ディスカスの逍遥日誌

逍遥とは、≪そこここをぶらぶらと歩くこと.散歩. 2.心を俗世間の外に遊ばせること.悠々自適して楽しむこと.≫とあります。自分の行きたかった所、行った所を記録して、読者の皆さんが、『こんな所も有るんだ!』と感じて戴ければ幸いです。

2015年01月

皇居東御苑に行ってみました。


Netサイトの『花の名所案内』の中で、『全国開花情報』というメールマガジンが登録者に送られてきます。


それの関東版を見て居ると、現在見ごろの花は『スイセン』『ろうばい』が出て来ます。

先週下田の爪木崎でスイセンは見たので、今日はロウバイに注目し、自宅から一番近場で見られるのが、『皇居東御苑』と言う事で11時過ぎに自宅を出ました。

ちょうど昼時になり、丸ビルでランチでもしようと近づくと、日曜日なのに全館休館です。
たぶん1年に1度行われる電気設備の法定点検日だったのでしょう!
仕方なく、隣の『新丸ビル』に移動します。

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新丸ビルで一番入ってみたかったレストランは此処<igrek>でした。
正面に東京駅の駅舎を望みながらフレンチが戴けるようです。
お手軽なランチですが、日曜日に予約なしで出かけてもそれは無理というもの!
仕方なく、並ばずに食べられる同じフロアにあるお寿司屋さんで済ませます。(泣)

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食後新丸ビルを後にして、東京海上日動の赤レンガビルを見ながら皇居方面へ向かうと『和田倉公園』に出ます。 ここには大噴水があります。噴水の奥は最近新しい建物になった『パレスホテル』が聳えています。

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そして日比谷通りを渡った先に皇居のお濠と櫓が見えて来ます。
今日は休日で皇居を廻るランナーが沢山居ます。

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お濠には数羽の白鳥が羽を休めていました。

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そして、今日は『大手門』から東御苑に入ります。
入苑は無料ですので、暇人にはうってつけの散策ポイントです。

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中へ入ると『番屋』と呼ばれる平屋造りの横長の衛舎がありました。


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展望台から見た大手町のビル群です。

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広い本丸大芝生広場です。

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奥が復元された天主台です。

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案内板を見ると皇居東御苑だけでも堀に囲まれている事がわかります。
新宮殿や吹上御所はこの図よりも更に上にあります。

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梅は咲いていましたが、肝心の『ろうばい』は何処に咲いているのか?広すぎて判りませんでした。(笑)

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帰路は『平川門』から竹橋へ出ました。
冬は人も少なく、静かな苑内を楽しむ事が出来ました。
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この橋は木製で、まさに江戸時代の日本橋や京都五条大橋を渡った気分です。

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橋の下を見るとコンクリート製の脚橋が見え、やはり今は江戸時代では無かった様です。

次回は桜咲く季節に訪ねたいと思いました。北の丸公園とは違って静かな花見が出来るかも知れません。





みゆきの『縁会劇場版』


今日から『中島みゆき』『縁会』というタイトルで2012年から2013年に掛けて行ったライブを映画館で放映する事を知り、川崎の『109シネマ』に観に行きました。

このライブ、私は2012年11月に『東京国際フォーラム』でナマで見ているハズなのですが、2年以上前となると、なかなか内容がどうだったか?思い出せないものです。
中島みゆき縁会
『縁会劇場版』のポスターです。

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私がライブで見た時は、確かあの広い国際フォーラムの2階席の後ろの方でした。
劇場版は大画面のUP画像が見られるのは良いのですが、MCが全てカットされている為、あのナマ感が味わえないのが残念です。

ネットに出ている下の予告編を見れば、全てがわかります。

http://www.enkai-movie.jp/

さて川崎の109シネマは『川崎ラゾーナ』と言うショッピングモール内にありますが、今日は土曜日の為イベントで屋外コンサートをやっていました。
GEM
出演していたのは若い女性で結成された『GEM』というグループでした。

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私から見ると『AKB48』も人数が多少すくない『GEM』も皆同じに見えるのですが、舞台で歌う女の子に対して、観客の若い男の子達が一体となって手拍子で声援する姿を見ると、『自分も若ければあの若者の中に居たろうに!』と彼等をうらやましく思わずにはいられません。(笑)



