ーわかりあう日はきっと来ない
 ー言葉にしてみると、それが正しいことがよく分かる
 ーだから、そういう無駄なことはもう辞める
 ー本当に辞めると、まずは口にすることから始めよう

女の辛さ
求めて得られない苦しみを
求めていないものばかり降りかかることを
誰も癒やしてやれない

 冷たい雨の降るごとく
  細い肩から精気が抜けてゆく

俺は時おり噛み締めている
どうにもできないことについて
手の届かないところで、軋みが
幼い体が傷んでゆくのを

 雨は優しく土に染み込む
  そしていずれは、と

幸せな日々
何にも代えがたいことが
絶え間なく溢れるようにと
俺は俺にできる限りのことを
絞りカスになるまで続けるだろう
そんなわがままに行き当たるまで
そこまでにもそれなりの苦労があった
そして、今
はるか離れたところから
やっぱりこれだと、ひとりごちている
完全無料の太陽の光が降り注ぐ場所で
全身に地熱を行き渡らせながら
届かないあなたのために
世にも泥臭いブルースを歌っている

人間、きっと少しずつしか変わらないだろう
行ったり来たりを繰り返して、少なくとも俺はそんなもんだ
だからどうというわけでもなくて、言いたいことがあるわけでもなく
ただ、できる限りのことはしないとなと、いつも思っているだけだ

、、、、、、、、、、、、、、、、

それが嘘でないことがわかる
それだけで少し、いやとてもありがたい

そこ・ここに新しい自分がいる
馬鹿だから気づかないだけなんだと
こっそりひとりごちている時間があった

 生きることに退屈していたのだと
  だから疲れた目をしていたのだと、
   改めて思わされた

いつでもつまらないことをしてしまう
また昨日と同じ穴にハマった
いい加減に嫌になったことも
もう何度繰り返しただろうか

 いずれどこにもたどり着けない
  そうだとしたら、もうどこに行くのも
   自力で何とかするのはやめにしたいんだ、本当に

しんどいことを考えいるのは終わり
それなら○んでしまった方がマシだ
どれだけクズが身にしみても
それでいいと、時にはハリボテの言葉をつぶやく
言葉がひっかき回した内部のぐるぐるの結果として
少しだけ面白いものが生まれている
それが無性に新しくて、そして喜ばしい

■ビジョンを考える
(現実的な問題をすべて棚上げして考える)

目指すべきこと
・美しい人が現れること、戦える人になること
・その中に、日本・日本人としてのアイデンティティを含み、受け入れて担うこと
・若い人が世界に出て働き、人と出会って達成や獲得に向かえるようになること

注意点
・オレが何かになる必要はない。才能もない。与えられた力は消費してこそ意味がある
・ただし、人は何らかの社会的達成がない人に付き従わないのは前提としてある
・そしてオレは怠惰で、社会的達成に縁遠く、頑張ると息切れするケースが多い
・では、どうやってビジョンを実現するべきか。長く時間がかかることは前提として考える

方向性
・常にやるべきことをやるために、注意深く、同時に大胆に。そして覚悟を決めて立ち向かう

具体的にやるべきこと
・英語の勉強をして、海外に出ること
・ChatGPTを活用して、人間を生む素地を作るための教育体制を検討すること
・くすぶっている日本人を海外へ送り込む

金、ステータスに対する思想
・金やステータスがなくとも動けることが理想
・ただし報酬がないと少なくとも若い人は動かない
・必要な額は正確に査定する

■その他

何を実現するためにどんな実績を積まなければいけないのか?
・若い人を先導する?
 ・明らかに適役ではない。能力がないからそもそもできない
・人を動かしたい? 
 ・何か発想が間違っている感じ
 ・いつもと同じことをやっている。冷静にならなければならないというより、発想の根っこを検討して修正したい
・独立?
 ・ブログを書く?→きっと続かない
  ・結局、自分の行動原理に合わないことはできない
  ・いままでやってきてダメだったことには深入りしない。
 ・まだ自分の興味の赴くままにがむしゃらにやる、人と会うフェーズ
・ビジョンの実現のために
 ・いずれ何らかの形で世に出る必要はあるが、因ではなく縁に拠るべき
  ・どうせ無理に頑張ってもダメ。続かない。

教育について
・対話と適性診断を踏まえた学校外における教育カリキュラムの仮案作成
・ChatGPTでは教えられない対人コミュニケーション、関係構築、信頼醸成の教育
・信じる、ということは恐ろしい部分に接近するものであることを理解し、それでもギリギリまでは進めるよう覚悟を育む

