行ってきましたウラジオストクイポーニヤ@浦潮

2010年08月18日

まったりウラジオストク

vladivostok 077ウラジオストクというと、かつてロシア語を勉強し始めたころ(1990年代)に頭の中に刷り込まれた「犯罪都市」というイメージがどこかに残っていて、今回も行く前は若干緊張していました。
「地球の歩き方」を見るとネオナチによる被害のことが出ているし、地方紙VladNewsを見るとこの1カ月にも市内で殺人や誘拐事件がばんばん起こってるし、まあ関心はすごくある場所だけれども、せっかくオフで旅行に行くのならもっとまったり休めるところの方がよかったかなと思ってみたり…。

なので、行ってみたら案外平和で拍子抜け。危険な目に会わなかったどころか、むしろ開放的な雰囲気が印象的でした。
もちろん、表層しか見ていない、ほとんど中心部しかいなかった3,4日の滞在で何が分かるというものでもないし(3年いたモスクワのことだってさっぱりわからない)、ちょっと前まで正真正銘のマフィアが市長をやっていたくらいなので黒い話には事欠かないはずなのですが、街行く人々の表情や、ホテルや店での親切な応対などに、何かしら余裕のようなものが感じられたというのは実感としてあります。2012年のAPECの開催地になっているためここんとこ中央からの投資もかなりあるはずなのですが、そんなことも関係しているのかな。

vladivostok 087聞けば、ネオナチ関連の被害も今では少なくなったとのこと。まあ私はそもそもモスクワでもネオナチ、スキンヘッドって見たことないんですが(「今日どこどこの駅でスキンヘッドの集団を見た」といった話を頻繁に持ってくる人もいたのですが、私は結局3年いて一度も目にすることがなく…霊能力みたいなもので見える人にだけ見えるものなのだろうか)。

あとこれは、ウラジオストクの特徴というより、モスクワなど一部の都市や地域を除けばだいたいロシアの地方都市はどこでもそうなんでしょうが、街中に警官がいない!!!
いやたまにいることはいるんだけど、「ただ歩いているだけ」「ただいるだけ」で、モスクワの警官みたいに、町のいたるところに張り付いていて自分を含めた一般人に常に監視の目を光らせているという存在ではありません。荷物搬入中のその辺のおっさんと立ち話していたり、呑気なもんです。個人的には、これが解放感を感じた一番大きな理由かもしれません。

ちなみに「地球の歩き方」のシベリアの巻、最新が2009−10年版なんですがあちこち情報が古く、行ったレストランがなかったり、そもそもトラムというものがなくなってたり、色々ミスリードされました。
しかしウラジオ出てるガイドブックってこれ以外ないんだよなあ…。日本語のは文字通り一つもないし、ロンプラは分厚いし高いし以前の一冊持ってるので買う気がしないし…せめて極東なりシベリアなり分けて出してくれればいいのですが。

A32 地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン 2009~2010
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yusuke_1974 at 16:35│Comments(0)TrackBack(1)

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