2017年03月11日

劇場版ウルトラマンオーブを観たぞ!

本日公開の映画「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」を観てきました!
新宿ピカデリーの舞台挨拶回。
ネタバレ感想は「続きを読む」以降に記述して、以下、映画と舞台挨拶の所感を。

全体にくすぐりの多い、昨年の「X」映画以上にコメディタッチの映画で、劇場でもみんなクスクス笑ってたんですが、舞台挨拶でも田口監督が「劇場で、みんなで一緒に観ることを前提に作った映画なので、満員の会場で見てもらえて嬉しい」と仰っていて、まさに狙い通りになってるなあ、と。
今作は、亀有の映画館で応援上映が予定されてるんですが、思わず声出したくなるような場面が多くて、応援上映というか発声可能上映向きの映画だなあと思いました。細かいギャグがわりと次々と無数に現れるので、いろんなところが面白くなって笑った後に「あれって笑うとこだったのかな」とかちょっと思うところも多々。

舞台挨拶。
石黒氏は他のイベントのガイさんってより石黒英雄さんって感じ?頼りがいのあるかっこいいガイさんらしさは控えめだったようにも。
松浦雅さん、めっちゃ細くて華奢!キャップとのギャップが大きくてびっくりしました。
ジェッタ役高橋さんはちょっとおとなしかったんですが、あとに登場したシン役ねりおさんがハイテンションで「シンさんのこと好きな人ーーー!」って客席に呼びかけてるの見て「あー俺もそういうのやれば良かった」って顔してた気が……w
ジャグラー人気はツイッターで結構見てたんですが、青柳さん人気というのはそこまで実感したことなくて、今回舞台挨拶での登場のときの黄色い声と拍手の大きさで「うおっ!すげえ!」ってなりました。
一方で年配男性に大きな拍手で迎えられてる慎吾さん、すっごい面白いしリアクションの間のとり方とかもすごい気持ちよくて、この人こんなに面白かったんだ、と驚き。好感度がぐっと上がりました。

細かい応答は各ニュースサイトに任せるとして、印象に残ったのは……各出演者へ一問一答していくんですけど、ガイさんと慎吾さんが割とガンガンに人の話に割り込んでいって、いざ慎吾さんにコメントが振られたときに「えっ、俺?」みたいなリアクションを見せたところとか最高ですね。「さっきいっぱい喋ったから」ってそれ他の人のコメントだからw!前述の「気持ちいい間」はこの時のやつです。
あと、フォトセッションで会場のカメラマンさんをずっと注視してて他を向けない石黒さんに「ガイさーん!」って子どもたちの声が飛ぶのですが、それに「なーにー」と返すガイさん、再度飛ぶ「ガイさーん」の声……というのを3回繰り返したところで青柳さんが「皆ガイさんガイさんって」などと言い出す下りもすごく美味しかったですね……!

あと、例年出演陣は割と舞台挨拶でもあまりキャラを手放さないというか、映画の虚構感を出さないんですが、キャップ松浦さんが「スタントの人が……」とか言い出したときはちょっとドキッとしましたね!(笑)

twitterなどでも流れていますが、田口監督が今回述べた「オーブは10エピソード構成で、オリジンサーガが1、TVシリーズが6、劇場版が7」という話ですが、重要なのは2〜5や、8以降が実際に作られるかどうかというより、オーブとジャグラーはそれだけのエピソードを重ねてきたのだという事実だなと思うのです。
(そして個人的には二人が戦士の頂を目指すまでの過程を描くエピソード0が見たい)

最後は司会者さんの呼びかけで、出演陣や田口監督とは慎吾さんの音頭による「あばよ!」でお別れ。
慎吾さん、サービスで前口上に「寒いけど体に気をつけていい夢見ろよ!」もつけてくれて、皆で「あばよ!」を交わせたの、とてもいい思い出になりました。あばよしたあとも慎吾さん一人残ってギリギリまで叫び続けてくれて(笑)、本当にサービス精神旺盛な人だったなあ……

お見送りのオーブトリニティとのハイタッチ、オーブの手のひらの感触がゴム膜っぽさを感じました。撮影用のウルトラマンの手のひらって、手術用ゴム手袋2枚重ねらしいのですが、ちょっと実感。