一度日本は落ちるところまで落ちていいか?
・そもそもオレが決めることではない。なるようになる。
・変化していくこと、状況に対してどう応じるか、を予め考える

ベトナム、東南アジアで会社を立てる?
・会社である必要はない。利益を出すサービスである必要はある
・人を動かすぐらいの影響力が必要だろうか。

関心事、確認事項
・迷ったら腹を据えて休む。満足にまっすぐ向かう。
・停滞の予感を察知し、ビジョンに照らして行動に移せること
・法律、会計、知財、統計など数学知識

オレの目は今日は澄んでいるかと
いつも、どこかで不安になってしまう
それで街中のガラスや、
磨かれた金属の光沢のある建材を見ると
何よりも顔を覗き込んでいる
そこには中の下と下の上の中間ぐらいの顔があって
いつも対して変わらない表情でこちらを向いている

昔、小学校の国語の先生に「感受性」を褒められたことがあった
その時はあまり訳もわからず、褒められたのが嬉しかったのだが
大人になって、その感受性というものがあまり役に立たない
というか、少々厄介な代物であることに後々気づいた

面倒だとは思いながら、
それでも付き合っていくしかないかわいい持病みたいなものだと
今では、ため息を付く時もありながら、
なんだかんだで上手くやっていきたいと思っている

ちょっとしたことに必要以上にびくりとなる
それでいて、肝心なことにその場で気づかず
後から人づてに聞かされることもしょっちゅうだ
とかく生きづらい性格を抱えながら
それでも何事かに捧げねばならないと思い
悪い目と足取りに気をつけながら、なんとかやりくりしている
社会に出る少し前からこの方、だいたいそういう状態である

許されることはない
そのことについて、
日本にはない懺悔室を思う
そして、太陽の下に出ると
少し笑みがこぼれてくる
本籍地から遠く離れた南
のべつ幕なしに降り注ぐ太陽の光に
オレみたいなのを生かしてくれる誰かが
そこかしこにいるようなのだ
そのことに、ふと思い当たる時がある
それだけで、恥ずかしながら泣きそうになってくる

 たまに自覚する
  正直なところ、結構辛いのだ。色々が
   だから、時々無性に寂しくなったりする
    どうしようもない

きっと、
少なくない数の人が考えたように
「何でオレばかり」と幾度となく思った
そして、あまりにもそんなわけがなさすぎるので
そういう考えが浮かぶたびに自嘲するのがひとつのパターンだった
バカみたいな話だ、いつも通り

 以前より正直になれている、そして
  キーボードを叩いていると、少し
   バカの成分が浄化されていく
    ありがたい

時々、
タイムラインから生々しい匂いがする
人肉の燃える色、未熟な良心が焼き切れた音
争いに身を投じた側、投じ切れない側、など
それでもいい、と言うことしかできないけれど
ここに書き残しがたいことにまみえるために、やっていきたい
「オレが何とかする」の意気込みと
「誰か慰めてくれ」のみじめな叫びの間を行き来しながら
みんなが通った道を、あらためて自分の足で踏み抜く

考え方じゃない
常識でも道徳でも倫理でもない
輝きの根っこがどこにあるのか
何を集めれば、わずかでも背中を押せるのか
そればかり考えてきた
そればかり考えてきたといっても、きっと過言ではない

 ほとんど何も上手く行かないままここまで来た
  もう三十路を越えた今、今後を考えると
   そう大したもんにはならないだろう
    それでもいい、問題ない

美しい言葉があるのだと
それだけは変わらず信じている
そして、それが今の時代の中で
どのように現れるべきかということを
なんとか、ひねり出そうとしているんだ
だから、まともな会話にならないのは、すこしだけ許して欲しい
もともと会話も上手くない。空気を読むのも下手くそだ
ただ、なんとかしたいんだという気持ちだけ
100万分の1円分だけ買ってくれ

 ホーチミンの街を見下ろしていた
  あの時、
   オレは何を見ていただろう

いい風が吹いている
何の拘泥もないただの風
海の方から来て、陸の方へゆく
こだわりのない風を浴びて
また俗世のことへ戻っていく
それでも、その薄っぺらい胸板の中ほどには
日本では見つからなかったひとつの熱い塊がある
そいつをひとつの手がかりに
前後不覚の人生をゆこう

時々、無理を言う
それをやめてくれとか
それは直して欲しいとか
もっとこうしてくれ、とか。割とふつうの事を
それを伝えて、直してもらったことはあまりないけれど
もし不快な思いをさせたのだとしたら、
それについては心から謝りたい

 最後にはオレはオレのやりたいようにするけれど
  それでも、さすがにということもあったのだ。ごめんよ。

結局、
最後はあの空にお願いするしかない
オレは大抵間違っていて、
それでいて、自分のことしか信じていないようなところがある
だから、お前のようなヤツには特に
時代錯誤の無理強いをしてしまう
本当にすまない

