」

ヴィーネ「はいはい、まったく……それじゃ、私もお弁当作ってきたし教室で食べましょうか」

ガヴ「うーい」


2:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:19:11.88ID:pV4qI/yLn


サターニャ(あいつら、今日はここでお昼を食べるのね……ま、私は一人でも全然いいけれど、誘いに来て私がいなかったら可哀想だし、もう少し教室にいてあげようかしら)

ガヴ「んじゃ、食べるとしますか」

ヴィーネ「あ、ガヴ。ちょっと待ちなさい」

サターニャ(そうよ。この大悪魔サターニャ様を忘れるなんて、なってないわよ)

ヴィーネ「食べる前にはちゃんと手を洗わないと」

ガヴ「えー、めんどい」ペリペリ

ヴィーネ「あ、もう!……まったく、ガヴったら」

サターニャ(そっち!?違うわよ、そうじゃなくて……)


3:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:20:18.27ID:pV4qI/yLn


ヴィーネ「あっ、そう言えば!」

サターニャ(さすがヴィネット!)

ヴィーネ「お漬け物漬けてみたの。ガヴも、ほら。野菜足りてないんだから」

ガヴ「えー、ヴィーネ、ババくさくね?」

ヴィーネ「バ、ババくさい、って……」

ガヴ「そんなことより、さっさと食べようよ」

ヴィーネ「……そうね。そんなに時間もないし。いただきます」

サターニャ(た、食べ始めちゃった!?な、なんでよ!こうなったら私の方から……って、別に私は一人でいいんだから、そんなことする必要なんて……)



4:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:21:24.86ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「みなさん、こんにちは」

ヴィーネ「あら、ラフィ」

ラフィエル「私もお昼、ご一緒してもいいですかー?」

ヴィーネ「ええ、いいわよ」

ラフィエル「あれ?ヴィネットさん、今日はお弁当なんですね」

ヴィーネ「そうよ。早起きして作ってみたの」

ラフィエル「わー、すごいです。実は私も……あら?」

サターニャ「」ソワソワ

ラフィエル「うふふ……二人とも、少し待っててください」

ヴィーネ「あ、サターニャもお弁当なのかしら。誘ってくるの?」

ラフィエル「はい」


5:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:22:27.70ID:pV4qI/yLn


サターニャ「」ソワソワ

ラフィエル「サターニャさん」

サターニャ「っ!」パァァ

ラフィエル「」ゾクゾクッ

サターニャ「な、なによ?」

ラフィエル「いえ、ぜひサターニャさんと一緒にお昼を食べたいなと思いまして。ご迷惑ですかー?」

サターニャ「お昼ぅ?ま、そーね。あんたが頼むって言うなら、一緒に食べてあげないこともないわ」

ラフィエル「ええ、お願いします」

サターニャ「し、しょうがないわね!ありがたく思いなさい!」


6:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:23:16.27ID:pV4qI/yLn


ガヴ「なんだ、お前も一緒に食べるのか」

サターニャ「そうよ!光栄に思うがいいわ」

ガヴ「あー、はいはい」

ヴィーネ「サターニャ、今日もおにぎりとメロンパンなのね」

サターニャ「ふふん。これこそ大悪魔に相応しい昼食よ。それじゃいただきまー……」

犬「」タタタッ……パクッ!

サターニャ「あ、なっ、なっ!?」

犬「」タタタッ

サターニャ「あーっ!」

ガヴ「あーあ」

ヴィーネ「いや、なんで教室にまで犬が……」

サターニャ「う、ううっ……」



7:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:24:11.67ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「サターニャさん、そんなに落ち込まないでください」

