yuukurihara official blog

唄うたい、ラジオDJの栗原優です。 ライブ・ラジオ情報、また、脱原発に向けての記事をupしていきます。

July 2011


大切なお友達から、お便りをもらいました。
次のような内容でした。

 今、全国の使用済みの核燃料を処理をするために
 モンゴルに大規模な核処理場を建設予定といわれています。
 主にアメリカが動いてるのですが日本ももちろん、その計画に携わってます。
 核処理施設を作るのは日本の東芝ですから。
 モンゴルは非常に豊かな自然と草原があります。
 人も、日本人に対して非常に優しくて、みな日本に対して好印象をもっています。
 だからこそ、そんな日本の友好国に核処理を押し付ける日本政府に悲しみと怒りを感じました。

と。彼は今、核の廃止は元より、モンゴル核処分場計画の反対運動をしておられるそうです。
断固として、モンゴルの土地をこれ以上汚したくない、と。

僕もこのお話、少し聞いたことがあり、驚愕しておりました。
友達からの手紙をきっかけに、僕も少し調べてみました。
少しでも、僕も反対運動に協力できたらと思い、来週8/3 On-airの僕のラジオでも
このお話をしました。
ラジオでは時間が限られているので、こちらでも少し詳しく書かせていただきます。


ある記事を紹介します。
『モンゴル核処分場計画:廃虚の村に原発の夢…現地ルポ(毎日新聞5月9日)』
(参照させていただいたブログ:)
 http://huhcanitbetrue.blogspot.com/2011/05/blog-post_16.html 
 http://blogs.yahoo.co.jp/long17530/37446870.html

~この記事、ザッと一読すると、あたかも「モンゴル国民も核処理施設を誘致したいと願っている」、かのようにも捉えられるが、深く読むと、「そうではない」ということが浮き出てきます。

記事紹介の後で、各事象に対する僕の考え・突っ込みを述べさせていただきます。

●モンゴルの原発最有力候補地のバヤンタル村。旧ソ連軍が建てた士官宿舎は廃虚になっていた=会川晴之撮影 
日本と米国がモンゴルに国際的な核廃棄物の貯蔵・処分場を初めて建設する極秘計画が明らかになった。
モンゴルは「核のゴミ」を引き受ける見返りに、日米による技術支援で原子力発電所の建設などももくろむ。
地下資源が豊富なモンゴルが原子力を必要とする理由は何か。
モンゴルが国内初の原発を建設したいと切望する最有力候補地、中部ゴビスンブル県バヤンタル(豊かな草原の意味)村を訪ねた。【ゴビスンブル県・会川晴之】

●見返りに技術支援

 首都ウランバートルから東南に約200キロ。中国国境に向かう鉄道沿いに、蜃気楼(しんきろう)のようにたたずむ廃虚のビル群が姿を現した。

 群青の空の下、乾いた風以外は物音ひとつしない広漠の大地。
その中にポツンと、90年代初めまで駐留した旧ソ連空軍部隊が残した5階建て士官宿舎が10棟。
住民がひとつの建物に住む以外は、どのビルも窓ガラスなどが持ち去られた廃虚だ。

 日米がモンゴルで核廃棄物処分場の建設計画に乗り出した昨年9月、その「見返り」としての原発立地に、モンゴル原子力開発計画トップで物理技術研究所のチャドラー所長が、ここを「最適地」に選んだ。ソ連軍が残した舗装道路、鉄道、電線などがあるからで、原子炉冷却用の「豊富な地 下水や大きな河川も近くにある」という。

 しかし、さらに北東40キロの第2候補地バヤンジャルガン村や第3候補地ダルハン村周辺は、乾燥しきった大地。地図には湖があるが、枯れていた。これでは原子炉を冷やす大量の水が期待できない。

 モンゴルの国土は日本の約4倍、人口は大阪市とほぼ同じ約250万人、1人当たりの国民所得は日本の30分の1だが、石炭、金、銅、ウラン、レアアースなどの鉱物資源が眠る。

 中でも世界最大とも言われるウランを産出、活用すれば「石油や天然ガスで潤う中東諸国のような豊かな国になれる」(経済産業省幹部)との夢がある。(※1)

