January 11, 2012

フレームからはみ出る最後の音

こんばんは。

つかにしです。

突然ですが、
「つかにしゆうたのフレームからはみ出る音」をやめることにしました。

それは、僕がおにぎりスキッパーズ2を抜けて

ppoi-っぽい- という劇団を一人でやっていくことにしたからです。

そこでブログも新しく始めました。

順番がごちゃごちゃしててごめんなさい。


これが最後の投稿になります。

しばらくしたら消しちゃおうと思っています。

だから最後のフレームからはみ出る音を聴いてください。



このブログのタイトルはおにぎりスキッパーズ主宰の三島さんが付けてくれました。

このブログを始めたときのことはよく覚えています。

僕は浪人生のときに『つぼみの日記。』で、初めておにぎりスキッパーズに出演させていただきました。

憧れの劇団のお芝居に出れるってことで、嬉しくて毎日そわそわしていました。

『つぼみの日記。』も無事に終演して、

僕はなんとか大学生になれました。

友達もぜんぜんできなくて、長いこと付き合っていた彼女にもフラれて

どんよりした毎日を過ごしていたところに、三島さんからブログの話をいただきました。

本当は前からやりたくて仕方がなかったんですけど、

まあ新人だし言い出せなくて。

だからお話をいただいた時は本当に嬉しかったです。

通学のバスの席で、

今日は何を書こうかとへらへら考えていたんです。

そんなやつ学校で友達できるわけないよなあ。


で、はじめの頃はおもしろおかしくにぎやかに投稿して、
(いま見返したら、始めたのは2005年なんですね。すごいなあ)

後半は「詩」みたいなのばっかり投稿するようになりました。

その「詩」みたいのを書いていたら、

大好きな演出家さんがワークショップでそれを使ってくれるなんていう嬉しいエピソードもありました。

そんなことしてたら欲がでて、お芝居のおはなしも書きたくなって

できもしないのに「やりたいです」って三島さんに言いました。

それを許してくれて、おにぎりスキッパーズの公演として

『三角が丸になった日。』を上演することができました。

まだ僕は大学生で、

演出を宮咲さんが引き受けてくれて、

どうしようもない言い出しっぺの無謀な挑戦を、

おにぎりのみんなが素敵な作品にしてくれました。

その感じは僕が本を書かせていただいた2作目の『拡がっていくかも知れないし、気に入って狭まっていく世界』でも同じだった。

おにぎりスキッパーズってすごいチームです。


一人じゃなんにもできないくせに、

これから自分の劇団でがんばろうと思います。

まあ。

もうみんなに言っちゃったし、やるしかないし。

けど、やる気満々で叫びたいくらいです。



ぼくはこのブログが好きです。

世界で一番「フレームからはみ出る音」のこと好きなのは僕です。

別れちゃうのさみしいけど、決めたから仕方ない。

バイバイありがとう。フレームからはみ出る音。


このブログを読んでくれたみなさま。

そんなに多くはないだろうと思います。

だからってわけじゃないけど、ありがとうございました。

このブログは、本当にぼく自身だし、

僕のいる幸せな環境そのものなんですよ。

だから、

読んでもらうのは本当に幸せなことなんです。

だから本当にありがとうございました。

意味わかんないか。





あー

なんか












ppoi-っぽい- 主宰 つかにしゆうた





yuuta2004 at 22:49コメント(2)トラックバック(0) 

August 09, 2011

さけるチーズを眺めた夜

写真-1




空気がじとじとしてて、

Tシャツ着るのも邪魔くさい。

髪も濡らしたまま、

缶ビールをぴしゅっっとあけて。

冷やしたかいがあったよ。

愛しの一番搾りちゃん



まーようするに今の私は上半身裸なわけで、

おーい。カメラ小僧ども。

盗撮すんなら今がチャンスだぞー



あ。

そういや、さけるチーズ買っといたんだった。

\(^o^)/

こんなことで幸せになれるあたり、

ひとり暮らしにもなれてきたんだな。



さいて少しずつ食べるんだよ。

そんでビール飲んで、

そんでさいて、食べて

ビール飲んで


いやーいいっすね



ふぅと思って、

なんとなく

ぼんやり、さけるチーズを眺めていたら

そのふたつにさけたチーズが、

別れたアイツと私に見えてきた。



右があいつで、

わたしは左だ。




さらにさいてみた。




すーーっと、

本当にスムーズにふたりは離ればなれになっていく。

アイススケートみたいだ。

あっという間にまっぷたつになった。

私たちもそうだった

気付けばなんとなくもう遅いよねって感じになった。

振りむいたらもうこの部屋にはだれもいなくなってた。



さけるチーズに、

私の切ない恋をかさねるとは、




ぜんっぜんうまくないなと思いながらも、




なんか泣けてきた。

うわ。涙でてんじゃん。



バカだバカすぎるよ。


裸で

さけるチーズで

一番搾りちゃんで、





あー

夜ってむずかしい










yuuta2004 at 00:27コメント(0)トラックバック(0) 

