いっそ飲むように食え

ヲタクで貴腐人ですが、飼い猫のことなども書きます。 BL以外に、特撮も好きです。 最近はホラー映画をほとんど【ネタバレ】で解説・レビューを頑張ってます。

今更てすけど、人気シリーズの第1作目。
シリーズは、主人公が夢で事故を見て、その通りの事故が起きてほぼ全員が死ぬ。しかし主人公と周囲の何人かは主人公のパニックのせいでその事故から免れる。しかし本来彼らは死ぬ運命にあり、本来の順番通りに死んでいく。
主人公たちはこの「死の法則」を見つけて、運命に逆らっていく。
ジャケットにあるような、鎌を持った死神は出てきません。姿のない「運命」に挑むストーリーです。


実は2作目まではテレビで偶然見ただけなので、きちんとした形で視聴したかったのです。これと第2作にはアリ・ラーターという女優さんが出演してるんですが、前年の「TATARI」にも出てて、オーディオコメンタリーで「彼女は隣に済むお姉さん的な親しみやすさがある」とか言われてて「隣にこんな美人がいるかー! 向こうは美女のハードルがどんだけ高いんだよ」と思いました。

さて本題に。修学旅行でパリに出かけることになったアレックスは、自分の座席で、飛行機が離陸後間もなく爆発する夢を見ます。目を覚ますと、夢の通りに女生徒が「席を替わって」と頼んでくるし、頼まれて席を替わると、簡易テーブルの取っ手が夢の通りに壊れています。
「この飛行機は墜落するー」と騒ぎを起こし、騒ぎに巻き込まれて先生も含め、7人が空港に置き去りにされます。やがて空港の窓ガラスが爆発の衝撃で割れて、彼らは飛行機が炎に包まれて宙に散っていくのを目撃します。

その後は、級友も引率の先生も大勢死んでるし、自分の意志でアレックスを信じて飛行機から降りたクレア以外、誰も「アレックスのおかげよ、ありがとう」なんて言いません。「お前のせいだ」とばかりににらんでます。
FBIまで出てきて「なぜ知ってた」「犯罪の可能性もある」「薬やってるか」。わー、もうフルボッコだよ。ところで第5作まで見た人は、シリーズ全作に出てて、5作目で運命のことを知っている男(演 トニー・トッド)の姿を探すはず。ホントにいたよ。

さて生き残った人たちは、まだ誰も知りませんが、死の運命が順番通りに待ってます。
予兆は風。家の中でもかまわず吹いてくる風です。その後は一瞬視界がおかしくなる。そしてアレックスが飛行機で感じたように、理由のわからない不安を抱きます。
そして、視聴者の予想を裏切る、凝った死に方が待っています。(コラ)

最初はトッド。バスルームに行くと窓から風が吹き込み、トイレの配水管から水漏れがしてタイルの上に広がっていきます。そして浴槽のワイヤーにかけられている洗濯物を取り込んでいると水で滑って首にワイヤーが巻き付きます。浴槽の中はシャンプーのたぐいが零れて滑ってしまい、踏ん張れません。そうして死亡。
その頃アレックスも予兆を感じ、扇風機でちぎれた雑誌の紙切れに「Tod」と書いてあり、トッドの家に駆けつけると、もう遺体が搬送されるところでした。

トッドの遺体と対面するため、アレックスとクレアが忍び込みますが、ここで全作に出てるトニーが検死官?らしき人物になり、トッドが死んだのはまた死の運命が回り始めたのだと助言します。死の運命から逃げると彼を怒らせることにもなる、と。

アレックスとクレアが死を出し抜く方法をオープンカフェで話し合っている時、アレックスと仲の悪いカーターとその彼女テリーが登場。カーターは飛行機で騒ぎ始めたアレックスを殴り、それが原因で飛行機から降ろされ、助かった人物ですが、生き残った後もしょっちゅう絡んできます。
そうしてまたケンカになりそうな時、彼女のテリーが「いい加減にしてよ、死者はもう返らないのよ!」と説教中にバスに轢かれ死亡。血しぶきが彼らの顔にも飛んできます。

