2006年01月29日

セックスは...技術だ!

インドで私も考えた





別にアクセス数をのばす為にこんな事を書く訳ではないのですが、なぜか最近こんな考えが頭をよぎったので...。

やはりセックス、といいますか「まぐわひ」ってやつは、一に技術、二に体力、三・四がなくて五に愛情じゃないかな...と。

谷沢永一というケッタイなオジさんが書いた「人間通」という本があります。いちおう関西大学の名誉教授で書誌学者というお人なのですが、多分この人の成長過程で一番の影響を与えたのは開高健の青春時代からの友人であったという事ではないかなと思われます。深い事は知らんが...。で、まぁこの「人間通」。人の心の機微に関していろいろおもしろい考察があり、今でも時々読み返してみる私の愛読書なのですが、この中で谷沢さんは「人間通になる為の百冊」という推薦の書をリストアップされています。その中で司馬遼太郎の「坂の上の雲」や、山本七平の「日本資本主義の精神」と並んで紹介されているのが、広山義慶の「女喰い」。その推薦文は以下の通り...

「男は女を性的に満足させなければならない。愛情は性生活の充実から生まれる。女体の研究をおろそかにして精神的に愛されたいなどと甘ったれてはならぬ。戦後に流行った体位論議は無効。性技小説に学ぶべきである。」

はたして初めてこれを読んだ時、私は20代中頃。異国の地で思いのままにならぬ女心には人一倍苦労していましたから、すぐに買い求めました。「女喰い」。いやぁ...秀作です。おすすめです。ストーリー自体は陳腐なヤクザもので、この作品のヒットで調子に乗った作者が性懲りも無くパート2、パート3、パート...と乱作しましたが、実際のスケコマ氏たちに密着取材した細部にわたるこだわりのナニの描写には...こう...なんというか...谷沢先生のおっしゃるとおり...勉強させられました。

勉強の成果に関して、あまり自信は持てませんが、やはりなにはともあれ技術と体力だよなぁ...という「健全」な結論といいますか、ある種の「諦観」に早い時期に達していた事はよかったなと思います。ひるがえって思うに、あの「痴漢セクハラ」に代表される日本の「情けな〜い」性風俗の乱れって、男の精神的「甘え」がその底辺にあると思う。「電車男」の中谷さんじゃないけど「...頑張って...」としかいいようがない。

こうした「日本の男の甘え」の代表が、渡辺淳一氏の「失楽園」ではないかなと思うわけです。読んじゃいましたがね...あの読後のやりきれなさには辟易としました。なにはともあれ、主人公の仕事は行き詰まり、家庭は崩壊し、最後には自殺まで考えてしまう初老の男...の下半身だけはやたらと元気、という設定にかなり無理があるような気がするのですが。30代中盤の自分の身を振り返ってみても、これはよほどの特殊体質かもしくは実はあまりそれほどデリケートな人ではないのかな...と。

「デリケート」といえば、英語のdelicateは日本語と同じ「繊細な」という意味だけど、これが名詞形delicacyになると英語では「珍味」という意味になってしまう。でも日本では「彼にはデリカシーが欠けている...」みたいに使う。これはもちろん彼に高級食材が欠けている訳ではない。

おなじような「日本製英語」の色っぽい誤解で「インサートは挿入にあらず」という小話がある...初めてイギリス人の彼と「まぐわひ」におよんだA子さん。ころはよし...もう待てない...はやく...と、せっぱ詰った思い彼をに伝えるべく錯乱気味の頭で英単語を検索。出て来た言葉が「インサート、プリーズ...」それにたいして彼は「ワタシハクレジットカードデハアリマセン...」。確かにinsertなんて言葉、ATMぐらいでしか使わんもんね。

...とまぁ、旧正月の連休になってこんな話題が頭を飛び交っているオレ。なんか高校時代、試験前になって部活の練習が中止になると、とたんになんかこうモゾモゾしてきていたあの頃と基本的に変わっとらんな...と思う今日この頃なのでした。

恭喜發財!

yutethebeaute999 at 18:35│Comments(1)やわらかめ 

この記事へのコメント

1. Posted by ゆう   2013年05月27日 00:14
自分も広山義慶さんの女喰い(漫画、小説含め)を読んで人生変わっちゃうぐらい影響受けました。
それだけがいいたくてコメしてしまいました。

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