2008年12月05日
インドの顛末
先日のインドテロはひどい事件でした。邦人の犠牲者もでたとのことで、本当にお悔やみ申し上げます。
先日の高校教師の体験談を以下のブログで取り上げてくれました。
http://blog.livedoor.jp/oieblog/archives/50213236.html
非常に良く書いていただいて光栄至極です。でも、本当は親相手にも話したい今日この頃です。
次回はインド脱出記と先日無事終了したポーター先生によるセミナーについて書きたいと思います。
先日の高校教師の体験談を以下のブログで取り上げてくれました。
http://blog.livedoor.jp/oieblog/archives/50213236.html
非常に良く書いていただいて光栄至極です。でも、本当は親相手にも話したい今日この頃です。
次回はインド脱出記と先日無事終了したポーター先生によるセミナーについて書きたいと思います。
2008年11月30日
何とか帰国しました
インドから帰国しました。
テロが発生した翌日朝にムンバイ入りの予定でしたが、全予定をキャンセルし、帰国便の手配をしました。以前、コロラドでも帰る便の確保のために奔走したなあ。。。
ネット経由での予約と、日本の朝一での手配など、考えうる手段を駆使して、滞在地から直接海外に出る方法を探し、幸いにも調査団全員分の帰国便予約が手配できました。
色々とお助けくださった方々、ありがとうございました。
テロが発生した翌日朝にムンバイ入りの予定でしたが、全予定をキャンセルし、帰国便の手配をしました。以前、コロラドでも帰る便の確保のために奔走したなあ。。。
ネット経由での予約と、日本の朝一での手配など、考えうる手段を駆使して、滞在地から直接海外に出る方法を探し、幸いにも調査団全員分の帰国便予約が手配できました。
色々とお助けくださった方々、ありがとうございました。
2008年11月27日
テロ発生
ムンバイで多発テロ発生。既に死者18人以上。高級ホテルや鉄道の駅を狙った犯行とのこと。
このタイミングにか。。。
このタイミングにか。。。
2008年11月24日
インドです
出張でインドにいます。
出発数日前から風邪気味で、マスクしたまま過ごしていますが、インドすごいです。
今はデリーに滞在していますが、まず、
牛はほとんどいません。
横断歩道はありません。
バックミラーを見るよりも、クラクションの方が効果的ということを学習しています。
と、こんな調査に来たのではなく、医療関係の調査。デリーで、インド国立医科学研究所や医学評議会を訪問。
今回の調査のアレンジを担当したのは、週三日しか勤務していない私だったのであるが、インドもインドでアポ取りが超大変。たらいまわしは日常茶飯事。昼休みは14時30分まで、そして時差は半端な3時間半。しかも、私を調整役にアサインするくらいインドを知らない上司なので、如何に交渉が大変かわかる由も無い。おかげで、色々と非難されてかなり仕事への意欲が減りました。ちょっとひどすぎるよな。。。
といっても、行ってみたかったインドなので、来てみれば嬉しいわけです。
ということで、詳細はまた。
出発数日前から風邪気味で、マスクしたまま過ごしていますが、インドすごいです。
今はデリーに滞在していますが、まず、
牛はほとんどいません。
横断歩道はありません。
バックミラーを見るよりも、クラクションの方が効果的ということを学習しています。
と、こんな調査に来たのではなく、医療関係の調査。デリーで、インド国立医科学研究所や医学評議会を訪問。
今回の調査のアレンジを担当したのは、週三日しか勤務していない私だったのであるが、インドもインドでアポ取りが超大変。たらいまわしは日常茶飯事。昼休みは14時30分まで、そして時差は半端な3時間半。しかも、私を調整役にアサインするくらいインドを知らない上司なので、如何に交渉が大変かわかる由も無い。おかげで、色々と非難されてかなり仕事への意欲が減りました。ちょっとひどすぎるよな。。。
といっても、行ってみたかったインドなので、来てみれば嬉しいわけです。
ということで、詳細はまた。
2008年11月15日
モデレーターと講師
前回ブログでも書いた、東大のエグゼクティブマネジメントプログラムのモデレーターを再び勤めてまいったYでございます。
プログラム自体が始まってから、モデレーターの役割にも様々な意見があったようで、運営側とモデレーター側の有志は、情報交換をしながらよりよい運営に智恵を絞ってはいる。とはいえ、モデレーターをやる回数が少なすぎるために訓練不足な気分は否めない。かといって、本業とは別に協力している立場のはずが、もっとこうしろ、ああしろといわれても対応しきれない、という感も否めない。
今回は、よりビジネススクールの経験に近いスタイルでディスカッションに臨んだのではあるが、本来はそれは歓迎されないやり方と言われていたので、果たしてどうだったのやら。。。でも受講生の方々が色々とお話しするようになっていたのが印象的だった。
そして、今日は今日で、これまた6月にも参加した、中高生向けのキャリアプログラムの講師を務める。世田谷にあるとある学校の中学校3年生を対象に、私なりの人生観やらこれまでの苦労話を語る。今回は、前回よりは慣れたせいもあって、かなりの盛り上がり!