以下はネタバレありの映画感想!
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さて、冒頭にも書いたとおり、コメディカルかつ、パンフレットで監督もインタビューに答えてる通りウルフェスライブステージを思わせるギミックもある楽しい映画でしたが、皆さんいかがでした。
僕は……ちょっと困ったことに昨年の「X」映画のほうが好みでした。ボリューム感はパワーアップしてるし、ギャグも嫌いじゃないんですが、うーん。割とまんべんなくバトルが散りばめられてるよりも、きちんと一点のクライマックスに向かっていく構成が好きなのかなあ……
あと、すごく意地の悪い見方なんですけど「予告にあったあのカットがまだないからサデス死んでないんだろ」みたいな予測がついちゃうのちょっと惜しい気が……
ただ、単純な好みの話で、面白さを削いでいたとも思わないですし、欠点ってわけでもないかなあ。


昨年との比較の話をすると、客演ヒーローとしてのウルトラマンとウルトラセブンの個性の違い(作風ではなく)というのが出てて面白かったですね。
ハヤタと人格の境界線が曖昧で、あまり自分の言葉で語る印象のない、一個人としての個性の見えないウルトラマンは、X映画では神秘的で言葉を語らない存在として描かれていましたが、モロボシダンとして、常に自身の想いを表出させていたウルトラセブンは、今回のオーブ映画でも自分の言葉で語りかけ、オーブを導いていました。
そういう描き分けは、作り手の「ウルトラ愛」の現れを感じました。50年前のキャラクターが、本当に丁寧に描かれているのがうれしいですね。あの両足ドロップキック!あのラリアット!風来坊ヒーロー、ガイさん=オーブに「ただの風来坊ですよ」と名乗るのも嬉しい。ここ数年は「ゼロの親父」の役回りが多かったので、そこを離れて一人の現役ヒーローとして活躍する姿が嬉しい……!サデスの「さすが生涯現役……!」ってセリフはウルトラ族の寿命とかを考えるとちょっとどうかなとも思ったのですが、まあこの映画見るの地球人だしな。
あと、セブン参上の際に、主題歌にあわせてガッツ星人やウルトラマンたちが口々に「セブン……」って言ってくあたり、ちょっと笑っちゃったけどあれ笑うとこじゃなくて燃えるべきとこだった気がする……また日を改めてもう一度見てみたいシーンです。

ウルトラマンエックス、デザストロ迎撃の途中でムルナウの罠にハマったということは、X劇場版の直後と今回の映画直結してる……XとオーブのTVシリーズって、別の世界で並行して進行した同一時間軸(ややXの方が先行してる?)ってことになるのかなあ。
アタッカーX、街なかで使ってたんですがあれ実は結構やばい技なのでは……宇宙人より被害大変じゃない……?
大地隊員、エックスのサポートでジオブラスターを宇宙人に御見舞するくだりとか凄いかっこよかったですね。変身前に戦うシーンとして、あの二人の関係性を活かしつつうまく魅せていて、唸らされました。

ギンガとビクトリーは、出番も少なめですが各々きちんと必殺技や必殺武器を使ってくれるのはうれしいですね……!合体新必殺技まで大盤振る舞い。ギンガビクトリーへの合体もあるかなって期待してたけどなかったw

オーブがトリニティフュージョンの力を手に入れる下り、X以外とそこまで濃厚な絡みがあったわけでもないので、どうもいまいちピンとこないというか……SSPメンバーと3ヒーローとにも関係性があるわけじゃないですし、祈りが届いたとかとも違うし、初見ではちょっと気持ち的にストンと落ちない感。
トリニティフュージョンのバンク(1回しか使われないだろうから「バンク」って表現も変か)のカードリードとかめっちゃくちゃシビレましたけどね。Xのカードをリードするのに、カードを正面に突き出すところが特にお気に入り。
あとオーブスラッシャーの取り外しエフェクトも凄くいいんだけど、仕舞うカットはない割に、頻繁に取り外すので(劇中3回ぐらい取り外してなかった?)よくなくすのかなあとかちょっといらぬ心配してしまいました……w
余談ですが、渋谷HMVで開催中のウルトラマンオーブミュージアムでは、EXレッドキングナックルやゴモラアーマークローを装着して写真を撮ったりできるのですが、劇中でのあの描写の伏線だったのか、とちょっとニヤリ。映画見てからミュージアム行くと楽しいかもしれませんね!