下田の湯巡り(その3)『花舞・竹の庄』


さて、私が下田から河津町迄進出してきた理由は、先ほどの峰温泉大噴塔のすぐ隣りにある温泉旅館が目当てでした。
温泉旅館と言っても今は旅館は休業中で、日帰り温泉のみ受け入れしています。
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道路の看板は健在で、その宿名は『花舞・竹の庄』です。

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玄関は昔ながらの旅館の佇まいです。

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レトロな玄関が良い感じです。

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中へ入ると、少し古びた?豪華ロビーがあり、お庭を望むことが出来ます。

応対に出られた方から、『今は空いているので、1階の大浴場と2階の檜風呂がありますが、どちらにしますか?』と尋ねられました。
私は『とりあえず見てから!』と言い、まず1階の大浴場を見せて戴きました。
そこには湯気がもうもうと立ちこめるタイル張りの大浴場が有りましたが、私の意図したイメージではありません。
続いて2階にあがり、檜風呂の扉を開けた瞬間、私が偶然netで見つけて、『ここに入りたい!』と思ったイメージの世界が眼前に広がりました。

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そう、年季の入ったオール木製の浴槽と欄間の美しい造り、そして細分化されたガラス窓の格子に心が響いたのです。

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レトロな浴槽で、誰にも邪魔されず、一人静かに湯に浸かれば、デトックス効果間違いなしです。

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幸いお湯は適温、刺激の無い掛け流しの新鮮なお湯を体験する事が出来ました。
この濃淡のある赤いタイルと白の組み合わせがすごく気に入ってしまいました。\(^o^)/


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私が入浴後、湯船から大量の湯が溢れ出た事が判ります。

この浴槽の裏側に同じつくりの檜風呂がありますが、こちらは湯が入って居ませんでした。
レトロな温泉を充分に体験した後、1階の大浴場を見学させて戴きました。

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あいかわらず、もうもうたる湯気に包まれたタイル張りの浴槽です。

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隣にもう一つ、小ぶりの浴槽もありました。いずれもお湯が床に掛け流されていました。

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内湯の外に向かった扉を開けると、石造りの露天風呂につながっていました。

この施設は客の要望に合わせて、2階の露天風呂か1階の大浴場かのどちらかを貸切で利用できるようでした。
従って、予約なしで行って、両方の風呂が使用中の場合は待たされる事になりますので、事前に電話を入れて訪問するのが良いと思います。

河津を離れる前に、『河津さくら』のライブカメラはこちらで見られます。

河津を後にして、国道135号線を海沿いに下田へ戻ります。

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途中に『尾ケ崎ウイング』という駐車場付きの展望台があり、立ち寄って『伊豆大島』を眺めます。
赤い花はアロエの花です。

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左の尖った島は『利島』、右の平らな島は『新島』ですね。中間の小さい突起は『鵜渡根島』と言うそうです。


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さて、この時期に下田で一番賑わうのは『爪木崎』です。
私も、せっかく下田まで来たので、40年ぶり位に訪れました。
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この岬の海岸に隣接した丘陵に一面に咲く『スイセン』はちょうど満開で見事です。

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ここにもアロエの花が大量に咲いています。

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スイセンに近づくと甘い香りが押し寄せて来ます。

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石碑に『野水仙群落地』と書かれていますので、ここが最初の群生地で、ここから球根をあちこちに植えて一大水仙公園に仕立て上げたのでしょうか!

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ここは路線バスで行けば入園は無料ですが、乗用車は駐車料が500円掛かります。
今日は日曜日の為か広い駐車場が満車になるほど大勢の観光客が押し寄せていました。

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帰りの時間が迫る中、一寸だけ『玉泉寺』を訪れました。

92玉泉寺_R
開国後米国総領事館が置かれた所だそうです。

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こちらはタウンセンド・ハリスの記念館がありましたが、時間が無く入場は出来ませんでした。

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下田駅でレンタカーを返却し、今日の湯巡りは終了です。

帰路は新幹線は使わず踊り子号を利用しましたが、この電車『スーパービュー踊り子号』は東京駅には行かず、横浜から埼京線に入り新宿・池袋まで行くそうです。











下田の湯巡り(その2) 『昭吉の湯』


金谷旅館を出て、海側から山の方へ15分ほどレンタカーを走らせます。
狭い山道を走り、最後はかなり急坂を登った先にその温泉はありました。

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民宿の様に個人が運営する日帰り温泉『昭吉の湯』です。

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温泉自体は管理棟から更に急坂を20mほど登った先にあります。
秋のススキが残り、ワイルドな感じが伝わり、この先どんな湯船が現れるか楽しみです。

