今後は、部活動の問題を考えていくうえで私が参考にしたり、印象に残った記事(ブログやHPなど)を紹介していきたいと思います。


ネット上では秀逸な記事・情報・意見であるにも関わらず誰の目にも触れることなく埋もれて行っている記事も少なくありません。また、メジャーであっても時間が過ぎてしまって埋もれていってしまった記事もたくさんあります。


そんな記事たちを堀り起こして、勝手ながらこのブログにて紹介・保管しておきたいと考えました。ふらりと、このブログを訪れた人たちに見てほしいと思った次第です。


紹介する記事はリンクを貼りますが、ニュースなどは時間とともにリンクが切れてしまうので、一部または大部分を転載することがあると思いますが、ある程度はご容赦いただければ幸いです。(不都合があればすぐ削除します)



まずは、抑えておくべき日本の教員の現状

日本の教員の勤務時間は週53.9時間で最長、女性の割合は唯一半数下回る…OECD調査

 経済協力開発機構(OECD)は6月25日、OECD国際教員指導環境調査(TALIS)を発表した。日本の教員の1週間あたりの勤務時間は53.9時間で、34か国・地域でもっとも長いことが明らかになった。

日本の先生、勤務時間は世界最長 授業外で多忙、一方で低い自己評価

調査結果では、1週間の勤務時間は加盟国平均の38.3時間に対し、日本は53.9時間で最長だった。授業とその準備などに費やす時間はほぼ変わらないも のの、部活など課外活動指導7.7時間(平均2.1時間)、事務作業5.5時間(同2.9時間)など、授業以外に費やす時間が飛び抜けて高かった。授業の 時間は17.7時間で平均の19.3時間より短かった。

こんなことを述べる人もいますので↓ 忙しいと叫びたい先生、どう思いますか?

【寄稿】教員は「忙しい」なんて言ってない ―国際教員指導環境調査(TALIS)をどう読むか―

主要メディアの第一報としては、教員の勤務時間が約54時間と世界で一番長く、「日本の教員は多忙だ」というものだった。しかし、今回の調査で「忙しい」 かを尋ねる質問項目は含まれていない。勤務時間が長く、そのうち、課外活動の指導時間が各国との比較で際立って長かったことは事実だが、それを「多忙だ」 と解釈するのは危ういと感じる。・・・



元陸上選手として有名な為末大さんの記事を紹介します。我々の理解者となってくれるありがたい存在です。


指導者はどこまで個を犠牲にしなければならないのか


 学校の部活動システムも実は今、問題になっています。部活動は実は学校の教員の本業ではなく、ボランティア活動で"自主的に"教員が参加している ということになっています。表面上はそうなっていますが、新人の教員は半ば強制的に部活顧問にさせられるという側面もあります。

 もちろん それが生きがいで、いきいきとやられている先生もいますが、そうではない先生もいます。昔はそれでも、先生にやっていただいているという尊敬がある程度あ りましたが、今はそれも随分なくなり、やってもらって当たり前で時には生徒の親に文句を言われることすらあります。

 最初は先生たちが、無 償で個の時間を犠牲にして職業やボランティアに精を出すとします。それは素晴らしいことだと迎えられますが、やがてだんだんとそれが当たり前という空気が 出来上がり、その内にまるで仕事の一部かのように組み込まれていきます。サービス残業があれだけ批判を浴びますが、土日出勤を半ば強制的にさせられている 部活動顧問の教員の労働環境にはさほど批判がありません。

 弁護士、医者など象徴的に社会の役に立つと言われるような職業では、似たような 状況が起こりがちです。どんなに厳しい環境でも"だって、好きだからやってるんでしょ"と言われるだけです。確かにそれはあるのでしょうが、でもそれで個 人の時間を全部投げ出せと言われると苦しいものがあるのではないでしょうか?

 前回の中のご意見の中に優れた才能を持った選手が社会に還元 する理由を"義理"と呼ばれている方がいました。善意とも訳せると思います。さて、世の中の善意は本当に均等に分配されているのでしょうか?それともある 一部の方だけに負担がのしかかってはいないでしょうか?そして善意は強制してもいいものなのでしょうか?


まだまだネタはたくさんあるのでちょくちょく紹介していきます。