2006年05月29日

スイートスポットとスポットライン

こんなツールを作ってみました。
何に使うかというと、フレームに引っ掛けて垂らすんです。

    

スイートスポットは、フェースのど真ん中にあるため、普通の人は知らず知らずのうちに、スイングするとき、フレームのいちばん太った位置を目安にしてしまいがちです。
ところが、打点が低いとき、ラケットフェースは斜めに傾きます。そのイメージのままアッパースイングをすると、かなり先端でヒットしてしまうことになります。
そればかりか、フェース上を横切るリボンの長さも短くなってしまうことに気づかされます。フレームショットの多い選手は、この病気かも知れませんよ。


  

このツールを垂らして、スイートスポットを通るフレームの入口を捜すと、かなり根本から入ることになります。

  

これぞ、「スイートスポット・ライン」です。

赤い矢印の位置が、かなり根本寄りであることが認識できます。

みなさんもこのツールで正しいスイートスポット・ラインはフレームのどの辺が入り口か、検証してみてはいかがでしょうか?
かなりのずれに驚かされます。

ラケットフェースは根本の方がよく飛ぶと感じている選手は、本能的にこのことを理解してしまっているのだと思います。

ちなみにスライスは、逆エッジの根本が入り口です。



ソーホーストリンガー

  

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2006年05月02日

弘法筆にこだわる?!

いやー、先日の「トリビアの泉」を見て、のどにつかえてたものがとれた気分です。
「弘法筆を選ばず」ということわざはガセだったんです。

私は昔からこのことわざが好きになれませんでした。
確かに、うまくいかないことを道具のせいにするのは良くないことですが、その戒めとしてこの例えはおかしいと思っていました。
書のプロたる者が、その一番大事な道具にこだわらないとは何事か!
実在の人物、弘法がほんとに筆にこだわらなかったのか?
と、常々思っておりました。

ところが、「トリビアの泉」によると、弘法は人一倍筆にこだわる人だったそうです。
これぞ書のプロです。

過去のテニスの名選手達も、ガットには相当こだわっておりました。
サンプラスは、いつも試合直前に張った張りたてのラケットを数本用意し、試合後は使用せずに済んだラケットのシープガットを惜しげもなく切り捨ててしまっていたとか..

ベッカーは、自分選任のストリンガーを引き連れてツアーをまわっていたとか..

レンドルがボールチェンジのタイミングに合わせて、ニューガットに持ち替えることを一般化したとか..

多くの選手が、環境の変化に応じてテンションを少しずらしたラケットを予備に用意しているとか..

プロは、その道具の差ですら勝敗に影響するほど、ハイレベルなステージで戦っているのです。


【Newことわざ】
  『弘法筆にこだわる』...〈意味〉その道のプロたる者、その道具にこだわるのは重要な義務である。


アマチュアプレーヤでもなるべく張りたてに近いガットにこだわって欲しいものです。
張りたてにこだわらずにガット銘柄にこだわる人は偽弘法です。



ソーホーストリンガー

  
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