2006年08月31日

赤ちゃん目線

赤ちゃん目線についてテレビCMで放送されているのをご存じですか?
「大人も四つん這いになり、目線を赤ちゃんの高さにして這いずり回ると思わぬ発見をする」という内容です。
ところがこれが、テニスにそのまま当てはまります。

◇ストロークのミスが多いとき、ボールの南極が見える高さまで視線を下げて打球してみてください。とたんにミスが減ります。
お辞儀をするのではなく、スタンスを広く取り、後ろ膝を地面につける要領です。普段より最後の一歩を遠くから入ると良いです。
不自然なくらい極端に下げてみてください。反復するうち自然に正しい高さに落ち着いていきます。
逆に腰高な状態から、正しい高さに落ち着くことはまずありません。

da118277.jpg
◇サービスライン近辺で四つん這いになって、ローボレーを打球する高さに顔を置いて、打球方向(ネット上30cm)を見上げてみてください。
「こんな方向に打球してるんだー」と感じ、ボールの芯を打球するイメージがつかめます。
上から下へラケット面をつっこんでいる人が多いんです。
ボレーの基本は下から上です。ボレーの基本ができている人は、ドライブ回転のボールが打てます。
上から下へ打つのは浮き球だけです。

◇リターンの直前も、いったん腰より下まで目線を下げてから、スプリットしてみてください。とたんに成績アップします。



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Posted by yyr_co_jp at 00:16

2006年08月29日

チャレンジルール

いよいよUSオープンですね。
話題のチャレンジルールは初放映といった感じで、とてもおもしろいですね。
何でも正確に測量することが大好きな私にとって、胸のすく思いです。

ルールの要旨は以下だそうです。

◎どの選手にも1セットにつき、2回のチャレンジが与えられる。
◎判定が覆った場合、チャレンジを要求した選手は、また2回のコールが可能となる。
◎判定が覆らなかった場合、要求した選手のチャレンジの権利が1つ減る。
◎タイブレークでは、それぞれの選手に1度だけチャレンジの権利が与えられる。
◎チャレンジの権利は、次のセットには繰り越されない。

# Each player will receive two challenges per set to review line calls.
# If the player is correct with a challenge, then the player retains the same number of challenges.
# If the player is incorrect with a challenge, then one of his/her challenges is lost.
# During a tie-break game in any set, each player will receive one additional challenge.
# Challenges may not be carried over from one set to another.



ソーホーストリンガー

  
Posted by yyr_co_jp at 01:28

2006年08月25日

ナチュラル・ガットへ回帰現象

780038ac.jpg最近、ナチュラル・ガットを張る人が増えてきました...というより戻ってきました。
プロツアープレーヤーのほとんどが、ポリエステルストリングに移行し、プロにあこがれるアマチュアプレーヤーは当然便乗していたわけです。
このアマチュアプレーヤーのナチュラル・ガット回帰現象をどう見るべきでしょう?

私の見解は、ガットに何を求めるべきかを、かしこいアマチュアプレーヤーは気がつきだしたのではないでしょうか。

プロがガットを選ぶ目的は、とにかく勝つことです。1ポイントでも多く取れるならそのガットに乗り換えることでしょう。(そのわけはこちらを参照)

その一方アマチュアプレーヤーがガットを選ぶ目的は、気持ちよくテニスができることです。1打1打そのものが気持ちよいのですから、こんなに良いガットは他にありません。
勝利性能的には優れたポリエステルも、打感の良さはナチュラル・ガットの足元にも及びません。
プロほどの強打をしないアマチュアプレーヤーにとっては、勝利性能的にもナチュラル・ガットの方が上といって良いでしょう。

ナチュラルガットの気持ちよさを知らない選手には、是非お試しいただきたいです。
ナチュラルガットは太いほど、その気持ちよさがアップしますので、太めのガットを選びましょう。

とはいえ、ナチュラルガットは高価です。仕事でがんばった自分へのご褒美にしてはいかがでしょう?(笑)



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Posted by yyr_co_jp at 02:47

2006年08月23日

ツイン・ツイストサーブ

dae2c4e4.jpg前記事において強いひねりの作り方を書きましたが、アマチュアプレーヤーがトレーニングもせずに、うかつに真似すると腰を痛めます。
そこで、もっと簡単に比較的強いひねりを出すサーブを紹介します。名付けて、
「ツイン・ツイストサーブ」
です。平たく言うとひねりを2挙動に分けるわけです。

前記事で述べたとおり、上体だけで強いひねりを生むことは難しいわけですが、ほんの一瞬だけでしたらそれが可能です。
つまり、第一挙動として軽いひねりを作っておき、第二挙動として一瞬だけひねり増して、即打球するのです。
第二挙動の開始から打球までをひねりの擬音
  「ニャ」
の時間内に収めます。

私のオリジナルで、前記事の運動連鎖ほどのパワーは出ませんが、体力の消耗が少なく、バランスを崩しづらいというメリットがあります。

ミドルエッジを過ぎたら、
「ツイン・ツイストサーブ」
をお試しください。
若者は楽をせず、下半身からの運動連鎖を習得してください。

プロネーションの使用もお忘れなく..



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Posted by yyr_co_jp at 01:16

2006年08月21日

強いひねりほど時間が短い

モダンテニスにおいて、ボールにパワーを与えるのは、体の回転力ではなく、上体のひねり戻しによって生み出すというのが常識になっています。

ところが、アマチュアプレーヤーの場合、ひねりは使っているものの「強いひねり」使っている人はごく少数しかいません。

まず、体のひねりの力はどうやって生まれるか考えてみましょう。
よく例えられるのが、プラスチックの定規です。定規を縦にして、上側を肩、下側を腰と想定して、下を指で固定して、上を回転させた時、指に掛かる元に戻ろうとする力がひねりの力です。
これを体で行うと、腰を固定して、肩を回転させるわけですが、元に戻ろうとする力を発生させるには上体に相当な努力がいるはずです。
上体を使用して作れるひねりの力は弱いのです。アマチュアプレーヤーの場合、この弱いひねりを肩から先に戻すことによって打球している人がほとんどです。

9c0a8035.jpgじゃー、プロはもっと強烈に上体をひねっているのでしょうか?
とんでもありません。いつも一番楽な方法を開発して使用しているのが、プロのすごいところです。

どうやっているか定規を使用して考えましょう。
軽くひねった状態から、上の指を離してパワーを出すのがアマチュアだとすると、プロは、軽くひねった状態から、逆に上の指を固定し、下の指をよりひねりの強まる方向に回し、パワーの蓄積がマックスになったときに、上の指を離すのです。
実際には、軽く肩をひねったポーズをとり、腰から先に正面向きに戻して、ひねりの力が上がってきてから肩を回すわけです。
これが世に言う「運動連鎖」です。

言葉で説明すると時間が長く感じてしまいますが、そのプロセスはほんの一瞬です。ひねりの擬音が
「フンニャ」
だとすると、連鎖に適した時間は、
  「ニャ」
の内に収めなくてはなりません。
上記の弱いひねり部に「フン..」、強いひねり部に「..ニャ」を当てはめて打球する良いと思います。

強いひねりほど時間が短いのです。



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Posted by yyr_co_jp at 13:11