2007年03月28日

おつゆたっぷり

完食「美食家」というのと違うが、とにかく「食」に関する感性が鋭い妻と結婚して早や5年。

長いような短いようなこの間。それでもいろいろありました。ちょっとばかり育児ブルーになった妻が、家を飛び出しおフランスのリッツ・エスコフィエ料理教室に1週間余り勉強に行ってきたこともあります。

そんないろいろあったこの5年間。

妻曰く、その「食」の探求の集大成、というよりは「小まとめ」は、

「やっぱりこの『めんつゆ』ね!」

...

「...『つゆ』...ですか...?」

妻に言わせるとパリで学んできた手のかかるコンソメ作りなどよりも、分とく山の板さんが書いたダシのとり方の本で学んだやり方で作る「つゆ」が今のところ一番満足できる成果なのだそうだ。

たしかに昆布を常温の水に一晩ねかせた後、鯖節を効かせたダシとたまり醤油で取る我が家の「つゆ」は旨い。うどんにもそばにも合う。手前味噌で恐縮だが、はっきりいってこうして手間ひまかけて作った「つゆ」でそばを食ってしまったあと、市販のできあいのつゆなんかでそばを食うとどうものどがつかえてしまう。

日本語がおぼつかない5歳の息子も、この「つゆ」でうどんやそばを食べると、目を細めて、

「オイシイー!」

という。まぁセガレの身分不相応な舌の奢りようは少々問題だが...。

先日、家族で散歩がてらにニューヨーク市内の日本食材屋に足を運んだのだが、あまりの品揃えの悪さに唖然としてしまった。とにかく蕎麦を買ってきた。

家に戻っていったいどうするのだろうと思っていたら、妻は、

「やっぱり持ってきておいてよかったわ...。」

といいながらまだ荷解きができていないダンボール箱の中から密封パックにいれた鯖節、鰹節、利尻昆布をとり出したのであった。

あっぱれ...。

yutethebeaute999 at 08:35│Comments(0)TrackBack(0)やわらかめ 

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