再び彼に乱入された日

彼は前夜、仕事関係者と打ち合わせだったのだけれど、
彼の今後の働き方に関わる話もあったみたいで。

そんな話を、私にしてきた。

今、どうするかの選択をせまられている仕事が2つあると。

どちらも、私が聞く限りは、いい話とは思えなかった。

彼のしたい事は何なのか。
したい事をして、稼げたら一番だけれど、それはもちろん。

今回の件は、どちらも稼げない。
彼がいいように使われるだけの気がした。
でも彼には少し、やってみたい気持ちもあるみたいだった。


・・・・・・・・・・・・・・・・。

私は、ずっと前から伝えている希望がある。

結婚して子どもが欲しい、と。

私と、少なくとも子どもを養える稼ぎが無ければ困る。
稼ぎと言うか、安定収入。

彼は一人なら、何でも好きにすればいいけれど、
私のことを、どう考えているの?
付き合って4年くらい経つ。いい年。子どもを産むのだって、リミットがあるんだよ。

彼はその時、産んだらいいって。
俺の子どもっていうのは、もちろんそうして、お金は渡すから。みたいな発言をした。


は?


・・・・・・・・・・・・・・・。
入籍する気はないってこと?

いや、彼もたぶん、入籍はしたいだろうけど、彼を取り巻くもろもろの環境を考えたとき、
現実的には厳しいのだろう。

厳しいだろう事はわかっていた。
だから、付き合い始めてから4年くらい経つけど、その間彼は、
その厳しさが何とかなるように、前進しているのだと、思いたかったけど。

うーーーーーーーーーーん。
こいつ、根底がそんな考え方なのか?
まあ・・・そこまで違和感はないけど、コイツなら(笑)

前夜の仕事の打ち合わせが、あまり建設的ではなかったことも
影響していただろうけど。

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そんな発言をされたあと、彼を彼宅につっこみ、私は出勤したけれど
日中、怒ってるわけでも悲しいわけでもなく、
はっきり伝えておかなくちゃな(何回目か知らんけど)と思って、彼にLINE。

あなた朝、こういう発言をしたけれど。
私の希望は知っているよね?
理想ではなく本当に現実的に考えたとき、それはどうなりそうなの?
私にも人生がある。
出来ないなら出来ないと、はっきり言ってくれなくちゃダメなんだよ。


という主旨で。

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案の定既読スルーなわけだけど。

もう私もね、彼と付き合ってる年月が長くなってくると、しかもこの年だし、
前進することに関して、実際前進するのが一番だけれど、しないとしても
何かを言わずにはいられないの。

だから言うの。

言って少しスッキリした。

あいつは何か思っただろうか


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