詩人ごんつ~それでも歌う~

(夢は池松壮亮主演の映画を撮ること)

この寂しさは
どこからやってくるのか
そして
どこへ行けば逃げられるのか
僕などにはわからない。まるで
僕などにはまるでわからないので
誰か、なんとかしてくれないかと
心から思う

 冬の車体が左右に揺れ
  乗客おのおのの心を
   それに応じた装いで
    終電の方へ運んでゆく

ものすごく、
情けないことを言うと
明日死ぬとしたら楽になれるのか、と
思うときが時々あるんだ
俺なりによくやったと言いたい気持ちと
まだまだ全く足りない、という反対意見と
どうでもいいから飲んで忘れろよという解決策と
その他、あらゆる意見、あらゆる批評が
インターネットにまつわる記憶の中から
脳の状態に応じて提出される
(やってくるというよりは、
 勝手に引き出されてくるという感じ)

ああ
今夜と明日はまったく別物だろう
寝たら回復する仕組みの中で
それでも何かがぶつ切れになって
淀んだ眼前に去来する
それは、いいことでも
そして悪いことでもなく
どこにも行けない身の上が直面する
やるせなさの無色の塊だ

無性に息がしづらい夜
みんなどうしているだろうと
不思議に思われ、そして
どこにも行けない

 いいんだ、どこにも行かないと
  割り切れたなら、いいのだが

情けないのは、そうなんだ
今までやってきたことが良くなかった
随分無駄な時間を過ごしたし
人のために尽くしたことも
反対に、自分を果てまで貫いたことも
あるいは、天真爛漫の体現のように
夜風に遊べたこともなかった

 そういう人がいることは
  SNSを見ていれば、なんとなくはわかる
   それは、それでいいのだけれど
    だからどうというわけでもない

終電近い時間
仕事用のPCを叩きながら
どこでどう間違ったのだろうと
できるだけ冷静さを装って思おうとする
(いったい誰に装う必要があるのだ
 こんな匿名で記録性のない電車の片隅で)

どうしようもない言葉を並べながら
どうしようもない言葉がお似合いだと
それだけは確かに思いながら
冬の道、午後と午前の境目
大方のものに見放された時間を吸う


いつも同じことを言っている
いい加減、思考回路の怠惰のようだと呆れるが、
仕方がない。そういう性分だ。

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何が怖い?一体何が怖い?
何も成さずに死んでいくのが恐ろしい。
生の終わり、なんてわかりやすいものではなく、
目の開いたまま魂の余力がなくなってゆく感じがするんだ。

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俺がこんなことを書くのに、一体何の意味もない。
そのことを、特に何とも思わない。ただ、
まだ死ねない、まだ死にたくはないと
どこかで未熟な自分が焦りとともに叫ぶ
だから、やっぱり
まだ何かやりたいことがあるのだと
金と時間を捨ててでも見たい景色があるのだと
か細い藁にすがるような心持ちで思う。

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やりたいことに能力・才能・運その他がまったく追いついていない
誰でもそういうものかも知れない。そんな気もする
それでも、何が解決するというわけでもなく
ただ苛立ちばかりが夜の間だけ募って消えるのは
なんと未熟なのだろうと、ふと冷静になって呆れてしまう

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堂々巡りなのはきっと
いや、
なんで堂々巡りになるのかは
考えたってしょうがない
自力ではとても抜けようがないので
潔くふて寝することにしようと
そんなふうに思った


僕の一番最初の記憶は幼稚園の黄色いコップ。
チューリップの形が側面から浮き出ていた。プラスチック性だった。

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物心つくかつかないかの頃から、名古屋に住む祖母の家に行くのが好きだった。
僕の中の優しさの基準は「祖母に対して恥ずかしくないかどうか」の一点に尽きる

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5歳の時に父親に『美味しんぼ』を渡されたのは人生のターニングポイントの一つ。
食への憧れや姿勢はもちろん、登場人物からの影響は多岐にわたる。

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小学校3年生から6年生まで野球に打ち込んだ。かなりみっちり練習をしたのだが、
他メンバーとの仲があまり良くなかった。良くないのに続けてしまったのが、
今考えると自主性がなかったなと反省しているところだ。

