2011.4.26.原子力資料情報室による石橋克彦氏(地震研究者・神戸大学名誉教授)講演の記録(一部) by栗原優

"地震学の見地からすると、世界全体で「一番原発を作るべきでないのが日本。」"


2011.4.26.、先にレポートを書いたパーベル・ヴドヴィチェンコさんと広河隆一さんの講演の後、休憩を挟んで、
原子力資料情報室による石橋克彦さん(地震研究者・神戸大学名誉教授)の講演がありました。
石橋さんの講演は3時間くらいあったとおもいます。
小生、この日、寝ずに来てしまい、この頃になるとかなりペンの走る速度が落ちてしまったため、メモは講演内容の「一部」でしかありませんが、ご了承ください。
スライドも、出来る限り写真におさめ、後に文字起こししたのですが、これも一部です。
非常に濃密で有意義な講演でしたので、機会があれば是非直接聞いてほしいと願います。

それでは、以下がレポート(記録)です。
※☆がスライドの文章。
※(古いスライド)とあるのは、3.11.以前から、石橋氏が使っていた資料。

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・長年警告をしてきたのだが、このような大変な事故があってから、こうやって大勢の人の前でお話ししていることがとても残念である。
本当は事故が起こる前に、大勢の人に聞いてほしかった。

・原発主義から抜け出すことが必要。
・自分は、"原発肯定派"に対し"反原発"というネガティブな言葉に代わる言葉を考えた。反原発のことを"原発フリー"と呼ぼうと思う。
そうすると、原発肯定派が"反原発フリー"の人たち、となるわけだ。

・「原発震災」は拡大していっている。しかし今は正念場である。



☆(スライド): 原発震災とは、
・地震によって原発の大事故と大量の放射能放出が生じ、通常の震災と放射能災害とが複合・増幅し合う人類未体験の破局的災害。震災の様相が一変。
・大規模な場合、震災地の救援・復旧が強い放射能のために不可能になり、原発の事故処理や住民の放射能からの避難も地震被害のために困難をきわめる。
・その結果、無数の命が見捨てられ、震災地が放棄され、さらに、地震の揺れを感じなかった遠方の地や未来世代までを覆い尽くし、夥しい数の晩発性の死者と障害者を生じて、国土の何割かを喪失させ、地球全体を放射能で汚染する。



☆(スライド): 本日の主張 (福島原発震災が辛うじて悪化しないとして)

・日本列島は(3.11.の大地震の影響も加わり)一層「大地震活動期」になるだろう
・地震列島は地球上で最も原発に危険な場所だ。;「本質的安全」を目指せ
・原発が存続し続ければ「日本の滅亡、世界の迷惑」
・『原子力基本法』以下の法体系を抜本改正
・政官民学の強大な原子力複合体(反原発フリー体制)の解体
・原発新・増設の停止、建設中・計画中の凍結、稼働中の段階的閉鎖
・全原発の原発震災リスクの評価・閉鎖順位付けを急げ
・核燃料サイクルの中止、再処理工場・もんじゅの閉鎖
・いっぽう、東日本大震災被災地の発展的復興が大きな課題
・やがては首都圏直下地震、西日本M9超巨大地震の可能性
・首都圏、東海道MP、中京圏、近畿圏、西日本の大地震の恐れ
・分散型国土の創成が喫緊の課題
・東北地方を日本の「ゆるやかな」中心にするとよい
・エネルギー・経済・産業・国土・地域等、あらゆる政策の根本的是正
・復興構想会議がそこまで考えるか?

解説:
・原発は、止めれば即終わりではなく、止めてからもずっと冷却を続けなければならない。
その間ずっと電源の供給をおこたってはいけない。安全を確保してゆかねばならない。
(例えば、東海村原発は1998.3.30.に運転終了しているのだが、「今も」廃炉措置中である。(廃炉には時間がかかる。))
→リスク順位をつけて、最も止めるべきところから止めてゆくべき。
・まず今一刻も早く止めるべきは浜岡原発。止めてからは、使用済み燃料プールの耐震、電源確保をしながら廃炉措置していくことが重要。
・もんじゅの真下には活断層がある。非常に危険である。
・震災の復興は、"元に戻す"のではなく、"発展的復興"が課題である。
原発労働者の働き口も考えながら。
・日本の中だけで原発は是か非かを議論するのはナンセンスである。
(世界地図に、地震が起こった箇所を黒い点として記した分布図が映し出される)
→日本は黒い点で真っ黒に染まっている。=地震列島すぎる。
→世界全体で見たら、「一番原発を作るべきでないのが日本。」
・3.11.の地震の影響により、起こり得る余震は1年後も有り得る。



