柔らかだ、そして
とても穏やかに日の光が流れ、
はるか昔に忘れ去ったはずのものが
実はいつも変わらずそこにあったと
嫉妬に狂った心も見捨てずそこにあったのだと
気付かされ、胸打たれ
卑近な言葉しか出てこない口の端を
それでも優しく照らしている
10年先まで照らしている
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不自然さが溢れたことで
不自然さに気づけないぐらいそれが自然になり、
価値が逆転する現象があった
それを幾分悲しく思ったが、
そうも言ってはいられず、フェーズは移り
苦しい人はさらに苦しくなっていった
金がほしい、金を得た
××がほしい、××を得た
僕は迷っていた
正解が欲しかったが、正解がわからなかった
輝く人にあこがれて、しかしそれもうまくいかず
どうしようもない時をすごした気がする
そして、邪な考えに脳を汚し
醜い自分を看過していた
知らなかったんだ、そんなことになるなんて
もし知っていたら、きっとこんな
恐ろしいことにするものか
わからないのは相変わらずだ
間違えるのも目に見えている
じゃあどうする?知らない、何も
ただ、さすがに少しは学んだこと
みんなが教えてくれていること
よく見る、よく聞く、観察する
本当を見抜く目を養う
そして、同じ道の上に立ったなら
どこにいるかは関係ない
どこまで行ってもつながっている
栄光までの道を敷く