新型コロナで感染リスクが少ない外出先を探すのはなかなか難しく毎回頭をひねります。
自家用車での外出は感染リスクは低いが、昼食時にビールが飲めない。
従って、なるべく空いた電車を探すとなると、この昼間の京浜急行線になります。
我が家からはJR線に乗らずに乗れるからコロナ対策には便利です。
京浜蒲田駅から京急の『快特』に乗り、堀之内駅で普通電車に乗り換えます
着いたのは馬堀海岸駅です。
海と反対側は緑濃い山が迫っています。
馬堀海岸というと、我々年代の人は海水浴場を思い浮かべる人が多いと思うが、昔は駅のすぐ側まで海が迫っていて海水浴が出来たそうですが、昭和40年頃に海岸が埋め立てられて閑静な住宅地となり、海は駅から10分も歩かないと着かないくらい遠ざかり、遠浅の海水浴場も無くなってしまったそうです。
地図を見ると、碁盤の目のように区切られた地域が埋め立てられた場所と判ります。
今では高速道路(横浜横須賀道路)が湯楽の里のすぐ側迄出来ています。
横須賀温泉『湯楽(ゆら)の里』に到着しました。
歩けば20分で到着出来るのですが、この暑さ故に500円タクシーに乗ってしまいました。
今回で訪問4回目となります。
予想に反して、平日なのに結構な台数の車が駐車しています。
そして入場時に検温されました。
車の台数の割に館内の混雑は無く、三密という場面は全くなく一安心。
浴場は2階にあり、脱衣してかけ湯をすると内湯には目もくれず、展望露天風呂へ急ぎます。
露天風呂に居たのは僅かに一人です。
どうですか、この眺め!
間近に海を眺めながら入浴が出来る露天風呂がある日帰り温泉としては、東京近郊ではここが一番では無いでしょうか?
熱海は遠いし、ざっと頭に浮かぶのは江ノ島にある『エノスパ』か、大磯プリンスホテルのS.WAVEでしょうか? ここの少し先にある京急観音崎ホテルにもありますが、どれも高級でお値段も高いです。
従って、ここは東京近郊で海を眺めながら気軽に入浴出来る数少ないスポットの一つです。
南国ムード漂うヤシの木越に東京湾を行き交う大型貨物船が見えます。
露天風呂の際まで近づき、下を覗くと国道16号線が走っていますが、観音崎が終点なのでそれほど車の数は多くないです。
西の方には富士山も見えると書いて有りましたが、今日は見えませんでした。
風呂を出て、昼食を戴きに1階のレストランへ!
こんな空き具合で、お隣さんと接近する事はありません。
今日も一青窈の歌をYOUTUBEで聞きながら昼食を戴きます。
メニューは毎回定番のお刺身御膳になります。(笑)
窓の外にテラス席も見えますが、この暑さでは誰も居ません。
昼食後はこの1列に並んだリクライニングシートで一眠り!
どこからともなくいびきが聞こえて来ます。
横須賀の沖に無人島の猿島が浮いているのが見えます。
そんな訳で2時間半ほど滞在した後、再び京急線に乗り半分居眠りをしながら東京へ戻ります。