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勉強全体は好きではなかったが、折に触れて知識を得ることの喜びに巡り合うことはあった気がする。
ただ具体的にはあまり思い出せない。

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小学校から中学校にかけては一人の女の子に淡い恋をしていたが、
具体的には何もしなかった。高校でも一緒になったが、その時は別の子を好きになった。
優しい子だったので、きっと今でも幸せになっているに違いない。

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高校へ上がって、以前よりも居心地の良さを感じるようになった。
話が下手だったので、たぶん中学校までの友達には上手く気持ちを伝えられていなかったのではと
今は思っている。高校ではみな頭が良かったので、色々ありながらなんとか受け入れてもらえていた。

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高校2年生の時、初めて女の子に告白した。
その子が朝早く学校に来ることを調べて、クラスから連れ出して理科棟の傍でしどろもどろになりながら話した。いまだに思い出すと恥ずかしくなるのが、また情けない。

ホントのところをやる
目に見えることを正しく映す
そのための場所を、もう随分探していた
ようやく見つかったここは虚しい感じだが
だからといって他に行けるところもない
反省も、克己も、忘れ去ることもできず
ため息・感慨、ともに逸した若年時代を
振り返ったり、どうでもいいと思ったりしながら
格好良く生きられない状態で死ぬ

できる限り正確に書き出す
どれだけ先がなく、
「お先真っ暗」というほどの派手さもなく
力なく食われる、小さな草食動物の
死肉となんら変わらない日常

 いつのまにか、悪い匂いがするようになった
  それが正しい今の状態ではないか

誰の顔もまともに見るのはちょっとキツい
正直いってしんどい日々だ
抜け出したいという妄想もない
あるとすれば、日々のコンビニ飯と
苛立ちを生むことで金を動かす仕組み
そして
その仕組にまんまと乗ってしまうつまらない奴

書くべきものが見つかった
喜ぶべきことではないけれど
それは、確かに書くべきことだ

 湿り気も、風雅な乾きもない
  不気味な空虚さ

会話が成立しない
業務は進み、日々が
無駄とほとんど同義の状態で
ごまかしと手を取り合って進んでいく
実際は派手さなどなくて
犯罪に手を染めなければ
顧みられることのない
そんな数十年の徒労の感覚だ

抑揚のない
毎日をやりすごす中で
望んだものや、ほしかったもの
それらに意味などないのだと
決めつけたり、思おうとしたりしながら
それらの電気信号を
100万回ほど繰り返したか。
今はもう
視界がただぼやけている

 誰かが誰かの子を生んで
  それでも喜ぶフリをして

地の底まで落ち窪んだ
眼窩に溜まるホコリ
調子が悪いわけじゃない
今以外の状態を
想像することができない
だから
仕方ないんだ


退屈に目をつぶって
ごまかしながらここまで来て
考えることを辞めてしまった
悲しくもない、濁った眼差し

 ホントになんにも持っていない
  嫉妬の心は、固めてしまった

これから何をして生きていこう
暇を潰して、つぶやいて
それで終わるのは目に見えている
例えようもない、スマートホンの
表皮のようなぬめりの日々

 閉じ込めきってしまったら
  あとは黙って、、、 

大事なことには命をかける
ほぼそのために、生きてきた

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笑ってごまかしてしまうことがある
いや、微妙に違う
ほとんど、身体の反射機能で笑いの回路に行っている
そして、それが良いことだとは思えないし
どちらかというと良くないことのように感じている

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俺が何とかするのだと
いつでもはっきり言うための歌

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どうせ走り切るのは決まっている
そのポイントまでは来ているので
あとは、どちらを向いて走るか
おそらくそう遠くないうちに決まるだろうなと
おぼろげながら感じている

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「捧げる」という最重要テーマを
もっと深ぼって、非才の身をもって体験する
すべての時間は◯◯のためにあるのだと
気づいてからはだいぶと楽になった





笑って死ねる
それだけでいい

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才能がカケラもなかったので
意志のレイヤーで決めるしかなかった
そして、誰かの真似をして
できないながらに、ここに来たんだ

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あまりにも馬鹿なので
自分が一番正しいと未だに思っている、そして
そのまま死ぬまで行くだろうと
脳のどこかで決めてしまった