というか、一人漫才のライブのようでした。
生い立ちや、留学中の体験談、人生の大まかな流れ、今必要なこと。こういったことを一つ一つ、実体験に基づいて話すと、中学生でも「この話はうそではない」とわかって、聞いてくれる。そこから、どんな反応を返してもらえるか、引き出せるかは講師次第なのであるが、いい勉強になる。前のブログを読み返しておくんだった、と公開しながら、でも忘れえぬボストンの思い出やら、医療とビジネスの狭間の話をし、さらに、今から自分の人生のギアを変えよう!と伝えて終了。
いいな、恵まれていて。自分が中高生のころはなかったな。当時の札幌には、S台予備校もなくて受験勉強にも苦労していたのに。だから、必要とされれば、どこにでもいって、話をしたい。私にも、今しか話せない話がある気もする。
にしても、疲れた。今週も、外回りやら、外部交渉やら、多すぎ。週6日もたない自分が情けないが、勘弁してください。
では。
プログラム自体が始まってから、モデレーターの役割にも様々な意見があったようで、運営側とモデレーター側の有志は、情報交換をしながらよりよい運営に智恵を絞ってはいる。とはいえ、モデレーターをやる回数が少なすぎるために訓練不足な気分は否めない。かといって、本業とは別に協力している立場のはずが、もっとこうしろ、ああしろといわれても対応しきれない、という感も否めない。
今回は、よりビジネススクールの経験に近いスタイルでディスカッションに臨んだのではあるが、本来はそれは歓迎されないやり方と言われていたので、果たしてどうだったのやら。。。でも受講生の方々が色々とお話しするようになっていたのが印象的だった。
そして、今日は今日で、これまた6月にも参加した、中高生向けのキャリアプログラムの講師を務める。世田谷にあるとある学校の中学校3年生を対象に、私なりの人生観やらこれまでの苦労話を語る。今回は、前回よりは慣れたせいもあって、かなりの盛り上がり!