そしてアレックスはニュース番組で、飛行機爆発の原因になった燃料漏れと、それが起きた席の順番を調べ、あのまま飛行機に乗ったらトッドが最初に死に、次はテリーだっと知ります。そして次はルートン先生であると突き止めました。
先生はあの事故から立ち直れず、引っ越して赴任先も変える予定でした。引っ越しの荷造りをしている最中、窓からアレックスが訪ねてくるのを見ると、警察を呼んじゃう。予知するってやっぱり異端なんですね。アレックスは車で連れられていき一安心、というところで、先生に予兆が。閉じた窓辺から風。
空港でもかかっていた、飛行機で墜落死したジョン・デンバーのレコードをかけます。芸が細かいわー、こういうところ。
アレックスは取り調べを受けていて、先生も変な予兆を感じているのに、それが意味するものをまったく知りません。彼女はアレックスとちゃんと話すのを避けたので。
ついでに、マグカップが氷とお酒を注いだ時にピシッと割れたのも気づかず、それをパソコンの上に置きます。(2000年だからディスプレイが厚いのだ)
パソコンから煙が出ていて不思議そうに覗き込んだ所、破裂してディスプレイの破片が首に刺さります。パソコンから出た火は、マグカップから零れたお酒の道筋通りに燃えていって、台所のガスも爆発。先生は血が止まらずに倒れ、寝転がったままナイフ立ての上のタオルを取ろうとすると、ナイフ立ても倒れて包丁がグサっ。
ようやくアレックスが助けに来ますがまた爆発が起きて先生の胸に椅子が倒れて包丁がさらに刺さり、絶命。
ホラーは信じる者も救われないけど、このように信じないで救われないこともあるのだ。

ここまで来て、「次は誰か知りたくない?」というクレアの言葉で、ほかの生き残り、ビリーとカーターもアレックスと行動を共にします。でも「次は誰だ?」がカーターの大問題。ヤケになって車を踏切内に止めます。
実際カーターの番でしたが、アレックスが必死で助けたので彼は死にませんでした。すると順番を一つ飛ばしてビリーが飛んできた金属片で死んだのです。死因は首ちょんぱです。
次はアレックス、クレアの順ですが、アレックスは鋭利なものにはコルクを被せ、倒れてきそうなものにはテープで留めて、死の運命と闘い始めます。予兆にもいち早く気づき、死にません。しかし雷雨の夜、気づきます。「自分は席を交替していない。次に死ぬのはクレアだ」
一方クレアのところでは、高圧電線が切れて、火花を散らしながらうねうねと風に踊っているというすごい有様。
車の中に逃げ込むものの、燃料は流れてくるしフロントガラスには何かつっこんでくるし、とうとう車にも火がついて爆発の危機に。
アレックスが助けに来てくれて間一髪で二人とも助かりました。

そして半年後アレックス、クレア、カーターはフランス旅行に来ていました。死の順番を見事飛び越え、飛行機に臆することもなくやってきました。
三人で乾杯はしたものの、実はまだ疑問が。カーターもクレアも助けられて順番を飛び越しましたが、最後に死ぬはずのアレックスは別に飛び越えてません。その時アレックスは予兆を感じ、その場から離れようとします。大きなネオンが落ちてきたのをカーターが助けました。
これでアレックスも順番を飛び越えました。では次は? というところでカーターの背後から通り越した看板が戻ってきてドッカン。終幕

これはテレビで見た時もすごく面白かった。3からはDVDをレンタルしたけど、この1でルールが出来上がっていて、2以後は死の運命のお手並み拝見、という物語だから、やはり特筆するならこの1です。
5だけちょっと違うんですよね。何もアレックスたちが最初じゃなくて、死の運命はその前からずっと巡り続けていたんだよ、というオチのある物語になっています。
順番を飛び越えても、そうして生き残りがいたらまた順番通りに死の運命が襲う。最後の一人が死ぬまで。それが死のルールなんですね。
この映画は世界中で大ヒットしましたが、その理由もよくわかります。
なお、オーディオコメンタリーを聞くと、この作品は元々「180便」というタイトルで現場でもそう呼んでたとか、劇中では名字が一度くらいしか呼ばれないけど、主要登場人物はみんなホラー映画の監督や俳優から名字を拝借してる、などのエピソードが聞けます。


   

怖くてかっこいい、お気に入り映画です。まだVHSのレンタルビデオ時代に見てますが、ダリオ・アルジェントが好きなわたしは借りました。アルジェント制作総指揮、監督はランベルト・バーヴァです。


まずは地下鉄のシーンから。ヒロインのシャレルは地下鉄の黒い窓に、顔の半分を仮面で隠した男の顔を見ます。しかし車両内にそんな男はいない。なんとも、怖くはなくても漠然と不安を感じるオープニングです。駅では結構大勢降りたのに、いつの間にかシャレル一人になっちゃったり、シャレルが怖がってるそぶりなもので。
そして仮面の男も登場。なんてことはない、映画試写会の案内状を降りた乗客たちに配っているだけでした。シャレルは待ち合わせしている友人、キャシーの分ももらって、待ち合わせ場所で会い、「メトロポール」といういつの間にか出来ていた映画館に行きます。
で、ロビーにはバイクとそれにまたがった人形が飾ってあり、人形は片手に日本刀、もう一方に(これから出てくる)悪魔の仮面を持っています。
ふざけてローズマリーという女の子がその仮面をかぶると、頬に小さな切り傷を作ってしまいます。
そして美しい金髪のもぎり嬢がなんとなーく怪しげに、集まった人々を案内していました。
シャレルとキャシーはさっそくジョージとケンという男性二人と知り合いになって同じ列に座って見ます。