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ゴミだ、
改めて。
どうかしている自覚はあるが
それでも他に、どうにもならない
諦めてくれといつでも言う

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どうせ何とかなるのは目に見ている
それはだいぶ昔に決まっていた
だから、あとはどこまで走れるか
それを試すだけの残りの時間だ

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煙草をふかすこともできなくなった
指先は罪にまみれてしまった
誰の眼差しも届かずに
一体何のために生きていけるだろう

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仰ぎ見ることと
同じ道の上に立つことはほとんど同義だと
そう気づいた時、本当にいいことがあるのだと思った
明日と言わず、今この時
目を見開いて、命が始まる

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自分の周り
半径3メートルの範疇で
こんなに色々なことが起こっていたのかと
あらためて思い知らされ、そして途方に暮れる思いがした
そんな1年だったな

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俺に見えているものが本当に正しいのか
それとも、ただの気のせいなのか
気になるところもあり、気にしてどうする、とも感じる
優柔不断で情けないのだが
弱みを吐露して同情を買いたい
そして、
3割の嘘を駆使しながら
笑いも取りつつ生きてゆく

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僕に歌えるのは
モテない男の直截的な歌だけだ
だから、そんなものでよければ
どうか横目に見ていってくれ

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いやー、
久々に自分の詩を読み返したんですが
キモチわるいっすね。。。

くっそったれですみませんが、
精進します。
どうぞよろしく。

 - 天晴れだ
 - 久々に、
 - 綺麗さっぱり負けた日に
 - 空は青い、秋の夜にも
 - お天道様が輝いて
 - いてくれていると知る時間

ぐあーと漏らす、敗北宣言
持ち込めなかった2021
原因なんてわからない
ただ淋しさが、胸を突く

 オイラでなくても構わないから
  どうか幸せになってくれ

どうにもできないな、全くもって
力がない、実力がないから
こういう具合になってしまうと
心底にが虫噛み潰し
それでも前へ、進むのだ

ああ、愛してる。お前の脳が
何を算出したとして
気にする使命がどこにある
惨めに転がり、泥をまとい
それでも歯向かう余裕を騙る

 お前、ホントに上手くやったか
滅相もない、ダメダメだ
だからどうにか、まともになるため
繰り返すことはやろうと決める

笑って見送る秋の夜気
みんな死ねよと言われる中で
嘘の中指突き立てて
果てまで愛したお前の頬に
最後の最後で口づけし
さらばを告げる 反省の歌

 - 求めるの?と、
 - アイツの目が言う
 - そして声が、全ての仕草が
 - オイラを試して離さない
 - そんな時代があったのだと
 - そして、死ぬまで求めると
 - 嘘の神様に捧げている
 
どうにも
緊張してしまう
猶予はない、留保もない
ただ今この時
どうするのかと、そして
求めるのかと、眼差しが言う

 悪魔そのものの笑みを浮かべ
  有頂天になる快楽が

いいのか、ホントに?
信じられない
認められたと思ったのは
まったく全て錯覚だった
丸ごと全部作り物
それでも何故か満たされて
夜の新宿に転がる肉体

 獣のキスを、その頬に
  醜い優しさは捨ててくれ

甘やかな肌、夜のビル街
セブンで買った缶コーヒー
あくまで優しい心根が
敗者の胸に染み渡り
また蘇る 励ましの歌

 - 連れてゆくためにすべきこと
 - 疑わせない。信じさせる。
 - 側から見れば、宗教じみた
 - それでも構わぬ道を夢見て

お前が何を信じているか
まったく俺にはわからなかった
それでいて、どうやら
金、地位、安堵が欲しいのだと
無言の中で思わされ
途方に暮れる気分だった

 俺の一番持たないものを
  お前は欲しているのだから

反省しない、お互いに
やるべきことがごまんとある
裏切り尽くした20年を
燃やして捧げる必要がある

ああ、愛してる。簡単な
ことがまったくできなかった
人とまともに話すこと
そして朗らかに歌うこと
それが、心底難しいと
今更ながら、理解できた

それでも終わりは程遠い
まだまだ学ぶ、伸び代がある
逆を見るのはやめてくれ
10数年後に、輝くために

酒をかっこめ、飯を喰らえ
いつまでも食いたい季節もの
旨さの根っこ「思い当たり
負けてられるかと呟きながら
一つも届かぬ 幸せの歌

 - 満たされなくて
 - 歌った日月
 - 悪かったとは、今も思う
 - それでも一体、それがなんだ?
 - 他に道などなかったんだ
 - 非才の定めと見切ってくれ
 - そして大目に見てくれよ