 心臓が共鳴しあっていると
  とてもいい時間が流れるんだ

信じて呆れて笑ってくれる人には
オレは最大限のことをしてやれるだろう
そうでない大多数に向けても
オレは何か面白いことができないかと画策している
だから、お前も
どうか一時の強情を捨てて、わずかだけでもオレのわがままに付き合ってくれ

恨みを受け取る能力がゼロなのは
たぶん家族・家系の、特に婆さんのおかげだ
おそらく、ここ数年でそのことに自覚的になった

今はそれに感謝しながら、同時に
これまで身に起こったこと、起こらなかったことを折に触れて思い返し
何か有効な手がかりがないかを探したい

オレは、
オレはオレにある武器を手に打って出ようと思う
今まで無自覚なオレを守ってくれたその盾は
多分そこそこ有り難いものだったのだ
(そうでなければ、早々に潰れていた。間違いなく)

こいつの器がどの程度か
何に、どこまで効くかわからないが
それをこれから、人生の時間と労を注ぎ込んで確認してゆきたい

本当に
事実だけ並べたらなんて間抜けな人生なんだ
美しいものなんて一つもない
ゴミみたいなもの
それで、どうして
どうしてこんな詩を書かなければならないんだろう?
わからない、そしてしょうがない
オレにはどうしようもないことは、わかった
今日はもういい
明日が少し、恐ろしい

マナーを守りながら攻めきれるヤツ
最後に勝つのはソイツだ

あらゆる出来事・モノに
ひそかな予兆、予感が含まれている
師匠の言う通り、存在には霊性が備わっているのだとすれば
本当は何もおろそかにできない

 言葉は極小の可能性
  存在を構成する原子なのだろう 

自分の話になるけれど
オレは本当にアホだから
人から言われたことをほとんど丸ごと信じてしまう
絶対に、何の気なしに言われた言葉を
一生続く原動力として受け取っているケースがいくつかあった
そのくらいバカだ。
それはつまり、通じ合っているわけではない。ということ
でも、それでも別にいいんじゃないかと思っているんだ

 あの時、あの人に、あのように言われたこと
  それが、どうしてか今の自分を作った

細い糸の上をなんとか生きてこれた
これから先どうなるかはまだまだわからない
負債は巨大で、才能もない、いつでも後戻りする穀つぶし
基本的にがけっぷちから抜けられていない
それでも、こんなオレでも
受け取るべきものをしかるべきタイミングで確かに受け取ってきた
だから、ここまでなんとか生きてこれた

だからというわけではないけれど、
ひとつだけお願いがある
どうか、なんでもいいから
受け取ることができる人になってくれ
感覚でなく、陶酔でもなく、恐怖でもない
すべての〇〇に当てはまらない××を
言葉にしがたい直観を
それだけが、本当の願いだ

 救うのはオレだよ
 だから、お前は楽しんでいてくれ
 ほんの少し、1ナノミリの信があればいい
 それでも十分すぎる

事実でも、
才能でも、
感性でもなく
確信だけが未来を温める
メタ的な信の連環を
どこまで作れるだろうか

 ずいぶんひどいことをしてきた
  それは、バカで間抜けでどうしようもなかったからだ
   これからも、許されることはない

その分、というわけではないけれど
オレは、オレの役目を120%全うする
いくつかの確信に基づいて、すべての状況で同じ法則の実現を目指す
下手くそは重々承知しつつ、それでも
最後にはすべてそれが役に立つと、やはり信じている
だから、最初に言った通り
1兆分の1の信の欠片を分けてくれ

 時々怖くなることはあるよ
  いや、嘘だ
   そんなことはしょっちゅうある

アレが怖いのは誰も同じ
そこに国籍の違いはないと
ベトナムに来て、見ることができた
それは一つの収穫だった

 もちろん、オレに何かができるわけじゃない
  そんな大層なもんじゃないんだ
   ただ、ひとつの確認として

歌は鳴っているか、
内側から湧き上がっているか、
高らかに通っているか、
問いかける言葉を持たないオレだが
ここには良いものがあると、
それだけは声を大にして言いたい

 疑問が湧いたら
  あとは厳しい方に、前を見て進む
   それだけでいい

オレみたいなのに何ができるか
その、いつも湧いてくるゴミの一文が
これだけ軽く書き落とせるのは
きっと、何もかも周りの出来事のおかげだ
だから、そのもらったものを
これからは10倍にして返すと
適当なことをほざいてキーを叩くことにする