サターニャ「お、落ち込んでなんていないわよっ!」

ラフィエル「実は私、お家で玉子焼きを作ってみたんです。メロンパンにも負けないくらいおいしくできたので、ぜひサターニャさんに召し上がってもらいたいなーと思って」

サターニャ「はぁ?玉子焼き?」

ヴィーネ「へー、ラフィエルも料理するのね。一つ食べてみてもいいかしら?」

ラフィエル「はい。では、これをどうぞ」

ヴィーネ「ありがと。……うん、おいしい!ちょうどいい甘さね、これ」

ラフィエル「ありがとうございますー。はい、ガヴちゃんにも」

ガヴ「ん。……おー、美味いな。さすがラフィエル」


8:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:25:17.90ID:pV4qI/yLn


サターニャ「へ、へー……」チラチラ

ラフィエル「サターニャさんも、ぜひお一つ。この大きいの、サターニャさんのために特別に作ったんですよ?」

サターニャ「私のため?そ、そこまで言われたら食べてあげないわけにはいかないわね」

ラフィエル「はい、あーん」

サターニャ「じ、自分で食べれるわよ」

ラフィエル「あーん」

サターニャ「だから自分で食べれるって」

ラフィエル「あーん」

サターニャ「わ、わかったわよ……あーん」パクッ

ラフィエル(やりました!)ワクワク


9:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:25:48.10ID:pV4qI/yLn


サターニャ「……ん、確かにおいしいわね。誉めてあげるわ」

ラフィエル「ええっ?」

ガヴ「お前は何食べても美味しいもんな。段ボールでも食べてればいいんじゃないか?」

ヴィーネ「サターニャ、味オンチだもんね……」

サターニャ「なによ。なんか文句あるの?」

ラフィエル(味オンチ……そういえば、そうでした……)ガックリ

ヴィーネ「ラフィ、どうしたの?がっかりした顔して」

ラフィエル「い、いえ!なんでもありません!あはは……」



10:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:26:29.69ID:pV4qI/yLn


~~~~

ーー放課後・ラフィエル家ーー

ラフィエル「失敗しましたー……私としたことが、サターニャさんが味オンチなのを失念していたなんて……」

ラフィエル(あの作戦がうまく行っていれば……)

~~~~

サターニャ『あーん』パクッ

ラフィエル『どうですかー?』

サターニャ『ん、んー……』モグモグ

サターニャ『か、辛いぃぃぃ!ら、らりよこれぇっ!』

ラフィエル『サターニャさん!大丈夫ですか!?早くこれを飲んでください!』

サターニャ『ん、んー!』ゴクゴク

サターニャ『ぎゃぁぁぁぁ!』

ラフィエル『あっ、これタバスコでした。てへっ』

~~~~



11:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:27:28.47ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「はぁぁぁぁ……」ゾクゾクッ

ラフィエル(そのあとは普通に美味しく料理を食べてもらって……と思っていたのですが、サターニャさんがあそこまでの味オンチでは、うまくいきそうにないですねー……)

TV「さあ、今日の天界サプリはこれ!味覚障害に効果抜群、亜鉛サプリメント!」

ラフィエル「!これです!えーと、注文は……はっ!電話、お台所に起きっぱなしでした!」パタパタ……

TV「でもこの薬、ちょっと副作用がありますので、若い少年少女、特に思春期真っ盛りの皆さんは気を付けてくださいね!使い方を間違えると、天界コウノトリさんが大忙しなんてことに……」

~~~~



12:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:28:54.48ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「サターニャさん。実は私、ある薬を手に入れまして」