秋風ぞ吹く、令和の都心
切ない心はなくなって
戦争まがいが勃発した

 俺はとても、参戦できない
  運も力も欠けている

ここから飛び降りれば
全てが済む、全てが終わる
そりゃそうだろうと普通に言う
そして、んなことするわけがない
あまりに無駄で無益じゃねえか

ああ、愛してる。自殺より
やるべきことが眼前にある
終わりの見えない倦怠を
鋼の斧でぶった斬る

 ホントにそれで満足か?
 俺にはそうは見えないな
 死んでいくのが全員ならば
 せめて醜く、足掻いてくれよ

深夜の街に、ファンファーレ
ミニスカの裾を揺らした女
全てがダメになる中で
オイラだけは、例外と
根拠ゼロにて胸を張り
〇〇を背負う 次の歌

あの瞳
あの美しい瞳を、
裏切るなんて出来るものか
それならば、死んだ方がよっぽどマシだと
息を吸うように思われる

 こころの届かぬ苦しみは
  すくめるような寒さに似て
 
そして
(これはあくまで仮説だけれど)
実は、身代わりになってくれたのだと
苦しいことの体現を
先んじてしてくれたのだと
ようやく、わかった気持ちになれた気がして
改めて、今夜
なんとかしなけりゃならないと
命の果てまで足掻くのだと
それだけ誓って帰途につく

 寄り添い、持ちより、抱き締めあい
  そんな美しい夢があった

遠くの方で色のない
アコギの音が、今日も聞こえる

労働時間と余暇の淡い
どこまでコミットすればいい?
加減が掴めず、周囲にも
迷惑をかけて生きてきた

 謝ることは求められず
  ただ伸びねばと、前を見遣る

罪に汚れた神経反応
まともに動いてくれない手足
言葉が原義と切断されて
多くが虚しくなってしまった

 誰より強く、しなやかに
  乗り切る力を、どうかください

ああ、愛してる。ブラウザに
己の惨めな顔が浮かぶ
まともに見ればいたたまれない
それでもしゃーない、歩こうや

そろそろ良いか
 まだまだだろ
 あと10年はかかるから
 せいぜいしっかりやるんだよ

パッツリ切られた街路樹の
切り株の上に腰を下ろす
悲しいことは多いけれど
だからなんだと嘯いて
酒を叩き込む 秋の夜の歌

別に怖くないなと、
今更ながら思われる
心地よい秋の日差しが
「好きにやれよ」と言っている

 嘘っぱちだ
  俺の考えるすべてのことは
   それでもアイツが美しい

ガクブル震えた10数年
みっともなさを思い出に
いつでも動ける軽さを求めて
罪業を燃やす いまここの日々

憧れだ、
あまりにきれいな瞳が映る
今まですべてが間違っていたと
苦もなく思える大刷新
生きる方向が定まって
粛々と進む、なすべきの道

 - 不遇の時代に慣れきって
 - いったい何が楽しいのかと
 - そんな問いすらなくなった
 - 「それでもやるか?」と聞かれれば
 - 答えはいらない、言葉より
 - 何より証す、笑顔がある

戻ってきた、やっとのことで
まぶたに重りを吊るす日々を
ゴミ箱に捨てる痛快事

 そんなことない?
  そうかもな
   だったら一体なんなんだ?