August 07, 2011

もういっかい言ってみて

写真



でさ、そいつさっきまで俺に説教してたくせに

もうなんかしゅんとしちゃってんの。ダセーよなあ。

はははは。すごいねそれ。

うん。部屋を出たあと爆笑しちゃったよ。

しちゃうしちゃう。よくがまんできたね。



いつもと変わらない日でした。

付き合い始めたときとも変わらず、

私たちはよく笑ったり

好きだよ愛してると言ったりして、



あなたは、わたしの話すつまらない話も聞いてくれる。



だけど最近、

私があなたに話をすると、

え?なに?

って、あなたが聞き返してくることが多くなった。


そうして私は同じ話をもう一度やってみるんだけど、

はじめからつまらない私の話は、もっともっと、ちっとも面白くもない話になる。

それなのにあなたは決まって、

おもしろいおもしろい

と、笑う。

ちっとも面白くないくせに。


わたしはすごくみじめな気持ちになる。




春に入ってきたあの子はすごく可愛くて、

ひらひらしたスカートをはいていて、

パステルカラーの可愛いシャツを着ている日なんか、

あなたはすごく楽しそうだ。

バーカ。




こないだね、

うん。

クラスの◯◯ちゃんがね、授業中にケータイいじっててね。先生が近くを通ったとき、必死になって隠そうとしたんだよ。そしたらさ、

うん。 え?なんだっけ?




いつもなら初めからもう一度言い直すんだけど、

わたしとうとう悲しくなって、

泣かないようにするのに手一杯になってしまった。


いつも言い直すのは私のほうだ。




一緒にいるのにさみしいな

一緒にいるのにさみしいな



それでもなんとか笑顔で、

はじめから

もういっかい



クラスの◯◯ちゃんがね、授業中にケータイいじっててね。先生が近くを通ったとき、、、




きょうも言い直すのはわたしのほうだ。


そんなの意味ないかもしれないけど、


今夜 しているとき、



あなたが


好きだよとか、



愛してるよとか言ってくれたとしたら



え?なんて言ったの?



ってふざけて、



もう一回言ってもらおう。





あなたと笑って会話しながら、

私はそんなふうに思う。






yuuta2004 at 23:57コメント(0)トラックバック(0) 