始まった映画はホラーもので、肝試しがてら、深夜に墓を暴く若者たちの話。棺からは本と悪魔の仮面が出てきて、その仮面をかぶるとデモンズにると本には書いてあるそう。一人は面白がってその仮面をかぶり、頬に傷を作ります。
するとローズマリーの頬の傷もまた出血し、彼女は洗面所へと向かいます。
そして映画でお調子者が悪魔になって仲間を襲い始めた頃、ローズマリーのかすり傷はぶわーんと膨らんでばちんと弾けて体液が。
友人が心配して見に来ると、記念すべきデモンズ1号になったローズマリーが口から緑色の液体を吐きながら襲ってきます。(デモンズメイクがまた怖い。白目剥いてるし)引っかかれた友人、逃げ出しますが彼女もデモンズになります。
デモンズだからゾンビじゃないんだけど、感染力はあります。まずデモンズは、人間を襲うけれど食料として襲うわけじゃない。ここがゾンビと違います。あと、噛みつかなくても、引っ掻いたりして傷をつければ、つけられた人間はほどなくデモンズに。血液で感染するから、最初の騒動の後は次々デモンズになる模様。
なんかこう緑の液体を口から垂らすとか、そういう視覚効果がなんか好き。

ローズマリーの友人は、逃げ出したあげくスクリーンの裏から現れます。倒れたけれど、手の爪から血が出てきて、起き上がった時には、ハイ緑色の吐瀉物。おまけに前歯が抜けて牙が生えてきます。
観客もパニックになり、これは逃げなきゃ、となりますが、映画館のドアは閉じたまま。ドアを壊すと前にはなかった壁に阻まれています。
で、だいたい全編を通して元気の良いロックミュージックがかかってます。

そして映画と同じことが起きている、映写を止めよう、とうことになりますが、怪しげだったもぎり嬢が普通にみんなに協力してました。
で、まあ映写は止まりますが、その後一転、また陽気なロックと共に、一台の車に乗っている4人の若者が。麻薬などをやっていて素行が悪い模様。お巡りしゃんに捕まりそうになって飛び込んだのがメトロポール映画館。
こいつら、何をやるのかなーと思ったら、やっぱりろくなことをしません。一人のデモンズを外に出してしまったのです。さー爆発感染の始まりです。


その頃映画館では、無事だった人が観客席を壊して積み上げてバリケードを作り、籠城。壁を叩いて外に救援を求めていました。やがて壁に穴が空きますが、あったのはもう一つの部屋。煉瓦造りで出られそうもありません。女性はヒステリーに叫ぶばかり。
なお、ダリオ・アルジェントの娘、フィオーレ・アルジェント(可愛い)演じるハンナとボーイフレンドは、通風口から逃げようとしますが、すでにハンナは感染しており、途中でデモンズになって彼氏に襲いかかります。
さて意気消沈していた籠城組ですが、入り込んだ4人の若者を、閉め出されているデモンズたちが襲い、その物音を「救援が来たわ」と勘違いしてバリケードを片付けてしまいます。雄叫びと共に現れるデモンズ。
シャレル、キャシー、ジョージ、ケンはいち早く逃げ出します。(救援じゃないと気づいてバリケード除けるの反対派だったので)しかし気を失って様子がおかしいキャシーがデモンズに。そして彼女の背中を破って出てきた悪魔、アキロンに引っかかれてしまったケン。飾ってあった日本刀で「俺を殺してくれ」とジョージに頼みます。元々あまり時間もなかったようで、すぐに緑のゲロゲロを吐いてデモンズになったのでジョージがドシュッ。その後のジョージはバイクに乗り、後ろにシャレルを乗せ、片手に日本刀。劇場内でバイクに乗りながらデモンズたちをバッタバッタとスタントなしで(本当)やっつけていきます。なかなかの見どころです。
もうこの頃になるとシャレルとジョージ以外、みんなデモンズです。
その後、唐突に屋根を破って落ちてくるヘリコプター。監督によると、外の世界ももう感染してることを表しているそうです。だから無傷で降りた割に、操縦者たちは血まみれで死んでいます。残りのデモンズはプロペラを回して一掃。そしてヘリにあったロープで二人は屋上へ逃げますが、そこに、冒頭で出た仮面の男、参上。ジョージを突き落としますが、ジョージ耐える。その隙にシャルレが仮面の男に反撃。二人は助かりました。男の正体は特にわからないです。


しかし、映画館の外はもう平和ではありません。車が燃えていたり、デモンズも死体もたくさん。二人は徒歩で逃げますが、父親、娘、息子が乗っているジープに助けられます。彼らは銃器も弾もしこたま積んで武装しているらしいです。そこに乗っけてもらいます。エンドロールが流れ、後ろ姿のシャレルが振り向いたらデモンズに!! 息子が遠慮なく撃って彼女は道路を転がって行きました。 終幕


