厳選!オススメ書籍(ビジネス書&小説)

ビジネス書中心の書評ブログです。個人的ランキングもつけています。

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タイトルの通り、スタートアップ(起業)に焦点を当てたビジネス小説。
どのような流れで事業を作り動かしていけば良いか、
主人公の企業物語を擬似体しながら学ばせてもらえます。
本書はビジネス小説であること、また伝えるべきポイントがぐっと絞られている
という点でThe Goalと非常に似ていると感じました。
The Goalは、「全体最適」を物語の中で学べ、
本書、START UPは、「起業の流れ」について学べます。
どちらも時代に流されない普遍的なビジネスの原則を教えてくれる良書です。
実際、本書はアメリカの約70の大学で、アントレプレナーシップの教科書として採用されています。
もちろん、本書を読んだからといって起業の全てを学べるわけではありませんが、
外してはいけないポイントを学べるという点で十二分に有益であると感じました。


原則1:スタートアップの目的は顧客を見つけることであって、商品を作ることではない
×アイデア→商品づくり→ブランド→顧客
○アイデア→顧客→商品づくり→ブランド

原則2:人は製品やサービスを買うのではなく、問題の解決策を買う
顧客の悩みを明らかにするために、直接会い話を聞く。そこからだ。

原則3:起業家は探偵であり、占い師ではない
未来はわからない。徹底的に現実の世界で検証する

原則4:成功する起業家はリスクを取るのではなく、運を呼び込む
何度も小さく賭け、仮説検証。運を呼び込み勝てる勝負にオールイン!



モチベーションを科学し、ビジネス現場への応用を試みた本書。
モチベーションのOS は時代とともに変化しており、現代版のOS 3.0に合わせたコミュニケーションをとることの必要性、そしてその方法についても言及しています。
モチベーション3.0のOSを駆動させる方法論などはとても参考になりました。

これまで色々な組織を見て来ましたが、組織のエネルギーは個々のモチベーションの総和と言っても良いんじゃないかと感じています。
どのようにしてメンバーの内発的動機づけを促すか。
論理だけでない、モチベーションという感情に配慮したマネジメントが益々必要となってくるんだと思います。
※ちなみに本書では、メンバーの内面に内発的動機づけが起こればマネジメントすら要らなくなるとまで説いています。
ファシリテーター型のリーダーを目指す方は是非読んで見てください。


【モチベーションOSの遷移】
1.0:生存を目的とする人類最初のOS
2.0:アメとムチ=賞罰に基づく、与えられた動機づけによるOS
3.0:自分の内面から出る「やる気」に基づくOS

モチベーション2.0の人はタイプX:外部からの欲求によってエネルギーを得る(コストがかかる)
モチベーション3.0の人はタイプI:活動そのものから生じる満足感と結びついている(安価で無限再生)

【モチベーション2.0が奏功する場合】
・その作業が必要だという論理的な根拠を示す
・その作業は退屈であると認める
・参加者のやり方を尊重する

【ソーヤー効果(The Sawyer Effect)】
報酬により遊びが仕事になり、内発的動機づけが下がる現象。
自律性が失われ、思考の明晰化と創造性の向上を拒むことになる。
これを防ぐには”思いがけない報酬”を与える(事前に言わず、後でサプライズ)

【モチベーション3.0の3つの要素】
ー律性(オートノミー):自由に好きなように仕事をすること
ROWE(Results Only Work Environment) 完全結果志向
1.課題:何をするのか
2.時間:いつするのか
3手法:どのようなやり方でするのか
4.チーム:誰とするのか

▲泪好織蝓次塀話):何か価値あることを上達させたいという欲求
法則1: マインドセット(キャロル・ドゥエックの言う拡張的(Growth)マインドセットが○、Fixed×)
法則2: 苦痛(根性)が必要。つまりGRITを有していること。
法則3: 漸近線:完全には到達できない 

L榲:自分以外のより大きな目的と結びつけるとさらに多くを達成できる
目標(Goal):真の意味で利益追及だけでない目的を持つ企業は強い
言葉(Words):組織内でどんな言葉が使われているか、WeかTheyか
指針(Policy):単に報酬額を上げるよりも、誰かの役に立つことを提供する方が満足度が上がる



The Secret(ザ・シークレット)の続編。
The Secretでは、”引き寄せの法則”について語られていました。
端的に言うと、”全てのものは自分の思考が引き寄せている”ということです。
以下の動画を見ればおよそポイントは掴めると思います。 