穏やかだ
いつまでもこれが続くわけではないけれど
今は心からの幸せに浸っている

 ほしかったものはすべて手に入った
  あとは、もつれを実現するために
   一層しんどい場所へゆくだろう
    もちろん、誰よりも喜んで

深夜のカフェの窓に
女の素足が写りこんで
外は、いつものアジアの夜風
砂埃がそこらじゅうに舞い
並んだバイクの座席に落ちる
それが、とてもザラリとしているんだ

 都会で何かをなくしたと
  歌われたことがあったのを
   まだみんな覚えているか、そして
    同じように受け止められるか

胸のうちに籠もる熱い力
どこまでも行ける、そして
どこにも行く必要のない心持ち
それが、ゴミカスのオレがほしかったもの
その中の一つだったのだと
今まさに、ふと思った

眺めることをやめなければならない
常に、では自分はどうなのか、と
問い続けなければ、本当に無価値になる

みんなが、
優しさとか愛のことをどう考えているのかと
いつも気になっていた。そのぐらい幼かった
今はもう、何も聞こうとは思わない
ただオレが書いて、それで確認すればいいだけだ

金やステータスをいくら集めても
優しさは得られない。それは逆も同じだ

 オレはAIでないものを知っている
 愛とか、誠実とか、勇気とか
 そういったことが、ごまかしでなく本当に大切なのだと
 徹頭徹尾に叫ぶことぐらいしか、おそらくオレにはできないだろう

もともと、
多くのコンテンツは人間の機能的欲求を満たす目的で存在していたのだ
今までは、それを生み出すことが相当に難しかったから
それを生み出す過程の努力や粉骨砕身が人を輝かせてきた
今、その道が閉ざされたのだから
次に人がやるべきことは何か
そのあたりは、より一層シビアに求められることになる
かといって、もともとやっていた人が有利になるというわけでもない
それはもう、ただの生き方の信念の問題だから
ただ個人が、そしてそれを求める人らが
試され、こき使われ、そして然るべきところに至ると
シンプルなそういう話なのだろうな

何のために歌うのか、とか
誰のために歌うのか、とか
本当にひっきりなしに思念が浮かんでくる
明らかに格好の良いアイデアではないはずだが
それでも、気になるのだから
こうして詩にして処理するよりない 

 結局答えは出てこない
  バカは何をやったってダメだ

オレに何ができるか、とかも
無駄を承知で、やはり言葉が浮かんでしまう
これがモチーフなのかどうなのか
まあ迷っている時点でダメなんだ
書きながら、ようやく気づいた

 悩ましいものは死んでいる
  地獄ギリギリでも、平然と嘘をつけると
   そうでなければ何もできない

いつからか、勝手な覚悟をするのが習慣になった
ここでは書かないけれど、言葉にはしづらい覚悟
それでいて、自分では大真面目なのだ
いつか誰かに語るときがこればいいなと
こっそり楽しみにしているオレがいるのだ

センスがからっきし無い
どうも前世に置いてきたらしい
タイトルからして死んでいて
ため息の付き方も忘れてしまったよ

 人の根っこが変わらないことを
  日本から出て教わった

マナーも、仕草も
あるひとつの地平では共通している
国籍が変わっても、結局は人と人のこと
何を愛して、何の尊厳に傅くか

 いつ、どれだけ大声で歌ってもいい
  それだけでひどく救われる

尾崎豊の歌に
日本にいたときより世話になっているのは
良い兆しに違いない。良くも悪くも
年齢はだいぶ上に行ってしまったけれど
バカは何年たっても変わらないからしょうがない
せめて、ごまかさず
万能でない分、最大限に誠実に
クソダサい歌を歌ってやりたい

正解はもう目の前にある
あとは、やるか、やらないか
本当にそれだけになってしまっている

 厳しい話だ
  やらないとすれば、それは臆病
   やるとすれば、それも殆どは無謀になる

それでも
いつも同じことを言う通り
何が何でもやらなければならない
そのことを、もっと上手くやるために
色々と迷惑をかけてきた
相変わらず、性根に自信はないけれど
それでも、なんとか生きていけるようにしてもらえたと
少なくとも今のオレは思っているんだ

 どうせまた間違える
  この供述も、いつものこと

充満する途上国の熱
一帯を平等に焼く太陽のじめっとした日差し
こいつを頭から浴びるためにわざわざやってきた
そして、想像の7000倍のものをもらって
いつか、必ず帰って頑張ると誓う

日本が、
日本人がこの20年で失ったもの
そのほとんどすべてがベトナムにあった

若いやつは東南アジアに行けと
今は大手を振って偏見を述べたい

改めて宣言をする
オレは、生の言葉を扱う者だ
それには免許がいる、覚悟がいる
そして運と、幸運がいる

どうなるか、先のことはわからないが
きっと問題ない、すべて上手くいくと
言葉そのものの手触りで書き記す

嘘の言葉とホントの言葉がある
オレにはそれを見抜く力があるんだ
今どき、誰もそんなところに注目しないけれど
オレは、それが実はとても大切なのだと
重箱の隅の方で小さく歌っている