いつでもほしい金と名声
そんなにほしけりゃ、まるごとよこせ
こっちはゼロでもやってやると
乾いた拳で歌っている

ああ、愛してる。寒空に
懐かしい歌が聞こえている
かつて勇気をもらったことを
愛しい教えを思い出したよ

モテない、売れない、稼げない
3つ揃った穀潰しに
いったい何ができるかと
途方に暮れた日々があった

蔑んでくれ、オイラのことを
それでこそだと心から
言ったそばから始まった
ゴミの熱量で発電をして
果てまで走る ゼロの歌

 - 俺にホントにできるのか
 - そんな自信があるわけない
 - 今にも消え入る心地がするんだ
 - でもな、それでも
 - ヤラなきゃと思う時がある
 - 思うというのは、ちょっと違う
 - ここを外れては生きられないと
 - まともでいられなくなると
 - 恐れ多く、空恐ろしく
 - しかし確かに感じられ
 - 五感より先に確認されて
 - そうこうしながら、今に至る

俺のところを離れるなよ
お前は何も知らないと
一体誰が、このご時世
まともに言ってくれるだろう

 澄んだ歌声が夜空を覆う
  いつでもあそこに帰れるさ

返しておくれ、美しい
お前の瞳が過去になった
懐かしがるより3歩先
取り戻し方を考える

ああ、愛してる。お前こそ
俺の一生そのものだ
嘘八百と言われるだろう
それでも瞳に信が映る

笑ってくれよ、俺の場合
他には何もできなかった
そうして年を重ねたが
こんなに××だったとはな

覚えているか、身の回りの
すべてがダメになったあと
それでも笑って語れる日月
舞台の上で輝いた
汗と瞳をまるごと信じ
いつもともにある アイラブユー

自負を捨てる
挫折を捨てる
「あるがまま」の体現は
きっとものすごく辛いだろう
(とくに、僕のようなやつにとって
それは特別にしんどいことだ)

それでも、その
「あるがまま」の美に憧れて
なんとかなるさと、笑っている

 いつか、それが
 たとえばどんなにみすぼらしくとも
 清々として笑えるように
 余計なものを捨てておきたい

お前は、そう
そんじょそこらの人じゃない
すべての戦に勝つよりも
大切なものが他にある
そんな見方もできるじゃないか
だから、どうか眼差しを
優しい水で満たしてくれ
絹よりこなれたその肌に
口づけをする 夜更けの歌 

今さらながら
依存していたのだと、あらためて思った
申し訳なく、情けなくもなった
そして、
自分が何に依存しているのか
正確に捉えるのは本当に難しい
難しそうだと、非才の身にもかすかに感じる 

別れの秋を試す
試すというより向かい合う
息はまともだ、そして
右も左もうけがって
あらためながら、確かに進む 

すべて放してひとり立つ
囚われている、我が身を思い
そして捨てると、風に頼む

もうだめなのかもしれないと
時々思うことがある

こころが淀んで
うまく働かない
窓の外を見ると
世界は動いているのに
何もできない無力感が
胸にじっとり広がって
こう、なんというか
ゆっくりと重くなっていくような
そういう感じだ

 良くはないなと思いつつ
  何もできずに、ここまで来て

冬の初めに降りた空気が
静かに肺に取り込まれ
細胞を隅まで埋めてゆく
枯れ草の野をいつものスニーカーで歩く時
ひとりの老人の姿が目の前に映った
そして、くすんだ色の絵の具をキャンバスに落とす画家のように
抽象的な言葉と行間の呼吸を正確に捉えていければいいなと
朝方の大気の中で思った