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湯小屋はかなり大きめで、どっしりとした柱が目に入ります。

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床に青い伊豆石を敷き詰めた、大きな屋根付き露天風呂でした。

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天井を見上げると太い梁が見られ、設備にお金を掛けたと言う事がわかります。

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お湯は適温で、源泉かけ流しです。 湯に浸かってみて、男湯なのでもう少し前の覆いが低くても良いのでは!と思いました。


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しかし、残念なのは湯温を維持するため、湯船の上に発砲スチロールを並べている為、せっかくの露天風呂の雰囲気を壊している点です。

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こんな張り紙も出て居ました。 源泉分析表を見ると、湧出地の温度は48度の単純温泉となっています。
蓋をして適温なら、私としては適温よりぬるく成っても、変なカバー無しでそのまま入りたいと願うのですが・・・・・

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湯船から立ちあがると伊豆の山々が見えます。ロケーションは良いのに、この蓋が雰囲気を壊しているのが残念です。左右対称に女性用の風呂もありました。

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こちらはすぐ近くにある『観音温泉』です。
最初はこちらを訪問しようとしましたが、ワイルドな『昭吉の湯』の方を選んだため、見物だけに訪れました。

32観音温泉からの眺め_R
敷地からの眺めは、好天という事も有り、気持ちよいです。

次は30分ほど山を下って、河津にやって来ました。

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前日に江ノ島で刺身定食を戴いたので、今日はとろろ蕎麦です。
伊豆ですから、生わさびを自分ですりおろして、つゆに加えます。生わさびはものすごく辛いかと思ったら、そうでもなかったのは何故?確か数年前に修善寺温泉を訪ねた時も戴きました。

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食後の休憩に河津にある『峰温泉大噴塔』を訪問です。

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ここには常時高温の蒸気を出している温泉井戸があります。


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1時間に1回ほど、人工的に10mほどの湯を噴き出して、観光客を楽しませてくれます。(入場無料)

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近くにあった天然記念物の大ソテツも見物しました。

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樹齢1,000年だそうです。

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そして河津といえば早春に咲く『河津さくら』ですが、この時期、つぼみは膨らんで来ているものの、全く咲いていません。
あわよくばと思って川沿いの遊歩道まで来てみたのですが・・・・・・(笑)
2015年の桜まつりは2月10日から3月10日迄でした。

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かわづ桜まつりの中心地にある日帰り施設『踊り子温泉会館』を下見?です。

次回、私が河津を訪れた理由を明かします。



下田の湯巡り(その1) 金谷旅館千人風呂


伊豆半島の下田にぜひとも入りたい温泉があり、またまた日帰りで出かけました。

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一口に下田と言っても、我が家からも電車で3時間以上掛かるため、早朝6時に家を出て熱海までの新幹線と伊豆急行線を乗り継いで向かいます。
伊豆急行線は海岸沿いを走るので、車内から見た朝日ががまぶしいです。

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伊豆急下田駅には午前9時に着きましたが、入浴は10時からという宿が多い為、レンタカーでまずは観光です。
下田といえば黒船とペリーですが、最初に訪れたのは日米下田条約が結ばれたという『了泉寺』です。

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日蓮宗の寺ですが、開港当時は米人の宿泊所にもなったようです。

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クリック拡大で読めるかな?

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境内には当時の絵画等を展示した黒船美術館があります。

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了泉寺の先にある下田港も立ち寄りました。今日は波も静かで、青空と白い船とのコントラストが港を明るくさせています。


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港の脇には、ペリー艦隊上陸の碑がありました。

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さて、私が入りたかったのは数ある下田の湯の中で蓮台寺駅そばにある『河内温泉金谷旅館』『千人風呂』す。
千人風呂は青森の『酸ヶ湯温泉』が有名ですが、ここ下田にも有ったのです。(笑)

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下田らしい佇まいの昔ながらの宿です。

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これが『千人風呂』と言われる木造の巨大な内風呂です。
湯船の幅は5メートル、奥行き15mは有るでしょうか!
縦長に分割されていて左の湯船は深さが1mもあり、他の客がいなければ、裸で泳いでも良いとHPに書かれています。(笑)
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何故だか湯船の中にブロンズの彫刻が3体設置されています。