☆(スライド):
・半藤一利『昭和史1926-1945』(平凡社)
・日本がアジア・太平洋戦争を引きおこして敗戦に突き進んでいった過程が、現在の日本の「原発と地震」の問題に酷似
「根拠のない事故過信」
「失敗したときの底の知れない無責任さ」
→節目節目の重要な局面で判断を誤り、
「起きては困ることは起こらないことにする」意識
失敗を率直に認めない態度
→戦争も原発も、さらなる失敗を重ね、国民を不幸の底に突き落とした(落としつつある)
そして、諸外国に甚大な迷惑をかけた(かけつつある)
・ただし「原子力列強」は利益共同体として日本を叩かない?
政府は半世紀以上にわたる重大な失政で国民に加害



☆(スライド): 「石橋論文(「原発震災」の危険性を警告した97年の論文)に関する静岡県原子力対策アドバイザーの見解」

[小佐古敏荘アドバイザー見解]

・核暴走と炉心溶融という過酷事故が発生すると、炉心で大規模な水蒸気爆発や水素爆発や核的爆発を生じ、防護を破壊して大量の放射能を外界に
撒き散らす危険性がいちじるしく高まることについて
→(アドバイザーの意見)
1. スリーマイルアイランドとチェルノブイル原子力発電所の事故は、ほぼ同規模の事故と考えられるが、チェルノブイル原子力発電所は
原子炉格納容器を設けるなどの防護対策がなされていなかったので、多量の放射能が放出された。
2. 国内の原子力発電所は、防護対策(格納容器など)がなされているので、チェルノブイル原子力発電所の事故のような多量な放射能の外部放出は
全く起こり得ないと考える。
(その他の意見)
1. 石橋論文は、書いてあることが相当本質をつくものであれば関連学会で取り上げられるはずだが、保健物理学会、放射能影響学会、
原子力学会で取り上げられたことはない。
2. 学会誌の論文掲載は、通常3名程度の査読員で検証したうえで行っており、論文の論拠を明確にしつつ行うものであるが、岩波書店の「科学」は
自由に意見を述べられる、いわゆる雑誌であって、このような形をとる学会誌ではない。
3. 論文掲載にあたって学者は、専門的でない項目には慎重になるのが普通である。石橋論文は、明らかに自らの専門外の事項についても論拠なく言及している。
(原文まま)

解説:
石橋氏は、「原発震災」の危険性を14年前(1997)に論文で警告していた。その石橋論文に対し、小佐古敏荘氏(現・東大大学院教授・3.16.付けで内閣参与→4.30.辞任)が当時、どんな見解を示していたのか
という資料。他にも、班目春樹氏(現・原子力安全委員長)もあらゆる懸念を打ち消した上で「石橋氏は原子力学会では聞いたことがない人である」と素人扱いしている資料もある。
(参照:雑誌「世界」5月号)
(※小佐古氏は今回、「福島県の小学校の校庭利用の線量規準が年間20mSvということに対しての強い抗議」、「意見しても聞き入れられないならば自分がいる意味はない」として内閣参与を辞退している為、
今現在は、この14年前と同じ見解はしないだろうと思われるが。)

考察:見解が甘すぎる。論文に対する判断の基準がおかしい。国の判断基準を疑う重要な資料である。



☆(スライド): 原発震災は起こりうる(古いスライド)
・滅多には起こらないだろうが、起こらないのは、可能性が無いからではなくて、運がよいからに過ぎない。
1. 日本列島の既存原発は本質的に地震に弱い。
・原発の建設開始・増設時期は、現代地震学前夜→地震学の古い知識。
・原発の建設開始・増設時期は、地震活動静穏期→大地震の洗礼なし。
・多くが大地震の起こりやすい場所に立地。地震と地震動の想定も甘い。
2. 地震を甘く見ている。
・工学技術によって耐震性は確保できると考えている。
・しかし、地震が本気を出せば本当に怖いのだ!地盤・地下構造。
3. 危険性の合理的な認識と真摯な対応精神が欠落している。
(事業者、行政、政治家、一般市民→社会全体)
・ごまかし・その場しのぎ・無責任の体質が充満している。
・専門家・学会は概して業界・政府寄り。
4. 危険な原発でも、1基たりとも整理しようとしない。
・改訂耐震指針・改訂手引きを誠実に適用しようとしない。



☆(スライド): 地震列島における原子力発電所の問題点(古いスライド)

1. 原発震災: 日本国全体の潜在的脅威
 直下に活断層が走る六ヶ所再処理工場も莫大な核震災リスク
2. 地震時緊急停止による遠隔都市圏の大停電の危険性
3. 地震被災による長期停止:安定供給特性が劣悪→極めて大きな経済的リスクを内包
 ・電力会社の経営リスク:収入減、代替コスト、復旧コスト
 ・温室効果ガス排出量増加に伴う経済的損失
 ・立地自治体の深刻な経済リスク
4. 使用済み核燃料による後世代へのリスク押し付け