苦しみを、
あらゆる苦しみその他を
その苦しみのまま歌うことはすまい
そして、苦しみは
きっといつか別の何かに置き換わる。リプレイスされる
そう、むやみに信じられるのが
不思議なようでもあり、当然のようでもある

 穏やかな音楽が南の国には流れている
  静かに少しずつ癒やされていく感覚に
   全身を浸せるのが何よりありがたい

仕事も、人とのつながりも
似たようなものだ、AIではないから
上手く行かないことが山ほどあって
そのたびに、助けられてきた

 いくつかのことをオレは言う
  その結果がどうなるか、佳いことになればいいなと
   いつも願っている

泣きたい時に泣けるようになったのが
ひとつ、とても嬉しいことだ
疲れ果てた時、きっと
こみ上げるもののために泣くことが必要だった
情けないことこの上ないけれども

そして、
いつか、と
オレはいつものことを言うだろう
バカの100乗の身の上で
気楽さと深刻さの両極端で叫ぶだろう

相変わらず、
クソみたいなことをしている
少しは成長したと思ったけれど、結局
時間が解決したこと以外は
特に変わってなかったな

 根っこの部分が変わらないことと
  どう向き合えば良いか

金曜夜の水辺、ホーチミン市内の公園
地元の人々が口々に談笑しているのを
横目に見遣り、笑いながら
まったく別のことを考えていた
それは、集中力のない脳みそにとって
しゃーないことだったと言い訳させてもらう

 ようやく胃の腑が落ち着いた
  朝から恥を掻いたからだな

ああ、愛してる。昔から
わがままばかり。こんななりで
嬉しいことがあったから
もっとほしいと、その時思った

「やめとけ」という声もあった、でも
それじゃダメだと、そうも聞こえた
だから今日も、いつの日かと
未だないアレを夢に見る

一つでいいから許してくれ
暗く沈んだ奥の辺に
美しいものがあることを
誰よりオレが知っている
そう嘯いて○に果てて
また起き上がる、アイラブユー

 出会うことが助けること
 虚勢を張っても救うこと
 笑わせることで打ち消すこと
 それだけでいい

今日たまたま、佳いことがあって
大切なことを了解することができた

これから何をやればいいか、
その巨大なモチーフ
それをもらい、「ホントに?」と驚いているのだが
でも、きっとこれがそうなのだろうと
すでに完全に信じている
 
 明日のことは考えない
  微動だにしない今日が続く

ホーチミンの空気は天国のそれだ
悲しい文学はこの熱の中では育まれない
それは、良いことでも悪いことでもなく
ただ一つの世界を示してくれている
ここでもらったものを、抱えて
これから、色々なことと向き合っていくのだと
僕は思い、そして忘れ
確認のためにひとつため息をついた
それは、確かに必要だった。そして、
必要なことが完全にやりきれたので
ふわふわとしながらも、とても満ち足りている
埃まみれの、甘やかな南の風の中で
無音の歌が爆音で響くのを必死で聴いている

辛いな
良いことがないとか、貧しいとか
未来がないとか、人に好かれないとか
その他、あらゆること
昨日の自分にも、今日の手のひらにも
明日の背中にもついて回ってきやがる

 頭の先からつま先まで
  受け入れられたことがない

明日、やるべきことがなかった
みんな○んでしまえばいいと
☓☓されてしまえばいいと
やけっぱちの頭の中で
惨めな言葉をひねり出したことがないと
誰もいえない、こんなSNSまみれの世の中で

 とつとつと、
  それでも聞こえる

醜いなと思った時、また
妬ましいなと見えた時
すべては自分の裏返しだ
それぐらい知っているよと
なんでも知っているお前は言うだろう
今の時代、みんななんでも知っている
それでも、何も解決なんかしちゃいない
知識の実の汁を朝から晩まで吸い尽くしても
あの場所にはいつまでたっても帰れやしない
みんなそれを、わかっているのかどうなのか

 幸せだ
  皮膚の内側がふつふつとする
   熱が生まれているのがわかる

良かった
コイツがいて本当によかった
全部が全部だめになって
大切なものを失い尽くして
明日の糧にもありつけない
そんな絶望的な状態でも
何も、気にもとめずに
さんさんと光る場所がある
俺が、お前が、見知っている全員が
何をしでかしたか、一部始終すべて把握している
それでも、なんてことないという顔で
どんと構えている、器の大きいヤツがいたんだ

 無音の中の音、無明の光
  ぱっと弾ける静寂

明日も、その明日も
そのまた明日も惨めでいい
少なくとも俺は、俺みたいなのは
全部ささげてくたばっていい
だから、どうか見てくれ
あれが必死に求めた光だ
なんにも知らない惨めな男が
しゃにむに念じて、冷や汗をかき散らかして
迷惑をかけまくった上で、ようやく
舌打ちとともに賜った
1molに満たないわずかの希望
不勉強の僕らの全体を
太陽ほどの温度で温める不滅の光だ

眠れない夜
2時半から3時の間
白く光るスマートホンの画面
寂しくはない、そして
たまらない寂しさが裏側にのぞいている
そうじゃないか?