やっぱりいいなあ、アルジェント作品は。緑色とか、生身の人間が持ってない体液の色を使うとか、顔にだんだん細く赤い血管が浮かび上がるのが予兆とか、なんとなーく気持ち悪い設定をしてくれるのがいいと思いました。
あと盛大に血も吹き出すし、ゴア描写も盛りだくさん。元の顔がわからないくらい、デモンズになると化け物メイクと化すのも怖い。でも化け物メイクの手作り感が愛しい。
あと最後のシャレルデモンズ化はいいオチですよね。あれがなければ評価は一つ下がってたかもしれない。まさかのヒロインですから。しかもデモンズになったシャレルが、前歯が牙になってて、本人の面影ナッシングな化け物メイクだし。
異論もありましょうが、わたしはアルジェント氏が大好きです。




                          

さて以前も書きましたが、Jホラーではリングよりも呪怨が圧倒的に好きなわたし。1999年、Vシネ版で呪怨が世に出て今年は15周年。10周年の「白い老女」「黒い少女」は俊雄くんがあまり意味なく出てくるだけで、佐伯伽椰子や剛雄とは関係なく呪いが発生する物語でした。
しかし今回は伽椰子復活。主演は佐々木希チャン。
第一希望は希チャン=伽椰子でしたが、そんなわけないですね、ハイ。彼女は小学三年生の佐伯俊雄くんの担任で、Vシネ版の小林先生もしくは劇場版の奥菜恵ちゃんの立ち位置でした。


正直、期待してなかったです。普通、続編の続編の続編とかになると、期待する人のほうが少ないと思います。でも案外悪くなかった。過去の呪怨を思い出させるエピソードを違った形で描いているのが、古参のファンには嬉しい。まあ、わたしは伽椰子役といえば藤貴子さん絶対支持なんですが、年月も経ってるし、しょうがないですね。


この映画は、二つの時系列があります。まず最初のシーンは、虐待を受けて縛られたまま放置された少年、山賀俊雄くん(そうなのだ、佐伯ではないのだ)の死体を、警察や児童相談所の人が発見するところから始まります。虐待していた両親は旅行に出たまま行方不明。絶対に俊雄に殺られたな、うん。
そうしてしばらく事故物件として空き家になり、女子高生たちがいたずら半分にその物件に入ってしまう。
もう一つは、その事故物件を佐伯夫婦が気に入って購入し、山賀俊雄が伽椰子の体を借りて転生してもう一度人間として生まれ、小学三年生になり、希ちゃんが担任になる。
だから女子高生の騒ぎと、希ちゃんが呪いに巻き込まれるのには、10年くらいの間が空いてます。


呪いの元凶が伽椰子から俊雄になっているのが、ちょっと減点。だって俊雄の白塗りって前監督がギャグでやったって聞いてるし、わたしは伽椰子が好きなんだー。
あ、でも伽椰子がストーカーではないものの、サイコで電波な執着心の強い嫁なのは変わりなかったです。


今回、新たに渦巻き模様、そしてハミング(なんか簡単なメロディーで、♪フ〜ンフ〜ンフ〜ンンンン〜♪…こんなんでわかるかーッ!)というモチーフが加わりました。そういや「うずまき」とかいう変なホラーあったなぁ。まあいいや。
さて、山賀俊雄くんの死体が見つかるシーン(ここでもう俊雄が白塗り幽霊化)のあと、希ちゃん演じる結衣が、佐伯俊雄のいるクラスの担任になります。新学期が始まったばかりなのに、前任の男性教諭が辞めてしまったからです。俊雄の不登校を心配して家を訪問してすぐ辞め、その後死亡。そう、佐伯邸に入ったら即死亡フラグ、このルールは健在です。
なお、呪われるモチーフの渦巻き。結衣が校庭に落ちている傘を見つけて近づくと、実は地面に大きく描かれた渦巻きの中心にいます。フラグよ、フラグが立ったわ。

結衣は直人という恋人と、これでもかというくらい生活感のないオシャンティーなマンションで同棲しています。恋人も巻き込まれるというと、劇場版2のエビソードか。


さてまだ佐伯夫妻が越してくる前、4人の女子高生が例の家に行きます。
莉奈、葵、弥生、そして恐がりの七海。葵の姉が不動産会社に勤めていて、この事故物件のことを聞いたのです。幽霊どころかきれいで広い高級住宅で三人は拍子抜け。ところが一番恐がりの七海(演ずるはトリンドル玲奈チャン)には「♪フ〜ンフ〜ン」とハミングで歌う子どもの声を聞いて、誰かいるんだと思い2階に一人で上がっていきます。
そうして山賀俊雄が死んでた部屋でガタガタとポルターガイスト現象でビビったあげく白塗り俊雄を見て「ギャース!」。その頃ほかの三人は幼児が描いたような稚拙な絵を見て笑ってました。弥生が持ってるのはベッドで寝ている人。莉奈は顔が燃えてる人、葵はあごが外れたように口が広がった人。