☆(スライド): 原子力発電所の耐震安全性(古いスライド)

通商産業省資源エネルギー庁パンフレット(99.10)より
「原子力発電所は、建設から運転に至るまで、十分な地震対策が施されています。」
・その1 活断層の上には作らない
→×:直近に活断層のある原発が多い。活断層が無くても大地震は発生
・その2 岩盤上に建設
→×:岩盤とは言えない軟岩上の原発が多い
・その3 最大の地震を考慮した設計
→×:最大の地震を考慮していない
・その4 信頼性の高い解析プログラムを用いた評価
→×:人が作ったプログラムに限界があることは自明の理
その5 自動停止機能
→×:スクラム失敗の可能性もある。核反応が停止しただけでは危険
その6 大型振動台による実証
→×:経年劣化した実代のプラント全体を揺らすわけではない
その7 津波に対する対策
→×:起こりうる津波を知悉しているわけではない

考察:悉く、全てが甘かったことが露呈。


☆(スライド): 原発を激しい地震動が襲うと何が起こるか?(古いスライド)

・日本の全原発・核燃料施設が想定外の大地震に襲われる可能性
→Ss(原発の基準地震動)を超える地震動を受ける
 施工不良・老朽化が深刻
・多くの機器・配管類の同時損傷(共通要因故障)
・多重の安全装置の全面ダウン
・短周期で損傷して固有周期が延び、引き続く長周期で大破損
・続発する大余震によるダメージ
・激震動が運転員に与える身体的・精神的影響

電源喪失、制御棒挿入不能、核暴走、配管破断→冷却剤喪失、ECCS不作動、炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発、核爆発

膨大な量の炉内放射性物質の外界への放出
→気象条件に応じて「死の灰」が広範囲に降り注ぐ


☆(スライド): 「原発と地震」問題の重要なポイント
1. 原発の安全性は、莫大な放射能を内蔵することから、ほかの施設よりも格段に高くなければならない。
2. ところが原発はまだ完成された技術ではない。
3. 一方、地震というものは、本気を出せば、本当に恐ろしい。
4. しかし人間の地震現象に関する理解はまだ極めてきわめて不十分で、予測できないことが沢山ある。
・安全には「制御されている安全」と「本質的な安全」がある

解説:
※原発稼動における、「安全」について

・作業員の忘れ物が沢山置き忘れているような状態。写真に残っている。
・原発は放射能の量が物凄い為、一本のネジを締めるのに何十人も一列に並んで、ヨーイドンで走っていってネジを止める、などということが行われている。
これは、実際に働いていた平井さんという方も言っている。(※)

(※記録者注: 恐らく、平井憲夫さんの『原発がどんなものか知ってほしい』という文のことをおっしゃっていると思われます。
ただ、この資料は、非常に多くの賛否両論の批評を受けています。
講演された平井さんの亡き後、他の人が代筆されたために表現が誇張されているとも言われています。
判断・引用は各々の判断でされるのがよいと思います。しかしながら、非常に興味深いことは事実です。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html)

※しかし、原発には本来、「本質的な安全」が必要なのだ。

・3.11.の後、いくつもの原発にて、より安全を帰するために、と避難訓練が行われる映像が流れた。
これを見て、"こうやってよりきちんと訓練しておけば安全だ"と言っているが、この映像はおかしいと思わないか?
→原子炉立地審査指針(「原発は過疎地に作れ」等、これ自体非常に問題提起されている指針)でさえも、立地条件に"大災害を想定して立地すること"とある。
→まずそれさえも出来得ないのに、
→「大災害を前提として訓練していること自体、おかしい。」


☆(スライド): 「原発は活断層の上には建てない」の実態
SH3F0117

('08もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会のチラシより転載)

解説:断層は、地面に対し、斜めに切り込むように存在している。
これまでの説明では、断層自体から原発設置場所が十分な距離ある、とされてきたが、
調査の結果、原発の真下にも、斜めに切り込んだ断層が地下4、5kmの位置には存在することが明らかに。
すると国は、断層の切り込み口の真上に原発がある場合のみを「活断層の上」とする、「新解釈」をすることにした。



☆(スライド): 「日本の電力の3分の1は原子力」の真相
SH3F0118

(・見えづらくてすみません。グラフの上から2番目の黒い部分が原子力供給分。)
・出力調整の小回りが出来ない原発。そのため、調整の小回りが効く、他の発電を休ませている。



●地震の用語について
・地震の大きさ=M(マグニチュード)→震源断層面の大きさ
・地下の出来事→地震
・地上で感じる、いわゆる地震のこと→地震動という。
・地震動の強さ=(震度)→最大加速度(ガル)
・震災→地震災害のこと。
→「地震」は自然現象だが、「震災」は社会現象なので、努力で軽減できる。