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総て木造の湯船に底から支柱を立てて、彫刻を湯に浮かせているのがわかります。
源泉は48.3度と36度の2種類の単純温泉があり、一部低い方の温度の源泉が区切られて狭い浴槽を造っています。
もちろん大浴槽も掛け流しで、しかも広い為、新鮮な湯を体験できます。

今日は朝から他に4名ほどの入浴者が居ましたが、ご覧の通り湯気がものすごい為、遠くの入浴者が確認できないほどです。
千人風呂の名が付いていますが、実際に100人入っても、他の入浴者と肌が触れない位の広さがあると思いました。

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不思議なドアがあり、近づいてみると、女性用風呂と繋がる扉でした。
女性側からだけ鍵を開けてこの千人風呂へ入れる仕掛けのようでした。
千人風呂で鍵を無くしたら、女湯へ帰れません。(笑)

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もうひとつ、最奥にある閉ざされた木の扉を開けると露天風呂がありました。
千人風呂と比較するとそれは狭く感じます。
最初、露天風呂は無いと思っていましたが、他の入浴客が入って行ったので、露天風呂が有ることが判りました。

いずれにしても、温泉マニアには有名なこの千人風呂に入る事が出来最高の気分です。


金谷旅館のHPを見ると店主さんの心意気が感じられます。

(続く!)





湘南モノレール

片瀬山にある親戚の家を訪問することになり、初めて『湘南モノレール』に乗車しました。
大船駅から乗車するとき驚いたのは、スイカ・パスモが使えないことです。
今時バスでも使えるのに、どうしてIC乗車券を採用しないのでしょうか?

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駅に着くと、駅前に道路はあるものの、いきなり住宅があるだけで商店は全くありません。

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この駅は改札も無く、車掌さんが電車から降りてきて、切符を回収されました。

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線路は単線で駅ですれ違います。丘陵地を走るので、このように高い処を通ったり、トンネルに入る場所もありました。

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列車は色々なタイプがあるようです。

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ホームに入線してきた車両を撮りました。『JR大船駅』と『モノレール江ノ島駅』間を往復しています。
このまま大船へ帰るのももったいないので、江ノ島観光をすることにしました。

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車内は対面の椅子がありますが、この時間は乗客が少なかったです。

懸垂式のモノレールですが、大きく揺れて振動が伝わり、乗り心地が大変悪いです。もう少し何とかならないか?と思うほどでした。

終点の江の島駅で降りて、観光地『江の島』迄15分ほど歩きます。


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モノレール駅から江の島へ向かう途中に『江ノ電』の江の島駅前を通ります。

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ちょうど『江ノ電』の車両が通過しました。

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両側に食べ物屋が並ぶ通りを過ぎて大きな道路を地下でくぐると、江の島が見えて来ました。晴れては居ますが、寒気が入って来ていて雲が多く、風が冷たいです。

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橋の上から富士山をと思いましたが、山の腰から上は雲に覆われていて残念です。

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お土産屋街の突き当りは『江島神社』があります。

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鳥居をくぐると『瑞心門』という山門が聳えて見えます。

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こんな像も祭られています。 江島神社は確か『弁天様』を祭っていたと思います。弁財天は仏様なのに名称は神社で鳥居まであり、神仏習合の見本みたいな処ですね。

今日は寒いので、ここまで登ってUターンです。

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昼食はいつもの刺身定食を戴きました。(笑)

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帰路は江ノ電江の島駅からJR藤沢駅経由で帰宅です。

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江ノ電は実に色々な電車が走っていて、さすがに観光地です。
こちらは観光客で満員でした。



『水月ホテル鴎外荘』


3連休最終日は都心にある天然温泉として温泉ファンに有名な、上野池之端にある『水月ホテル鴎外荘』に出かけました。

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上野駅の不忍口を出て、上野公園の最南端から出発です。

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交番の前を右折して、上野の山と不忍池の間の通りを根津の方へ進みます。

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途中通りの上には動物園のモノレールが通過して行きます。

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10分ぐらい歩くと目的のホテルが見えてきました。

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天然『鴎外温泉』と書かれていますが、日帰り施設ではなく、124室を持つ立派なホテルです。

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フロントで入浴料1,000円を払って中に入ると中庭があり、明治の文豪『森鴎外』の旧宅が保存されています。