相変わらず美味しいなゼロ。アバンタイトルの戦闘では久々のゼロツインソード使用。彼、長年に渡ってメインヒーロー張って、パワーアップを何回か繰り返したせいで、せっかくあるのに使わない超必殺技が増えすぎてる感が……w
ギャラクトロン、オーブオリジンと大剣を備えた者同士だったので、バランスを取ったのでしょうか。

サデス、ちょっと思ってたのと違った……w
ハイテンションキャラっていうかもはや躁キャラじゃんか……まだ復讐に燃えてくれてるほうがマシだぞ……まあ、ある種のスポーツマンシップのような価値観で行動していて愛すべきキャラにはなっていましたけど……
かつてのインペライザーを思わせる、もはやギャグみたいな不死身っぷりだけど、あんだけ生体部分木っ端微塵でも復活するなら別に機械化いらなくない?っていうツッコミどころまで含めて面白いやつでしたねえ。
復活阻止条件というのは、もしかしたら「サデス自身の満足」だったんだろうか。本人が納得できるまで完全燃焼しないと死ねないような。だからこそ一度自分に死を与えたガイさんを狙うし、ムルナウ一味としての目的を度外視して、戦闘で得る充実にこだわってるのかな。
そう考えるとサデスのバックボーンも想像を掻き立てます。

今回の敵役ムルナウ。
パンフによると、SSPが少年探偵団、ガイさんを明智小五郎としたときにムルナウは黒蜥蜴のイメージだそうで、なるほどガイさんに向ける感情やら悪の首領ぶりは黒蜥蜴。あとから気づいたのですが、黒蜥蜴は宝石を蒐集するのみならず、美しい男女を剥製化して集めてもいるので、ウルトラマンを宝石にして集めるなんてまんまじゃねえか(笑)。
観る前はもっと単純に「敵!」って役割でしかないのかなと思っていたので、想像以上に複雑な面を見せてくれた彼女の存在は、この映画を見る上での思わぬ収穫でした。
彼女とガイさんの出会いは、多分オーブエピソード2〜4のいずれかであったのでしょうが(5は100年前のルサールカなのではないか)、以前の対決も気になるところです。
ちょっと驚いたのは、ムルナウがガチで死ぬくだり。今回ちゃんと人が死ぬ映画ではあるのですが、ムルナウの最期までドラマを盛り込んでくるのは意外でした。今際の際の美しい月が印象的。ガイさんの言葉を「心には届かない」と拒否して逝くのもいい。光と愛と理想に満ちすぎているガイさんの超人性……ジャグラーによくやっちゃうアレをここでもやってると思うと感慨深い……

ジャグラー、今回はトリックスター的に引っ掻き回す役割。初登場の、洋館のドアからニュっと顔を出す下り、笑っちゃったけどあれ笑うんじゃなくて驚くべきとこだった気がする……でもあれ笑うよねwあとに続く「就職したんだ」のセリフも、TVシリーズの「かっこいいね」の文脈というか、場違いに滑稽なことを言う不気味さの表現だと思うんだけど、可笑しくてしかたない。
ダークリングでの超合体、テレビ版でも行われてはいたのですが、フュージョンアップ同様の描写はずっと見たかったので嬉しいのですが、肝心の変身後がちょっと打たれ弱いぞゼッパンドン。もうちょっと頑張って戦ってほしかったぞ。

SSP、ガイさんやジャグラーが言うほど足手まといの印象がないんですがなぜだろ?まあガイさんが協力を拒否するのは、危険に巻き込みたくない一心ってことなんでしょうが、なんとなく劇中での扱いと持ってる印象とにギャップがあると変な気分ですね……。
今回の彼らの活躍というと、何と言っても「がんばれの呼びかけ」ですよね。これまでのウルトラ映画でも劇中人物が「がんばれ!」と呼びかけるシーンはありましたが、劇中人物があたかも第4の壁を超えて観客に呼びかけるように(今回のも厳密には劇中世界での配信視聴者への呼びかけなんだけど)、というのは割りと一歩踏み込んだ表現だなと思いました。

こうやって振り返ってみると、あまりにも盛りだくさんで、普通に見てると「うわー豪華豪華キャッキャ」で終わってしまう映画なのですが、そのてんこ盛りされた各要素を噛み締めてみるとまた違った奥深さが垣間見える、スルメ映画なのかも知れません。
幸い、別途前売り券も買ってあるので、何度かじっくり見方を変えて足を運びたい映画ですね……!

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yutajin
 あるときはデンキヤのバイト、またあるときは3流大学生、しかしてその実態は……!

 すいませんただの特ヲタです(笑)。
 特にウルトラ全般に思い入れが深く、コスモスもネクサスも両方愛してまっす!あと、ネクサスの影響で佐藤康恵さんとdoaにハマりました。

 ヲタ趣味、ヲタそのものについて、大学やバイト先での出来事について綴るblogになると思います。有益なものは多分何も無いですけど、足跡を残していただけると小躍りして喜びます(笑)。

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