寒かった20日の日曜日に3度目となる『なめがわ温泉花和楽の湯』を訪れた。

そう、今日は私が末席で参加させて戴いている『埼北温泉愛好会』のオフ会がここで開催されるのだ。

『オフ会』とは、日ごろネットを繋げて情報交換をしている仲間がラインをオフして実際に会って友好を深める会の事だ。

午前10時には『森林公園駅』近くにある会場前にメンバーが集まった。
01なめがわ前集合_R

03看板_R

おなじみ和風の門構え
05門_R

03看板_R


今回、数ある埼玉の日帰り温泉の中からここがオフ会会場に選ばれた理由は、源泉の良さもさることながら、メンバーの一人が自宅の建て替えに際して古い箪笥をこの施設に寄贈した事に他ならない。

確かに、その箪笥と長持ちが廊下に飾ってありました。
08寄贈箪笥_R

09寄贈長持ち_R

各地の温泉を話題にして、まさに裸の付き合いが続きます。
06入浴中_R

夜間照明のランタンもデザインが凝っています。
07ランタン_R

昼食後に再入浴して当施設を後にしましたが、ここまでは温泉ファンなら誰でも行う普通の行動です。

しかし、埼北温泉愛好会のメンバーは、もっと温泉マニアの集まりなのです。

すなわち、今回は道路沿いにある井戸から源泉を汲もうと、20分ほど車を走らせます。

到着したのは、とある社を祭る場所でした。
15しゃくじ稲荷_R
このおやしろ前にある白い箱が井戸ポンプです。

18石碑_R

隣にある大きな石碑には『尺地稲荷大姉』と書かれています。

実はこの土地の持ち主が水を得る為の井戸を掘った処、偶然硫黄臭を含む水が出て来たため
分析をしたところ、正真正銘の冷温泉である事が判明し、社を再建して祭ったそうです。


17道路沿いしゃくじ稲荷_R

という事で、持ち主さんから許可を戴き、ポリタンクに源泉を汲みます。
16源泉汲み_R

これだけの量を自宅の風呂に投入するだけで、湯あがり後の肌がすべすべし、湯冷めしないで、ホカホカ感が持続する温泉効果が得られるそうです。

以前はここで足湯を開設していたそうですが、今は汲み取りだけだそうです。

最後にメンバー宅にて夜の宴会を楽しんで、オフ会はお開きになりました。

帰り際には雨が落ちてきて、更に冷え込んできました。
そんな雨の中、東京駅を模して建てたというJR高崎線の深谷駅にたどり着きました。
レンガ模様の立派な駅舎に驚きました。
19雨の深谷駅_R

こちらはホームページからお借りした、昼間の駅舎写真です。
20深谷駅舎の画像_R

何故東京駅を模したかと言えば、東京駅で使われた煉瓦はこの深谷にあった工場で焼かれて鉄道で運ばれたからだそうです。