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こじんまりとした日本庭園があります。
建物は鴎外の名作にちなんで『舞姫の間』と名付けれれていて、食事処にも使われる様です。

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都心に良くこんな屋敷を保存したものだと思います。

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中庭を超えて奥に進むと、ホテルのビル内に目的の温泉があります。

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温泉は2階にあり、本日は檜の湯が男性だそうです。

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風呂は内湯だけで、薄い茶褐色の湯が加温されて湯口から投入されていますが、投入量は少なく、源泉温度は18.4度ながら、含有成分から温泉と認定されています。
常連らしき客が、ポツリポツリと入ってきます。
露天はありませんが、40度にセットされた湯に一人静かに沈むと、不思議に芯から温まるお湯でした。

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館内に綺麗な京料理のレストランがあるので、そちらでお弁当を戴きました。
湯上りのビールは最高です。
メニューには昼懐石もあり、広い館内は上野観光の客?で満員でした。

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館内ロビーには鴎外の自画像が飾ってありました。

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ホテルを出て、不忍池に立ち寄りました。
枯れたハスの茎が池を覆い、高層マンションが特異な景色を生み出しています。

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池の中州にある『弁天堂』をお参りしました。

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振り返えると上野の山には『清水観音堂』が見えます。

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ここに植えられた『月の松』は以前このサイトでも紹介しました。

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上野に来たついでに『アメ横』を見物です。

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京浜東北線から大屋根が見えて気になっていた神社を訪ねたら、神社ではなく『摩利支天』を祭る日蓮宗のお寺でした。
摩利支天はイノシシに乗り、戦いで勝利する仏だそうで、楠木正成等が信仰したそうです。

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その姿から女性のようです。

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月日はどんどん流れて、もう節分の豆まきの掲示が出ていました。
ああ!年を取るのが恐ろしい!











初めての『東京スカイツリー』


初物好みの自分ですが、完成後2年半以上経つ『東京スカイツリー』にまだ出かけたことが無い事に気づきました。それなら晴天が続いているこの冬の季節に行かなければと思い立ち、今日出かけて来ました。

今まで出かけなかった理由は、ひとえに混んでいると聞いていたからに他なりません。
早速検索してみると数日後のチケットはnetで購入が可能ですが、その日の天気が良いかどうかはわかりません。 せっかくなら晴天の日に展望デッキから富士山を見たいです。

そこで営業開始時間である8時に行けば混雑なしで待たずに展望台に上がれると知り、その時間に行く事を決めました。

朝6時半に起床、天気は上々!朝食も取らずに7時に家を出て五反田から都営地下鉄に乗り押上駅を目指しました。

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地下の押上駅から地上に出ると、青い空に巨大なスカイツリーが聳え、胸がときめきます。

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朝8時にビル4階の当日券売り場に到着すると、予想通り30人ほどしか並んで居ません。

すぐにエレベーターにも乗れ、一気に展望デッキ『フロア350』迄上がります。

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エレベーターの天井近くには江戸切子の装飾が光っていました。

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展望デッキは3層になっていて、最初に一番上のフロアに到着します。
南西側の眺望では隅田川を中央に、その先に都心のビル群が見えます。

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望遠で見ると赤い東京タワーも低く見えます。

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空いている内に更に上の『展望回廊』450mへ上るエレベーターに乗りました。
このエレベーターは天上がガラス張りで、籠がシャフト内を上がる様子を見ることが出来ます。

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更に高い位置から都心の景色を見ます。 遠く富士山もバッチリです。

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この『天空回廊』は2層構造ですが、床が螺旋状になっていてぐるりと回る間に自然に上階へ移動します。
この天空回廊の方が下の展望デッキよりガラスが小さく(枠が多く)視界が狭いです。

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北は荒川越に、遠く筑波山を眺めます。

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南に蛇行する隅田川の先は晴海や豊洲のマンション群でしょうか!