この三人、それぞれ手に取った絵と同じように死にます。弥生は部活の最中、体育館のステージ裏で異変に遭い、怖くなって保健室のベッドに飛び込むと、下から何かもぞもぞ上がってきて、俊雄と目が合った途端、肉体ごともってかれてベッドは平らに。これ、劇場版1でありましたねえ。寝ている時に怖い思いをすると、人はなぜか布団の中が安全みたいに思って潜り込む。ホラーではそのまま朝を迎えるのがパターンだけど、それが通用しないことを呪怨が描いたのであります。
次は莉奈。葵と七海がお見舞いに行くと、あの、窓に新聞紙や雑誌をべたべた張り、部屋のクローゼットや引き出しもテープで目張りしてる懐かしいパターン。莉奈は机の下に隠れて「白い男の子が来る」と怯えきっています。彼女は顔に大火傷をして冷蔵庫の中から出てきた俊雄の手に引っ張られ、持って行かれました。
葵は、鏡に映った自分がなぜか下あごを押さえ、下へと引っ張っていきます。(ミラーズを思い出した人、仲間です)姉が行くと、下あごが浴室にぽつんと残っていました。
七海は、そこそこ混み合った電車の中、という割と安全な所にいましたが、莉奈と葵を見つけてそばに行くと、下あごのない葵(これはVシネの柑菜よりハリウッド版の洋子に近い)と真っ赤に火傷した顔の莉奈。電車の天井には弥生も現れ、そこからパッと佐伯邸にテレポートしちゃいます。人混みにいても安全ではない怖さ。こういうのが好き。
そんで七海はまだ何もないフローリングであちこちに引っ張られたあげく、下見に来た佐伯夫妻と葵の姉がきたところで姿が消え、あの世行き。


さて、事故物件を買い込んだ佐伯夫妻はというと、伽椰子はやはり日記をつけていました。最初は基礎体温などを書き込んでいましたが、子どもを熱望するもそれがかなわず、日記の中身がどんどんサイコになっていき、最後は「こどもこどもこどもこどもごとも」と書き殴った字でびっしりかいている有様。そして劇場版2で伽椰子がヒロインを使って転生したように、そんな伽椰子につけこみ、伽椰子を使って再び生まれ、俊雄と名付けられ、晴れて佐伯俊雄くんの誕生です。


たぶん、俊雄の不登校が始まる前日くらいに、事件は起こったんだろうなぁ。だから家庭訪問した結衣は、佐伯家でものすごく不気味な伽椰子に会いますが、もうあの時には死んでたんですね。結衣に訊かれて「(俊雄は)夫が連れて行きました」と言ってるのは夫が二人を殺したのでしょう。
結衣は伽椰子が背を向けたままなのでそばに近づくと、イッちゃった顔つきでノートにグルグル渦巻きを書いていて、逃げ出します。まだ昼間でも、呪怨はそういうの関係ないから。
でも逃げないで「お母さん、どうしたんですか」駆け寄る手段もあると思うのだが。かややのファンのわたしならそうするぞえ。
そうして佐伯家に入ってしまった結衣。彼女もぼーっと窓ガラスに渦巻きを書き続けたり、テストを採点しながら丸を渦巻きにしたり…。そんな結衣は学校に伽椰子が現れたのでついて行き、本人とは会えないけど、伽椰子の電波日記を入手します。
しかしそれを読むのは、結衣ではなく恋人の直人。結衣の様子が変なので、彼女のかばんを調べていて、日記を発見。
そして葵の姉の夫だった不動産屋(演 袴田吉彦)から山賀俊雄の事件のこと、人ではなく家が原因であること、入っただけで妻と妹が死んだ、と聞かされ、古い新聞を調べます。
するとあら〜山賀と佐伯のダブル俊雄はおんなじ顔なのでした。
そんなことを調べてたら、懐かしい「アアアア」の声で伽椰子が現れ、直人の首をコキャッ。直人はなぜ抵抗しないんだろう。ま、いいか。
で、結衣が「直人」と呼びながらやってきたら、首が180度回転した直人が死んでるわけですが、泣いてうずくまっただけで、なぜか警察には通報もしなかった模様。


