1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 15:36:26.16 ID:2/J7CQK8P

向日葵「はぁ…」パカッ

向日葵「お母さんの給料日まであと2週間…」

向日葵「これじゃとてもじゃないけど生活出来ませんわ」

向日葵「…」

楓「…」スースー

向日葵「楓…」

向日葵「またあれをやるしかありませんわね…」

向日葵「…いってきます」ガチャ

楓「ん…お姉ちゃん?」ムニャムニャ

向日葵「!」

楓「どこ行くのお姉ちゃん?もう夜だよ?」

向日葵「少しアルバイトしに行くんですの…」

楓「アルバイト?」

みたいなやつ


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 16:42:25.03 ID:2/J7CQK8P

歓楽街

向日葵「…」トボトボ

男「お嬢ちゃんどうしたの?」

向日葵「はいっ!?」ビクッ

男「そんなに驚かないでよ~」

向日葵「す、すみません」

男「こんな時間に一人でどうしたの?」

向日葵「あ、いや…」

男「もしかして家出とか?」

向日葵「そ、そんなようなものですわ」

男「へ~…お嬢ちゃん可愛いね?」

向日葵「そんなこと…」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 16:53:06.76 ID:2/J7CQK8P

男「かわいいよ~、高校生?」

向日葵「ち、中学生ですわ」

男「マジで?すっげーおっぱい!」

向日葵「えと…」

男「お嬢ちゃんヒマでしょ?俺と遊ばない?」

向日葵「あの…」

男「泊まるとこないんでしょ?俺が朝まで付き合って上げるからさ」

向日葵「………ますか?」

男「え?」

向日葵「お幾ら出していただけますか?」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 17:23:49.82 ID:2/J7CQK8P

男「…」

向日葵「…」

男「そういうことか~」

男「どうしようかなぁ…」

男「2」

向日葵「そんな…!」

男「えー…じゃあ3」

向日葵「4なら…」

男「4!?高いなぁ」

男「お嬢ちゃんちゃんと楽しませてくれる?」

向日葵「が、頑張りますわ」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 17:29:34.27 ID:2/J7CQK8P

男「ん~…まあこんな可愛くておっぱい大きい中学生滅多にいないしなぁ」

向日葵「…」

男「じゃあ3.5は約束するよ」

男「それで俺が満足したら4まで出してあげる」

男「それでいいっしょ?」

向日葵「わかりました…」

向日葵「(頑張らなくては…)」

男「じゃあいこっか」ガシッ

向日葵「っ!?」

男「ね?」

向日葵「はい…」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 17:50:13.14 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「あれ…?」

ちなつ「向日葵ちゃん…だよね?」

ちなつ「誰だろあの男の人」

ちなつ「彼氏…?」

ちなつ「じゃないよね…」

ちなつ「ってあそこ…!」

ちなつ「向日葵ちゃん!」ダッ

向日葵「えっ?」

ちなつ「向日葵ちゃん!あの…」

向日葵「よ、吉川さん!?」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 17:59:13.94 ID:2/J7CQK8P

向日葵「こ、こんなところでなにを…」

ちなつ「こっちのセリフだよ!」

男「誰?お友達?」

向日葵「え、ええ…まあ…」

男「ヘェ~この子も一緒に来てくれるの?」

向日葵「それはっ…!」

ちなつ「向日葵ちゃん…この人誰?」

向日葵「え…いや…」

ちなつ「なんでホテルなんか入ろうとしてたの」

向日葵「その……」

男「なんだよ~めんどくさいな」

男「こっちの子も早く行こうよ」グイッ

ちなつ「やっ!?」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:14:56.69 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「やめて…!」

男「別にいいだろ?」グイグイ

向日葵「ち、ちょっと!」

男「こっちのお嬢ちゃんはオッケー出したんだしさ」

ちなつ「!?」

ちなつ「このっ!」ドンッ

男「いって!」

男「なにしやがんだクソガキ!」

ちなつ「いくよっ!」グイッ

向日葵「あっ…」

男「ま、待ちやがれ!」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:25:30.32 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「はぁ…はぁ…」

向日葵「もう…走れない…」クタッ

ちなつ「流石に…まいたよね?…ふう…」

向日葵「吉川さん…あの…」

ちなつ「…」

向日葵「私…」

パンッ

向日葵「っ!?」

ちなつ「…うして………」

向日葵「ぇ…」

ちなつ「どうしてあんなことしたの!?」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:33:44.00 ID:2/J7CQK8P