というか、一人漫才のライブのようでした。
生い立ちや、留学中の体験談、人生の大まかな流れ、今必要なこと。こういったことを一つ一つ、実体験に基づいて話すと、中学生でも「この話はうそではない」とわかって、聞いてくれる。そこから、どんな反応を返してもらえるか、引き出せるかは講師次第なのであるが、いい勉強になる。前のブログを読み返しておくんだった、と公開しながら、でも忘れえぬボストンの思い出やら、医療とビジネスの狭間の話をし、さらに、今から自分の人生のギアを変えよう!と伝えて終了。
いいな、恵まれていて。自分が中高生のころはなかったな。当時の札幌には、S台予備校もなくて受験勉強にも苦労していたのに。だから、必要とされれば、どこにでもいって、話をしたい。私にも、今しか話せない話がある気もする。
にしても、疲れた。今週も、外回りやら、外部交渉やら、多すぎ。週6日もたない自分が情けないが、勘弁してください。
では。
2008年11月08日
健康研究の推進など
私が契約上一番時間を割いているお仕事が、日本の医療系研究開発環境の整備。ちょっと前までしていたのが、日本に健康関連研究の司令塔を作りましょう!という政策提言。こちらは、健康研究推進会議という形になりました。
http://www8.cao.go.jp/cstp/kenko.html
以前も書いたように、イギリスは政権交代のたびに政府機関を組み替えるくらいの勢いで、省庁再編をするが、日本ではなかなか進まない。医療の世界も、基礎研究は文科省、臨床研究・臨床現場は厚労省、医療産業・サービスは経産省、と縦割りなおかげで、似たような目的で異なる機関に予算配分を進めるというスタイルになっているのを、何とかしたい。
何とかなるのかはわからん。
それでもって、それと平行して進めていたのが、日本の医薬品や医療機器の規制当局改革。そのため提言を書いたのですが、こちらにアップされています。
http://crds.jst.go.jp/output/sp.html#1
安全で有効な医療用品を、如何に迅速に開発、検査、普及させるか、がテーマです。といっても、いつも言うように、医療はそもそも不確実なので、絶対安全で絶対有効なものは無いのです。なので、どこまでがアリで、どこからがナシなのか、ってのは大きな問題です。なので、仕組みを作ります、人材を確保します、とは書いていますが、結局は国民次第なんだよな、というのがこの仕事をした正直な感想。政治家選んでるのは我々だし、都合よく政府のせいにしちゃうのも我々だし。予算増やすためには税金払う必要があるし、仕組みを変えるにはそのための人を選ばなくちゃいけないので、ツケはちゃあんと我々に落ちてくるのですな。
因果応報、ってやつでしょうか。
昨日は、別の仕事で病医院経営ビデオの撮影。ウェブ配信型の教材です。これまたメンバーが良すぎるので、毎回楽しいです。自分に24時間しかないのが悲しいです。昨日の撮影は、その前に私が出版社とミーティングを長くしてしまったおかげで、一時間半も遅刻してしまいました(すみません)。でも、厳しい雰囲気もなく、気持ちよく撮影ができました。さすが!
それから、12月3日に、医療制度のあり方に関する200名規模のセミナーを運営します。また詳細載せますが、今から楽しみ!です。こういうイベントの企画、大変だし、大好きではないが、その意義を考えると動かざるをえない自分が。。。ただのお人よしか?
週末は、仕事もはかどるなあ。
http://www8.cao.go.jp/cstp/kenko.html
以前も書いたように、イギリスは政権交代のたびに政府機関を組み替えるくらいの勢いで、省庁再編をするが、日本ではなかなか進まない。医療の世界も、基礎研究は文科省、臨床研究・臨床現場は厚労省、医療産業・サービスは経産省、と縦割りなおかげで、似たような目的で異なる機関に予算配分を進めるというスタイルになっているのを、何とかしたい。
何とかなるのかはわからん。
それでもって、それと平行して進めていたのが、日本の医薬品や医療機器の規制当局改革。そのため提言を書いたのですが、こちらにアップされています。
http://crds.jst.go.jp/output/sp.html#1
安全で有効な医療用品を、如何に迅速に開発、検査、普及させるか、がテーマです。といっても、いつも言うように、医療はそもそも不確実なので、絶対安全で絶対有効なものは無いのです。なので、どこまでがアリで、どこからがナシなのか、ってのは大きな問題です。なので、仕組みを作ります、人材を確保します、とは書いていますが、結局は国民次第なんだよな、というのがこの仕事をした正直な感想。政治家選んでるのは我々だし、都合よく政府のせいにしちゃうのも我々だし。予算増やすためには税金払う必要があるし、仕組みを変えるにはそのための人を選ばなくちゃいけないので、ツケはちゃあんと我々に落ちてくるのですな。
因果応報、ってやつでしょうか。
昨日は、別の仕事で病医院経営ビデオの撮影。ウェブ配信型の教材です。これまたメンバーが良すぎるので、毎回楽しいです。自分に24時間しかないのが悲しいです。昨日の撮影は、その前に私が出版社とミーティングを長くしてしまったおかげで、一時間半も遅刻してしまいました(すみません)。でも、厳しい雰囲気もなく、気持ちよく撮影ができました。さすが!