 いいんだ、別に
  なんと言っても
   他でもないコイツが一番寂しいんだ

底なしに優しいということを
時間というリソースを120%費やして証明することを
ほとんど国是としてきた
その結果がどうだったか、
確認は不要だ

 退屈を持て余して
  無駄にしたのは誰も同じ

優しい歌が夜の街に響いているのを
知っている、以前はそうだったんだ
完全に失った時代背景の中で
根っこの原理は全く変わっていないと
友人さえいれば極論なんとかなると
教えてくれた人がいる

だから、170%の安心の中で
とんでもない虚勢を張ることも辞さない
惨めは全部コイツが引き受けるから
安心して眠ってくれよ

まったく何のステータスもない一人のゴミクズが
まっとうに生きるために、今の時代に
できることはいったい何だ? そして
そんなものは本当にあるのか?
それを検証・把握するために
ほとんどすべての時間が費やされてきた
貴重な時間の大半は、そのために
好むと好まざるとに関わらず
否応なくあてがわれたように思う

下手くそで、センスも何もなかったので
収穫なんて恐れ多いものは微々たるものだったかもしれないが、
それでも十分ありがたかったと、そのことが
蜘蛛の糸のように細くしっかりと刻まれている

 ベトナム、ホーチミン、1区と4区の境目
  若者がたむろする24時間営業の
   気だるい時間の漂う喫茶店にて 

永遠を言い張ることは
なおさらにおこがましいと思いつつ
これを永遠と言わなければ、おそらくそう呼べるものは
他にまったくありえないだろうなと
そんな宝物がそこにはあった

俺は間違っている
俺は、これまでずっと間違ってきた
これまで、ほとんどすべてを間違えてきた
100あるうちの99まで
1000あるうちの999までは
間違えてきたと堂々と言える
(堂々と言うことに、情けないが意味がある)

そして、これからも
残念なことに俺は間違い続ける
これは可能性の話ではなく、確実なこととして
性懲りもなく、幾度となく間違い続けるだろう
2択を誤り、90%の当たり判定を外して
いたたまれない失敗を繰り返すに違いない
それをやめようと、起こさないようにしようと
思ったことも以前はあったが
それも全部無駄だった

 無駄をした回数だけは
  そこらのやつに負けない自信があるんだ

だから、「もう間違えないように」とは思わない
間違えたいとも思わない、ただ
間違い続けるその中でも
光に触れることはあった
だからこそ、ここまでやってこれた
だから、次は
間違いを恐れたり、逆に敬ったり
感情の玩具にすることなく
存在の確認として捉えることにする
そして、遠くでは
これが永遠かと思われる言葉の高鳴りが聞こえることを
惨めな命の足跡として残させてくれ

震えるな
本当にこれでいいのかと
思うことすら、やめるタイミングが来ている

書きすぎてしまえば、まるごと全部無駄になってしまう
だから、できる限り短い言葉で
今のことを表したい

「次のステージへ行く」と心に決めることは、
まさに、次のステージへ行くための最初で唯一の道だ

心にしみる寂しさを
持て余し、異国の地に
何かを夢見て自ら来た
とりあえずの下水道
誰かが集めるゴミクズ
そして、ホーチミンの空に
小さな光の残骸がポツリと浮かんでいる

 辛いのはいつも変わらない
  それだけは、毎日のように
   不肖の胸に訪れる

前に出ろ、と
それでも前に出続けろと
言われているので、胸を作り
見よう見まねで生きようとした
片隅では、見知った顔の不安が渦巻いて
いつでも逃げだしたいような気持ちに駆られる

 いつも、頭の中の音楽は
  決まったものが流れている
   昔流行って、そしてそのままいつまでも
    カスのところまで届く歌ら

どうなるかなどわからないのは
先のことじゃない、日々のこと
だから、常に戦えるように
見逃さないように注意するんだ
そして、俺が一人間違っているのか
それともそうではないのかを
確かめるために、時には酒を
煽りながらに夜風に歩く