向日葵「ぁ…の……お金が…」

ちなつ「お金がないから!?」

ちなつ「だからって!」

ちなつ「だからってあんなこと……」

ちなつ「あんなことしないでよ……」ポロポロ

向日葵「すみません…」

ちなつ「もっと自分を大事にして…」ポロポロ

ちなつ「向日葵ちゃんが楓ちゃんやお母さんを大事に思ってるように…」

ちなつ「向日葵ちゃんを大事に思ってる人もいるんだよ?」ポロポロ

向日葵「吉川さん…」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:41:20.05 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「それに私…協力するって言ったよ?」

向日葵「ええ…」

ちなつ「向日葵ちゃんもお願いっていつまたよね?」

向日葵「そうですけど…」

ちなつ「だったらどうして…!?」

向日葵「…」

向日葵「友達に…」

ちなつ「え?」

向日葵「家の事情で友達にお金を借りるなんて出来ませんわ!」

ちなつ「向日葵ちゃん…」

向日葵「しょうがないじゃありませんか!」

向日葵「うちが…貧乏だから…」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:52:26.83 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「でも他に方法が…」

向日葵「中学生なんてどこも働かせて貰えませんわ…」

ちなつ「…」

向日葵「他にどうしろって言うんですの!?」

ちなつ「なっ…!」ビクッ

向日葵「母は私たちの為に無理して働いてくれています…」

向日葵「これ以上負担はかけられない…」

向日葵「それにまだ小さい楓に不自由はさせたくありませんわ…」

向日葵「私が…私がなんとかするしか…」

向日葵「うぅ…」ポロポロ

ちなつ「向日葵ちゃん…」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 18:59:59.68 ID:2/J7CQK8P

向日葵「ぅ…ひっく…」ポロポロ

ちなつ「…」

ちなつ「向日葵ちゃん、私の家まで来て」

向日葵「…ぇ?」

ちなつ「いくよ」グイッ

向日葵「ちょ、ちょっと…」

ちなつ「いいから!」

向日葵「でもこんな時間に…」

ちなつ「黙って着いて来て!」

向日葵「っ!?」

向日葵「はい…」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:08:35.07 ID:2/J7CQK8P

吉川家

向日葵「り、立派な家ですわね…」

ちなつ「……うん」

ちなつ「入って」ガラッ

向日葵「お邪魔しますわ…」

ちなつ「こっち」トテトテ

向日葵「はい…」トテトテ

ちなつ「ここが私の部屋だよ」スッ

向日葵「ひ、広いですわね…」

ちなつ「飲み物持ってくるから座ってて」

向日葵「はい…」

向日葵「すごい家…」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:15:37.20 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「おまたせ」スッ

向日葵「ありがとうございますわ」ゴクッ

向日葵「美味しい…私の家のお茶とは比べ物になりませんわ」

ちなつ「そう…」

向日葵「それで…なぜ私をここに?」

ちなつ「…」

向日葵「吉川さん?」

ちなつ「あんなことはもうやめて」

向日葵「!?」

向日葵「えと……」

ちなつ「絶対にしないって約束して」

向日葵「でも…」

ちなつ「代わりに…」

向日葵「え?」

ちなつ「代わりに私が向日葵ちゃんを買う!」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:23:51.00 ID:2/J7CQK8P