 - 息を深く吸う
 - 視線は合わない
 - 肺を正して
 - 次を待つ時、
 - バカの体が
 - ひとつを知って
 - そして一段 先を見る

悲しいことがあった
うまくできないことがあった
そしてそれを、誰にも言えず
自分の中でもないことに
してやり過ごした時のこと

 まっすぐ見えないことが多い
  だから、注意が必要だ

「バカは正しく死ななきゃな」と
笑って言ったヤツもいた
誰も彼もが傲慢に
見えてきたのが、運の尽き
低めて奉じる日月に
虫の命を賭ける旅

 - 面倒だ
 - 骨に染み入るものぐさを
 - タバコの煙で消してしまえ
 - そして、明日も独り寝の
 - 枕のそばに歌がある

うまく行かないな、
あいも変わらず
なんにもできやしなかった
神経回路が渋滞して
そして、弾けただけの夜

 青とピンクのネオンが眩しい
  甘い酒汁がタイルを濡らす

焼酎、ウィスキー、ハイボール
役に立たない×××
終電前後の新宿の空を
薄い雨雲が濡らしてゆく 

  - お前が何をしているか
  - 俺にはほとんどわからない
  - それで一向、構わないから
  - せめてその身を捧げてくれ

円換算する世界線
アレのひとつが◯◯万円
世も末のように思っていた

 ステータスのないオイラが悪い
  なんの動きもできそうもない

せめて楽しい一夜のために
何ができるか、わからない
風に吹かれて、灰が舞い
東京湾の方へ向かった

 他の誰かの胸の上
  安らに眠るひとときを

枕辺を濡らすBGM
アドリブだらけの人生模様
資産マイナスのP/Lが
気にせず笑う 市場の歌

 - アンニュイな表情を
 - ひとつのスタイルにしてきた
 - 俺はお前がやることに
 - なに1つすら、言う資格がない
 - だから、仕事はひとつだけ
 - 空の彼方へ歌い続ける

タバコを吹かす、三軒茶屋
隅にやられた人らの煙
どこでも気にせず吸っている
街の空気が何より甘い

 心を許せ、さらけ出せ
  それでもいいと言う人がいる

バカの身上は変わらない
出来が悪いのは今更だ
「それでも」という言葉を胸に
今日も恭順しながら歌う

ああ、愛してる。ゲーテに習い
すべてを愛することとした
薬物、円光、反社などなど
縁ない世界も確かにあった

ヤラせてくれよ、好き勝手
ほかには道が見つからなかった
途中で死ぬなら、構わない
それよりやらないことがダメだ

どうすりゃお前は笑顔になる?
スマホに落としてうつむいて
歩く日常がそこにある
モテない顔面・肉体を
どうにもできずにここまできた

すべてを火にかけ燃やしたあと
灰を夜空に巻き上げて
風吹く都会の丑三つに
中指立てる 夜の歌

 - 信じてくれと、いつも言ってる
 - 何がどうなるか、俺は知らない
 - それでもそんなにうつむいて
 - 歩いてるのは辛そうだ

何ができると
いうわけでもない
それでも、不思議に
俺以外いない、いるわけないと
どうもそうとしか思えない
そんな確信が確かにあった

 どうすればいいか、探しすぎて
  よく見ることができなかった

今までやれていなかったこと
前の相手をよく見ること
気持ちよく生きてゆくために
出来る限りをさせてください

 何があっても構わない
  全てを捨てて、余さずささげる

狙っていると言われそうな
それでもしゃーないチンプな決意
生まれたことの証明に
全てを燃やす 秋の夜の歌

 - ポンコツの身だ
 - うまくいかない
 - どうすればいい?どうすれば救われる?
 - 無用のゴミが脳を埋める
 - それでも、確かなことに憧れて
 - 指一本で、体を支えた

銀座の夜に吹く秋風
涼しい、そして少し寒い
いつか、暖かくなれるかと
途方に暮れる思いがする

 みんながむしゃらに走っている
  とてもじゃないが、負けていられない

でも、そうさ
自分でなくても構わないんだ
俺なんて、いつ死んだって当然だ
だから、どうして生きるのかと
疑ったことが、確かあった

 あれもこれも、余計だったな
  やるべきことは山ほどある

優しい歌を聴いた記憶
まるで屈託のない眼差し
全て捧げると誓った光を
どうして忘れることがある?

あぁ、愛してる、また今日も
救いの事象に照らされて
なんとか一日生きられたのは
まじでありがたい幸運だった

笑ってくれよ、一部始終
世にも無価値なオイラがのたうつ
苦しい、寂しい、惨めったらない
明日を生きる資格もない

それでもいいと、笑ってくれた
あの人のことは忘れられない
それでもないな、否応なく
笑顔が心に刻まれてた

思うことすら不遜になる
邪魔したことは疑えない
だから、どうか、少しでも
償うための、道をください

もしもあの世があるのなら
顔向けできるような奴に
なって見せると決めきって
笑ってのたうつ アイラブユー

あのさ
 ?
 どうした
いや、なんというか
辛いんだ、正直
 急だな
まあ
そういう時もあるんだ
年齢かな
 そうかもな
 しゃあない
そうだよな
、、、、、
、、、、、
 どうすればいい
 だから
 俺はどうすればいいんだよ
わからない
ほとんど何もわからない
今この時、この後何をすればいいか
ホントに検討もつかないんだ
情けないんだけど
ため息が出ちまう
 そうだな
 まあ、そうだよな
 それは、なんとなくわかるよ
そういうものかな
 ああ、色々な
そうか
 そうさ
 たぶんな
わかったよ、ありがとう
なんとかもう少しやってみるよ
 ああ、それでいいよ
 まだ時間はあるからな
ああ、たしかに
それはそうだな
ありがとう
 じゃあな
ああ
じゃあな
、、、、、
、、、、、

