写真は「組棚」の呂色(ろいろ)磨きの途中の様子です。
呂色磨きは、漆のつやを出すための最後の工程になります。
呂色漆を塗りっぱなしにしたままだとつやはありませんが、呂色漆を塗って研いだ後に「摺漆をする→磨く」を数度繰り返すことにより漆の深みのある光沢が出てきます。
この作業には、完成した作品を見ただけではおそらく想像できないくらいの時間が費やされています。
そして、この呂色磨きが終わった後に錆絵を描いて完成となります。
「呂色」「摺漆」については検索エンジンや書籍で調べてみてください。
Posted by 職人探し請負人 at 21:10
│この記事のカテゴリ :
組棚(飾棚)の製作工程
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