 チャドラー所長も「レーニンの言葉を借りれば、ソ連はエネルギーで16もの衛星国を支配した。モンゴルの原子力開発に協力した国は、この国で強い影響力を発揮することができる」と語り、日本の技術支援に強い期待感を示した。

●中露排し発展模索

 モンゴルが原子力技術を求めるのは、旧宗主国の中国とロシアにはさまれた内陸国であるためだ。

 モンゴルには豊富な石炭が埋蔵しているが、モンゴル南部で開発予定の巨大炭鉱から中国天津港まで鉄道で1100キロ、ロシア極東ナホトカ港まで3000キロもある。大量輸送が 可能な豪州炭、南アフリカ炭などとの価格競争には勝てない。

 「石炭は結局、中露両国から安く買いたたかれるだろう。これからは、原子力燃料製造など高付加価値産業を育てなければ、豊かな国は永遠に実現しない」(モンゴル政府関係者)との危機感が強い。(※2)

 国営原子力会社モンアトムのバダムダムディン会長兼最高経営責任者は2020年にはモンゴル産ウランを原料とした核燃料加工を始める目標を示し、「技術力のある東芝と協力したい」との構想を語った。さらに「民主化直後の92年から無償援助を続けた日本の人々の気持ちは、モンゴル国民の心に届いている」と強調した。

 しかし、東京電力福島第1原発事故を機に、モンゴルでも原発の安全性への懸念が高まった。モンゴル国営モンツァメ通信のアディヤソレン記者(政治担当)は「計画が事実ならば極めて危険な話。国民の健康と安全を損なう恐れがある」と警戒感を隠さなかった。

 それでも原発推進派は「モンゴル国民は日本に強い親しみを感じている。日本の原発なら受け入れる素地がある」(チャドラー所長)との期待がある。(※3)

●モンゴル核処分場計画:米「核なき世界」へ思惑

核燃料サイクルと日米モンゴルの狙い 日米モンゴル3カ国による核廃棄物の貯蔵・処分場建設を巡る極秘交渉は、原子力ビジネス拡大のほか、核不拡散体制を実質的に整備したい、「核なき世界」を掲げる米政権の思惑も絡んでいる。

●再処理狙う新興国封じ…国際施設設置で主導権

 核兵器の原料となるプルトニウムは、原発で使用した核燃料の再処理で抽出される。北朝鮮はこの手法で核兵器を開発し、核拡散防止条約(NPT)非加盟国のイスラエルやパキスタンなども同じ手法で開発を進めているとみられている。

 また、原発輸出市場に参入した韓国などが、米国に再処理施設の建設容認を要求。非核国をうたいながら核兵器開発が可能な再処理を認められている日本、NPT未加盟のまま核兵器を保有するインドが米国から原子力技術を供与されている「不公平感」が源泉だ。

 同様の不公平感は、核兵器を持たない国々に潜在している。原発を持つ国が使用済み燃料の再処理を始めれば、核拡散に事実上歯止めがかからなくなり、「第2、第3の北朝鮮」が生まれる恐れがある。米国は、国際的な貯蔵・処分施設を主導して造ることで、「核なき世界」に向けた秩序を構築したいのだ。(※4)

 また、国際的な施設は国際原子力機関(IAEA)も必要性を訴えてきたが、他国の核ゴミまで引き受ける国は現れなかった。欧州連合(EU)は2015年までに域内での処理態勢を整える計画だが、それ以外の地域では見通しがなかった。

 米国務省のストラトフォード部長(原子力安全担当)は3月末、ワシントンでの核専門家会合で、「台湾や韓国などは使用済み核燃料の扱いに困っている。国際的な処分施設は諸問題を一気に解決する」と強調した。(※5)

 モンゴル政府内には、見返りとして核燃料加工などの技術供与も得ることで、核燃料の輸出国として経済を発展させたいとの思惑がある。アラブ首長国連邦(UAE)とも同じ狙いで今年1月から交渉を始め、日米との計画に「保険」をかけている。日米が2月上旬に外交文書の署名を狙ったのは、UAEより交渉を有利に進めるためでもあった。【会川晴之】

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記事は以上です。ここからは僕の考察。

(※1)→核産業で本当に「豊かな国」になれるわけないッス!(怒)