ギリギリの正直を突き進もう
そして、そこに愛の微笑を引き出そう
苦し紛れに笑ってくれと
そんなことしかできないけれど
とにかく、やれることはそれぐらいだ

根本的には美しくあるべきだと
堂々とあるべきだと、真摯であるべきだと
多くの「べき」が願望混じりの思念の中に渦巻いていた
それらが正しいか、間違っていないかと
自問自答して弄ぶこともした
 
 結果、あまり良いものはもたらされなかったなと
  正直な心持ちとして思っている  

今考えていることは
何かから、手を離さなければならない、ということ
それが何か、どういう形になるか
今のところ、手がかりは殆どない

 人と会う、人と話す
 また、大勢の中に入ることで
 人間の体験はひとりの時とは全く異なる
 終わったあと、自室に入ってみると
 何か由来不明のぬくもりが生まれていて
 そこに手がかりがあるのではと
 至極当たり前のことを考えてしまっている

どうするか、これからどうするか
一日ごとに決めかね、右往左往し
確かなものはまったくない
「それでもいい」、と
覚悟に似せた向こう見ずを決め込むことも
もう今は、やめることにしようと思う
そして、次に何が起こるか
誰かの何かに委ねながら
いつも、アレだけは忘れないと
心に決めて、胸深く息を吸う

課題は雨のように降り注いでいる
朝の挨拶のシーンにも、昼の談笑にも、夜の街角にも
平凡な顔をしたいつもの情景の中で
常にできないことの実態が突きつけられる
 
 そこに言葉があるのと同様に
  そこかしこに不可能が提示されている

どこに行っても逃げられるものではないそれらを
どうすべきか、決めあぐねて、また
そもそも問題とも捉えられないまま
中途半端な年齢まで来てしまった
(手遅れだと諦めたくはないが
 手遅れだったとしても不思議ではない
 その時は、笑って酒でも飲むしかない)

だから、
私は逃げるという発想は捨ててしまった
休むことはあっても、逃げること
あるいは逃げると意思決定することはしないと
どこかで決めて、ここまできた
その結果はまったくもって芳しくはないが
まあいいかと、半ば冷笑的に自分を突き放している
きっと、いつか良いことがあるだろうと
楽観的に構えながら、課題まみれの中を歩く

天使のラッパは良き知らせ
悪魔のラッパは悪しき知らせ
いずれも、神の足下に置かれ
そのたなごころを表しむる

どーも。ごんつです。

胃腸の強さには自信があったんですが、ベトナムの硬水が合わないのか気分70%の日が続いてます。
コーヒーが旨いんですが、コーヒー飲むと気分悪くなるという。。。

なんとかがんばります。

みなさん、明けましておめでとうございます。
2023年も何卒よろしくお願い申し上げます。

(年末の挨拶を書きそびれました。筆不精が加速してます。すみません)

旧年というか、2021-22年にかけては働いてばっかだったなという感じでした。
今年は諸事情あって諸事情あるので、色々今までと違うことができるかと思います。

何かあればたまにブログを書くかもなので、ぜひ見てやって貰えればと。ではでは。

ごんつ

怖い

あの場所に行くのが怖い

謙遜でなく、自分の力でどうにかできる気はまったくしない

力不足ゆえに迷惑ばかりかけるだろう

これまでの怠惰や軽率な振る舞いに対する報いもまだ残っている
(常日頃からそれを感じている)

「それでも行くしかない」という勇敢さの表明が

実は無謀、粗暴の裏側という可能性が多分にあるのだ

そうなると、もう迷惑にとどまらず
いくつもの罪を作ることになってしまうのではないかと

本当に心から恐れている


 友が皆偉く見える日に

  幾度となく回り道ばかりした


そして、繰り返しになるが

「それでも行くしかない」と

言うしかない、方法が他にないのも明白だ


だから、いつものように

「どうか」と一言残して行くことにする

たったひとつだけ、自信のあるアレが

きっと最後の最後では守ってくれるだろうと

それだけは無闇に信じられるので

虚勢99%の背中とともに

いつもの居場所をあとにする


「何かを書きたい、書くべきだと感じながら何も書けない、書かない」という状態がもう何年か続いている。別にそれでいいかと思い、そうするより他になかったこともあってでこの状態を与えられたものとして受け入れてきたのだが、やはりなんとなくもやもやした感じは残ってしまっているのが、誰に伝えるでもない私の現状だった。


そして、もうすぐ32の年になるのだが、仕事の面で一つの転機を迎えつつあることによって、この状況は少なくともある程度は変化するだろう。具体的に言えば、短くない期間日本を離れて一人で生活することになっている、というか自分でそれを選んだ。このことへの期待と、日本へ残すことになる家族らへの若干の罪悪感などもあり心境として複雑な部分があるのだが、他でもない私が完全に自分の意思で決めたことだ。当然ながら責任はすべて自分にある。そして、やるからには得た期間をフルに使ってやりたいこと、やりのこしたこと、今しなければ一生できないことをすべてやりきる。その決意として書き残したい。


