no title
670: 名無しさん 2020/02/05(水) 20:35:40 ID:
【双子の日】

「ミトゥムちゃ~ん、ミトゥムちゃ~ん!もう、あの子ったら…どこまで行ったんでしょう?」

慌てた様子のマスターに「ミトゥムが飛び出して行った」と聞いて半時ほど。
思い当たる場所を手分けをして捜している。
案の定、ミトゥムが良く遊びに行く花畑にその姿はあった。

「はぁ…ミトゥムちゃん…」

シタは頭を抱える。
ミトゥムは無防備にも、お腹が見えるのもお構いなしに、草原の上に大の字で眠りこけていた。
何ともまぁ、実に気持ち良さそうに寝息を立てている。

「ミ・トゥ・ムちゃん、起きなさ……」

いつものように"お説教モード"で起こしかけるシタだったが、ふと、ミトゥムの寝顔を見て思いとどまる。

「ふふっ、こうやって大人しくしてると、まだまだ小さな子供みたいですね♪」

思わずぷにぷにと頬をつつく。柔らかく、とても気持ち良い。
しかし、さすがにミトゥムもそれで目を覚ます。

「うんっ…うん…?うぇえええ!!!ね、ね姉ちゃん!?」
「ふふふ、ミトゥムちゃん…何か言う事はありますか?」
「あ…う…ごめん…なさい…」
「はい、じゃあ次はちゃんとマスターにも謝りましょうね。心配していましたよ?」
「あ…ま、待って!いや、何でもない…」

口ごもるミトゥムに、首をかしげるシタ。
見ると、ミトゥムの手には花の輪が握られている。見るからにまだ作りかけだ。

「ふぅ、分かりました。マスターには後で一緒に叱られましょう。無理に連れて帰って、また飛び出して行かれても困りますから。さぁ急いで仕上げますよ」
「マジか!ありがとう、姉ちゃん!!」

無邪気に笑うミトゥムに、やれやれと微笑むシタだった。


しばらくするとマスターもその場所へとやって来る。
その頃には、シタ・ミトゥム・そしてマスターの3人分の花飾りが完成していた。


帰り道、「嬉しそうだね」とマスター。

「ふふ…マスター、私の妹は世界一です♪」

そんな二人に、前を行くミトゥムが呼びかける。

「姉ちゃん、マスター!早く来いよ~!置いてくぞ~!」
「もう!待ちなさい、ミトゥムちゃん!」

二人並んで歩くイナンナシスターズ。
その後ろ姿に「きっとミトゥムも同じように君のことを想っているよ!」と微笑むマスターなのでした。

END

671: 名無しさん 2020/02/06(木) 07:49:31 ID:
今日は双子の日なのか~

672: 名無しさん 2020/02/06(木) 11:58:24 ID:
イナンナシスターズおかわわわ!

kiji
シタ可愛いなぁ
双子の日ってあまり意識したことないですが、双子グッズの専門店が制定したらしいですね