それから、12月3日に、医療制度のあり方に関する200名規模のセミナーを運営します。また詳細載せますが、今から楽しみ!です。こういうイベントの企画、大変だし、大好きではないが、その意義を考えると動かざるをえない自分が。。。ただのお人よしか?
週末は、仕事もはかどるなあ。
2008年11月04日
名古屋にて
名古屋の名城大学薬学部で、キャリアの話をしてきました。
薬学部も結構な激動の時代。学部も4年制から6年制に移行し、新設薬学部も激増。一方で、医薬品の販売を登録業者にも認める規制緩和(?)や、製薬企業付き研究所の国内からの撤退のトレンドがある。
そんな環境におかれている彼らと就職戦線の話をする一日は、なんだかんだ言って緊張感もあるし、楽しい。学生は元気でいいね、やっぱり。
でもさすが名古屋、地元で育ち、地元で就職する割合の高いこと!地産地消じゃなくて、こういうの何ていうんだろうね。でも多くの学生が就職先を見つけているようで一安心。
そして今回の話のために、色々と情報を提供くださった友人たちにも感謝!です。
先月は、投稿した論文が二ヶ月粘った末にrejectされたり、仕事の良さそうな案件が駄目になったり、会議を飛ばしたりと、ストレスも多かったが、今月はちょっとはましになることを祈ろう。仕事は湧いてくるので、それをこなすだけでも精一杯。でも実績の残ることをやる、あるいは残るようにやることは忘れないようにしない、本当に忙殺で終わってしまうので、われながら注意!だ。
ちなみに今日は某国大使館で、薬事関連のセミナーに参加。意外なところで知り合いにつながっていて、またまたネットワークが広がるのであった。
それから、マメな方は気づいたでしょうが、臨床+αの代表が代替わりです。本人の熱意と希望で新代表が10月末から指揮しています。私はアドバイザーとして、草葉の陰から見守ります。現在進行形のプロジェクトとしては、ウェブページのリニューアル、ネットワーク作りのためのイベント、次回セミナー企画などがあって、これらも新メンバーに引き継ぎました。
かといって、暇になるわけでもないのだよ。。。。
薬学部も結構な激動の時代。学部も4年制から6年制に移行し、新設薬学部も激増。一方で、医薬品の販売を登録業者にも認める規制緩和(?)や、製薬企業付き研究所の国内からの撤退のトレンドがある。
そんな環境におかれている彼らと就職戦線の話をする一日は、なんだかんだ言って緊張感もあるし、楽しい。学生は元気でいいね、やっぱり。
でもさすが名古屋、地元で育ち、地元で就職する割合の高いこと!地産地消じゃなくて、こういうの何ていうんだろうね。でも多くの学生が就職先を見つけているようで一安心。
そして今回の話のために、色々と情報を提供くださった友人たちにも感謝!です。
先月は、投稿した論文が二ヶ月粘った末にrejectされたり、仕事の良さそうな案件が駄目になったり、会議を飛ばしたりと、ストレスも多かったが、今月はちょっとはましになることを祈ろう。仕事は湧いてくるので、それをこなすだけでも精一杯。でも実績の残ることをやる、あるいは残るようにやることは忘れないようにしない、本当に忙殺で終わってしまうので、われながら注意!だ。
ちなみに今日は某国大使館で、薬事関連のセミナーに参加。意外なところで知り合いにつながっていて、またまたネットワークが広がるのであった。