April 25, 2011

流れ星っいうのは格好よすぎるとは思うけど本当に、ちょっとそう思った

IMG_4158


綺麗に整頓された公園に

いま、ひとりで立ってみています。

桜も散った公園に



嫌な予感がしたんだけど、

それは見事に的中して

あなたと過ごしたあの夜を思い出してしまったじゃないか。




昼にはソフトクリームや、

フライドポテトやビールなんかを売っている売店も、

わたしたちの歩く夜には

シャッターがおりていて

昼間のあのワクワク感は なくなってしまう。

わたしたちはシャッターの前の

屋根のあるところに腰を下ろした。

わたしは嬉しくなって、

さっき見たテレビの話や

アルバイト先に新しく入った男の子の話なんかをした


あなたは、なんとなくうなずいたりして

ぼんやりと私の話を聞いてくれ


いつものこと。

あなたにわたしが男の子の話をすると、

あなたは少し悲しい気持ちになることを知っている。

わたしはあなたのその顔が大好きで、

また今日もそんなふうにしてしまった。



あなたがとつとつと喋った



夜もさ、

屋根の下より、月明かりの下のほうが少しあったかいんだよ。

と、喋った。


あなたはそうして立ち上がり、

歩いて、月明かりのほうへ移っていった


わたしも続いて、

月明かりの下に歩いていって

しかし私は、

ちっともあったかい感じはしなかったんだけど

あ。ほんとうだ。

と、目を丸くしてキミに言った


ほらな。

と言ったあなたの顔は。

一生忘れない、私の宝物になった



そのあとわたしたちは、

芝生の広場で、

夜空を見上げて寝転がって

笑ったりキスをしたりした




夜にひなたぼっこした

あなたと私だけのおもいで





それをした公園に、

いまはひとりで立っています。

ふたりで寝ころんでいた場所は、

いまはなんだか怖いから

目をつむって

ゆっくり深呼吸をした。




まぶたのむこうに


わたしはたしかに光を感じる


ぽかぽかとあったかい


太陽の光のようだった


まぶたの血管が、


透けて見えそうだった




月や星の光は、


本当に暖かくて


もしかしたら太陽よりあったかいんじゃないかと、


ほんとうに思った


そしたらその暖かさは、




目から頬に流れていった





わたし、泣いてるんだ







yuuta2004 at 23:19コメント(0)トラックバック(0) 

April 21, 2011

夜をのみほして

IMG_6780



牛乳瓶を強く叩きつけて

そうするとドラマやなんかみたいに

ガシャンと硝子が散り散りになるのかと思ったのに

そうならないで、

ごんと鈍い音をたてて

ただ細かいひびがはいるだけの瓶を見て私は、

その瓶をとても強いものに感じた。


この不機嫌はいつまで続くのだろうかと、

わたしは一人の夜に長い時間をかけて考えてみる。


長い時間をかけるせいで、

夜は長い夜になる。


まるで、博士になったみたいにただ悶々と考えて

ふと浮かぶ答えみたいなものは、ただ浮かんで遊ぶみたいにふわふわして

ちっとも落ち着こうとしない。

それを追いかけるうちに私は眠ってしまう。



夢をみたいだけなら、

お前はずっと眠っていりゃいいじゃんと

さっき言ってたアナタは、

いまは私のとなりで眠っていて

その顔はわずかに微笑んでいるように見える

(いい夢みてるんだね)


私は立ち上がり

暗がりの部屋を歩く

ひびのはいった瓶の方へきちんと歩いて行けるのは

月あかりのおかげ

机の上の瓶の、

ダイヤモンドみたいに、ちらちらと輝く

ひびの集合体の部分を、

わたしは指のはらで押してみる

しゃりしゃりと柔らかい

私の指は瓶の中心へむかって押しこんでいる。

私はわたしの指の好奇心に反して

瓶を擁護しようと

指の進む力を抑える


指をひびから離すことに成功した私は

私の指のはらがキラキラ光っているのを見つけることができた

太陽の光を

月が反射して

その光を味方につけた瓶のきらめきを、

わたしが採取した夜

眠っているアナタの頬に、

指の星屑を塗るように移して

そしたらなんだかそのキラキラが、

アナタの涙みたいに見えたんだよ。

微笑みながら

泣いているアナタは、

一体どんな夢をみているのだろう。

わたしは夢を見ている人が好きなんだなと、

はじめてそう思ったら嬉しくて、

なんだか久しぶりに静かに笑ったんだ

そうだわたし



笑いかたを ほおっておいたんだった








yuuta2004 at 00:26コメント(0)トラックバック(0) 

April 17, 2011

あした晴れたら

haretara



ひさしぶりに晴れた朝は

もちろんみんなにとっても晴れた朝で

あーきょうは洗濯物がよく乾くとか

きょうは駅まで歩いていこうとか

そういう気分にさせる朝


わたしもそんな気持ちで太陽の光を浴びていたいのだけど、

そうもいかない

わたしの今朝は、

昨日の夜とぴったりとくっついていて、

黒い窓が白んでくるのをとても恐ろしく感じた

そういう眠れない夜をすごした


それでも私は光の朝に飛び出して

自転車をこいで駅へむかう。


イヤホンから聴こえるのは、

ハッピーエンドと歌うミュージシャンの声

あ、そうかこれは

もしかしたら自分に言い聞かせているのかもしれないな。


ハッピーエンド

ハッピーエンド

ハッピーエンド


空を見上げると、

太陽が

ここぞとばかりに燃えている

こりゃ洗濯物がよく乾くだろうな

わたしがもっと凛としていればなんとも思わかっただろうけど、

きょうはすごく恥ずかしい


目隠ししてください

じゃないと全て見透かされてるようで、

目的地まで行ける自信がないから

と、

雲にわりとちゃんとお願いしてみる

わたしの朝は他の人よりくだらないな



駅に着いて、

改札の手前で定期券を持っていないことに気がついた

なんだか嫌になってしまって、

きょうは休もうと思ったのだけれど

そういう乱暴な気持ちになったのだけど、

結局切符を買って電車に乗った

わたしは私のこういうところが嫌いだ

休んでしまえばいいのに


ハッピーエンド

ハッピーエンド


でもそうだ

わたしはこんな私と

誰よりも付き合って行くんだな

別れられないし

しかたがない

めんどうをみてやるか



明日も晴れるかな

あした晴れるなら、

すこし遠いけど

駅まで歩いてみよう




yuuta2004 at 11:17コメント(0)トラックバック(0) 