そして再び佐伯家に行く結衣。そこでは、目張りをしてあった部屋や押し入れのガムテープを剥がしまくります。直人が死んでおこ? おこなの? アルバムやビデオで過去の円満な佐伯一家を見ます。成長と共に父親に懐かなくなる俊雄。最後のビデオテープには、一人で寝ている伽椰子の体に白塗り俊雄がすっと入る様子が映っていました。これで伽椰子は念願の懐妊となったわけですね。
それからまるで目の前で起こっている出来事のように、結衣の前に佐伯夫妻が現れます。
俊雄があんまり自分に懐かないので「誰の子だー」と伽椰子に詰め寄る剛雄。Vシネ版の、剛雄が真奈美を殺すところみたいに。
そして剛雄は伽椰子の首をコキャッとやって殺害。前シリーズとここは同じ。
そしていつからいたのか「お母さん」とつぶやく俊雄から、抱いていた黒猫を取り、都市伝説の猫レンジと同じく殺します。コラ、猫は関係ないだろ。
次に包丁を握って俊雄に近づいていく剛雄。
結衣が見たのはここまでです。再び押し入れに行くと、天井裏には伽椰子の死体が。ここも前と同じね。しかし死体が目をかっと開く。そして結衣に向かって這い寄る。
わたしならここで「伽椰子、伽椰子たん」と、せっかくこっちに向かってきてるんだから、がしっと抱きしめて自分のスパダリぶりを示したいとこですが、結衣先生、ビビって逃げる。当然か。でも這い寄る演技も藤貴子さんは秀逸だったのになぁ。
しかし前方伽椰子、後方俊雄に挟まれて「ンギャー」と思ったら、そこで目が覚める結衣先生。
直人に呼ばれて、夢だったと安心してリビングに行くと、そこは白塗り俊雄がいて、首の180度回転した直人が立っていました。
すーっと結衣先生の目から涙が落ちて、END


なんかラストのほうで、結衣は白塗りに「お母さん」と呼ばれていたので、命が助かった代わりに俊雄を転生させてしまうんかなー。そこらへんは謎のままでした。好評だったら続編でわかるかも。
呪怨の新作は難しかったと思います。剛雄と伽椰子の夫婦と息子の俊雄、名前もそのまま使われているので、今回は呪いの核が伽椰子から俊雄に変更になったり、俊雄が実子じゃなかったり、いろいろ工夫はあったと思う。剛雄・伽椰子・俊雄だけは鉄板なので、変えられないでしょう。
だから、前シリーズと比べるな、と言われてもちょっと無理なんですよね。
敢えて「お帰りなさい」と言ったところか。
個人的には北田良美の、夫をフライパァァァン!! と殺害するシーンも見たかったな。
あと佐伯邸は、練馬区から川崎市に変更になってて、家には伽椰子のお立ち台(階段の吹き抜けにある窓。よく伽椰子が影になって立っている)がなかったです。剛雄もイラストレーターではなく商社マンになってました。
ところで這い寄る伽椰子たんは幽霊ではなく、夫に屋根裏に運ばれた死体が動いているので、存在感があっていいです。狂気な日記も良かったです。でも元凶は俊雄。わたしはやっぱり伽椰子がいいな。




       

ZはゾンビのZです。しかしレンタル店では「SFアクション」に区分され、内容もそんな感じでした。
オープニングで、自然界から少しずつ人間界まで異常をきたし始める、でもまだまだ人類全体はのんびりとしてる、TVの報道が流れます。
そして次は、両親と幼い娘二人のほのぼの朝食光景から始まります。お父さんのジェリー、ブラッド・ピットに似てると思ったら本人でした。すびばせん、いきなり見たので何も知らなかった。
ブラピがB級のゾンビ映画に? と思ったら違ってました。制作費はおよそ2億$で、立派なA級映画(ここでいうA級とは、優れてるという意味でなく、お金をかけた大作という意味)だったんだー。へー。

ブラピことジェリーはもう辞めていますが、元は国連の調査員をやっていて、過去には内戦や戦争をしていた危険地帯に何度も出向いた、軍人並みの人。
そして映画の中の世界観はというと、もう戒厳令が出されており、結構な人数がゾンビ化しています。家族で車で出かけた時には、すでにゾンビの群れに街がパニックになっていました。OPでは動物も凶暴化している例があったし、原因不明の疫病という扱いです。

さて、ロメロ監督の生み出したルール
・人間を食料とみなして襲ってくる
・頭を撃たないとだめ
・ゾンビに噛まれたらその人もゾンビになる


これに加え、
・噛まれたら12秒後(10分の例もある)にゾンビ化
・音に反応する
・ゾンビを殺すと側にいたゾンビが興奮して凶暴化


このルールが加わってます。また、ドーン・オブ・ザ・デッドや28日後のシリーズと同じで、自分の身体能力を出し切って襲ってくるので、走るゾンビとなっております。


さて元国連職員というコネで国連の事務次長ティエリーと連絡が取れ、海軍の艦へと避難させてもらえますが、「代わりに働けー。女房子ども船から降ろすぞオラ」的なことを言われ、ウィルス学者を連れて、発祥の地と思われる地域へ向かいます。
この若き学者、原因はウィルスと考え、ワクチンを作ろうとしていました。しかし滑って転んで死亡。なんだコレ。笑うところ? 良いこと言ってたんだけど。ウィルスのもっとも最凶と思われる所が実は弱点だったりもする、とか。ま、さくさくと見ていきましょ。