それから、マメな方は気づいたでしょうが、臨床+αの代表が代替わりです。本人の熱意と希望で新代表が10月末から指揮しています。私はアドバイザーとして、草葉の陰から見守ります。現在進行形のプロジェクトとしては、ウェブページのリニューアル、ネットワーク作りのためのイベント、次回セミナー企画などがあって、これらも新メンバーに引き継ぎました。
かといって、暇になるわけでもないのだよ。。。。
2008年10月31日
医療との溝かなあ
大学での講義は勉強になった。
とにかく追い詰められていて、経営学だの戦略だのではない、今効く処方箋を求めている雰囲気を感じた。
でも、そんなものはないのだ。残念ながら。
講義でも話したが、医療従事者は「問題点探し」を訓練されているせいで、悪いところに目が行きがちだ。体を診ている場合にはそれでもうまくいくことも多い(というか求められている)が、組織ではまずうまくいかない。問題探しによって、良いところを消している可能性には気づかないのではと思う。そして多くの組織の場合、この消された良い面が実にクリティカルだったりする。これは、短いながらも私なりの組織経験からの学びだ。
もう一点気づいたのは、医療従事者の経営・マネジメント軽視の傾向。
もし、病院経営・医療経営が、医療経営科のように専門科として存在していれば、すぐに「他科受診依頼」を書くであろう「症例」も、なぜか自分で何とかしようとする。
これはなぜだろう?
糖尿病治療の専門でもないのに、インスリンを導入しようとして失敗するような感じで、経営とかマネジメントを感冒の治療程度にみなしているのかなあ、と思わされる節もある。ま、もちろん、そう思っていたらわざわざ習おうとは思わないはずなので、受講されていた方が意識が高い方々なのは間違いない。
私も医療から外に一度出て気づいたのが、医療のある意味すごいのが、「とにかく医療に従事している」、という事実だけでかなりの部分、いい訳足りえるところだ。医療とは何か、医療で何を目指すのか、何が満たされるのか、あるいは満たされないのか、そういった議論を本気で考える機会がなかったとしても、自分は医療従事者です、で周りを黙らせうる環境というのは、場合によって、医療従事者を不幸にするだろう。
それから、医療崩壊、という言葉。
最近思ったのだが、医療従事者にとっての医療崩壊は、ますます厳しくなる労働環境の意味、医療の受益者にとっての医療崩壊は、医療へのアクセスの悪化、で全く違うものを見ているのだな。そして厳しい環境に耐えて働く真面目な医師と、アクセスの悪化に不便を強いられる患者が、崩壊にあえぎ、そして多くの場合これらの方々は我慢強く、声をあげずに耐えているのだ。こういった方々は救われるべきである。
とにかく追い詰められていて、経営学だの戦略だのではない、今効く処方箋を求めている雰囲気を感じた。
でも、そんなものはないのだ。残念ながら。
講義でも話したが、医療従事者は「問題点探し」を訓練されているせいで、悪いところに目が行きがちだ。体を診ている場合にはそれでもうまくいくことも多い(というか求められている)が、組織ではまずうまくいかない。問題探しによって、良いところを消している可能性には気づかないのではと思う。そして多くの組織の場合、この消された良い面が実にクリティカルだったりする。これは、短いながらも私なりの組織経験からの学びだ。
もう一点気づいたのは、医療従事者の経営・マネジメント軽視の傾向。
もし、病院経営・医療経営が、医療経営科のように専門科として存在していれば、すぐに「他科受診依頼」を書くであろう「症例」も、なぜか自分で何とかしようとする。
これはなぜだろう?