向日葵「え…え!?」

ちなつ「さっきはいくらだったの?」

向日葵「4万円ですけど……あの…」

ちなつ「じゃあ5万円出すね」

向日葵「そ、そんなに…!?」

ちなつ「うん」

向日葵「いや、でもそうじゃなくて…」

ちなつ「なに?」

向日葵「本気…ですの…?」

ちなつ「そうだよ?」

向日葵「え、えと…あの/////」

ちなつ「嫌なの?」


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:33:06.98 ID:2/J7CQK8P

向日葵「いやと言うか…////」

ちなつ「なに?」

向日葵「こういうことはあんまりよくないというか…」

ちなつ「さっき向日葵ちゃんがしようとしてた事と何が違うの?」

向日葵「ぁ…」

向日葵「そうですわね…」

ちなつ「いいよね?」ドッ

向日葵「わっ!」ドサッ

ちなつ「向日葵ちゃん…」スッ

向日葵「え、ぁ…よ、吉川さん…ちょっと…本気で…」

向日葵「ちょちょっ…んっ!?」

ちなつ「んっ…」

向日葵「ん…?んん~~!!?」バタバタ


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:41:48.47 ID:2/J7CQK8P

向日葵「んはっ…!はぁはぁ…な、なんてこと…」

ちなつ「え?まだキスしかしてないよ?」

向日葵「キ、キキキキスしかって//////」

ちなつ「まだまだ5万円分働いてもらわないと」

向日葵「なっ…」

ちなつ「向日葵ちゃんは私が買ったんだよ?」

向日葵「そ、それは…」

ちなつ「ん?」

向日葵「で、でも私…こういうの初めてで…/////」

ちなつ「え?」

ちなつ「そうなの?」


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:48:38.35 ID:2/J7CQK8P

向日葵「は、はい…そうですの…」

ちなつ「あれは今日が初めてだったの?」

向日葵「いえ…2回目ですが…」

向日葵「前回は直前に逃げ出してしまいましたわ…」

ちなつ「そうだったんだ…」

向日葵「私…怖くて…とても怖くて…」

向日葵「でも…楓やお母さんの為に…やらなくちゃって……」

ちなつ「向日葵ちゃん…」

向日葵「今日も…吉川さんが助けてくれてすごくほっとしましたわ……」

ちなつ「うん…」

ちなつ「大丈夫だよ、向日葵ちゃん」ギュッ


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 19:56:44.05 ID:2/J7CQK8P

向日葵「でも…せめて吉川さんが相手なら…」

向日葵「だからその…優しく…お願いしますわ…」

ちなつ「ふふっ…大丈夫だよ」

ちなつ「私これ以上なんにもしないもん」

向日葵「え?」

ちなつ「私は向日葵ちゃんとのキスを5万円で買ったの」

ちなつ「だからもうおしまい!」

向日葵「ぇ……あの…」

ちなつ「二度とあんなことしないでね、お願い…」

向日葵「吉川さん……私…うぅ…」ポロッ

向日葵「うわあああああああ!!」ポロポロ

ちなつ「よしよし…大丈夫だから」ギュッ


124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 20:03:57.27 ID:2/J7CQK8P

向日葵「…」スゥスゥ

ちなつ「泣きつかれて寝ちゃったか…」

ちなつ「ごめんね、向日葵ちゃん…」

ちなつ「協力するって言ったのに、向日葵ちゃんがどれだけ大変なのか知りもしなかった…」

ちなつ「本当にごめんね…」

向日葵「…」スゥスゥ

ちなつ「…」

ちなつ「もう一回ぐらいキス…していいよね?」

向日葵「…」スゥスゥ

ちなつ「おやすみ、向日葵ちゃん」チュッ

ちなつ「ふふっ…」

ちなつ「あとは…」スッ


135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 20:13:42.16 ID:2/J7CQK8P

向日葵「ん…んあ~…」モゾモゾ

向日葵「あれ…私…」ムクリ

向日葵「そうか…吉川さんの家で…」

ちなつ「あ、向日葵ちゃん起きた?」スッ

向日葵「吉川さん…」

向日葵「あっ!私家に…」ガバッ

ちなつ「大丈夫だよ、電話しておいたから」

ちなつ「楓ちゃんもパン焼いて食べてるって」

向日葵「そうでしたか…」

向日葵「…」

向日葵「あの…吉川さん…昨日はご迷惑おかけしました…」

向日葵「私…」


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 20:18:14.65 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「全然いいよ、気にしないで!」

向日葵「感謝しますわ…」

ちなつ「あっ、そうだ…」ゴソゴソ

向日葵「?」

ちなつ「はいっ!5万円」スッ

向日葵「ぁ…」

ちなつ「約束だもんね」

向日葵「…」

ちなつ「向日葵ちゃん?」

向日葵「やっぱりいただけませんわ…」

ちなつ「え…?」

向日葵「これはいただけません…」


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 20:23:14.64 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「でも…」

向日葵「吉川さんがいって下さいましたもの…」

向日葵「自分を大切にしろって…」

ちなつ「あ…」

向日葵「こんなことでお金を稼ぐなんて出来ませんわ」

ちなつ「向日葵ちゃん…」

ちなつ「本当にいいの?お金大変なんじゃ…」

向日葵「ええ…吉川さんとの約束ですもの」

ちなつ「そっか…」

ちなつ「よかった…約束だよ?」

向日葵「はい!」

ちなつ「えへへ…じゃあ…」ゴソゴソ

向日葵「?」


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/03(金) 20:30:10.16 ID:2/J7CQK8P

ちなつ「はいこれ!」スッ

向日葵「これは?」

ちなつ「開けてみて!」

向日葵「え、ええ…」ガサガサ

向日葵「あ…」

ちなつ「お父さんに頼んだの」

ちなつ「そしたら知り合いの店が中学生でも働かせてくれるって」

ちなつ「よかったね!向日葵ちゃん!」

向日葵「吉川さん…私…私っ…!」ポロポロ

向日葵「なんてお礼を言えば…」ポロポロ

向日葵「ありがとう…本当に…!」ポロポロ

ちなつ「えへへ」