結局発祥地と思われる場所でも、次々に関係者がZ、つまりゾンビ化してよくわからないままなんですが、一人足を引きずっている兵士の生き残りは、Zが避けて通って行った、とジェリーは聞かされます。また、12秒というのも確かではなく、10分くらいで感染する例もここで聞きました。ここでは燃料補給しなければならなくてそーっと行動するんですが、ジェリーの携帯に奥さんからの電話が。結局Zが反応し、アクション映画らしく銃撃戦が起こります。だからホラー的怖さではないんですね。噛まれた上官がZになる前に自分を撃って自決、なんてドラマもあります。
そしてエルサレムが無事という情報を元に、今度はこへ向かいます。

そこは高い壁を築いて、外のZが入れず、中は平和でした。ところがのんきに歌ったりしてるので、外のZが反応して人間タワーを造ったじゃないですか。つまり、彼らに知性はないから、まずは壁に激突したZたちの上に、さらにZが登り、ついに壁を越えてしまったのです。落ちることとか怖くないので、Zは。
そうだ、この映画はですね、大金をかけたので、ゾンビを演じるエキストラが膨大な人数なんですよ。それを視聴者は俯瞰して見る形になり、もう地域ごとじゃない、国が、世界がZであふれてるリアリティーを感じられます。
さてまたもやジェリーは襲い来る大多数のZから逃げるのですが、この時、あるお年寄りや、一人の少年が、まったくZに襲われず、Zたちが脇をただ通過していく光景を見ます。

最後はWHO本部に着くジェリー。
彼は、Zが避けて通った人たちは、致死性の病気だった、という仮説をそこで訴えます。だから「致死率は高いが治療可能な病原体」を、Zではなく自分たち人間に感染させてはどうか、というのです。ところがいろんな病原体のサンプルがそろってる倉庫は、元WHOの職員だったZがうようよしているB棟にあります。
それで所長、エルサレムからジェリーと同行してきた女性兵士セガン、そしてジェリーがB棟へそーっと忍び込みます。ハラハラドキドキのシーン。でもストーリー的に絶対にバレて襲われますよね。お約束です。
バレない間は、Zは立ってゆらゆらしてます。休眠状態だそうです。こいつらも静かなんで、ますます音を立ててはいけないんですね。
でも気づかれて襲われ、銃を撃ったから休眠状態からZがシャキーン。即座に全速力で駆け出す。
所長とセガンは元いた本館に逃がし、ジェリーは病原体のサンプルがある139号倉庫へ、一人で向かいます。うまく入れたのですが、なんと倉庫の前に一人のZが来てしまいました。窓から獲物のジェリーが出てくるのを待ってます。この時、もうZと何度か戦ってたんで、武器もなくしちゃって絶体絶命。
しかしジェリーは自分で適当に選んだ病原体を、自分に注射します。
そうしてドアを開けると、Zはジェリーを無視。そう、Zにとって彼は透明な存在になったのです。そしてZの間を悠々と歩いて本館に戻るジェリー。

ここらへんはうまくいきすぎな感じもあるけど、わたしは全体的に合格点。さくさく見られて退屈もせず、理屈も通ってるし。

ジェリーは家族に会えて、そして病原体だけど発病はしないワクチンが大量に即座に作られて、安全地帯にいる人たちの手元に行き、軍はZ退治をばかすかやってる時に、ジェリーが
「戦いは始まったばかりだ」
とジャンプの打ち切り漫画最終回のような独白をして映画は終わります。

まだ完全に片はついてないけど、収束に向かってる、ということですね。
ホラーと違い怖くはないけど、面白く見られたし、やっぱりゾンビものはいいですね。あまり考え込まず、娯楽作品として楽しめて、わたしは満足です。



   

子どもの頃、テレビで放映されたのを見て以来、何度見直したいと思ったことか。その後、一応VHSビデオやLDにもなってたらしいですが、手にする機会はありませんでした。
やっと再会出来て嬉しいです。張り切ってレビュー頑張ります。


旧ソ連の映画というだけで、ちょっと珍しいですよね。マイナーかもしれないけど、アマゾンのレビューが高評価であるのを見ても、カルト的人気作品だとわかります。
オープニングで、ロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリの原作というのも初めて知って驚きました。


舞台は中世のロシア。主人公は神学校で哲学を学ぶ青年ホマーです。まだ学生だから、俗っぽいというか、学生たちの中にはハメをはずす者もいるようです。休暇に入り帰省する途中、彼は迷ってしまい、お婆さんの住む百姓家に宿を求めました。
しかしこのお婆さんは実は、魔女だったのです!!
無理矢理お婆さんを背負わされ、空を飛んでいくホマー。ああ、なんか当時の特撮技術の未熟さまでもが、牧歌的で愛おしい。いいんだよ。頑張ってるじゃないか。それでいい。いや、むしろそれがいい。 ←好きな映画だから盲愛
で、空を飛ぶ魔女のシーンなのに、音楽はやけにファンタジーだし、怖がらせる気がないというか、素敵なシーンなのかと錯覚させるほどです。