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右端には新宿の都庁が見えます。

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再度、下の展望デッキに降りてきました。

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人が少なく、十分景色を堪能することが出来ました。


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浅草方面には浅草寺の五重塔が見えます。(右中央)

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歩行者専用の『桜橋』を望遠レンズで撮りました。

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北西側に隅田川をまたいで長くスカイツリーの影が伸びています。

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展望デッキはご覧の通り広いです。

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朝食も取らずに出かけて来たので、窓際の席から外の景色を見ながらカレー朝食を戴きました。


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隅田川が荒川と別れるあたり千住方面ですね。

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床がガラスで出来た場所に足を載せて真下を見ると、やはり気持ち悪いです。

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東京湾は朝の光を浴びて輝いていました。

9時過ぎに展望デッキから降りて、下の『ソラマチ』に出ましたが、10時開業の為、まだ開いていません。そして何のことは無く、当日券売り場もガラガラでした。

係りの方に聞いたところ、休日はソラマチが開業する10時ごろから混雑が始まるそうです。

私は10時半前には自宅に戻りましたが、これから休日にスカイツリーに出かけようとする方は、私のように朝8時に着かなくても、10時前迄に到着すれば、長くは並ばずに展望デッキに上がれるみたいです。(笑)
下界へ降りてからも、ゆっくり『ソラマチ』『すみだ水族館』でも観光して十分1日を楽しめると思います。










今年の初湯は『奥日光』から!


温泉は何と言っても白濁が一番。そして東京から近い白濁温泉は『奥日光湯元温泉』と思い、今年の初湯に選びました。
そしてもう一つの選択理由は、お正月の時期は『JR大人の休日倶楽部』の3割引特典が使えないからです。それにひきかえ、東武鉄道には『日光フリーパス』というお得な切符が発売されているので、今回はそれを利用させていただきました。
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朝一番で浅草を出発する『特急スペーシア』はいつも空いています。
最近、指定席特急券も携帯で購入出来、いちいち東武線駅や旅行会社まで買いに行く必要がなくなりました。(改札は携帯に取り込んだ画面を見せるだけで通過出来、大変便利です。)

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下今市駅が近くなると、車窓から日光連山が大きく見えてきます。

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午前9時20分には東武日光駅に降り立ちます。

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東武日光駅からは路線バスで『いろは坂』を上りますが、途中で男体山の険しい岩肌を見ることが出来ます。

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午前11時にようやく奥日光に到着です。最初にビジターセンターに立ち寄り、情報を得たり荷物を預かってもらったりします。数年前はここで『スノーシュー』を借りて、スノーシューハイクをした事もありました。

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さて、今日最初の湯巡りに選んだのは老舗旅館の『湯守釜屋』です。読者の皆さんの中には修学旅行等で宿泊された事がある方もいらっしゃるかも知れませんね。

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日光湯元温泉のお風呂はどこも湯気が満ちていて写真を撮るのが大変です。寒い所から急に暖かい内湯に入るとレンズが曇るので、レンズを拭き拭き、何枚も撮って苦労します。

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内湯の外にある露天風呂は宿の規模からみると小さいです。しかも、周りの旅館からの視線を遮る為に塀で囲まれています。(泣)

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お湯には糸状の湯の花がたくさん舞っています。

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浴場内の洗面所のカランは硫黄成分の為、真っ黒に錆びていました。
何年使用したか?はわかりませんが、幾らなんでも、もう少し手入れをして欲しいですね。

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釜屋を出て、奥日光の雪景色を楽しみながら次の宿に移動します。

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道路や歩道は綺麗に除雪されていますが、ここでは車道も圧雪されています。

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次に訪れたのはこの宿です。奥日光でまともに昼食が取れるのはここだけです。
後は湯元スキー場でカレーかラーメンですね。

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食事前にまずは温泉へ!ここも内湯は湯気充満で写真が撮れません。 また、露天風呂からは雪景色を見る事が出来ます。

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今日の昼食は牛肉の朴葉焼きを戴きました。 牛肉の色が変色しているのは既に火が入り、焼けかけていらからです。(笑)

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レストランの窓からつららが見えますが、外は氷点下なのです。

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暖かいレストランで雪景色を見ながら食事を戴くのも今回の目的のひとつです。
樹林の向こうには『湯の湖』も見えています。

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ホテルを出て、半分凍結した『湯の湖畔』に来ました。 温泉街に近い所はお湯が流れ込む為か?いつ訪れても凍結していません。そして午後からは小雪が舞い始めました。

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雪道を歩いて着いたところは『温泉寺』です。

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寺に向かう参道には石灯籠が並んでいます。

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参拝者も少ない本堂です。このお寺は観光客も入れる温泉が有る事で有名ですが、この時期は営業していません。

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木道を通って行きつく先には!