糖尿病治療の専門でもないのに、インスリンを導入しようとして失敗するような感じで、経営とかマネジメントを感冒の治療程度にみなしているのかなあ、と思わされる節もある。ま、もちろん、そう思っていたらわざわざ習おうとは思わないはずなので、受講されていた方が意識が高い方々なのは間違いない。
私も医療から外に一度出て気づいたのが、医療のある意味すごいのが、「とにかく医療に従事している」、という事実だけでかなりの部分、いい訳足りえるところだ。医療とは何か、医療で何を目指すのか、何が満たされるのか、あるいは満たされないのか、そういった議論を本気で考える機会がなかったとしても、自分は医療従事者です、で周りを黙らせうる環境というのは、場合によって、医療従事者を不幸にするだろう。
それから、医療崩壊、という言葉。
最近思ったのだが、医療従事者にとっての医療崩壊は、ますます厳しくなる労働環境の意味、医療の受益者にとっての医療崩壊は、医療へのアクセスの悪化、で全く違うものを見ているのだな。そして厳しい環境に耐えて働く真面目な医師と、アクセスの悪化に不便を強いられる患者が、崩壊にあえぎ、そして多くの場合これらの方々は我慢強く、声をあげずに耐えているのだ。こういった方々は救われるべきである。
2008年10月24日
ああ、道なき道。。。
さっきボストンと電話会議の予定があって電話したら、時差を一時間間違えていた。サマータイムは11月2日までだそうで、すっかり忘れていた。おかげで、会議はリスケ。悲しすぎる。。。
そして増えすぎた仕事は、今日ようやく頭の痛い問題が一つ減ったが、後味の悪い終わり方に。本来サポート役のはずの私が、前面で批判されるはめになってしまった。というか、そういう状況で主担当が黙っているの、ずるいよな。。。でも、やっぱり、自分の今後を考えたうえで、これはまずいと思ったら、まずいというしかないので、仕方のないことだろう。
と、反省がないのも良くないのか?
どうも最近色々と流れが悪くて、やられキャラ化している。出ると打たれる、引っ込むとつままれる、という悪いサイクル。
この件以外にも、仕事の割り振りを決めていて、自分の分を請け負ったにもかかわらず、後から上司に「どうして進んで引き受けない?」と尋ねられる始末。その仕事は、元々私が担当外の頃から手伝いながら進めていただけに、もちろん進んで引き受けたのだが、そうは認識されてなかったようだ。これこれを引き受けていますよ、と答えたものの、私のモチベーションは低下。やっていることが認識されていない、というのはつらいものだ。
おかげで最近のブログは愚痴だらけで、一人で荒らしているような気分だ。本当は、こういうときほど泰然自若としていたいものだが、まだまだ私も小市民なのだな。
さて、明日から週末だが、明日も講義をする機会を頂いたので大学に言ってくる。先週の成功体験を基に、いくらかでもお互いに学びのある時間にしようと思う。病院などの医療サービスを、如何に俯瞰しながら病院やサービスの設計をしていくか、そしてそのときに考えるべきポイントが何なのか、を話す予定。
そして増えすぎた仕事は、今日ようやく頭の痛い問題が一つ減ったが、後味の悪い終わり方に。本来サポート役のはずの私が、前面で批判されるはめになってしまった。というか、そういう状況で主担当が黙っているの、ずるいよな。。。でも、やっぱり、自分の今後を考えたうえで、これはまずいと思ったら、まずいというしかないので、仕方のないことだろう。
と、反省がないのも良くないのか?