(※2)→「高付加価値産業」というが、付加価値以上にデメリットが加算されていく恐ろしい産業なのをわかってほしい・・・。

(※3)→今、おなじく「2020年」までに下記のようにいっている国・政党もでてきている現実。
・ドイツ政府、「2020年までに国内全ての原発を閉鎖」
・社民党は2020年までに国内の原発を廃止し、2050年までに風力や太陽光などの自然エネルギーへの転換を目指すとの行動計画を決定。

→今まで推進派だったドイツまでもが「全原発閉鎖」を打ち出すということはどういうことか。
ごり押しだった推進派までもが、原発は危険、と認めたということである。
この状況で、「2020年に核燃料加工を始める」なんて、本当に撤回してほしい。
日本を好きでいてくれているモンゴルの人々に、「日本の技術だから」と薦めて売り込むのはやめてほしい。
日本人の一部の推進派の意見をきくべきではない。だまされないでほしい。
そして、だまさないでほしい。日米、そしてモンゴルの極一部の政治家たち。モンゴル国民を犠牲にしないで。

(※4)→ちょっとまて!!確かに、各国が勝手に核兵器を次々に作ることはよくない。しかし、核拡散に歯止めをかけ、核なき世界にするために、国際的貯蔵・処分施設をモンゴルにつくることが画期的手段なのか?!
その前に、みんなで本当に核兵器開発を辞めればいいじゃないか。。

(※5)→台湾や韓国だけではない。日米だってそうだ。処分場所がないから外国に、大きな見返りをみせつけて
核のゴミをおしつけようとしているのだ。
ここで気づいてほしい。何故国内に使用済み燃料の処分場がないのか?
→キケンだからだ。→つまり、国外におしつけようとしているに違いないということ。これは決してしてはならないこと。

原発とは、稼動している間、そして止めてからも長い期間、ずっと高レベル放射性廃棄物という核のゴミを出すもの。
その処分場を先に作らず、どこに作るかも決めず、許可をとれる予定もないまま、稼動を始めてしまって、今に至るのだ。
処分場は作らなければならない。自国に。
他国、それも広大な自然の豊かな親日の国民のいる土地に、作っていいはずがない。
埋めてからも何百年もの間、厳重管理をしなければならないような核のゴミを、
日本国民だって、勿論自分たちの住む土地の地下に埋めてほしくないに決まってる。しかし。
他国はダメだろう!これは明らかだ。

モンゴルの一部の政治家が経済的理由で誘致しようとしていたとしても、そこに付け込んでいいわけないです。
日米の推進派、ほんとにやめよう。
僕等は世論で訴えていくしかない。

ここでもう一つ、記事。

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●モンゴルに使用済み核燃料施設 日米構想、議論は進まず
http://www.asahi.com/politics/update/0509/TKY201105090114.html
(asahi.com 2011年5月9日11時29分)

 日本と米国、モンゴルが共同して、使用済み核燃料などの国際的な貯蔵・処分施設をモンゴルに建設する構想を持っていることが9日、分かった。経済産業省は原発の輸出を目指し、新興国でニーズが高い使用済み核燃料の処分もセットにして売り込む狙いだ。

 ただ、菅政権は福島第一原発事故を受けて原発の輸出も含めた原子力政策を見直す方針。構想が実現するかどうかは不透明だ。

 原発の新規導入を計画する国にとって、使用済み燃料をはじめとする放射性廃棄物の処分は大きな課題。日米両国とも最終処分施設を持っていない。一方でロシアなどは、放射性廃棄物の引き取りも材料にして原発を売り込んでいる。

 そこで原発の燃料になるウランの埋蔵量が豊富で、原子力産業の育成を望むモンゴルに国際的な処分施設をつくる構想が日米両国で浮上。昨秋から経済産業省、米エネルギー省、モンゴル外務省の間で協力関係を模索してきた。核燃料の再処理で出るプルトニウムを核兵器に転用されないよう防ぐ意味もある。だが、福島第一原発の事故で議論は進んでいない。

 日本政府は昨年決定した新成長戦略で、官民一体となった新興国への原発輸出を打ち出した。昨年10月にはベトナムとの間で原発輸出に合意。トルコやヨルダンとも交渉している。

