ロジスプリング出遅れ。誰も行く気無く引っ張り込み、カワキタコマンドが押し出されて先頭。ハンソデバンドは前半少し行きたがる。アリゼオは頭を上げて派手に掛かる。ダノンシャンティは出が悪く、後方のインで掛かって持って行かれる。完全な中弛みドスロー。大きな動きも無く直線へ。2番手のハンソデバンドは持ったまま。外のアリゼオも手応えは楽。残り400から追い比べになり、ハンソデバンドが突き放す。アリゼオは馬体を併せられず、坂上からようやくジリジリ詰める。ダノンシャンティは先団直後から外に持ち出し、アリゼオの2馬身後ろから鋭く追い詰める。ゴール前で3頭横並びになり、ハンソデバンドが僅かに振り切る。以下は離れる。
殆どの馬が行きたがる酷い流れのレースになったが、ハンソデバンドはまともに折り合えた方だろう。アリゼオに馬体を併せられる前に一歩先に出て、ラスト3ハを11.7-11.2-11.3でまとめた。相手がジリだったにせよ、思ったよりは瞬発力勝負に対応できた印象。またスケールの面で2,3着馬よりワンランク落ちると見ていたのだが、そこまで差は無いようだ。中山の方が合っており、皐月賞は使うべき。
ダノンシャンティは案の定な引っ掛かり。今にも詰まりそうなクソポジションから「運良く」捌けて、ラスト2ハで2〜3馬身圏内。ラップを見ての通りほぼ詰める余地の無い上がり勝負になって良く追い詰めている。こんな気性だから中山では枠や展開次第。NHKマイルCなら最有力候補となろう。無論ヘボはもう乗せない方が良い。
アリゼオはレースセンスの良さを見せた2戦目のように器用に折り合えず、かといって新馬戦のような爆発的な瞬発力も見せられず。母系由来の良い脚一瞬タイプか、それとも父系由来の流れ込み型中山巧者か、レース前の段階では判断を保留していたが、どうやら後者の線が濃厚になってきた。もちろんこれだけ派手に掛かってハナクビ差だから何も恥ずかしい負け方ではないし、依然として楽しみな素材であることに変わりは無い。が、不得手なレース形態を地力だけで克服してしまう程の超大物でないことははっきりした。
ダイワアセットは好位のインで我慢が利いた方。この流れで上位から2馬身差では残念ながら器の違いは決定的か。
6着タイセイレジェンドは意外にもこの流れで折り合えた。直線は内から一瞬伸びかかって坂上で止まったが、休み明けとしてはまずまずの内容。