サターニャ「ふーん、何の薬よ」

ラフィエル「なんでも、飲めば悪魔としての魔力が飛躍的に高まるとか」

サターニャ「なんですって!?……って、だ、騙されないわよっ!どうせまた変な物を飲ませる気でしょ!」

ラフィエル「そ、そんな……私はただ、サターニャさんのためを思ってるだけなのに……悲しいです……」グスッ

サターニャ「あ、な、なにも泣くことないじゃないのよ!」

ラフィエル「うっ……ぐすっ……サターニャさんが私を信じてくれないなんて……」

サターニャ「わ、わわわ、わかったわよ!信じる!信じるから、泣き止みなさいよ!」アタフタ

ラフィエル「ぐすっ……それじゃ、この薬、飲んでくれますか……?」

サターニャ「飲む!飲むから、泣き止みなさい!」

ラフィエル「よかったですー。それじゃ、一日三回、二錠ずつ飲んでくださいね」

サターニャ「えっ?え、ええ。わかったわよ」


ラフィエル「はい、ではお願いします」



13:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:29:31.48ID:pV4qI/yLn


~~~~

ーー二週間後・教室ーー

サターニャ(ラフィエルから貰った薬を飲み始めて二週間。なんだか、体の中から沸き上がるこの感じ……。そう、今の私はまさしく超スーパーサタニキアと言っても過言ではないわ!その証拠に、先生にだって!)

サターニャ「いつものように立たされたけど、バケツが全然重たく感じないわ!」

サターニャ(メロンパンだって……)

犬「」ハッハッハッ

サターニャ「奪われたけど、なんか全然悔しくないわ!強者の余裕ってやつね!」

ガヴ「なぁヴィーネ。サターニャのやつ、一体どうしたんだ?いつもよりうざいんだけど」

ヴィーネ「……確かに、いつもより元気ね……」

サターニャ「我が宿敵、ガヴリール!覚悟しなさい!遂に決着を付けるときが来たわ!」

ガヴ「げっ、こっち来た」


14:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:31:11.28ID:pV4qI/yLn


サターニャ「この超スーパーサタニキア様が、真の力を……って、うっ!」

ガヴ「?どうしたんだよ」

サターニャ(ガ、ガヴリールのやつ、椅子に座った状態で足なんて組むから、スカートの中が見えそうに……)

ガヴ「おい、サターニャ?」

サターニャ(危ないところだったわ。私の中に蓄えられた魔力が解放されかけたじゃない)

サターニャ「な、なんでもないわよ!それよりあんた、スカート!少しは気を遣いなさいよ!」

ガヴ「はあ?何言ってんだお前」


15:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:31:43.34ID:pV4qI/yLn


ヴィーネ「ね、ガヴ、サターニャ。今日のお昼ご飯は学食に行かない?」

ガヴ「えー、めんどいな」

サターニャ「そうねぇ……別にいいわよ」

ラフィエル「私もご一緒してもいいですかー?」ヒョコッ

ヴィーネ「ホント、ラフィは急に現れるわね」

ラフィエル「サターニャさんあるところ、ラフィエルありですからー」

ヴィーネ「じゃ、みんなで行きましょうか。ほら、ガヴも」

ガヴ「へいへい」



16:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:32:26.67ID:pV4qI/yLn


~~~~

ガヴ「お前、またうどんか」

サターニャ「ええそうよ。この学食で最も私に相応しい悪魔的なメニュー。それこそこのうどんよ!」

ガヴ「具なしの素うどんが悪魔的ねぇ。ヴィーネ、お箸とって」

ヴィーネ「はいはい」スッ

サターニャ「!……っ!」

サターニャ(ヴ、ヴィネットが身を乗り出したせいで、服の隙間から胸が見え……)

ヴィーネ「?どうしたの、サターニャ?」

サターニャ「べ、別に!早く食べるわよ!」

サターニャ(ま、また私の中の魔力が……)


17:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:33:15.32ID:pV4qI/yLn


ガヴ「そーだサターニャ。七味かけなくていいのか?」

サターニャ「え?ああ、そうね。忘れてたわ」

サターニャ「~~♪」パッパッ

サターニャ「うん、これくらいでいいわね」ドッサリ

ガヴ「うわぁ……」

ラフィエル「てんこ盛りですねー」

ヴィーネ「匂いだけでもきついわね」

サターニャ「いっただっきまーす……んぐっ!」



18:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:33:44.89ID:pV4qI/yLn


ガヴ(どーせ今日も『美味しい!』だろ)

サターニャ「な、何よこれ!舌がヒリヒリする!」

ガヴ「ど、どうしたんだサターニャ」

ヴィーネ「そんな、味オンチのサターニャが……」

ラフィエル「やりました!」

ヴィーネ「え?」

ラフィエル「あ、い、いえ。なんでもありません」

ラフィエル(どうやら、薬がちゃんと効いてるようですね……では、早速今日にでも……)



19:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:34:21.90ID:pV4qI/yLn


~~~~

ーー放課後・サターニャ家ーー

サターニャ「はぁ。一体どうしたのかしら」

サターニャ(ガヴリールの太もも……)ウズウズ

サターニャ(ヴィネットの胸……)ウズウズ

サターニャ「なんなのよ……魔力が今にも暴走しそうだわ」ウズウズ

サターニャ(なんとかして、少しでも発散しないとおかしくなりそう……)

サターニャ「発散……」

サターニャ(こ、これはあくまでも、私の魔力の暴走によって世界が破滅するのを防ぐための行為で、決してあいつのように欲求不満だとか、そういうわけじゃ……)

サターニャ「そういえばあいつの胸、柔らかくて大きくて……」ウズウズ



20:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:34:53.88ID:pV4qI/yLn


ピンポーン

サターニャサーン

サターニャ「んにゃっ!?は、はーい!」パタパタガチャッ

ラフィエル「サターニャさん。手料理を振る舞わせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

サターニャ「え?ええ。別にいいけど」

サターニャ(なんか少し気まずいわね……)

ラフィエル「わぁ……ありがとうございますー」

ラフィエル(今こそこの天界特製デスソースを使って、サターニャさんに最辛の1品を!)


21:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:35:37.19ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「見てください、このエプロン、どうですかー?」

サターニャ「えっ!?い、いいんじゃない?」

ラフィエル「うふふ。それじゃ、キッチンお借りしますね」

サターニャ(ああもう。こいつ、なんてタイミングで来るのよ)

ラフィエル「~~~♪」トントン

サターニャ(料理してるラフィエルの後ろ姿……)

ラフィエル「お野菜を切り終わったら、次はお鍋を~♪」フリフリ

サターニャ(こいつ、無防備にお尻を向けて……)



22:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:36:26.28ID:pV4qI/yLn


ラフィエル「あれ、火が付きませんねー」スッ

サターニャ(そ、そんなに前屈みになったら、スカートの中身が……フ、フリルの付いた黒色の……)

サターニャ「ラ、ラフィエルっ!」ガタッ

ラフィエル「はい?」

サターニャ「あ、あああ、あんたが悪いんだからね!」ガシッ

ラフィエル「え、ええっ?」

ラフィエル(私、サターニャさんに押さえ付けられてます)



23:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:36:47.69ID:pV4qI/yLn


サターニャ「そんな誘うようなことして!」

ラフィエル(誘うようなって……はっ!もしかして、薬の副作用か何かで……)

サターニャ「そっちがその気なら、悪魔的行動を見せてやろうじゃない!」

ラフィエル「わ、わー、やめてください、サターニャさんー(棒読み)」

サターニャ「誰が止めるもんですか!泣いたって止めないんだから!」

ラフィエル「あーれー(棒読み)」


24:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:37:27.68ID:pV4qI/yLn


~~~~

サターニャ「うっ……ううっ……」

ラフィエル「あっ、シャワー浴びたら帰ってくださいね」スパー

サターニャ「ここは私の家よ!」

ラフィエル「でも、ベッドも狭いですし。もう少しこっちに来たらどうですか?」

サターニャ「い、嫌よ!近づいたらまた襲われるじゃない!」

ラフィエル「襲うだなんて……襲われたのは私のほうですよー」

サターニャ「な、なんでこんなことに……」

ラフィエル「こっちに来ないなら、私から近づいちゃいまーす」

サターニャ「ちょ、ちょっと、やめて、来ないでよ」

ラフィエル「サターニャさん、また天国にいかせてあげますからねー」

サターニャ「ひ、ひぃぃぃぃっ!」

~~~~



25:以下、VIPがお送りします:2017/03/17(金)01:37:53.09ID:pV4qI/yLn


おわり

ラフィサタ流行ってください
何でもしますから




http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1489681054/l50


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