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1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:26:28.132ID:mKAP4K320.net


皆さん、こんにちは。突然ですが昔の

思い出を振り返ってみたくなる時があ

りませんか?例えば……部活動、修学

旅行、そして、そうですね……将来の

夢とか。将来の夢……ふふっ。

……じゃあ今日は将来の夢について振

り返っていくことにしましょうか。

そう、あれは……高校卒業前日にいつ

もの4人で集まっていた時の話でした。

………………………………………………



3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:27:12.334ID:mKAP4K320.net


…………………………………………………

ガヴ「将来の夢?」

ヴィーネ「そうそう!ちょっと気になってね!もう明日卒業だし!」

ガヴ「はー、なるほどな」

ヴィーネ「そうなの!」

ガヴ「将来の夢……か」

ガヴ「サターニャはどうなんだ?」

サターニャ「そうね……私はー、えーと」


4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:27:49.510ID:mKAP4K320.net


サターニャ「なにかしら……考えたことなかったわね」

ガヴ「大悪魔とやらじゃないのか?」

サターニャ「それはもうなってるからいいのよ!」

ガヴラフィヴィーネ「えっ」

サターニャ「えっ」

一同「……」



5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:28:16.774ID:mKAP4K320.net


サターニャ「なによみんなして!」ムキーッ

サターニャ「そんなことよりあんたはどうなのよ!」ビシィッ

ラフィ「私ですか?私は……」

ラフィ「ヒ・ミ・ツです♡」

サターニャ「ちょっと!教えなさいよ!」

ラフィ「うふふ~、私を捕まえたら教えてあげまーす!」

サターニャ「あっ、こら!待ちなさいよ!」

ラフィ「こっちですよ~」

ヴィーネ「……行っちゃった」

ガヴ「仲いいよなーあの2人」



6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:28:50.022ID:mKAP4K320.net


ヴィーネ「そうね……」

ガヴ「そういえばヴィーネの夢ってなんなんだ?」

ヴィーネ「わっ、私!?私はお嫁さん……じゃなくて!」

ガヴ「へー、お嫁さんか。なんか現実的だな」

ヴィーネ「そうかしら……って違う!花屋さんとか……かなっ?」


7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:29:36.047ID:mKAP4K320.net


ガヴ「で、誰のお嫁さんになりたいんだ?」ニヤニヤ

ヴィーネ「だから違うって!」

ガヴ「ふふっ」

ヴィーネ「……もうっ!」プンプン

ガヴ「悪かったって」

ヴィーネ「別にいいけど……それでガヴの夢って何なの?」

ガヴ「私か?私はなぁ……」


8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:30:08.283ID:mKAP4K320.net


ガヴ「そうだなぁ……」

ガヴ「働かずグータラしながらネトゲだけして生きていきたいかな」

ヴィーネ「ガヴらしいわね……」ハァ

ガヴ「照れるなー」テレテレ

ヴィーネ「褒めてないわよ……」

ラフィ「ガヴちゃんらしい素敵な夢ですね♪」

ヴィーネ「素敵かしら……?ってあんたいつの間に戻ってきたのよ!」

ラフィ「え、今ですけど?」

ヴィーネ「……はあ」


10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:30:36.666ID:mKAP4K320.net


サターニャ「はぁ……はぁ……」

ラフィ「あ、サターニャさん」

サターニャ「ちょっとあんた!神足通使うなんて言ってないじゃない!」

ラフィ「あら?使わないとも言ってませんが」

サターニャ「ぐぬぬ……」

サターニャ「そんなことよりあんたの夢を教えなさいよ!」

ラフィ「……そうですね」

ラフィ「では、卒業式の日に発表……というのはどうでしょう?」

サターニャ「……まぁ、それならいいわよ」

ラフィ「ふふっ、ありがとうございます」



11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:31:32.829ID:mKAP4K320.net


ガヴ「……でお前の本当の夢はなんなんだ?」

ヴィーネ「……花屋よ」

ガヴ「ふーん」

ヴィーネ「なに、その疑り深い目は」

ガヴ「……いや、何でも」

ヴィーネ「……そう?」

ガヴ「ああ」

ヴィーネ「……ならいいわ」



12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:32:13.210ID:mKAP4K320.net


サターニャ「ふーん、ヴィネットは花屋になりたいのね!なんかヴィネットらしいわね!」

ヴィーネ「そ、そうかしら……」

ラフィ「ヴィーネさんなら花1本1本に優しさを振りまいてそうですね」

ガヴ「あー、なんか分かるわ」

ガヴ「でも悪魔としてどうなんだよそれ」

ヴィーネ「うぅ……」ショボン



13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:32:56.070ID:mKAP4K320.net


ガヴ「……まぁヴィーネの店に並ぶ花は幸せだよな」

ヴィーネ「えっ」

ガヴ「だって優しさを振りまいてくれるんだぜ?」

サターニャ「そうね、なんか普通のよりも育ちがよくなりそうだわ」

ラフィ「ですね♪」

ガヴ「それに花がそばにあると私も心が安らぐっていうか、なんか花って好きなんだよね」

サターニャ「でもあんたすぐ枯らすでしょ!」

ヴィーネ「……ふふっ」

ヴィーネ「確かにそうね」

サターニャ「そうよ!絶対そうよ!」

ガヴ「なんだよお前らー」

サターニャ「だからヴィネットが頑張りなさいよね!」

ヴィーネ「……そうね」

ヴィーネ「私がんばるわ!」


14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:33:40.333ID:mKAP4K320.net