April 13, 2011

わたしと、その そと

っw



夕方の過ごし方がわからなくて、

やってはいけないと分かっているのに

また今日も、窓の外を眺めている


きょうはまだ夕方のチャイムが鳴らない

それを聞いて子どもたちは家に帰るのに。

窓の外には、

この春、一年生になった小学生たちが歩いている。

みんな大きすぎるランドセルをしょっていて、

その姿が私の心を少しだけ軽快にした。

わたしはもちろん、ランドセルはしょってないんだけど、

なんだろう?

とにかく重いものが背中にくっついています。

数日前から、またいちだんと重くなって、

このままだと背中からひっくり返るだろうな

もし、ひっくり返って

無防備な亀みたいになったらどうしよう。




チャイムの鳴らない夕方に、

あの子たちは一体どこへむかって歩いているのだろうか?





そうだ数日前、

壊れた万華鏡の中にいるような視界だったんだけど

そうだ数日前、

ただ私は泣くくらいしか思いつかなかったんだ。




わたしの目から弾けでた涙は、

なにかが壊れちゃったみたいに

もう誰にも止めることはできないんだよ。

わたしの涙を誘発した爆発は無音だったけど、あなたを振り向かせることのできるものだった

それが嬉しかった

わたしの涙を誘発した爆発は無音だったけど、あなたを振り向かせることのできるものだったけど、あなたを私の方に歩かせるものではなかった

そのせいで涙は止まらなくなった

しばらくずっと、泣いていた

あなたの背中が遠のいていることにも気づかなかったのは、私の落ち度だ。


わたしはいつも のろまで、

とにかく重いものが背中にくっついています。

数日前から、またいちだんと重くなって、

このままだと背中からひっくり返るだろうな

もし、ひっくり返って

無防備な亀みたいになっても、

誰ももとに戻してくれないね。

あまったれの私は、

それでもさみしいと本当に辛いんです。

さみしいと死んでしまう、亀か。

いいとこないじゃん。




窓の外の黄色い帽子の子たちは

もうずいぶん遠くに行ってしまった

すると子どもたちを追いかけるように、夜が迫ってきていた。

それは私にとって、

とても恐ろしい事実でした。



のろまの私は、本当に役立たずで

ごくごく小さい声で

チャイムを、鳴らしてみただけでした




その声は

キーンコーンカーンコーン

という音になって



ごくごく狭い世界を



わずかに揺らしただけでした。






yuuta2004 at 00:39コメント(3)トラックバック(0) 

March 26, 2011

はねた泥が頬にくっついて、今のわたし可愛いかもって思ったんだよ

IMG_5627




一人きりの夜をやり過ごして


☆ミ



目が覚めて、

部屋は外の光で明るくて、そんな休日の朝。



今、みていた夢のことを思い返してみる
(普段はこんなことあんまりしないのにな)



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


走る

走ってアナタを追いかけている

私はとっくに息があがっている

けれどアナタの背中はぜんぜん近くならない

それでも私は走ることをやめない


けれど、わたしの足は止まってしまい

砂漠のまんなかで立ち尽くすひとり

ああ。ここは砂漠だったんだなと、気付かされる

どうりで走りにくいんだ


はあはあと、息がなかなか整わない

のに

なぜか気付くと私はまた走っていて

走ってアナタを追いかけている

走ってアナタを追いかけている

走ってアナタを追いかけて、アナタの背中を、め、ざ、し、、て、い、、、る?



ちがう



わたしはそこでまた気付かされる



逃げていたんだ

逃げるために走っていたんだ

アナタなんてとっくにどこかへいなくなっている。



はじめから分かっていたような気がした

わたしは逃げていたんだはじめから


なにから逃げているんだろうか?

それは定かではない


雨が降って、

わたしの足もとは、いつのまにか泥になっていて

さらに走りにくいんだけど、

夢のなかの私は諦めずに走っている

泥をまき散らしながら



それでもしばらくして、わたしはまた止まってしまう

顔の汗を腕でぬぐっていたら、

散った泥が頬についていた


鏡なんてないんだけど、

今の私はちょっと可愛いんじゃないかと思った


わたしは何から逃げているんだろう

もしかして、と思う。

足音が近づいてくる

もしかして、と思う。


もう、逃げなくても大丈夫かな?


