始めに、長期間のお休みを致しました事を心よりお詫び申し上げます。

 実はお休み中の1月中旬に脊柱管狭窄症の手術を行ないました。
2年ほど前に発症し、腰や足が猛烈に痛くなる病気で、今まで保存療法といって、痛み止めの薬を毎日飲むことにより症状が生活に支障ないほど治まって居ましたが、昨秋薬が効かなくなり、更に痛み止めを増量する事態に陥った為、手術を選択した次第です。
内視鏡手術でしたが、大事を取って11日間ほど入院しました。
病院によっては日帰り手術も可能とうたうほど比較的軽度な手術なのかも知れませんが、脊椎神経が近くを通る関係で、患者さんの多くはこの手術を怖がり、最終的に痛さで歩けなくなるという年寄り泣かせの病気でもあります。

①泰久脊椎管狭窄症の説明
MRIで撮った背骨の画像で、上から下に伸びる中央の白い帯が脊柱管でその中に神経が通っています。
赤の矢印部分ですが背骨のクッションである椎間板が飛び出して(いわゆるヘルニア状態)脊柱管を圧迫して狭窄している部分がありますが、これにより神経が圧迫され、腰痛や足のしびれを起こしていると言われています。
手術(私の場合)は全身麻酔で背中側から細いチューブを入れ、内視鏡で見ながらチューブを通して入れた細長い鉗子で脊柱管を圧迫している組織をちぎり取ると言う結構ワイルドな手術なのです。
脊柱管に狭窄があるからといって、必ず症状が出るとは限らないし、圧迫している物を取り去れば全く腰痛は亡くなるか?というとそうでもないという結構複雑な関係があるそうです。
(私は医者では無いので、説明に間違いがあればお許しください。)

幸い手術後1ヶ月以上経過し、痛み止め薬を止めていますが、今のところ痛みは90%以上治まっています。

『このまま歩けなくなり、もう日帰り温泉巡りが出来なくなるのはご免だ!』
『あと数年は湯巡り旅を続けたい!』
という願いが叶いそうな体に戻りつつある事からブログを再開し、読者の皆様に小生が感じた風景を伝えられればと思います。
今後ともご愛読のほど宜しくお願い致します。