ヴィーネ「みんな今日はありがとうね?」

ガヴ「おう」

サターニャ「いいわよ、別に!大悪魔は心が広いんだから!」

ラフィ「あら?大悪魔なのに心が広くていいんですか?」

サターニャ「なっ、なによあんたは!いいでしょ!?」

ラフィ「ふふっ、サターニャさんらしいですね♪」

サターニャ「ムキーッ!!」

ヴィーネ「ふふっ、仲いいわね」

サターニャ「そんなわけn」

ラフィ「そうですかね?うふふ」ニコニコ

サターニャ「……そうね」



15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:34:15.570ID:mKAP4K320.net


ヴィーネ「じゃあまた明日ね!」

ガヴ「おう、じゃあな」

サターニャ「ラフィエル!ちゃんと明日発表しなさいよ!」

ラフィ「うふふー、楽しみにしてて下さいね~」

サターニャ「ふっ、もちろんよ!」

ラフィ「では、みなさんさよーなら!」

サターニャ「また明日!」

…………………………………………………



16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:34:52.153ID:mKAP4K320.net


……………………………………………………
【卒業式後】

ヴィーネ「……ついに私達も卒業ね」

ガヴ「……だな」

ラフィ「……そうですね」

サターニャ「……」ウルウル

ヴィーネ「みんなこれからどうするの?」

ガヴ「私は下界に残ろうかなと」

サターニャ「わ、私も下界に」パァァァ

ラフィ「私もです!」

ヴィーネ「みんな下界に残るのね」

ガヴ「そうだな、寂しくなったらすぐに会えるな」

ヴィーネ「……もうガヴったら」


17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:35:30.259ID:mKAP4K320.net


サターニャ「ま、まあ寂しくなったらすぐに連絡しなさいよ?たまになら遊んであげても」

ガヴ「そうだな、寂しくなったら連絡するよ」

サターニャ「え……うん、ありがとう!」

ラフィ「うふふ~」

サターニャ「あっ、そういえばラフィエル!あんた将来の夢は?」



19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:36:27.343ID:mKAP4K320.net


ラフィ「将来の夢……ですか」

ラフィ「……そうですね、では体育館裏まできてくれませんか?」

サターニャ「え?まあいいけど」

ラフィ「詳しいことはそこで」

サターニャ「分かったわ!」

ガヴ「なんだ、面白そうじゃないか。私も……」

ヴィーネ「……ガ、ガヴ!」

ガヴ「ん?どうした?ヴィーネ」

ヴィーネ「わ、私もガヴに話があるの!」

…………………………………………………

その日のことは今でも鮮明に覚えてい

る。卒業式を終え、寒い冬が終わり、

だんだん暖かくなっていく季節。桜

が風に舞う中で金色の髪と、紫の髪

が互いに絡みあいながら揺れていた。

…………………………………………………



20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:37:33.011ID:mKAP4K320.net


…………………………………………………

ガヴ「おーい、ヴィーネ何してんだー?」

いけない、過去を振り返ってたらずいぶん時間が立っていたようだわ

「ちょっと考え事してたわ、ごめんごめん」

ガヴ「ふーん、何を考えてたんだ?」

「……高校時代の夢」

ガヴ「高校時代の夢、か。そういえばヴィーネは花屋になりたいって言ってたな。良かったじゃん、なれて」

まあそれは、夢ではなかったんだけどね

あなたにああ言われるまでは


21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:38:12.516ID:mKAP4K320.net


ガヴ「それにしてもどうして花屋になりたいと思ったんだ?」

……それはあなたが花が好きだと言うから

なんて本人は覚えてないか

「ただ何となく、よ」

ガヴ「ふーん、そっか」

「ガヴの夢は叶わなかったわね……」

ガヴ「ははは、まあ私はヴィーネと一緒に花屋やれて幸せだから構わないけどね」

嬉しいことを言ってくれるじゃない



22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:38:48.561ID:mKAP4K320.net


ガヴ「そういえば来週、サターニャとラフィエルが遊ぼうだってさ」

「へー、来週か。いいわね」

20年経った今でも4人の交流は続いている。たまに4人で集まる程度ではあるが

ガヴ「4人で集まるの久しぶりだなぁ、楽しみだな」

「ふふっ、そうね」


24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:40:22.977ID:mKAP4K320.net


完結に言うと、私の夢は叶った。

そして後で聞いた話だが、ラフィの夢

も叶ったらしい。私と似たような夢。

そう、私とラフィの夢はーーーーーーーー

「へい、らっしゃい!」

「だからお客様の前ではちゃんと挨拶してって言ってるでしょ!」

「ははっ、すまんすまん」

「もう……仕方ないわね」フフッ

ーーーーーーーー大切な人のお嫁さん

おわり


25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:40:56.583ID:mKAP4K320.net

綺麗なガヴィーネが書きたかっただけなんです!
ありがとうございました!


26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:41:28.285ID:oGUncEqRp.net

おつおつ

いい話だった


29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:43:27.887ID:0i52i1mr0.net

花屋ならへいらっしゃいでもいい気がする乙


30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/23(日)23:44:17.422ID:xUS9ISED0.net

素晴らしい



http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492957588/l50


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