箱根湯本(塔ノ沢)に以前からあった『ヒメシャラの湯』が建て直され、新たに3月27日に『箱根湯寮』としてオープンした事をnetで見つけ、『行かねばなるまい!』と曇天と寒さを押して出かけてきました。

箱根と言えば小田急線ですが、城南に住む私は新宿に出るより東海道線で直接小田原へ出る方が早いのです。
小田原駅の小田急線ホームで見かけた前後に展望車の付いたロマンスカーのVSEです。
01小田原駅

私はここから箱根登山鉄道の箱根湯本行に乗りました。
02箱根登山鉄道

湯本に着くと、対岸の富士屋ホテル前の早咲きの桜は既に散っていました。

駅を出ると、正面に今回訪れる施設の送迎バスが待っています。
この施設は小田急グループの経営の為、駅構内に駐車出来る特権があるようです。
03箱根湯本駅

送迎バスで急坂を3分も登れば、山に囲まれた箱根湯寮に到着します。
04建物

05玄関

アプローチはこんな感じ!
06アプローチ

07建物

今回のリニューアルオープンの特徴として、従来のヒメシャラの湯の大浴場に加えて、グループやカップル向けに大小の『露天風呂付き個室』を17も作った事です。

最近の温泉旅館に貸切露天風呂が求められる事を踏まえて、それの日帰り版に大きな需要があると見込んだのでしょうか?

私はもちろん大浴場に向かいます。(笑)

新装オープンの土曜日というのに内湯はそれほど混雑していません。
11内湯

露天風呂ソーンです。
12露天風呂

大きな樹林に囲まれて眺望はありませんが、まさに森林浴が楽しめます。
13露天風呂

一番外側の浴槽から眺めると、下の方を県道が走り、車が通るのが見えます。

施設を後にして、湯本の町を散策します。
蕎麦の名店『はつはな』前の桜が満開でした。
14滝通り入口

早川沿いの桃の花と、旅館の後ろの山にも桜が白いグラデーションを作っています。
15早川と河鹿荘

さらに急坂を登り、旧街道に出て右折すると、正眼寺の枝垂れ桜が見えます。
17正眼寺しだれ

境内に入ると、大きなお地蔵さんが迎えてくれます。
18正眼寺境内

更に旧街道を上り、左折したところに今日の2湯目の目的地『箱根の湯』があります。
19箱根の湯

露天風呂もなかなかの広さです。
20箱根の湯露天風呂

箱根には日帰り入浴が出来る施設は数十あると思いますが、ここが多くの客を集めている理由の一つに施設(湯)の良さとは別に、休憩所への食料の持ち込みが自由だからと言う話を耳にしました。
いろいろ特色を出して、顧客の囲い込みしなければこの業界も生き残れないのだと思います。
21箱根の湯看板

箱根を後にして帰宅の途につきましたが、東京へ帰って超寒いのに驚きました。
今日の箱根や小田原はこれほど寒くなかったです。