わたしはおそるおそる振り返ってみる


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆





わたしはこの夢についてさっきから考えている。

こんなに夢を鮮明に思い出すことができたのは初めてだろう



わたしは夢見がちな少女のように、

もしかしたらと思い

自分の頬をつねる

痛かった。(あたりまえだ)



わたしは目をつむり、

頬をつねった私の指に

泥がついていたら楽しいなと、

少し期待している。

目をあけるのが、なんだかもったいなく思えて、

このままもう一度眠ってしまおうと、わるだくみをする。






yuuta2004 at 02:03コメント(0)トラックバック(0) 

March 21, 2011

『歪な王子』公演延期のお知らせ

3月11日(金)に発生した三陸沖を震源とする東日本大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をメンバー一同、お祈り申し上げます。

尚、当劇団が4月6日(水)よりザ・ポケットにて予定しておりました「歪な王子」の上演について、たくさんの協議を重ねた結果、公演延期を決断せざるを得なくなりましたことをここにご報告いたします。

舞台の上演を楽しみにしてくださっていた皆さん、本当に申し訳ございません。

今悲しみに打ち震えているこの国を笑顔に変えられる力を持った作品だと信じ、上演できる方向を模索してまいりました。心情的には今この時期に、お見せするべき作品だと思っております。演劇の力を信じているからこそ、今だからこそ、強い心を持って上演するべきだとも思っております。しかしながら、日々断続的に起きる余震や予断を許さぬ原発問題、電力不足に端を発した計画停電、それにともなう交通の不安など、先の見えない状況が続いてる現在、お客様を含めた公演の安全面での不安を払拭するすべを見つけることができず今日に至りました。この状況で上演を強行することを、私たちは選択することはできませんでした。

今すぐお届けしたい作品ではありますが、今こそお見せしたい作品ではありますが、世の中がもう少し落ち着き、安心とともに「歪な王子」をお届けできるその日をもう少し、待ちたいとおもいます。

予めお買い上げいただきましたお客様へのチケットの返金は、順次執り行わせていただきます。新しい上演日は、日程が決まり次第、ホームページやブログ、またはご案内ハガキにてお知らせいたします。

近いうち、必ずこの作品を携えて戻ってきたいと思います。今一度、我々に力をつける時間をください。どうか、どうか、いましばらくの猶予をください。必ず、必ず、戻ってまいります。
どうぞ、ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

おにぎりスキッパーズ2
三島ゆたか

yuuta2004 at 13:59コメント(0)トラックバック(0) 

March 08, 2011

氷の上は宇宙みたいだった、暗かったからなおさら

IMG_4392




私たち

まるで誰かに操られているみたいに一緒になった。

ひっついた。

これはあれかしら、

神様ってやっぱりいるのかも。


ひっついた私たちは、

手をつないで

口と口をくっつけて

抱きあったりもした。

わたしの大切なネックレスを、

カチンと切って

あなたと私のブレスレットにしたんです。

あなた恥ずかしがってたけど、すごく嬉しそうで照れて可愛いかった。


ずっと楽しかった。






夜がきた

ほんとうに一瞬だった。

いや、ほんとうはすごく長い時間だったかも。

さだかではなくて。

でもさだかなことは、

ふっ。
と、

手が離れちゃったということ。


私が好きなあなたの顔。

いつのまにか遠くなっていた。





私は久しぶりに立ち上がりました。

彼のほうに走って行きたい。

私の足はトムとジェリーみたいに高速で働いている。

でもだめだ全然ちかくならないじゃないか。


私はもしかしたらその時すでに、私の足もとが氷だってこと知っていたのかもしれません。

わたしとあなた

どんどん滑っていく別の方向に。

泣いても意味はない。

神様なんかやっぱりいないんじゃないか。



米粒みたいに遠くなった彼を見ながらわたしは心細くなる。

いつまで夜なんだよ。


月も星も、何もない暗闇の夜に。


こんなに暗いと本当に彼のこと見えなくなっちゃう。



そのとき、

女の子は見ることができました。

遠くでキラと、彼のブレスレットが光ったのを。






あ。







yuuta2004 at 21:43コメント(1)トラックバック(0) 
  • ライブドアブログ