2007年03月13日

『パリ、ジュテーム』

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パリ、ジュテーム』を観ました

この作品は、世界各国から集まった18人の監督が
パリの20区を舞台に製作した、5分間の
ショートストーリーで構成されています。

5分間のショートストーリー×18人の監督=90分。

う〜ん、絶妙な時間だ(笑)

ちなみにこの作品は、
2006年の第59回カンヌ国際映画祭、
「ある視点」部門のオープニングを飾った作品でもあります


そして、その18人の監督がこれまた豪華です

ブリュノ・ポダリデス(『Dieu Seul Me Voit』)
グリンダ・チャーダ(『ベッカムに恋して』)
ガス・ヴァン・サント
(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ラストデイズ』)
ジョエル&イーサン・コーエン
(『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』)
ウォルター・サレス(『ダーク・ウォーター』)
ダニエラ・トマス(『リオ、ミレニアム』)
クリストファー・ドイル(『KUJAKU 孔雀』)
↑彼は特に撮影監督として有名ですよね
イザベル・コイシェ(『あなたになら言える秘密のこと』)
諏訪敦彦(『H story』)
シルヴァン・ショメ(『ベルヴィル・ランデブー』)
アルフォンソ・キュアロン(『トゥモロー・ワールド』)
オリヴィエ・アサイヤス(『DEMONLOVER デーモンラヴァー』)
オリヴァー・シュミッツ(『Hijack Stories』)
リチャード・ラグラヴェネーズ(『マディソン郡の橋』)
ヴィンチェンゾ・ナタリ(『CUBE』『カンパニーマン』)
ウェス・クレイヴン
(『スクリーム』『ミュージック・オブ・ハート』)
トム・ティクヴァ(『パフューム ある人殺しの物語』)
フレデリック・オービュルタン(『愛人/ラマン』)
ジェラール・ドパルデュー(『あるいは裏切りという名の犬』)、
アレクサンダー・ペイン(『サイドウェイ』)


・・・ふぅ。疲れた(笑)



そして、出演者もこれまた豪華

スティーヴ・ブシェミ
ジュリエット・ビノシュ
ウィレム・デフォー
マギー・ギレンホール
イライジャ・ウッド
ナタリー・ポートマン
などなど・・・

う〜ん、これらを並べ立てるだけで疲れてしまった(苦笑)



とにかくとにかく、僕はこういう映画大好きです
どの作品も味があって、それぞれの色があって、
それぞれの見方があって・・・

とても心地いい作品でした

イタリアにも行きたいけど、フランスにも
行きたくなってしまいました(笑)


というわけで、全ての作品を一つ一つ
紹介するのは大変なので(苦笑)、
特に気に入った3作品を紹介します


『バスティーユ』(12区)
監督:サベル・コイシェ
出演:ミランダ・リチャードソン、セルジオ・カステリット

男には、愛人がいる。
今日、妻を愛していないことに初めて
気づいたレストランで、男は妻に別れ話をするつもりだった。
だが、妻は号泣しながら、自分が末期の白血病で
ある事を告白した。そして男は、
最後まで妻と一緒に過ごすことを決める。
刻一刻と死に近づく妻。こうして始まった男と女の
最後の濃密な日々の中で彼は、妻に恋する男を演じることで
妻に2度目の恋をする。


この作品、もちろんストーリー的にも素晴らしいんですけど、
何と言ってもセリフの中に
「ムラカミの『スプートニクの恋人』を・・・』という
のがあるんです。だから好きです(笑)


『チュイルリー』(1区)
監督:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:スティーヴ・ブシェミ

地下鉄チュイルリー駅のホームで、
アメリカ人観光客の男がガイドブックを読んでいる。
「パリは恋人たちの街」という紹介どおり、
向かいのベンチではカップルが熱烈なキスを交わしている。
思わずそれを凝視していた観光客の視線に気づき、
カップルの男が怒声をあげ出した。
どうも因縁をつけられていらしいが、
観光客はフランス語が分からない。
逆上する男とたしなめようとした女は派手に
ケンカをはじめるが、タイミングよく電車がやってきて
一件落着と思った次の瞬間、女が観光客の隣にやってきた。
そして・・・


スティーヴ・ブシェミが良い。その一言に尽きます(笑)


『フォブール・サン・ドニ』(10区)
監督:トム・ティクヴァ
出演:ナタリー・ポートマン、メルキオール・ベスロン

盲目の学生トマは、
恋人から突然別れを告げる電話を受ける。
恋人のフランシーヌとの出会いは、5月15日。
女優志望の彼女が、ヒモに監禁されている娼婦役の
セリフを練習していたのを、本当に危険が迫っていると
勘違いしたトマが、通りから声をかけたことが始まりだった。
オーディションに合格したフランシーヌは、
アメリカからパリに移り住み、トマと交際をはじめる。
以来、いつもふたりは一緒にいたのに、
時間は飛ぶように過ぎていき・・・。


最後のオチが穏やかで良いです。
というか、別れのセリフが素敵です。
というか、ナタリー・ポートマンがキュート(笑)
というか、ちょっと90年代風の作りが雰囲気があって良いです◎
というか、というか・・・。




3作品に絞りましたが、もちろんそれ以外の15作品も
とても素晴らしかったです

う〜ん、もう一度観に行きたいくらい素敵な作品でした

今すぐパリに行きたい(笑)

yutapon12 at 09:37│Comments(0)TrackBack(8)映画・・・ 

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