やっと地上に降りた時、ホマーはここぞとばかり魔女をやっつけようと、そのへんにあった木の枝でビシバシ叩いてたら、あらビックリ。気味の悪い老婆のはずが、美少女に変わっていたのです。
この美少女を演じたのはナターリア・ヴァルレイ。素晴らしい美女です。子ども心にも、すごい可愛いお姉ちゃんだったと記憶してました。
ホマーはというと、その場から逃げ出して神学校に戻りました。しかし学校には、ホマーを指名して「地主のお嬢さんが危篤状態で、ホマーに臨終の祈りを頼みたいと言ってる」と来客があります。
なぜかホマーには一切の拒否権がなく、強制的にその村に連行されるという状況。神学校の校長の言い方も厳しい。(蜂蜜と卵という賄賂をもらったから?)
馬車に乗せられ、ドナドナのように無理矢理連れて行かれるホマー。
村に着いてみると、危篤だったお嬢さんは息を引き取っていました。誰かにめった打ちにされて殺されたそうですが、犯人はわからず終いで、お父さんが嘆きます。


めった打ち……そう、亡くなった美しいお嬢さんは、例の魔女でありました。
そして彼女の遺体は、ボロボロの教会らしきところに運ばれ、ホマーはこれから三日間、夜になると祈りを捧げる、という使命を与えられました。外からは鍵をかける、という徹底ぶり。ちゃんとした神父を呼んだら? というホマーの意見も却下。
そうしてしぶしぶ祈っていると、なんとお嬢さんの死骸が眼を開け、起き上がり、棺の置かれた祭壇から降りて歩き回るではありませんか!!
ホマーは白いチョークで床に円を描きます。その中にいるとお嬢さんは入ってこられません。ホマーの姿も見えません。円柱のように透明なバリアになって守ってくれるのです。
あー、ナターリアが激可愛い。頭に花の冠をつけていて超可愛い♡


このようにホマーにとっては恐怖の夜を過ごすわけですが、村の人はなんとものんきで、ウオッカを飲んではみんなで歌を合唱したり、お気楽なんですよね。家畜も鶏から山羊、牛、豚など出てきてなんか和むし。
でもホマーを絶対逃がさない、という意志だけは強い。
二日目の夜は、お嬢さんが棺に乗って、宙を飛びます。例えるなら、棺桶が筋斗雲、お嬢さんがカカロットというところです。透明円柱にガンガンぶつかってきますが、やはり円が守ってくれます。ホマーは必死で神に祈り続け……しかし鶏の鳴き声と共にまたお嬢さんは棺桶ごと元の位置に戻って目を閉じ、ただの死体になります。


ホマーは一晩で髪が白髪になり、もうアカン、と村を逃げ出しますが村人に先回りされ、地主には「マジ無理」と訴えますが却下。革の鞭で一回ごとにウォッカかけて打つ、などと脅され、逃げられません。
そんでホマー曰く「お嬢さんは悪魔と関係した」
美しいお嬢さんは、自分に入れあげている身分の低い男をからかっていた、と村人たちが話していることからも、美貌自慢でちょっぴり悪魔的だったのかも。
悪魔信仰や悪魔と契約、といったシーンは出てきませんが、結局は何か関わりを持ち、そういう理由で老婆の姿になったり、空を飛んだり、死んだのにうろうろ歩いたりするようです。
三日目の夜、ホマーはもうぐでんぐでんに酔って、円だけは描きました。
しかし三日目は今までと違った。起き上がり「呪ってやる」「呪い殺してやる」とつぶやくお嬢さん。すると今までは現れなかった魔物たちが、次々教会の中に現れるではありませんか!
で、この魔物たちが、鬼太郎に出てくる妖怪のように造形が可愛い。えぐくない。みんな粘土のような緑色をしています。親玉らしいヴィーに至っては「まぶたを上げてくれ、何も見えん」と言う始末。
うんしょ、とカーテンのようなまぶたを上げてもらうと、ホマーを指して「そこだ」
もう円の効果はありません。ホマーは妖怪たちにもみくちゃにされます。そして鶏が鳴くと妖怪たちは逃げだし、お嬢さんは最初に現れた時の老婆に戻って横たわり、ホマーはといえば死んでいました。
外傷もなく、死に顔は穏やかでした。 終


この作品、ジャンルは「魔女もの」なのか、とにかく似たような話の映画というのをわたしは見たことがありません。異色作のせいなのか、二番煎じの作品も見た覚えがありません。
みどころは、美少女の死体が夜になると起き上がり、歩き始めるところ。
そして、それを見たホマーの恐怖と、村人たちののんきな生活に大きなギャップがあり、孤軍奮闘するホマー対魔女の三晩に渡る戦いが素晴らしい。
時々、牧歌的だののんきだと書きましたが、映像自体も「この背景、もしかして絵?」というような、特撮と言っていいのかなんだかよくわからない当時の技術が使われた作品で、そういうところも含めて、イイと思います。



            

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