本書、The Powerでは、その引き寄せの法則を発動するための鍵について語られています。
人間関係、お金、健康、幸福、仕事など人生のあらゆる面を好転させるために唯一つ必要なこと。
それは、”愛”です。
”感謝”することで愛の力が生まれ、人生は自身が望む方向へと導かれていきます。
とても大切な”生き方に対する考え方”。
分かっていても常に実行できていないのが実情でした。
本書を常に見える本棚に置き、お気に入りのフレーズは手帳に転記し、
心のチューニングとして、本書の教えを日々の暮らしに反映していきたいと思います。

「与えるという行為の全てが受け取るという行為を創造します」
「愛するとき、この世で最強の力を活用している」
「今どう感じるかが、あなたの人生を創っている」
「想像のプロセス:〜杼する、感じる、受け取る」
「あなたが語る物語が、その良し悪しに関係なくあなたの人生物語となる。だから驚くほど素晴らしい人生の物語について話し始めましょう」
「常に愛するもののことを考え、愛することについて語り、愛することをする」
「愛の力を使う3つの方法:
〆までに、人生で受け取ったものに感謝しよう(過去)
∈、人生で受け取っているものに感謝しよう(現在)
将来欲しいものをまるで受け取ったかのように感謝しよう(未来)」
 「感謝をすればするほど、愛を与える。愛を与えれば与えるほど、多くのものを受け取る」
 「全てのものに周波数があり、あなたの気持ちがそれと同じ周波数のものを人生に引き寄せている」
「本当の問題は、生き続けるかどうかではなく、むしろいかに人生を楽しむかにある」
「人生の最大の喜びは与えること。そして、人が与えることができるのは唯一つ、愛。あなたの愛、喜び、前向きな姿勢、気持ちの高揚、感謝そして情熱」 


「質問」をフル活用した営業方法についてのハウツー本。
アポ取りからクロージングまで、「質問」を中心に進めていくやり方についてまとめられています。
「営業とは営業マンが売ることではなく、お客様に買ってもらうことである」
北風と太陽のお話のように、営業マンがゴリ押しするだけではお客様は買おうという気になりません。
お客様が自ら進んで買いたいと思ってもらうためには、お客様自分の欲求を理解し、その欲求を満たすために自社の商品・サービスが必ず役に立つということを理解してもらうということが大事です。
そのために「質問」は非常に役に立ちます。
自身の営業を振り返ってみても、うまくいった時はお客様の役に立ちたいと強く思っている時ほどうまくいっていたように思います。
自身の営業力を高めるためにも、研修先の学習者の皆さんの営業力を高めるためにも、質問型営業の本質をしっかり学びと身につけていきたいと思う。


【人間の行動原則に沿った質問】
ヾ兇犬襦思う:「どのように感じられましたか」
考える:「ということは?」
9堝阿垢襦5つのクロージング質問
 1.欲求を聞く「どのように感じておられますか」
 2.欲求を具体的に「たとえば?」「具体的には?」
 3.考え(意思)へと導く「ということは」
 4.考えを確信させる「他に、何か気がかりな点はございませんか」
 5.行動へとナビゲート「では具体的にお話を進めましょうか」
し覯未出る

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インストラクショナルデザインの研究として、主にこの本を読み込んでいます。

インストラクショナルデザイン理論(ID: Instructional Design)とは、一言で言うと、
「学習効果を高めるための、より良い学習環境設計」のことです。

そのような学習環境をいかにして設計するか。
世界最先端の学習理論が引用元の参考文献とともにてんこ盛りで書かれています。
内容は、世界最先端の学習に関する科学的理論やICT(Information and Communication Technology)の活用法、インストラクショナルコーチングなど多岐に渡り、それぞれが膨大な参考文献を元に、理論的・体系的に整理されています。

本書はvol.4なのですが、vol.1〜3と決定的に違う点があります。
それは、
”真に学習者中心(Learner-Centered)であるということが、従来のインストラクション理論の範囲を超えているということ”です。

今、学習者中心のアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学びを実現する授業手法)をよく耳にします。
本書は、アクティブラーニングを支える理論的根拠、実施するためのメカニズムや手法について、科学的な知見に基づき細かく解説してくれています。

さらに、どのような学習環境を設計すれば、学習者がより良い学びを得られるのか?
それを効率性(efficient)、有効性(effective)、魅力(appeal)とうい3つの観点から、取り上げられている手法や実践を整理・解説してくれているので、目的に沿った情報を効率的に学び導入することができます。
授業や学びの場の設計をする人には本当にオススメの1冊です。

英語なので読み進めるのは大変かもしれませんが、
日本インストラクショナルデザイン研究会ではそれを翻訳、噛み砕き、
わかりやすい形で教師や教育に関わる方々にお届けしています。
ホームページに序文の翻訳も掲載していますので、よかったらご覧ください。

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