今やるべきことが
何も思いつかなくて
途方に暮れている

虚脱症状が出ている
何もやる気がおきない
希望はないが
絶望もしない
無に近い時間帯

しんどいな
相変わらずどうすればいいかわからない
こうやって死んでいくのが、辛いような
そうでもないようなよくわからない気持ちがするのだ

自分と対話する
思いついたことをそのまま書いている
こんなことにいったい何の意味がある?
頭の先からつま先まで貫く間抜けぶり
価値ゼロの実情からどうにも動けない身の上

強く思え
動じないと
動じるものかと意志を決める
俺みたいなものには何もわからない
すべて朽ち果てるのは目に見えている
それでも、と
いつもどおり「それでも」と言ってしまうことを
どうにもやめようがないが
まあいいんだ、それで

 - 憧れの元に人が集い
 - 心惹かれた人らが集い
 - 素直な両目で姿を見上げ
 - ratioとは別の舞台に降り

きらめく夕日が団地に当たる
団地の壁にまっすぐ当たる
その端(は)が白くきらめいて
夕刻の空が紫になり

 批判は要らない、陰口も
  すべて彼方に捨ててしまった

胸の深くに吸い込む空気
すみの方までゆき渡る
「こんなに」と思う心模様が
そのまま世界の現れだった

 新しいことが起こったのだと
  思ってくれ、幸せだ

余計なものを焼き切って
澄んだ眼差しとともにゆく
秋、横浜の山の手に
正しく光る 憧憬の歌

 - 魂を受け継ぐのは
 - そうと決意した志だけ。
 - そして、それを
 - 死ぬまで続ける肉体が
 - 決意のほどを証する

美しい人を羨んで
なにもならないと、悟られて
そして、再び戦うのだと
0から、マイナス100万から
這い上がるのだといつも思う

 美しい雲が、風に掃かれて
  枯野のすすきの心のように

惨めなことばかりだったな
死んでもいいと、そして犬死には
ぜったいダメだと歯噛みした
幼さと無知と、人の目を
気にする・しない、その立ち位置

しょうもない暮れ、黄昏の
日差しがくぼみに落ちかかる
砂利の微細な凹凸を
くまなく照らす、完璧性が
無機質なものと思えずに
また背を正す 夕日の歌

 - 戦いのため、日々のため
 - 不思議に惹かれる美しさのため
 - 今日も正しい道に戻る
 - もう戻ったと、うそぶいている

情けない日々ばかりだった
箸にも棒にもかからなくて
くすんで過ごした時間があった

 それでも聞いた音楽が
  こんな惨めな身の上を
   返してくれた、きっとそうさ

正直に語る他にない
バカ正直さをネタにしてでも
生き抜いてやると決めている
他の誰にも伝わらなくても
いいんだ、今さら構わない
そして、どこかで誰かの声が
わずかに聞こえていればいい

 だから、おいらは今日も
  雨が上がるのをずぶ濡れで待つ - 

 - 非才の力を見誤り
 - 世間の声を聞きそびれ
 - 右も左もわからずに来た
 - そして、その手に切実な
 - 1つのことを求める日々

おおよそすべてが羨ましい
なぜかって、
羨ましくないものはハナから見えないものだから
まあ、本当に自分勝手だよなと
自覚もされて、呆れもする

 もし戻れたら、と言わないように
  精一杯をやりたいんだ

すべてそのまま受け止める
本を読むように、視界を読む
吸い込まれそうな物語が
いつでもそこに広がっている

やめるということが、本当に難しい
けれども、これはやらなければならない
やめるべきことを直覚して、まっとうにやめることを
礼を失することなく、それでも確として辞することを
これからやっていこうという
誰宛でもない、公約の文