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湯元温泉の源泉小屋が並ぶ地帯があり、地上にも温泉が湧く場所があり、ここだけは雪が解けています。

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湯元の散策を終えて、今日最後の入浴はこの宿を選びました。
玄関を入ると日帰り客でも歓迎してくれ、こじんまりとまとまった綺麗な旅館です。

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ここも湯気がもうもうです。

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山際に建つ旅館の為、3階の露天風呂に出ると、そこは斜面の一角で雪が有ります。

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そして驚いた事に、お湯の色が綺麗な緑色をしています。硫黄泉は志賀高原の熊の湯温泉や奥山田の七味温泉、岩手の国見温泉等でしばしば緑色に変化しますが、関東で見られるのは珍しいと思います。

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そんな適温の湯船で、ゆったりと雪見の一人湯を楽しみます。

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そろそろ3時近くになり宿を出てバス停に向かうと、広い雪原にぽつりとバスが待っています。

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バスの車窓から戦場ヶ原に薄日が差す雪景色を撮りました。

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中禅寺湖の雪景色も綺麗です。晴れていればもっと綺麗でしょうが、贅沢は言えません。

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寒い時期とはいえ世界の観光地。バスが到着した東武日光駅前では土産物屋も多くの観光客で賑わっていました。

お正月休みの最終日。まあまあの天気の中、初湯を楽しむ事が出来ました。
元気で居られれば、今年も多くの温泉をご紹介したいと思います。
皆様にはこれからもご愛読頂ければ幸いです。








新年は寺社巡りから!


明けましておめでとうございます。本年もご愛読のほどよろしくお願い致します。

さて、2015年も無事に明け、我が家でも初詣は毎年恒例の神社仏閣に参拝しました。
恒例の初詣と言っても、我が家では午前0時に詣でる習慣は無く、毎年ゆっくり朝食を戴いてから出かけます。

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今年も家内のおかげで、美味しい正月料理が並びました。

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お屠蘇セットは私の趣味ではありません!(笑)

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まずは地元の氏神様である『久が原東部八幡神社』を参拝します。

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住宅街にある神社ですが、それなりに参拝者が切れることはありません。

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そしてここが私が何十年と元旦に参拝しているお寺です。

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杉並区堀の内にある『妙法寺』さんで日蓮宗の古刹です。
初詣はみなさん自宅からは多少離れた神社仏閣を参拝する様です。
杉並の人は川崎大師へ、城南の人は杉並にという具合です。

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新宿のホテルで遅いランチを戴きました。

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さて、翌2日も地元の神社仏閣を参拝します。

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東急池上線の久が原駅近くにある『白山神社』です。

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続いて白山神社の近くにある『鵜木八幡宮』にもお参りです。

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住宅街を歩いていたら、こんなに高い一本松がお庭に生えている家がありました。
大豪邸でもなく、このような電柱の2倍の高さもあろうかと思える松の木を管理するのは大変では?と思わずに居られません。

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今回は大田区の『池上七福神巡り』も同時参拝です。
七福神巡りで最初に訪れたのは『馬頭観音』です。
馬頭観音は七福神ではありませんが、何故か池上では七福神に含まれています。(笑)

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内部にある観音像は小さいですが、お正月とあって、綺麗に飾られています。


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続いては毘沙門天をお参りです。

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すぐ近くになる『徳持神社』もお参りです。

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続いては池上本門寺の参道沿いにあるお寺に安置された『福禄寿』様をお参り。
ここではお寺さんなのに2拍の拍手を打つ若いカップルに遭遇しましたが、笑って見過ごしました。(笑)

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いよいよ日蓮宗の大本山『池上本門寺』です。本堂がある山の上まで90段の階段を上がります。

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大堂を参拝します。

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大堂から通ってきた山門を眺めます。

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本門寺の裏手にある多宝塔です。日蓮上人が所持した数珠が納められているそうです。

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本門寺の山を下りた所にある『大坊』と呼ばれる寺院です。ここが日蓮上人が入滅した場所だそうです。

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池上七福神の最後は『弁天様』です。

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日蓮宗の寺院のお庭にある小さな祠に『弁天様』が祭られていました。

七福神巡りは四神様で終わってしまいましたが、新年の2日間で11の寺社をお参りしました。果たしてご利益はあるのでしょうか?






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生まれも育ちも城南住まい。ハイキングや日帰り温泉なども良く行きますが、時々グライダーで空も飛びます!あと、POPSのコンサートに出かけるのも大好きです。

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