●2007.10.26.浜岡原発訴訟原告敗訴について
(静岡新聞 2007/10/26 :
浜岡原発差し止め認めず 静岡地裁判決
中部電力浜岡原発1―4号機(御前崎市佐倉)は東海地震の発生時に十分な安全性を確保できないとして、市民団体が運転差し止めを求めた訴訟の判決で、静岡地裁(宮岡章裁判長)は26日、原告の請求を棄却した。争点となっていた想定東海地震の規模や原子力施設の安全性、経年変化(老朽化)について、いずれも「原告らの生命、身体が侵害される具体的危険があるとは認められない」とする判断を下した。同時に申し立てていた運転差し止めを求める仮処分申請も却下した。原告側は同日、控訴し、仮処分決定に対しても即日抗告した。)

・原告は何処から見ても優勢だった。
・しかし、「司法が原発のシモベだった」。原発推進の国策に配慮した結果、敗訴した。まことに残念である。



・過去の大地震が「知られていない場所」が危険である。今後大地震が起こる可能性がある。
例: もんじゅ


・事故が起こるまで、「大事故は有り得ない」と言って稼動させてきたため、「非常事態対策」が全く行き届いていなかった。
・対して、例えば、コネティカット州など、非常事態対策のブックレットがきちんと作られ配布されている場所も、ちゃんとある。


☆(スライド): 地震と共存する文化を(神戸大学の教養科目の講義で使ったスライド)
・震災論は、自然(地震)の理解に立脚した文明論:被害者意識から加害者責任の自覚へ
→人類が直面している諸問題に通じる
・日本列島では地震と共存せざるをえない(特に活動期に向かって)
・環境破壊型(大量生産・消費・廃棄)社会が、同時に、震災を激化させる
・都市の過密と中山間地の過疎→都市の大震災と山地災害(都市にも悪影響)
・自然は無限で人知は限られている:現代日本の地震防災施設は適切か?
→「効率・集積の論理」から「自然との共生、持続可能な経済活動」へ
Small and simple is beautiful and safer.
→バランスのとれた国土の利用と暮らし方を
→技術を適切に活用し、過信してはいけない
但し、長年の智恵に支えられた確かな技術は、決して地震に無力ではない
・今世紀には、価値観・ライフスタイルの転換、社会経済システムの根本的変革が必要と思われるが、それが震災軽減の根本に通じる
 市場原理、グローバリゼーション、貿易・投資の自由化の貫徹は、各地域の良質で安全な自然環境と暮らしの確保を困難にする恐れがある
・未来世代の震災リスクを高めない節度を
 例:埋め立て造成地、高レベル放射性廃棄物地層処分:万年先までの責任



講演の最後に、小さな子供が母親からガスマスクをつけられてきょとんとして「いったい何がおこっているの?」と問うている絵が映し出された。

"このままでは未来世代に責任を残していくことになる。"

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●石橋氏のお話の後、紹介を受けたタテイシ氏(元新潟大学)からのコメント
・「今回の福島原発事故は地震によるもの」と言われているが、本当にそうですか?そう思ってしまう人は既にマスコミを信じこんでいる。
(→本当に安全なものだったら・本当に完璧な安全対策が可能で、その対策が出来ていたなら原発事故は起きなかっただろう。つまり、対策が足りなかったこと、そもそもこのような原発を稼動させていたことが原因。という意味でおっしゃったと思われる。)
・石橋先生は先ほど「政官民学の解体が必要」とおっしゃったが、もう一つ付け加えなければならない。「政官民学+マスメディア」の解体が必要。

●Q&A
Q. 市民運動の見地から。
今回のスライドにもあった、「石橋論文に関する静岡県原子力対策アドバイザーの見解」のような情報を開示して、何もわかっていないのに上に立っている役人・科学者へ、リコールする権利が我々にはあるのではないか?
その情報を、もっと公に開示してほしい。NHKなどに。
A. まずNHKではそれは流してくれないだろう。が、
こうやって皆さんに伝えていくことが、市民運動に繋がると思って講演している。
更に公な場へのこの資料の開示については、この資料をくれた方に確認をとってみる。
(→文章としては、雑誌「世界」5月号にこの資料のことも載っています。)


→最後の質疑応答を受けて、原子力資料情報室の方が最後に挨拶。
そういった意味でも、議員の人たちにも興味を持ってもらうことが必要、と、院内集会をさせてもらった。と。

更に、ここに出席している議員の紹介。(全員聞き取れていません、申し訳ありません)
山崎誠氏、森山ひろゆき氏、中島隆利氏、石井一氏、大島九州男氏、福島みずほ氏等。


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以上、記録でした。読みづらくて申し訳ございません。
最近の石橋氏の文章は、雑誌「世界」5月号にも載っています。
「まさに「原発震災」だ -「根拠なき自己過信」の果てに」という文章。是非ご覧ください。

講演参加・記録者 栗原優