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my考察

やはり『日米両国とも最終処分施設を持っていない。』→これが理由だよね。ひどい。。


しかも昨年、こんな新成長戦略とか決定してしまってたんだ、知らなかった。
※輸出とかほんとにやめてほしい。
※新興国サイドでも、どうか誘致はしないで!
目先の経済的潤いの、何百何千何万倍の恐怖が国を襲うことを、今、全世界が理解してほしい。

NO NUKES

栗原優


毎週水曜23時から、FMさがみ(83.9MHz)にてOn-air中の、僕のラジオ番組、『YUUの海賊ラジオ』。
On-airしているリアルタイムに
http://www.simulradio.jp/
にアクセスすることで、Netにて聴くことも可能です。

この番組にて流した曲のクレジットや、お話したことについてなど、メルマガを発行しています。『栗原優活動予告書』といいます。
今日はその内容をこちらにも転載してみます。
もし興味をもたれましたら、
http://merumo.ne.jp/00521040.html
から登録なさってみてください。

それでは、今回は本日のメルマガを紹介します。
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こんばんは。唄うたい、そしてDJの、栗原優です。

今夜、FMさがみ(83.9MHz)「YUUの海賊ラジオ」で夜の街に流した曲の紹介をしよう。


2011年7月20日(水)夜23:00-23:30

SP-"今、この曲が聴きたい"-福島の声を東京できいた僕。SP-

1. "The March Of The Black Queen"/QUEEN(album:QUEENⅡ)
2. "がきんちょみたいに"/栗原優

今日お話したことっす!

☆高円寺稲生座に届いていた、南相馬市からのメッセージポスター
概要:「いままで支援してきてくれている全ての方へ"ありがとう"
皆様の応援に応えるためにも復興を成し遂げるまではけっして諦めません」

高円寺稲生座のHPはこちら
http://www.freepe.com/i.cgi?inaoi
被災地での炊き出しや、ペットレスキュー、支援物資調達などをされています。

☆「アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区」というイベントの10日前にあたる7/7、牛嶋神社にて、音楽家大友良英さん率いるI.S.O.のライブと、大友良英さんと音楽・文芸批評家の小沼純一さんがお座敷トークを行いました。

(大友良英さん:近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。現在は福島と東京を行き来し、プロジェクト「FUKUSHIMA ! 」を立ち上げ奔走している。)

こちらにいき、体感してきたことをお話しました。

音楽の変遷のはなしも興味深かった。~媒体のうつりかわり/一曲大ヒットの名曲じゃなく、素晴らしい曲だけどそれぞれちいさなお気に入りの曲が沢山ある、という成り立ちかたになってきた時代、それは悪いことじゃない。

・また、大友さんの出身地である福島についてのこと。「フクシマにひとつき住んでみれば、動けない意味がわかる」/「8/15に福島でイベントをします。若い人は来なくてもいいんだよ、33歳以上の大人には責任ある。一緒に空気を吸いにおいで!」/「来年チェルノブイリいって、実際に状況をみてくるかも。福島をチェルノブイリと同じようにしたくない。」/「子供達に、"逃げる権利"をあげてほしい」

→このときのこと、ブログにも書きました。
http://blog.livedoor.jp/yuukurihara/archives/3370208.html

☆武田先生のブログから、夏を乗り切る放射線対策の記事を紹介しました。
(抜粋)
●皮膚からはあまり放射性物質は吸収されませんから、軽い服装で生活し、よくシャワーに入りましょう.
●水たまりには放射性物質が多いので、お子さんには水たまりは怖いと教えてあげましょう.
●空間が2マイクロもある小学校でも、保護者と先生が1週間に1度、掃除をしているだけで0.08マイクロにも下がっています。当面は、拭き掃除も頑張りましょう。
●食材が難しくなって来ました。和牛ではなくオーストラリア牛を、魚は日本海や北海道産を買うようにして、できるだけ体内被曝を少なくさせて上げましょう.

などなど。是非お読みくださるといいかと思います。

武田邦彦先生ブログ
http://takedanet.com/


引き続き、掲載!
◎子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため集団疎開を認める決定を求める署名
http://fukusima-sokai.blogspot.com/
◎東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める署名
 http://www.shomei.tv/project-1789.html
よかったら、ご協力ください!