どうも最近色々と流れが悪くて、やられキャラ化している。出ると打たれる、引っ込むとつままれる、という悪いサイクル。
この件以外にも、仕事の割り振りを決めていて、自分の分を請け負ったにもかかわらず、後から上司に「どうして進んで引き受けない?」と尋ねられる始末。その仕事は、元々私が担当外の頃から手伝いながら進めていただけに、もちろん進んで引き受けたのだが、そうは認識されてなかったようだ。これこれを引き受けていますよ、と答えたものの、私のモチベーションは低下。やっていることが認識されていない、というのはつらいものだ。
おかげで最近のブログは愚痴だらけで、一人で荒らしているような気分だ。本当は、こういうときほど泰然自若としていたいものだが、まだまだ私も小市民なのだな。
さて、明日から週末だが、明日も講義をする機会を頂いたので大学に言ってくる。先週の成功体験を基に、いくらかでもお互いに学びのある時間にしようと思う。病院などの医療サービスを、如何に俯瞰しながら病院やサービスの設計をしていくか、そしてそのときに考えるべきポイントが何なのか、を話す予定。
2008年10月22日
疲れが。。。
疲れがたまって、仕方が無い。9月以降、異様に疲れている。
これというのも仕事のストレスに違いないと思いたい。先日は、大事な会議を忘れていて、電話がかかってきて慌てて現地に向かうという大失態をしでかした。
くそー。
疲れの原因は仕事の多さにもあるのだが、明らかに仕事内容によって疲労度も変わる。救急で重症患者さんの治療に当たっているときは平気なのに、夕方に診断書の依頼が来ると急激に疲れる、というような感じだ。
で、今の疲れる仕事No.1は調査出張の手配。現地のアポとりやら、職場の決済取りやら、ひたすら調整。こういう仕事のために雇われているわけではないはずだが、その仕事を無茶振りしてくるのだから仕方が無いか。。。というか非常勤なんですが。。。しかも、事務方の仕事といったら!すごいぞ!!
例えば、書類に現地調査と書かずに、現地視察と書いたら、視察とは何だ、とクレーム(これはあまり意味わからない。役所用語?)。
例えば、現地のガイドを見つけてきたら、某大手旅行会社にも問い合わせろ、とクレーム(?)。
そして、何度もこのブログで書いている、必殺自腹出張。ホテル代が相変わらず足りない(これってありなのかしら?)。
いいのか?これで。こういうときのための事務方かと思っていたのに。。。感謝されない仕事をするときほど、ストレスのたまることはないのだ。
それ以外の疲労の元は、色々な人との会食かな?これは自業自得だし、嫌いじゃないし、何より会って貰えて文句を言える立場には無いわな。
さて、最近の驚きは、江戸城がその昔、海に面していた、という話。ひたすら埋め立てたのね、東京は。そろそろ新橋あたりは踏み固められただろうが、新たな埋め立て地には、たまに出向いて踏んであげなくては。
としょうもないことを書いていないで早く寝るべし、なのであった。
これというのも仕事のストレスに違いないと思いたい。先日は、大事な会議を忘れていて、電話がかかってきて慌てて現地に向かうという大失態をしでかした。
くそー。
疲れの原因は仕事の多さにもあるのだが、明らかに仕事内容によって疲労度も変わる。救急で重症患者さんの治療に当たっているときは平気なのに、夕方に診断書の依頼が来ると急激に疲れる、というような感じだ。
で、今の疲れる仕事No.1は調査出張の手配。現地のアポとりやら、職場の決済取りやら、ひたすら調整。こういう仕事のために雇われているわけではないはずだが、その仕事を無茶振りしてくるのだから仕方が無いか。。。というか非常勤なんですが。。。しかも、事務方の仕事といったら!すごいぞ!!
例えば、書類に現地調査と書かずに、現地視察と書いたら、視察とは何だ、とクレーム(これはあまり意味わからない。役所用語?)。
例えば、現地のガイドを見つけてきたら、某大手旅行会社にも問い合わせろ、とクレーム(?)。
そして、何度もこのブログで書いている、必殺自腹出張。ホテル代が相変わらず足りない(これってありなのかしら?)。
いいのか?これで。こういうときのための事務方かと思っていたのに。。。感謝されない仕事をするときほど、ストレスのたまることはないのだ。
それ以外の疲労の元は、色々な人との会食かな?これは自業自得だし、嫌いじゃないし、何より会って貰えて文句を言える立場には無いわな。
さて、最近の驚きは、江戸城がその昔、海に面していた、という話。ひたすら埋め立てたのね、東京は。そろそろ新橋あたりは踏み固められただろうが、新たな埋め立て地には、たまに出向いて踏んであげなくては。
としょうもないことを書いていないで早く寝るべし、なのであった。