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「氷点」などの小説で知られる旭川市出身の作家、三浦綾子さんの夫の光世さんが、結婚前に綾子さんに宛てて書いた未公開の手紙が見つかりました。

三浦光世さんは、妻の綾子さんが昭和39年に「氷点」で文壇にデビューして以来、病気がちだった綾子さんの話すことばを聞き取って原稿にするなど、長年にわたって執筆活動を支えてきました。
未公開の手紙は、おととし10月に光世さんが亡くなったあと、旭川市にある三浦綾子記念文学館の職員が自宅を整理していて見つけました。
結婚する4年前、2人が知り合ってすぐの昭和30年に書かれ、病気を気遣うことばやみずからのキリスト教信仰に関する話とともに、「思いが溢れて何を書いて良いか、すぐペンがとまってしまう」などと綾子さんに対する熱い思いがつづられています。
三浦綾子記念文学館の長友あゆみさんは、「晩年の穏やかな光世さんのイメージとあまりに違っていて驚きました。抑えた内容ですがラブレターだと感じました。光世さんは生涯この強い思いを持って綾子さんを支え続けたのだと思います」と話しています。
この手紙は、光世さんが綾子さんに書いたほかの手紙などとともに、旭川市の三浦綾子記念文学館で4月1日から6月28日まで開かれる企画展「ほほ笑みの向こう側・三浦光世展」で公開されます。