FM、webともに、ラジオの感想やおたより、質問やご意見も待っています。


それじゃ、今夜もきいてくれてサンキュー。

世界中の真夜中の迷子の子供達へ。

唄うたい、そして、海賊ラジオ DJ の 栗原優より


また、来週。

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以上、昨夜のメルマガ記事でした。
読んでくれてありがとう。

栗原優



web版『YUUの海賊ラジオ』路地裏編の第十三回目。をupしました。
http://www.voiceblog.jp/kaizoku-radio/

TBSの7/12付けニュース、『放射能から守れ、全国から母親が集結』 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4774713.html
このニュースにまつわるお知らせなどなど、お話しています。

そして、今日もカバー一曲歌ってupしました。
日本のことを大好きだと言ってくれていた彼。きっと今もし彼がいたなら、真っ先に飛んできてこの唄を僕等にうたってくれたはず!「Teo Torriatte (Let Us Cling Together) / QUEEN」
是非最後までお聴きいただけたら、嬉しいです。
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僕がankoとして唄で参加しているレッチリのカバープロジェクト「テッチリ」のライブについて、詳細も、決まりました!
7/31(sun)阿佐ヶ谷のGAMUSOにて。
http://gamuso.com/
open19:00/start19:15
テッチリは20:00-20:30
是非全部楽しんでいってください☆
出演者一覧など、詳しくは僕のHPのライブページをご覧ください!
http://www.h2.dion.ne.jp/~u-sing/live.html
まってます!


栗原優
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p.s.いつも拍手ありがとうございます!めっちゃ感謝しております!


すみだ川アートプロジェクト2011「江戸を遊ぶ : Nanpo × 連」
今年は、2009〜2089年、80年にわたる「すみだ川アートプロジェクト」の3年目、
今年は遊び上手な江戸の人たちにならってみようか、というこころみで様々な催しがされるようです。

本日7/7は、7/17に行われる、「アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区」の10日前。
牛嶋神社にて、大友良英さん率いるI.S.O.の演奏と、大友さんと小沼純一さんのトーク会が開かれ、聴きにいってきました。

神社の境内の、遠く離れた点に、大友さんたちI.S.O.の3人が位置し、演奏が開始しました。
僕は大友さんの正面に立って聴いてました。
風がほんとに気持ち良く、
大友さんのギターが奏でる、荘厳な鐘のような音色や、縦笛のような音色が神社という場所とあいまって、
完全に時空がどこか遠くへ跳んでいたような、すてきな時間でした。

トーク会は神社の敷地内の畳のお部屋にて。
様々な興味部会お話。おもいだしながら箇条書きでかきます。

・デジタルレコーディングが進み、ノイズが取り除かれてきた、
 進化する上で切り捨てられてきたものが沢山ある、
 その中には、二度と取り戻せないものもある。
・レコーディングと生演奏とは別物という意識が高まってきた
・近年は音源の発表はmp3などでの配信という形態に変わってきている、
 音質は悪いが、世界中の人が大きな図書館を持っているような感覚
 =アーカイブを持つこと=地球がなくならないかぎりは無くならない、
 本来、モノで音源を持つことの価値は確かにあるのだが、
 震災後は特に、CDやレコードを持つことがはかない印象に。

・→今は配信という手段を取るんでいいのではないか。
 早いし、震災後は生産過程でモノが不足していたりもあったし。

・→そのかわり、本当にいい音を聴きたかったらライブを聴きにくればいい

・一度しか聴けない、その場かぎりの音楽という価値観がまた見直されてきている

・また、ライブハウスやコンサートホールなどではない場所で、
 最初に予想しえない音を一から作ることが楽しい、というお話。

・今日も、神社の境内の、離れた位置に三人の演奏者が点々と座り、
 視聴者もその場所の、好きな点に移動しながらの演奏会。

・その人、一人にしか聴けない音がある、という状態。
 そして演奏側もそれを録音する気がない、
 この日この時間しか聴けない音楽もいいのではないか

・風や、スカイツリーな点滅や、通りすぎる自転車のベルの音など、
 全ての音とともに共演した

・(大友さんの出身地である)福島で8.15にイベントをする。

・この日は世界中で同時多発的にイベントがおこなわれる、
 そしてそれを一斉に見れる人はいない。それがいい、

・福島から逃げない人がいる。
 そのわけは、福島に1ヶ月でも住んでみればわかる。
 (とおっしゃってました。)