妬んだというより、
羨ましかったというより
まったくわかっていなかったんだと
なんとなく、そう思ったのだ
これだけ人の心のわからないバカがいるのかと
今さら突きつけられた思いがして、
なんというか、合わせる顔もない

まともにあがいたわけでもない
がむしゃらだったわけでもない
「がむしゃらぶった」ことはあったが
それも、たかが知れていた
スゴいやつらに比べたら
虫の息にも及ばなかったな

 ただ正直に語るために
  検索窓を叩いている

「これからまともになれるだろうか?」
決意の言葉を呼び出す夜に
答えはハナから決まっている
電話番号がわかったなら
半分以上は解決している
そうと教わったことがある

 どこかで少しは救われて
  生きてこれたと、信じている

惨めな人生、肉片未満
引きずり出された人間性
ため息ばかりつきながら
4文字だけを頼りにし
明日も生き抜く アイラブユー

不思議だな
誰にも「やれ」なんて言われてないのに
気づいたら、やってしまっている
自分でもやりたくないことを
人より強固にやってるってのは
何か、どう考えてもおかしい

でも、
正直よくわからないんだ
あまりに空気が読めなさすぎて
周りの人らが何を考えているか
ほとんど立ち止まって考えることもせず
30を超えてしまうなんてな

相変わらずの、情けない話

僕にとっては、
やるべきでないことを、決意を持ってやらないことが
ほんとうに難しい最初の試練だった

 - 誇りを学ぶ機会が奪われ
 - 「誰かのため」の直覚が奪われ
 - 目的もなく・意義もなく
 - 生きることに、なってしまって

ほとんど、願望だけで生きてきて
そして、これから生きている
何か大切なものがほしいと
そのために、できるだけ使い果たしたいと
誰にも言わずに願ってきたが、
どうも、そういうことではないみたいだ

 輝くものを欲しがって
  なんにもならずにここまで来た

諦められるか?
 わからない
 でも、
なんだよ
 いいんだ、別に
何が
 それすらわからないけど
 一生懸命やろうと思う

うらやまないことが難しくて
それでも、ほとんど言葉だけを
頼みの綱と、やってきた
そして、これからもやっていくと
鍵を叩いた指に誓って
なんてことのない日常に
息を整える 枕辺の歌

無知で、不安で
そのくせ何でも欲しがっているな
ため息100回付きたくなるが
まあどちらにせよ、どうしようもない
今日も、ためにならない言葉を叩いて
秋の夜風の中に眠る

ありがたいことに、
優しいお言葉をもらい
また1日、やっていけるように思った
いずれまた、日々の仕事にため息をつき
無意識のまま悪い成分に身を委ねる時もあるだろうが
どうか、昨日より明日、明日より明後日と
日々反復のスパンが短くなるように、
あるべき状態に少しでも長くいられるようにと
ふつつかな身の上を差し置いて願っている

情けない話だが、
あらためて、自分というものを確立しなければならない
大抵のことには揺るがない自分のために、そして
「揺るがない自分でいよう」としてこわばってしまう自分を
なんとかしたいと思って、
無駄にしてきた時間を取り返したいと
そう思っている

例えば、目の前に1億円あるとする
それをこっそりネコババしても誰にもばれないとして、
それをそのままネコババしてしまっても、おそらくダメな気がする
自分にその資格がないように感じるから
「警察に報告して、落とし主からいくらかもらう」という打算も、内的な感覚に合わない
たぶん、「警察に届けた後、落とし主から「どうしてもお礼がしたい」と言われ、
自分が1,2回辞した上で「それでも」となったときに、形として一部お受けする」
そのぐらいが落とし所という気がしている
法律がどうという話とは別の
みみっちい私のどうでもいい話

上記の通り、私は器の小さい人間である
そして、上記の行いを全うできなければ、私は良くないところに落ちそうである
そして、良くないところへ落ちる誘惑に強めに惹かれることも感じる
だから、選択の場面に出くわした時は冷静になって考えたい
恥ずかしながらかなり危ういので、今からそう決めている

直感に応じて張られるバリア(自己防衛)に気づくこと
気づいた上で、それを取り去ると決意し、取り去る以外のことをしないこと
何度も試みること(内的感覚が頼りなので、論理思考の固定化では解決しない)
何度も試みて、それでもできなくても当然だと思うこと

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