最後には、すべてが実りある結果になるように。がんばります。

小綺麗さも、時代の最先端も、
圧倒的なレベルの高さも
カラフルな色彩もすべていらない
好きじゃないわけじゃないんだ、ただ
それが一番根っこにあるとは、俺には思えないだけなんだ

 力量不足は重々承知している
  気づかせることも、それどころか
   一瞥を獲得することすら地獄の難易度だ

だから、俺にはこれしかなかった
ゴミの希望を込めて、いつもの文字列を
ネットの海に垂れ流す。
それでどうなるか、何とかなるのか
まったくもって掴めないままの数年だったけれど
これからは、そうだな
お前になんと言われようと、思われようと
まったく微動だにせず、そして
それでもすべてを明らかに照らせるような
そんなやつになることをまっすぐに目指すことを
ここに、田園都市線・青葉台駅・幻の3番線
酔っ払いが落ちた線路脇の退避場所に賭けて誓う

いよいよ社会不適合者感が増してきている。
それでいいか?もちろんそれだけでは良くはないけれど、それでもこの決断の裏には自分なりにはささやかながらも問題意識や目的がある。一定程度は公的な。

(どうも自分の価値を過信しすぎているのかもしれない。この年令になってもそうなのだから、もはや治らない気がするな、、まあ仕方がない)

そして、空気が読めないのは相変わらず。日常のコミュニケーションの端々にそれを感じる。自分でため息が出てしまうくらいだ。しかし、というかそして、だからこそ僕は僕をまっとうしようと思う。そのことの覚悟がここ最近でようやく決まった。いや、まだ決まりきってはいないのだが、覚悟を決めることの覚悟が決まった、くらいのステップにある。凡人なので、毎日のようにこころは揺らいでいるが、これ以上は後退しない最低のラインが決まった。それを定めたということ。

色々書けるかどうか、何が生まれてくるかはわからないけれど、楽しみにしていてください。がんばります。

不満が悪意を生んでいる
そして、色が飛び交っている
凡人は、いまや何にも届かなくなってしまったが
それでも、可能性に賭ける以外に道がない

 昔から焦っていたし、今も焦っている
  何かができるとは経験上とても思えないが
   とはいえ、としか言えない

書くべきことは間違いなくある
2022年の空気のひだの細密さを
胸に吸い込んだ世界の色彩を
渋谷の夜の、裏路地の
ゴミと不愉快にまみれた己の分身の生き様を
何の関係もないようでいながら
まったくすべて一つにつながっている、
それでいて「繋がり」などいちいち意識していては遅すぎるような
言語上はどうしても矛盾まみれにならざるを得ない様相を
明らかに、誰の目にもはっきりわかるように
年端も行かぬ女子高生から寝たきりの老人まで
ターゲティングの有効性を理解はしながら
それでも、正式にそれを棄却し
時給0円の条件を喜び受け入れて表す

SNSの繁栄によって明らかになったように、ある種の文字列は承認欲求を満たすか、または収益を稼ぐためだけに生まれ、一方で不満や嫉妬を正当化するために吸収される。そこには実りはない。

資本主義とは他のあらゆる主義のように理想を表す単語ではなく、欲望を原動力とした社会秩序の総称である。
そして資本主義という単語は社会秩序に嫌われた大衆の不満の表明として、反面教師的に使われる文字列である。

市民と大衆の違いは何か。市民は自分の幸福と社会の反映を不可分のものと考えて万事献身的に生活する人のことである。大衆は自我の充足を求めて感情に流され、仏教で言う貪瞋痴に飲まれて生きる人のことである。

命のない文字らを文字列と呼ぶ。
命のある文字らを言葉と呼ぶ

面白いところへ飛んでゆくのが俺の仕事だ
それで野垂れ死ぬなら、それはそれで構わないんだ
こんな所まで来ちまったが、それでもそれでいい
俺が愛したものを世界がほっておくわけはない
あいつはきっと幸せにやってゆく
だから俺は、しゃにむに飛んでゆくのが仕事なんだよ

自分にとって
仕事:現世の栄達・ステータス向上
芸術:人間性、神性への回帰

社会にとって
仕事:便利さ・遺伝子存続のための機能の実装、そのために人間を使う仕組み
芸術:???

人生の負い目がどこから生まれるのか
・芸術・憧れているものへ捧げられていないことの反動

負い目とは何か
・本来性から阻害されていることにより発生する脳の状態

目指すこと
・意思決定と捧げる方法、得る方法を知ること(0→プラス)
・負い目、貪瞋痴、その他悪コンディションを察知し、向き合い方を知ること(マイナス→0)

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