●(トーク会の後、ききにこられた方とお話していたときの言葉)
 (恐らく、福島から簡単にみな出て来れないわけをきかれての言葉)
   ・そこの社会、というものがあり、とにかく"一筋縄ではいかない"。
 ・ただ、『逃げる権利だけはみんなに、あげてほしい(行政的に)』
 ・チェルノブイリと同じようにしたくない。
 ・実際チェルノブイリにも行き、この目で状況を学んできたいと思っている
 ・福島の子供たちに、どうやって、なるべく放射線量を浴びないですごさせてあげられるか。
その生活のやり方をこれからつくっていかなきゃならないと思う。

  -------------

僕の感じた印象は、
大友さんはやはり福島出身ということもあり、
自ら背負うと決められたものが、すごく大きい、と、僕は感じました。

例えば僕は、僕に何かできないでしょうか、と訊く事ができなかったです。

彼には、自らの故郷をどういうふうにこれから守りたいか、
フクシマという名前のマイナスイメージを払拭し、
自分たちでどうやって生き生きとした街の息吹をまたつくっていけるだろうか、
そのようなことを、彼のやり方で、すごい勢いでもって、
やっていこうという、気合い・気負いを感じました。

僕は、やはり僕のやり方で何かをせねばならないのだろうと感じました。

17日のすみだ川のパレードでは、様々な形の演奏が楽しめるようです。
これが、きっと8/15の福島のイベントにつながるでしょう。
よかったらみなさん、すみだ川アートプロジェクトの
「アンサンブルズ・パレード」、参加してみてください!

文責:栗原優


栗原優です。
僕のラジオ番組についてのお知らせです!

☆今年11年目の
FMさがみ(83.9MHz) YUUの『海賊ラジオ』が
2011年7月より、ネット配信も開始致しました!
放送時間(日本時間 毎週水曜日23:00~23:30)に、
リアルタイムで下記サイトに繋ぐだけで世界中どこででも聴くことができます!

【聴く方法】
●水曜日の23時に
[サイマルラジオ]
http://www.simulradio.jp/
にアクセス

●[FMさがみ](83.9MHz)をクリック
 (見つけ方)
 (サイト上部の日本地図の"83"のラインの右の方にあり!
 もしくは、サイト下部のエリア"関東"の中にあり!)

●YUUの『海賊ラジオ』があなたのお部屋に電波ジャック完了!

※[サイマルラジオ]サイトの閲覧環境・視聴の推奨環境については
http://www.simulradio.jp/faq.html
をご覧ください。

※正確には、本放送の約8秒後にネット再生されます。

是非Checkしてみてください!

☆FMさがみ、YUUの『海賊ラジオ』は今年11年目を爆走中です。
ついに何処からでも聴いて頂けるようになり、僕自身非常に嬉しいです。
ネットラジオとしましては、今年3月から[web版YUUの『海賊ラジオ』路地裏編]を
始めておりますが、FM版はやはり僕の本拠地故、
これが世界中に拡がることは僕の夢でもありました。

これも、今までずっと聴いてきてくださっている相模原のリスナーの方たち、FMさが
みで僕の番組を支えてくださってきた、ディレクターの三上さんを始めとするスタッ
フ皆様、そして僕を応援してくれている総ての方達のおかげです。ありがとうござい
ます!そしてこれからも宜しくお願い致します!
そして他の地区・国でこれから聴いてくださる新しいリスナーの方たちへ、これから
どうぞよろしく!

引き続き、ラジオの選曲や僕の活動を紹介しているメルマガ『栗原優活動予告書』
http://merumo.ne.jp/00521040.html
そして、web版 YUUの『海賊ラジオ』路地裏編
http://www.voiceblog.jp/kaizoku-radio/
もよろしくおねがいします☆


+ + + + +  yuu kurihara  + + + + +

栗原優
唄うたい。DJ。

(PC mail) u-sing@m5.dion.ne.jp
(official HP) http://www.h2.dion.ne.jp/~u-sing/
(My Space) http://www.myspace.com/yuukurihara

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